蓮ノ空のアイドルクラブのマネージャーの話   作:桜紅月音

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数時間前のANIMAXライブ現地まで行って来たんですけど、最高でしたー!

虹もそうですけど、北宇治カルテットとTUREさんがやっぱり良かったですね。繚乱!ビクトリーロードのコールやってみたかったんですよ。
良かったです!


7.スクコネ

次の日、月に一回ある部長会議を終え、部室に帰ってくると梢1人だった。

 

「未来お疲れ様」

 

「梢もお疲れ様」

 

「部長会議どうだった?」

 

「いつもと変わらずだよ。演劇部の部長がうるさかったぐらいで」

 

「あはは…確かに演劇部の部長さん…元気が良いものね。今から紅茶を入れようと思ってるのだけど何がいいかしら?」

 

「後、部員が増えたから部費も増やしてくれるって」

 

「ありがたいわね」

 

梢とそんな平穏な会話をしていると、外から騒がしい走ってくる音が聞こえてきた

 

「梢先輩!スクールアイドルのアプリってなんですか!?」

 

「!?」

 

「きゃっ、ど、どうしたの?そんな勢いで」

 

本当に勢いよく入ってくるものだから、びっくりしちゃった。

 

「さやかちゃんにちょっと聞いたんですけど、なんだが楽しそうだったので、初めてみたいなーって思って」

 

「そう、でも、日野下さんはまだライブをも初めたばかりで、新しい事を覚えるのは大変じゃないかしら?」

 

「えっ、辞めた方がいいですか…?」

 

「そんな事はないよ、僕はやっても良いと思うよ」

 

「そうね、自分のライブを見直せば、なにか新しい発見があるかもしれないわねぇ」

 

「そうだね、って事で花帆ちゃんのスマホ貸してくれない?アプリについて説明してあげる」

 

「ありがとうございます」

 

「それじゃ、私はお茶入れるわね」

 

「ありがと。じゃ、とりあえず…」

 

僕は、花帆ちゃんからスマホを借りて、アプリを入れる。

そして、ダウンロードが終わったのを確認して

 

「そのアプリはね、スクールアイドルコネクト、みんなはスクコネって呼んでる。主にスクールアイドルが配信したりするために使うアプリだね、アカウント作って、使い方に関しては…」

 

「私がやってもいいかしら?」

 

梢…心配でしかないんだけど…まぁ…やらせるだけやらせてみるか…だめだったら僕か綴理がやればいいし

 

「それじゃあ…梢がする?」

 

「ええ、ここは先輩である私の出番ね」

 

梢は花帆ちゃんからスマホを貸してもらい、アプリを操作し始めるのだが…

 

「…えっと…」

 

「梢先輩…?」

 

「ちょっと待っていてね、操作が複雑で…」

 

「えっ、梢先輩が手こずるような物なんですか!?」

 

案の定だめだった、機械操作苦手なのに無理するから…

 

「綴理…」

 

「分かった、こず貸して」

 

綴理は梢からスマホを取り、ぱっぱと操作を始める。

 

「梢ね…機械操作が苦手なんだよ…」

 

「後輩に間違った事を教えないようにしてるだけよ、私に苦手な事なんてないわ、そう!得意になる途中なの」

 

「かほ、登録したよ」

 

「綴理先輩の方が機械苦手そうなのに」

 

「それは失礼じゃないですか花帆さん」

 

「確かにすみません」

 

「ううん、いいよ、出来る事はできるんだボク。出来ない事はぜんぜんまったく出来ないんだけどね」

 

「ありがとうね綴理」

 

「登録出来たから、後は花帆ちゃんがやりたいようにすればオッケー。配信以外にも近隣でのライブ、イベントチェックだったり出来るから頑張ってね」

 

僕が手でオッケーをしながらそう言う。

 

「配信は、まだ私もやった事ないんですよね。なんだが大変そうで…」

 

「それなら、動画取ってみる?2人とも」

 

さやかちゃんは配信をやった事がないと言ったので、僕がそう言うと梢も乗ってくれた。

 

「いいわね。慣れるのも大事だからね」

 

「うん」

 

「ええええ!?」

 

「大丈夫よ。そんな難しい事ではものじゃないわ。だったら日野下さん、試しに動画を撮ってみましょう」

 

『ええ!?』

 

「それじゃ、いくわね」

 

「あたし何をすれば」

 

「簡単な自己紹介でいいから」

 

「3.2.1.スタート」

 

梢はそう言って、撮影ボタンを押した。

 

「あのっ、初めまして、蓮ノ空学院、日野下花帆です!まだスクールアイドルを始めたばっかりの新一年生ですけど、みんなを笑顔でいーっぱいにしてみせちゃうから、応援よろしくお願いします!」

 

花帆ちゃんは手をピースにして

 

「みんなで一緒に花咲こうねっ!」

 

「おー」

 

「か、花帆さん、凄いです!とっても可愛かったです!」

 

「えへへ、ほんと!?嬉しいなぁ!」

 

「こんな感じで大丈夫ですか?先輩」

 

流石、花帆ちゃん、初めてやったのに普通に出来てしまうとは…

 

「驚いたわ、ライブの時もそうだったけど、あなたは本当に物怖じしないのね」

 

「えへへ、そうなんです!あたし楽しいと思ったことはなんでもできちゃうんです。それ以外はなんにも出来ないんですけど」

 

「そう、モチベーションの管理が一番大事なのね…」

 

「先輩?」

 

「いえ、こちらの話。日野下さんは配信が向いてそうだわ」

 

「えーへへ、そうかもしれません!あたし、向いてるいるかも」

 

「スクコネの事で質問があったら、なんでもボクかみくに聞いてね」

 

ここでも除かれる梢…

 

「大丈夫よ、ちゃんと答えられるから。私だって先輩からしっかりと教わったもの」

 

「確かに、みっちりとメモを取っていたね。でも。いつもみくに頼ってるの知ってるよ」

 

「あはは…」

 

「あたし、もしかして学校だけじゃなくて、全世界で、笑顔を咲かせる事ができちゃうって事!?」

 

いずれはそうなって貰いたい所ではあるけれど

 

「とりあえずは学校からだね」

 

「そうでした!あたし頑張ります!」

 

花帆ちゃんはそう言って練習に行ったのだろう…部室を飛び出していった。

 

「まるで稲光みたいな子だね」

 

「稲光か…綴理らしい表現だねぇ~」

 

「そうね、眩しくて、でも時々目がチカチカしちゃうわ」

 

梢はそう言って、すぐさま話題を変えた。

 

「ってそうじゃなくて…2人に少し話があるのだれけど、いいかしら?」

 

「僕はいいよ」

 

「いいけど…あんまり怒らないであげて欲しい」

 

「この場合の梢は怒る事はないと思うよ綴理」

 

「ええ、怒るだなんてそんな、少し私が迷ってるだけ。相談したい事があるの」

 

「そっかよかった、ボク、こずに怒られるの苦手だから」

 

「貴方の話ではなくて、日野下さんの話だけれどね」

 

 

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