虹もそうですけど、北宇治カルテットとTUREさんがやっぱり良かったですね。繚乱!ビクトリーロードのコールやってみたかったんですよ。
良かったです!
次の日、月に一回ある部長会議を終え、部室に帰ってくると梢1人だった。
「未来お疲れ様」
「梢もお疲れ様」
「部長会議どうだった?」
「いつもと変わらずだよ。演劇部の部長がうるさかったぐらいで」
「あはは…確かに演劇部の部長さん…元気が良いものね。今から紅茶を入れようと思ってるのだけど何がいいかしら?」
「後、部員が増えたから部費も増やしてくれるって」
「ありがたいわね」
梢とそんな平穏な会話をしていると、外から騒がしい走ってくる音が聞こえてきた
「梢先輩!スクールアイドルのアプリってなんですか!?」
「!?」
「きゃっ、ど、どうしたの?そんな勢いで」
本当に勢いよく入ってくるものだから、びっくりしちゃった。
「さやかちゃんにちょっと聞いたんですけど、なんだが楽しそうだったので、初めてみたいなーって思って」
「そう、でも、日野下さんはまだライブをも初めたばかりで、新しい事を覚えるのは大変じゃないかしら?」
「えっ、辞めた方がいいですか…?」
「そんな事はないよ、僕はやっても良いと思うよ」
「そうね、自分のライブを見直せば、なにか新しい発見があるかもしれないわねぇ」
「そうだね、って事で花帆ちゃんのスマホ貸してくれない?アプリについて説明してあげる」
「ありがとうございます」
「それじゃ、私はお茶入れるわね」
「ありがと。じゃ、とりあえず…」
僕は、花帆ちゃんからスマホを借りて、アプリを入れる。
そして、ダウンロードが終わったのを確認して
「そのアプリはね、スクールアイドルコネクト、みんなはスクコネって呼んでる。主にスクールアイドルが配信したりするために使うアプリだね、アカウント作って、使い方に関しては…」
「私がやってもいいかしら?」
梢…心配でしかないんだけど…まぁ…やらせるだけやらせてみるか…だめだったら僕か綴理がやればいいし
「それじゃあ…梢がする?」
「ええ、ここは先輩である私の出番ね」
梢は花帆ちゃんからスマホを貸してもらい、アプリを操作し始めるのだが…
「…えっと…」
「梢先輩…?」
「ちょっと待っていてね、操作が複雑で…」
「えっ、梢先輩が手こずるような物なんですか!?」
案の定だめだった、機械操作苦手なのに無理するから…
「綴理…」
「分かった、こず貸して」
綴理は梢からスマホを取り、ぱっぱと操作を始める。
「梢ね…機械操作が苦手なんだよ…」
「後輩に間違った事を教えないようにしてるだけよ、私に苦手な事なんてないわ、そう!得意になる途中なの」
「かほ、登録したよ」
「綴理先輩の方が機械苦手そうなのに」
「それは失礼じゃないですか花帆さん」
「確かにすみません」
「ううん、いいよ、出来る事はできるんだボク。出来ない事はぜんぜんまったく出来ないんだけどね」
「ありがとうね綴理」
「登録出来たから、後は花帆ちゃんがやりたいようにすればオッケー。配信以外にも近隣でのライブ、イベントチェックだったり出来るから頑張ってね」
僕が手でオッケーをしながらそう言う。
「配信は、まだ私もやった事ないんですよね。なんだが大変そうで…」
「それなら、動画取ってみる?2人とも」
さやかちゃんは配信をやった事がないと言ったので、僕がそう言うと梢も乗ってくれた。
「いいわね。慣れるのも大事だからね」
「うん」
「ええええ!?」
「大丈夫よ。そんな難しい事ではものじゃないわ。だったら日野下さん、試しに動画を撮ってみましょう」
『ええ!?』
「それじゃ、いくわね」
「あたし何をすれば」
「簡単な自己紹介でいいから」
「3.2.1.スタート」
梢はそう言って、撮影ボタンを押した。
「あのっ、初めまして、蓮ノ空学院、日野下花帆です!まだスクールアイドルを始めたばっかりの新一年生ですけど、みんなを笑顔でいーっぱいにしてみせちゃうから、応援よろしくお願いします!」
花帆ちゃんは手をピースにして
「みんなで一緒に花咲こうねっ!」
「おー」
「か、花帆さん、凄いです!とっても可愛かったです!」
「えへへ、ほんと!?嬉しいなぁ!」
「こんな感じで大丈夫ですか?先輩」
流石、花帆ちゃん、初めてやったのに普通に出来てしまうとは…
「驚いたわ、ライブの時もそうだったけど、あなたは本当に物怖じしないのね」
「えへへ、そうなんです!あたし楽しいと思ったことはなんでもできちゃうんです。それ以外はなんにも出来ないんですけど」
「そう、モチベーションの管理が一番大事なのね…」
「先輩?」
「いえ、こちらの話。日野下さんは配信が向いてそうだわ」
「えーへへ、そうかもしれません!あたし、向いてるいるかも」
「スクコネの事で質問があったら、なんでもボクかみくに聞いてね」
ここでも除かれる梢…
「大丈夫よ、ちゃんと答えられるから。私だって先輩からしっかりと教わったもの」
「確かに、みっちりとメモを取っていたね。でも。いつもみくに頼ってるの知ってるよ」
「あはは…」
「あたし、もしかして学校だけじゃなくて、全世界で、笑顔を咲かせる事ができちゃうって事!?」
いずれはそうなって貰いたい所ではあるけれど
「とりあえずは学校からだね」
「そうでした!あたし頑張ります!」
花帆ちゃんはそう言って練習に行ったのだろう…部室を飛び出していった。
「まるで稲光みたいな子だね」
「稲光か…綴理らしい表現だねぇ~」
「そうね、眩しくて、でも時々目がチカチカしちゃうわ」
梢はそう言って、すぐさま話題を変えた。
「ってそうじゃなくて…2人に少し話があるのだれけど、いいかしら?」
「僕はいいよ」
「いいけど…あんまり怒らないであげて欲しい」
「この場合の梢は怒る事はないと思うよ綴理」
「ええ、怒るだなんてそんな、少し私が迷ってるだけ。相談したい事があるの」
「そっかよかった、ボク、こずに怒られるの苦手だから」
「貴方の話ではなくて、日野下さんの話だけれどね」