「ほう、鹿児島へ行くのか。」
と、南は言った。
「ええ、明日の寝台特急に乗って九州へ行くんですよ。」
「それで、九州はどの当たりなんだ。」
「少なくとも、鹿児島あたりだ。」
「そうか。」
そして、翌日。
「先輩、気を付けてください。」
「ありがとう、南。」
ピィーッ!
と、警笛を鳴らして水木先輩が乗った寝台特急「はやぶさ」は夕方の東京駅を発車した。
ところが、先輩の1人旅が事件が起きるとは予想もしなかった。
そして、翌日。
「何、先輩が警察に。」
と、高山は言った。
「何、それは本当か。」
「一体、何をやらかしたんだい。」
「殺人だそうです。」
「場所は何処なんですか?。」
と、南は高杉に言った。
「鹿児島県の霧島の方だ。」
「霧島!」
そして、次の日。
南と高山と桜井は、梶山と菅原と一緒に鹿児島県の霧島へ向かった。
「先輩。」
「ああ、南。」
「大変でしたね。」
「ああ、俺は殺していないんだ、頼む。」
「わかっていますよ、先輩。」
「頼むよ、南。」
事件が起きたのは、丁度3日の事だった。現場は霧島神宮で女子大生の死体が発見された。被害者は名古屋に住む宮川春香さん21歳と判明、死因は絞殺である。
「という事は、つまり先輩は東京から博多へは寝台特急「はやぶさ」に乗って、博多から特急に乗って行ったのは間違いないですね。」
「ああ、その通りだよ、南。」
「なるほど。」
「でも、どうやって調べます。」
「とにかく、博多へ行ってその特急「つばめ7号」に乗ってみようか。」
「ええ。」
10時05分、南と高山は博多駅から特急「つばめ」に乗って西鹿児島へ向かった。西鹿児島に到着するのは14時13分である。
「えっ、このあたりで50代位の男性が乗っていた。」
「ええ、その男がどうかしたんですか?。」
「実は、霧島で殺人事件が発生しましてね。今、アリバイ捜査をしているんです。」
「ああ、その男が怪しいのか。」
と、高山が言った。
祖朝をした結果、特急「つばめ7号」の車内で50代位の男を見か向けたことが分かった。
「先輩、先輩が言っていた男はこの男かな?。」
と、南は写真を見せた。
「そうだよ、この男だよ。」
「ほう、なるほどこの男か。」
南と高山の調べで、水木は東京から博多へは寝台特急「はやぶさ」に乗り、博多から西鹿児島へは特急「つばめ7号」と特急「きりしま10号」に乗って霧島神宮へ行っていたことが判明された。特急「きりしま10号」は14時50分に西鹿児島を発車し、霧島神宮に到着するのは15時34分で下車していた事が判明した。
早速、桜井はその男に会った。
「ん、な、何をするんだ君たちは。」
「鉄道公安隊です、ちょっといいですか。」
「何、俺が女子大生を殺したって言うのか。」
と、男は言った。
「俺がやったっていう証拠はあるのか?。」
「証拠ならあるわよ。」
「桜井、何かわかったか。」
「あなたは、別府から博多へ向かってそこから特急「つばめ」に乗って、殺害された女子大生と会って霧島で殺害し、水木に罪を擦り付けた。」
「くっ、ははは、俺が殺したんだよ、彼女は元妻の娘だったんだよ。」
「やはり、事件の犯人はあなただったんだな。」
「そうだよ。」
桜井は、男に手錠をかけた。
彼の名前は、石橋 裕二。殺害された彼女は宮川春香の元父親だったことが判明された。
「ありがとう、南。」
「いいえ、当然のこと下までですよ。」
「これで、事件は解決ですね。」
「ええ。」
と、高山は言った。
壮絶な、事件ですよ。次回もお楽しみに