オリキャラの遊戯王伝記~Ritual War~   作:しがなくない

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2026/04/08 23:10
デュエル中のミスが発覚したため、修正いたしました
2026/04/09 18:39
誤字修正いたしました
2026/04/09 22:11
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第1章 ユナside
転入


…ナ。

 

…ユナ。

 

(…んん?)

 

…起きろユナ

 

〜〜〜

 

「…ふあぁぁぁ…あれ、クレア?」

 

『やっと起きたかユナ。もうそろそろだぞ』

 

「もうそろそろって…ああ、もう?」

 

『外を見てみろ。城壁が見えてくるはずだ』

 

ユナは体を起こし、窓から外を見た

 

「…わあぁ…!」

 

ユナの目の前には、黄土色の城壁に囲まれた都市…『王都』が目の前に広がっていた

 

「おっきぃね…!」

 

『そうだな。あそこまで大きい都市は、我も初めて見た』

 

「クレアも初めて見るの?」

 

『数百年前にはあんな都市は無かったぞ。それより、そろそろ降りる準備をしとけ』

 

「あ、うん」

 

ユナは窓から離れ、座っていた席に戻った

 

『まったく・・・』

 

村から馬車に揺られて数日、村長の計らいで、ユナは王都にある学園に通うことになった

 

〜〜〜

 

「ユナ様、学園に到着いたしました」

 

「あ、はい!」

 

ユナが御者の声に応えると、馬車のドアが開いた

ユナはドアから荷物を持って外に出た

 

~~~

 

「・・・うわぁ・・・!ここが・・・!」

 

『ふむ…!もはやここまで大きいとは…!』

 

ユナとドラクレアは、学園の大きさに感嘆していた

 

「お待ちしておりました、ユナさん」

 

学園の入口から、白いローブを着た老人が歩いてきた

 

「・・・えーっと・・・?」

 

「ああ、初めまして…わしはこの学園の学長をしています、ガクチョと申します」

 

「が、ガクチョさん?」

 

「はい、貴方のおじいさまとは古くからの友人で、若いころはよくいろいろと無茶したものです」

 

「そ、そうなんですか…」

 

(想像がつかない…)

 

「それでは、早速ですが、この学園を案内いたしますので、ついてきてください」

 

「あ、はい!」

 

ユナとガクチョは歩き出した

 

~~~

 

数時間後、お昼を挟んでユナとガクチョはアリーナに訪れた

 

「…長い間お疲れさまでした。ここが最後の案内場所の、アリーナです」

 

「ここが…やけに広いですね」

 

「ええ、様々なことをしますから…」

 

学長がそういうと、アリーナの電気が一斉についた

 

「っ!…こ、これは?」

 

アリーナの電気がつくと、観客席には多くの大人が立っていて、中心のデュエルステージには、男子生徒が立っていた

 

「さて、ユナさん。お疲れのところ早速で申し訳ないが、君にはあの生徒とデュエルをしてもらう」

 

「…あの人と、ですか?」

 

「ああ」

 

「それは別にいいですけど…何でですか?」

 

「簡単に言うと、君の所属するクラスを決めるための試験みたいなものだ。もちろん優秀なデュエルの結果が優秀なものであれば、高いレベルのクラスに配属される」

 

「なるほど…わかりました。じゃあ、準備してもいいですか?」

 

「ああ。準備ができたら言ってくれ」

 

「はい」

 

ユナは少し離れた

 

「…クレア、どうする?」

 

『ふむ…さすがに我の力は使わないほうがいいだろうな。それに…』

 

ドラクレアがステージにいる男子の方を向いた

 

『…あ奴がどれくらいの強さかは知らんが、お前に勝てるとは思わん』

 

「あはは…まぁユウキさんの訓練を受けてたかね…」

 

『まぁ、腕試しと思って気軽に挑んでみるといい』

 

「・・・うん、わかった!」

 

ユナは自分のデッキを装着して、ステージに戻った

 

「…お待たせしました。いつでも行けます!」

 

「よろしい。ではガクチョの名のもとに、転入生ユナのクラス分けテストを行う。対戦相手は、君が転入する学年の一番上のクラスにいる成績トップの男子生徒、『クロウリー』。さぁ、構えて!」

 

ユナと男子生徒『クロウリー』が構えた

 

「「デュエル!」」

 

ユナ LP4000

クロウリー LP4000

 

「僕のターン!僕は手札から『サファイアドラゴン』を召喚!」

 

サファイアドラゴン ATK1900

クロウリー 手札5→4枚

 

「そして装備魔法『愚鈍(ぐどん)(おの)』を『サファイアドラゴン』に装備!」

 

サファイアドラゴン ATK1900→2900

クロウリー 手札4→3枚

 

『おお…!先攻1ターン目で攻撃力2900…!』

 

『これは転入生のあの娘が気の毒ですね…』

 

「よし!僕はこれでターンエンド!超えられるものなら超えてみな!」

 

「・・・」

 

(・・・え、これで終わり?)

 

「・・・ユナさん、どうしたのですか?」

 

「あ、ごめんなさい…私のターン」

 

ユナ 手札5→6枚

 

「…まずは手札から魔法カード『予想(よそう)GUY(ガイ)』を発動!フィールドにモンスターが存在しない場合、デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する!デッキから『幻殻竜(げんかくりゅう)』を特殊召喚!」

 

幻殻竜(げんかくりゅう) ATK2000

ユナ 手札6→5枚

 

『デッキから特殊召喚…!?なんですかあのカード!?』

 

『さぁ…だが、デュエルディスクが反応したってことは、少なくとも不正に作られたカードではないということでは?』

 

「そして手札から『クロクロークロウ』を特殊召喚!このモンスターは、私のフィールドに闇属性モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる!」

 

クロクロークロウ ATK900

ユナ 手札5→4枚

 

『こ、今度は手札から特殊召喚…!?』

 

『しかも、闇属性がいれば出てくるだと…!?なんだその緩い条件は!?』

 

(…外野がうるさいなぁ)

 

「私は『幻殻竜(げんかくりゅう)』と『クロクロークロウ』の2体をリリースして、手札から『ラビードラゴン』をアドバンス召喚!」

 

ラビードラゴン ATK2950

ユナ 手札4→3枚

 

「こ、高レベルモンスターを、1ターンで!?ふ、普通は数ターンかけて出すものじゃないの!?」

 

(…あれ、このくらいで驚くんだ。ユウキさんはこれに対して『落とし穴』とかやってくるんだけど…)

 

「手札から永続魔法『強者(きょうしゃ)苦痛(くつう)』を発動!相手フィールドのモンスターは、自身の持つレベル1つにつき、攻撃力を100ポイントダウンする!」

 

「こ、攻撃力ダウン!?」

 

サファイアドラゴン ATK2900→2500

 

「バトル!『ラビードラゴン』で、『サファイアドラゴン』に攻撃!『ラビーブレス』!」

 

ラビードラゴンの口から放たれたブレスが、サファイアドラゴンを焼き尽くした

 

「うわああああぁぁぁ!!!」

 

クロウリー LP4000→3550

 

『そ、そんな…!?攻撃力2900のモンスターを、あっさりと…!?』

 

『あの娘、ただの田舎者ではなかったのか!?』

 

(まずは450だね…)

 

「バトルフェイズを終了して、カードを2枚伏せてターンエンド」

 

ユナ 手札3→1枚

 

「そ、そんな…僕の、最強の『サファイアドラゴン』が…」

 

「どうしたんですか?あなたのターンですよ」

 

「ぼ、ぼくの…ターン…」

 

クロウリー 手札3→4枚

 

「…!こ、これなら…!僕は手札から魔法カード『(おも)()のブランコ』を発動!僕の墓地の通常モンスター1体を特殊召喚する!現れよ!『サファイアドラゴン』!」

 

サファイアドラゴン ATK1900

クロウリー 手札4→3枚

 

(よし!これで『一騎加勢(いっきかせい)』を使えば、とりあえず次のターンは…)

 

「相手が『サファイアドラゴン』を特殊召喚した時、罠カード『奈落(ならく)()とし(あな)』を発動!」

 

「えっ!?」

 

「相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・特殊召喚・反転召喚した時、そのモンスター1体を破壊して除外する!『(おも)()のブランコ』で特殊召喚した『サファイアドラゴン』を破壊!」

 

サファイアドラゴンが爆発した

 

「あ、ああ…」

 

(さて、何かしてくるかな…?これで『奈落(ならく)()とし(あな)』を使っちゃったから、『二重召喚』で召喚権を増やされてさらに展開…とかされたら厄介だけど…)

 

「ぼ、僕は…カードを2枚伏せて、ターンエンド…」

 

クロウリー 手札3→1枚

 

(まだだ、『一騎加勢(いっきかせい)』と一緒に伏せたこのカードがあれば、次のターンは…!)

 

「相手エンドフェイズ。伏せていた速攻魔法『サイクロン』を発動!相手の魔法・罠ゾーンのカード1枚を対象にとって、そのカードを破壊する!私から見て右にセットされたカードを破壊する!」

 

クロウリ―が伏せたカードのうち1枚に竜巻が発生して、カードが破壊された

 

「あ、ああ…」

 

(さ、最後の希望が・・・)

 

(破壊したのは『炸裂装甲(リアクティブアーマー)』か、危ないカードだった…そのまま攻撃してたらやられてたね)

 

「…あの、ターンエンド宣言をお願いします」

 

「・・・たーん、えんど・・・」

 

「私のターン」

 

ユナ 手札1→2枚

 

「私は手札から『アックス・レイダー』を召喚」

 

アックス・レイダー ATK1700

ユナ 手札2→1枚

 

(もう1枚の伏せが怖いけど…今の私の手札じゃ、あのカードを破壊することはできない。少し怖いけど…)

 

「バトル!『アックス・レイダー』でダイレクトアタック!」

 

アックス・レイダーが、クロウリーに近づいて自身の持っている斧をふりおろした

 

「うわああああーーーー!!!」

 

クロウリー LP3550→1850

 

「これで終わり!『ラビードラゴン』でダイレクトアタック!『ラビーブレス』!」

 

ラビードラゴンが口元にエネルギーを溜め、クロウリーに照射した

 

クロウリー KO1850→-1100

 

~~~

 

ユナがとどめをさすと、観客席にいた教師たちがざわつき始めた

 

『なんだと…!?Aクラス主席のクロウリー君が、負けた…!?』

 

『信じられない…!?あの娘、何者なの!?』

 

「そ、そんな・・・ぼくが、負けるなんて・・・」

 

(・・・んー・・・?)

 

周囲の反応に、ユナは首を傾げた

 

(…信じられない…あいつめ、やってくれたな…?あとでたっぷりと言いたいことを書いた手紙を100通は送ってやる…)

 

「…その、ガクチョさん?」

 

「…ん!あ、ああ…どうかしましたか、ユナさん」

 

「その…こんなことをいうのはあれですけど。本当に、主席?さんですか?実は最底辺の生徒を、間違ってよびよせたとか・・・」

 

「・・・」

 

「・・・あれ?」

 

「・・・はぁ~・・・」

 

ユナの言葉に、ガクチョは大きくため息を吐いた

 

「・・・とりあえず、だ。デュエルお疲れ様。素晴らしい腕前だった」

 

「あ…は、はあ」

 

「君の腕前なら、間違いなく1年生のトップクラスだろう。よって、ガクチョの名において、ユナをAクラスに…」

 

「ちょーっと待つでザンス学園長!」

 

ガクチョの言葉を遮って、1人の教師が声を張り上げた

 

「…なんだね、イヤンミー先生。君のクラスに転入させようとしているんだが…」

 

「そうそれ!それでザンス!どこぞの田舎から出てきたポッと出の村娘、私のクラスに相応しくないでザンス!そんな田舎者、せいぜいDクラスがお似合いザンス!」

 

「・・・ふむ・・・だが、ユナさんのデュエルの腕だったら、Aクラス以外だと逆に浮いてしまう。Aクラスに入れられないのなら、どうするというんだね?」

 

「簡単ではありませんか…特別クラスに入れるんですよ。あそこであれば、そこの田舎娘でもうまくなじめるでしょう!」

 

「・・・ふむ。ユナさんはどうだね?」

 

「私は別にどこでもいいですけど…」

 

「なら決まりザンス!学長!」

 

「・・・うむ、ユナさんの腕前ならAクラスが妥当だと思ったのだが…仕方ない。ではガクチョの名のもとに、ユナさんは特別クラスに配属とする!」

 

ガクチョの宣言に、周囲の教師は拍手を送った

 

「・・・ユナさんは、最後にこれから生活する寮に案内するから、私についてきてくれ」

 

「はい。わかりました」

 

ユナはガクチョの後に続いて、アリーナを後にした




はい、というわけで投稿です
ユナvsクロウリーのクラス分けテストでした
まぁ、現代遊戯王に師事されたらこうなりますよね…物足りないと思うのも仕方ない
それでは

特別クラスに転入することになったユナ、だがそのクラスには、一癖も二癖もある生徒たちが…?
次回、『特別クラス』
「へぇ…?お前、強そうじゃん!」

感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
凍河の氷様

オリカのパワーをどれくらいまで上げたほうがいい?※環境tireは作者の主観です。もっと強いもっと弱い等ありましたらごめんなさい

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