オリキャラの遊戯王伝記~Ritual War~ 作:しがなくない
デュエル中のミスが発覚したため、修正いたしました
2026/04/09 18:39
誤字修正いたしました
2026/04/09 22:11
LP管理を修正いたしました
転入
…ナ。
…ユナ。
(…んん?)
…起きろユナ
〜〜〜
「…ふあぁぁぁ…あれ、クレア?」
『やっと起きたかユナ。もうそろそろだぞ』
「もうそろそろって…ああ、もう?」
『外を見てみろ。城壁が見えてくるはずだ』
ユナは体を起こし、窓から外を見た
「…わあぁ…!」
ユナの目の前には、黄土色の城壁に囲まれた都市…『王都』が目の前に広がっていた
「おっきぃね…!」
『そうだな。あそこまで大きい都市は、我も初めて見た』
「クレアも初めて見るの?」
『数百年前にはあんな都市は無かったぞ。それより、そろそろ降りる準備をしとけ』
「あ、うん」
ユナは窓から離れ、座っていた席に戻った
『まったく・・・』
村から馬車に揺られて数日、村長の計らいで、ユナは王都にある学園に通うことになった
〜〜〜
「ユナ様、学園に到着いたしました」
「あ、はい!」
ユナが御者の声に応えると、馬車のドアが開いた
ユナはドアから荷物を持って外に出た
~~~
「・・・うわぁ・・・!ここが・・・!」
『ふむ…!もはやここまで大きいとは…!』
ユナとドラクレアは、学園の大きさに感嘆していた
「お待ちしておりました、ユナさん」
学園の入口から、白いローブを着た老人が歩いてきた
「・・・えーっと・・・?」
「ああ、初めまして…わしはこの学園の学長をしています、ガクチョと申します」
「が、ガクチョさん?」
「はい、貴方のおじいさまとは古くからの友人で、若いころはよくいろいろと無茶したものです」
「そ、そうなんですか…」
(想像がつかない…)
「それでは、早速ですが、この学園を案内いたしますので、ついてきてください」
「あ、はい!」
ユナとガクチョは歩き出した
~~~
数時間後、お昼を挟んでユナとガクチョはアリーナに訪れた
「…長い間お疲れさまでした。ここが最後の案内場所の、アリーナです」
「ここが…やけに広いですね」
「ええ、様々なことをしますから…」
学長がそういうと、アリーナの電気が一斉についた
「っ!…こ、これは?」
アリーナの電気がつくと、観客席には多くの大人が立っていて、中心のデュエルステージには、男子生徒が立っていた
「さて、ユナさん。お疲れのところ早速で申し訳ないが、君にはあの生徒とデュエルをしてもらう」
「…あの人と、ですか?」
「ああ」
「それは別にいいですけど…何でですか?」
「簡単に言うと、君の所属するクラスを決めるための試験みたいなものだ。もちろん優秀なデュエルの結果が優秀なものであれば、高いレベルのクラスに配属される」
「なるほど…わかりました。じゃあ、準備してもいいですか?」
「ああ。準備ができたら言ってくれ」
「はい」
ユナは少し離れた
「…クレア、どうする?」
『ふむ…さすがに我の力は使わないほうがいいだろうな。それに…』
ドラクレアがステージにいる男子の方を向いた
『…あ奴がどれくらいの強さかは知らんが、お前に勝てるとは思わん』
「あはは…まぁユウキさんの訓練を受けてたかね…」
『まぁ、腕試しと思って気軽に挑んでみるといい』
「・・・うん、わかった!」
ユナは自分のデッキを装着して、ステージに戻った
「…お待たせしました。いつでも行けます!」
「よろしい。ではガクチョの名のもとに、転入生ユナのクラス分けテストを行う。対戦相手は、君が転入する学年の一番上のクラスにいる成績トップの男子生徒、『クロウリー』。さぁ、構えて!」
ユナと男子生徒『クロウリー』が構えた
「「デュエル!」」
ユナ LP4000
クロウリー LP4000
「僕のターン!僕は手札から『サファイアドラゴン』を召喚!」
サファイアドラゴン ATK1900
クロウリー 手札5→4枚
「そして装備魔法『
サファイアドラゴン ATK1900→2900
クロウリー 手札4→3枚
『おお…!先攻1ターン目で攻撃力2900…!』
『これは転入生のあの娘が気の毒ですね…』
「よし!僕はこれでターンエンド!超えられるものなら超えてみな!」
「・・・」
(・・・え、これで終わり?)
「・・・ユナさん、どうしたのですか?」
「あ、ごめんなさい…私のターン」
ユナ 手札5→6枚
「…まずは手札から魔法カード『
ユナ 手札6→5枚
『デッキから特殊召喚…!?なんですかあのカード!?』
『さぁ…だが、デュエルディスクが反応したってことは、少なくとも不正に作られたカードではないということでは?』
「そして手札から『クロクロークロウ』を特殊召喚!このモンスターは、私のフィールドに闇属性モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる!」
クロクロークロウ ATK900
ユナ 手札5→4枚
『こ、今度は手札から特殊召喚…!?』
『しかも、闇属性がいれば出てくるだと…!?なんだその緩い条件は!?』
(…外野がうるさいなぁ)
「私は『
ラビードラゴン ATK2950
ユナ 手札4→3枚
「こ、高レベルモンスターを、1ターンで!?ふ、普通は数ターンかけて出すものじゃないの!?」
(…あれ、このくらいで驚くんだ。ユウキさんはこれに対して『落とし穴』とかやってくるんだけど…)
「手札から永続魔法『
「こ、攻撃力ダウン!?」
サファイアドラゴン ATK2900→2500
「バトル!『ラビードラゴン』で、『サファイアドラゴン』に攻撃!『ラビーブレス』!」
ラビードラゴンの口から放たれたブレスが、サファイアドラゴンを焼き尽くした
「うわああああぁぁぁ!!!」
クロウリー LP4000→3550
『そ、そんな…!?攻撃力2900のモンスターを、あっさりと…!?』
『あの娘、ただの田舎者ではなかったのか!?』
(まずは450だね…)
「バトルフェイズを終了して、カードを2枚伏せてターンエンド」
ユナ 手札3→1枚
「そ、そんな…僕の、最強の『サファイアドラゴン』が…」
「どうしたんですか?あなたのターンですよ」
「ぼ、ぼくの…ターン…」
クロウリー 手札3→4枚
「…!こ、これなら…!僕は手札から魔法カード『
サファイアドラゴン ATK1900
クロウリー 手札4→3枚
(よし!これで『
「相手が『サファイアドラゴン』を特殊召喚した時、罠カード『
「えっ!?」
「相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・特殊召喚・反転召喚した時、そのモンスター1体を破壊して除外する!『
サファイアドラゴンが爆発した
「あ、ああ…」
(さて、何かしてくるかな…?これで『
「ぼ、僕は…カードを2枚伏せて、ターンエンド…」
クロウリー 手札3→1枚
(まだだ、『
「相手エンドフェイズ。伏せていた速攻魔法『サイクロン』を発動!相手の魔法・罠ゾーンのカード1枚を対象にとって、そのカードを破壊する!私から見て右にセットされたカードを破壊する!」
クロウリ―が伏せたカードのうち1枚に竜巻が発生して、カードが破壊された
「あ、ああ…」
(さ、最後の希望が・・・)
(破壊したのは『
「…あの、ターンエンド宣言をお願いします」
「・・・たーん、えんど・・・」
「私のターン」
ユナ 手札1→2枚
「私は手札から『アックス・レイダー』を召喚」
アックス・レイダー ATK1700
ユナ 手札2→1枚
(もう1枚の伏せが怖いけど…今の私の手札じゃ、あのカードを破壊することはできない。少し怖いけど…)
「バトル!『アックス・レイダー』でダイレクトアタック!」
アックス・レイダーが、クロウリーに近づいて自身の持っている斧をふりおろした
「うわああああーーーー!!!」
クロウリー LP3550→1850
「これで終わり!『ラビードラゴン』でダイレクトアタック!『ラビーブレス』!」
ラビードラゴンが口元にエネルギーを溜め、クロウリーに照射した
クロウリー KO1850→-1100
~~~
ユナがとどめをさすと、観客席にいた教師たちがざわつき始めた
『なんだと…!?Aクラス主席のクロウリー君が、負けた…!?』
『信じられない…!?あの娘、何者なの!?』
「そ、そんな・・・ぼくが、負けるなんて・・・」
(・・・んー・・・?)
周囲の反応に、ユナは首を傾げた
(…信じられない…あいつめ、やってくれたな…?あとでたっぷりと言いたいことを書いた手紙を100通は送ってやる…)
「…その、ガクチョさん?」
「…ん!あ、ああ…どうかしましたか、ユナさん」
「その…こんなことをいうのはあれですけど。本当に、主席?さんですか?実は最底辺の生徒を、間違ってよびよせたとか・・・」
「・・・」
「・・・あれ?」
「・・・はぁ~・・・」
ユナの言葉に、ガクチョは大きくため息を吐いた
「・・・とりあえず、だ。デュエルお疲れ様。素晴らしい腕前だった」
「あ…は、はあ」
「君の腕前なら、間違いなく1年生のトップクラスだろう。よって、ガクチョの名において、ユナをAクラスに…」
「ちょーっと待つでザンス学園長!」
ガクチョの言葉を遮って、1人の教師が声を張り上げた
「…なんだね、イヤンミー先生。君のクラスに転入させようとしているんだが…」
「そうそれ!それでザンス!どこぞの田舎から出てきたポッと出の村娘、私のクラスに相応しくないでザンス!そんな田舎者、せいぜいDクラスがお似合いザンス!」
「・・・ふむ・・・だが、ユナさんのデュエルの腕だったら、Aクラス以外だと逆に浮いてしまう。Aクラスに入れられないのなら、どうするというんだね?」
「簡単ではありませんか…特別クラスに入れるんですよ。あそこであれば、そこの田舎娘でもうまくなじめるでしょう!」
「・・・ふむ。ユナさんはどうだね?」
「私は別にどこでもいいですけど…」
「なら決まりザンス!学長!」
「・・・うむ、ユナさんの腕前ならAクラスが妥当だと思ったのだが…仕方ない。ではガクチョの名のもとに、ユナさんは特別クラスに配属とする!」
ガクチョの宣言に、周囲の教師は拍手を送った
「・・・ユナさんは、最後にこれから生活する寮に案内するから、私についてきてくれ」
「はい。わかりました」
ユナはガクチョの後に続いて、アリーナを後にした
はい、というわけで投稿です
ユナvsクロウリーのクラス分けテストでした
まぁ、現代遊戯王に師事されたらこうなりますよね…物足りないと思うのも仕方ない
それでは
特別クラスに転入することになったユナ、だがそのクラスには、一癖も二癖もある生徒たちが…?
次回、『特別クラス』
「へぇ…?お前、強そうじゃん!」
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
凍河の氷様