オリキャラの遊戯王伝記~Ritual War~   作:しがなくない

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理由

「なぁユナ~、デュエルしようぜ~」

 

「うるさいなぁ…」

 

あの日以降、ことあるたびにユナはレッカにデュエルを挑まれていた

 

「またあのデッキと戦わせてくれよ~」

 

「普通のデッキで満足してよ…相手してるんだから、それでいいでしょ?」

 

「いやだ!あのデッキと戦わせるまで私はあきらめない!」

 

「諦めてくれない?」

 

2人のやり取りを、他の3人は横眼で見ていた

 

「レッカちゃんも飽きないね」

 

「そうだね。まぁ、レッカの授業中寝なくなったってだけで先生は飛び上がるくらいうれしいだろうけど」

 

先生は授業中に何度もレッカを見て寝てないか確かめていたが、レッカが授業中最後まで寝なかったことに先生は目から涙がぽろぽろ流したことを思い出していた

 

「まさかあそこまで驚くとはね…」

 

「…うん、驚いてた…」

 

「レッカちゃんもぎょっとしてたね」

 

「『私何かしたかぁ!?』って言ってたからね」

 

「聞こえてんぞお前らぁ!」

 

ユナに絡んでいたレッカが、3人の少女に食ってかかった

 

「はぁ…」

 

『お疲れだな、ユナ』

 

(クレア…はぁ)

 

『毎日あれに絡まれてると、それは疲れるだろう』

 

(そうだね…授業終わっても寮の部屋に戻るまでデュエルを催促されるし…)

 

『…しかし、あのレッカという少女。あれほどのポテンシャルがあるのに勿体無い…何故このクラスになったんだ?』

 

(さぁ…?確かにあの戦い方、普通の人なら対応は難しいから、Aクラスとかにいてもおかしくないと思うけど…)

 

『お前みたいに何か変な事情があるのかもな』

 

(私みたいって…私は別に変なことしてないよ?)

 

『お前は変なことをしてないかもだが…Aクラスの担任、イヤンミーと言ったか?あいつに変に目をつけられてこのクラスになったからな…あの4人のうち何人があの担任にここに飛ばされたからわからんぞ』

 

(…まぁ、そうだね…?)

 

「…ねぇ、聞いてる?」

 

「んひぃっ!?あ、ご、ごめん!何かな!?」

 

ユナが声のかけられた方を見ると、茶髪のメガネっ娘が立っていた

 

「ああ、ごめん。自己紹介がまだだったと思って…僕は『ダイチ』」

 

「だ、ダイチさんね…私はユナ。よろしく」

 

「うん、よろしく」

 

ユナとダイチは握手をした

 

「チーちゃんが挨拶するなら私も、私は『カザハ』。こっちがシーちゃん」

 

「…」

 

「し、しーちゃん?」

 

「シズクだよ。ほら、挨拶して」

 

「…よろしく」

 

「あ、うん。よろしく…」

 

「おいおい!お前ら邪魔すんなよ!今は俺がユナにデュエルを頼んでんだ!話したいことがあるなら私の後な!」

 

「別に君がユナとデュエルするかどうかはどうでもいいんだよレッカ」

 

「んだとぉダイチ!」

 

わーわー!ギャーギャー!

 

「あははは…そ、そういえば、みんなはどうしてこのクラスに?というより、このクラスだけ人数が少ないのはなんでなの?」

 

ユナの言葉に、4人はそれぞれ目を逸らした

 

「…ユナちゃんは、このクラスについて何も知らないの?」

 

「え、うん。Aクラスに配属のはずだったんだけど、イヤンミー?っていう人が、特別クラスがいいんじゃないかって…」

 

「ああ、あのクソ教師か…」

 

「レッカ、言い過ぎ」

 

「けどよぉ…事実だろ?」

 

「否定はしないけど…」

 

「…その、イヤンミーって人、それなりに有名なの?」

 

「…まぁ、そうだね。Aクラス担任教師『イヤンミー・ネチネッチ』、彼は差別主義者だ」

 

「差別主義者…?」

 

「ああ。貴族や上司には媚び諂って、部下や村から出てきたにはとことん差別する。なんでも今のAクラスには、実力者どころか全員家族で埋まっているらしい」

 

「ええ…?何それ、酷いね…」

 

「ああ。その口ぶりから察するに、恐らくユナは村出身だから、自分のクラスの格が下がると思ってこの特別クラスに飛ばしたんだろうね」

 

「そ、そうなんだ…」

 

『全く、そこに関しては昔と変わらんな。貴族社会の悪いところだ』

 

(そうなの?)

 

『ああ。自分たちの立場を気にして、それより下をを排斥する。よくあることよ』

 

(ふーん…)

 

「でも、どうしてユナはこのクラスに?こんなことを言うのはアレだけど…転入1日目でこのクラスに来るのは、ちょっと予想外っていうか」

 

「私?私は…」

 

ユナは特別クラスに転入になった経緯を話した

 

「ぶはっ、はははははははは!!!ユナお前、最高かよ!?」

 

レッカはユナの経緯を聞いて爆笑した

 

「へぇ、そんな経緯が…」

 

ダイチは興味深そうにその話を聞いていた

 

「…おー…」

 

シズクは少し目を見開きながら驚いた

 

「ユーちゃんってすごいんだね、まさかAクラス主席とデュエルした後に相手のことを煽るなんて」

 

カザハはいつもと変わらない様子だった

 

「あ、煽るっていうか…てっきり、ここのレベルはもう少し高いのかなって」

 

「今のあいつのクラスに、それはどの実力者がいるわけないだろ!いやー痛快痛快!あいつの唖然とした顔が目に浮かぶぜ!」

 

「…レッカって、あの先生と何かあったの?」

 

「…あー、そうだな。なんて言えばいいか…」

 

「レッカは元々Aクラスだったんだよ」

 

「おいダイチ!」

 

「そうなの?」

 

「ああ。僕の知る限りだと、暴力沙汰になってこのクラスに…」

 

「今すぐその口を閉じろダイチ」

 

レッカはダイチを睨んだ

 

「・・・ごめん、言いすぎた」

 

「・・・ったく・・・」

 

「・・・そ、その・・・レッカ?」

 

「悪いユナ。今日は…気分じゃ無くなった。帰るわ」

 

レッカは自分のカバンを持ち、教室を出た

 

「…ごめん、ユナ。雰囲気台無しにしちゃったね」

 

「いや、大丈夫だよ。それで…その、レッカのことだけど…」

 

「ああ、彼女は暴力事件を起こしてこのクラスやってきた。けど…」

 

〜〜〜

 

レッカは一人学園裏を歩いていた

 

(チッ…ダイチのやつ、いらん事を言いやがって…お陰で嫌なこと思い出したじゃねぇか…)

 

レッカは足を止めた

 

(…私は悪くねぇ、悪いのは…)

 

「あら、そこにいるのは落ちこぼれのレッカじゃありませんの!」

 

レッカが振り向くと、3人の女子がいた

 

「…テメェ」

 

「あらやだ、そんな怖い顔しないでくださいまし。ねぇみなさん?」

 

「ええ、そうよ」

 

「そんな顔向けないでよね」

 

「…なんの様だよ」

 

「いやいや、特に大したことはありませんわ。ちょーっと憂さ晴らしに付き合ってもらいたくて…」

 

「憂さ晴らし?笑わせてくれるじゃねぇか。お前たちの自作自演のくせによく言ったもんだぜ」

 

「自作自演?何言ってるかわかりませんわね…わかります?みなさん」

 

「いやいや全く?」

 

「落ちこぼれてバカになったんじゃありませんこと?」

 

「…イライラさせてくれるじゃねぇか…!」

 

「あら怖い、また暴力を振るうのかしら?そうしたら今度は本当に退学になってしまうのではなくて?」

 

「うるせぇ!」

 

「きゃー!怖いですわ!みなさん!あの落ちこぼれを倒しますわよ!」

 

「「わかったわ!」」

 

「「「「デュエ…」」」」

 

「ま、待ったー!」

 

4人が一触即発のこの状況、彼女らの中心に、ユナが入ってきた

 

「ゆ、ユナ!?どうしてここに!?」

 

「こ、この辺りを散策してたら、たまたまさっきの会話が聞こえてきて…3対1は、さすがに見過ごせないから」

 

「あら、そこの落ちこぼれの知り合いですの?」

 

「落ちこぼれ…?あの、あなたは?」

 

「あら、私の名前も知らないなんて遅れてるのね。私は『インシー・ツジョシ』。あのAクラスに所属してる、将来を約束されたエリートですわ!」

 

「え、Aクラス…?」

 

「ええ、そうですわ。わかったらさっさとそこを…」

 

「Aクラスって、あの大したことない集団でしょ?」

 

「はぁ?何言ってるんですの?エリートのAクラスの人があなたの様な…」

 

「私Aクラスのクロウリーっていう主席の人とやって完封勝利したけどそこのクラスの人がどうしたの?」

 

「んなっ…!?そ、そんなわけないでしょう?クロウリー君が負けるなんて…他人の空似ではなくて?」

 

「いやぁ、ガクチョさんが言ってたから間違いじゃないと思うんだけどなぁ…」

 

「学長先生の名前まで騙るなんて…やはり特別クラス、嘘をつくのがだいぶお上手な様ね?」

 

「多分本人だと思うんだけどなぁ…まぁいいか。とりあえず、私はレッカに加勢を…」

 

「手を出すな」

 

「え?」

 

レッカはユナを軽く横に突き飛ばした

 

「…これは私の問題だからな。私がケリをつけなきゃならないんだ」

 

「いやでも」

 

「いいから!…大人しく帰れ」

 

「…やだ!」

 

ユナはレッカの隣に並んだ

 

「な…!っ、邪魔だから帰れ!」

 

「邪魔にならない」

 

「迷惑なんだよ!」

 

「迷惑でもいい」

 

「お前も!…私みたいに、やられるかもしれないんだぞ…」

 

「なら尚更心配ないね」

 

「…はぁ?」

 

ユナはデュエルディスクにデッキを装着した

 

「…話は、纏まりましたの?」

 

「うん、3対2ね」

 

「お、おい!」

 

「いいですわよ!さぁ、始めましょう!」

 

インシーとその取り巻きは構えた

 

「…あーもう!」

 

レッカも慌てて構えた

 

「「「「「デュエル!」」」」」

 

ユナ LP4000

レッカ LP4000

インシー LP4000

取り巻きA LP4000

取り巻きB LP4000

 

「まずはあなたから行きなさい?」

 

「分かりました、インシー様!私のターン!私は手札から『守護人(ガードマン)ブレイク』を召喚!」

 

守護人(ガードマン)ブレイク ATK1400

取り巻きA 手札5→4枚

 

「私はカードを1枚伏せて、ターンエンドです!」

 

取り巻きA 手札4→3枚

 

「次はあなたが行きなさいな」

 

「分かりました!インシー様!私のターン!」

 

取り巻きB 手札5→6枚

 

「私は手札から、『守護人(ガードマン) ファイター』を召喚ですわ!」

 

守護人(ガードマン)ファイター ATK1400

取り巻きB 手札5¥6→5枚

 

「私も、カードを1枚伏せてターンエンドですわ!」

 

取り巻きB 手札5→4枚

 

「それでは行きますわよ?私のターン!」

 

インシー 手札5→6枚

 

「私は手札から『女主人(レディマスター) アナンタ』を召喚ですわ!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK1600

インシー 手札6→5枚

 

「そして手札から装備魔法『ガーディアンの(ちから)』を装備ですわ!」

 

インシー 手札5→4枚

 

「チッ、引き込んでやがった…」

 

「何かあるの?」

 

「私の苦手なカードだよ…」

 

「そちらの田舎者に、分かりやすく教えてあげますわ!ブレイクとファイターで、私と彼女たちのフィールドのモンスターは全て、完全破壊耐性を得ているのですわ!そして『ガーディアンの(ちから)』の効果で、アナンタは戦闘を行うたびに、装備魔法にカウンターが1つのり、カウンター1つにつきアナンタの攻守が500ポイントアップ!そして破壊しようにも、『ガーディアンの(ちから)』のカウンターを1つ取り除くことで破壊を免れますの!さぁ、今ならこちらに寝返ることを…」

 

「あ、それだけか。安心したよ」

 

「許可し・・・なんですって?」

 

「お、おいユナ・・・?」

 

「私のターン!」

 

ユナ 手札5→6枚

 

「お、これは…よし、まずは手札から『ツインツイスター』を、手札を1枚捨てて発動!相手の魔法・罠カードを2枚まで対象にとって破壊する!私が破壊するのは、伏せてある2枚の伏せカード!」

 

突如竜巻が発生し、2枚の伏せカードは破壊された

 

ユナ 手札6→4枚

 

「きゃあっ!私の『激流葬(げきりゅうそう)が!」

 

「私の『サンダー・ブレイク』まで…!?」

 

「お、おい・・・いいのかよ、せっかくの手札を捨てちまって…」

 

「ちょうどいいカードが来たからね。墓地に送られた『双竜(そうりゅう)語部(かたりべ)』の効果!簿のカードが墓地に送られた場合、デッキから『双竜(そうりゅう)』モンスター1体を墓地に送る!私が墓地に送るのは、『双竜(そうりゅう)踊子(おどりこ)』!そして墓地に送られた踊子の効果で、手札から『双竜(そうりゅう)』モンスター1体を特殊召喚できる!私が特殊召喚するのは、『双竜(そうりゅう)神官(しんかん)』!」

 

双竜(そうりゅう)神官(しんかん) ATK2500

ユナ 手札4→3枚

 

「神官の効果!墓地からレベル4以下の『双竜(そうりゅう)』モンスター1体を特殊召喚する!墓地から踊子を特殊召喚!」

 

双竜(そうりゅう)踊子(おどりこ) ATK800

 

「ふん、いきなり2体のモンスターを出したようだけど、『ガーディアンの(ちから)』を装備したアナンタの前では無力!」

 

「それはどうかな?」

 

「…何ですって?」

 

『ふふん、我だって、ただ寝ていたわけではないぞ』

 

(あ、クレアいたんだ)

 

『我の扱い雑だな…まぁいい。その様子だと引き込んでいるのだろう?』

 

(もちろん)

 

『よろしい、なら思う存分やってやれ』

 

(りょうかい…!)

 

「お、おい・・・ユナ。私に味方してくれただけでも、十分だ…あとは私が」

 

「レッカ、見ててね」

 

「…?」

 

「・・・行くよ!私は手札から儀式魔法『双竜降臨儀式(そうりゅうこうりんぎしき)』を発動!」

 

「「「ぎ、儀式魔法ですって!?」」」

 

「・・・お、おまえ。巫女だったのか!?」

 

「私はフィールドのレベル6の神官とレベル2の踊子の2体をリリースして、儀式召喚!」

 

「竜の姫の力をその身に宿し、並居る敵を薙ぎ倒せ!儀式召喚!『双竜(そうりゅう)のイクサガミ』!」

 

双竜(そうりゅう)のイクサガミ ATK2800

ユナ 手札3→2→1枚

 

ユナのフィールドに、般若の表情をした両手に刀を持っている武人が現れた

 

「ど、どうして巫女が特別クラスにィ!?」

 

「儀式素材になった踊子の効果!墓地から『双竜(そうりゅう)』カード3枚をデッキに戻して、1枚ドローする!私は墓地の踊子、神官、火守の3枚をデッキに戻して1枚ドロー!」

 

ユナ 手札1→2枚

 

「そしてイクサガミの効果!私のメインフェイズに一度、このモンスターが儀式召喚に使用した素材の数1つにつき、相手フィールドのカード1枚の効果を無効にする!私はファイターとブレイクの効果を無効にする!」

 

イクサガミが剣を振るうと剣から衝撃波が飛び、ファイターとブレイクが深手を負い膝をついた

 

「わ、私のモンスターが…!?」

 

「私のモンスターまで!?」

 

「バトル!イクサガミは1度のバトルフェイズ中、2回攻撃できる!ファイターとブレイクを破壊!」

 

膝をついているファイターとブレイクを、イクサガミが一閃して切り伏せた

 

取り巻きA LP4000→2500

取り巻きB LP4000→2500

 

「「きゃああああああ!!!!!」」

 

「バトルフェイズを終了して、カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

ユナ 手札2→1枚

 

「ユナ・・・お前」

 

「さぁ、道は切り開いたよ」

 

「え?」

 

「後はレッカ…あなたが決めて。ケリをつけるんでしょ?」

 

「・・・ああ!私のターン!」

 

レッカ 手札5→6枚

 

「無駄よ!『ガーディアンの(ちから)』がある限り、アナンタを倒すことはできない!」

 

「やってみないとわからないだろ!私は手札から『烈火(れっか)先鋒(せんぽう) ヴォル・ウルフ』を召喚!」

 

烈火(れっか)先鋒(せんぽう) ヴォル・ウルフ ATK1700

レッカ 手札6→5枚

 

「ヴォル・ウルフの効果!このモンスターが召喚・特殊召喚に成功したっ場合、デッキから仲間を呼んでくる!デッキから『烈火(れっか)瞬爪(しゅんそう) バーン・チーター』を手札に!」

 

レッカ 手札5→6枚

 

「私は手札から『烈火(れっか)重装(じゅうそう) ヴォル・ライノ』を特殊召喚!こいつは私のフィールドに『烈火(れっか)』モンスターが存在する時、手札から特殊召喚できる!」

 

烈火(れっか)重装(じゅうそう) ヴォル・ライノ ATK1500

ユナ 手札6→5枚

 

「手札のバーン・チーターとバーン・ゴリラも同じ効果を持ってる!特殊召喚だ!」

 

烈火(れっか)瞬爪(しゅんそう) バーン・チーター ATK1800

烈火(れっか)重拳(じゅうけん) バーン・ゴリラ ATK1900

レッカ 手札5→3枚

 

「いくらモンスターを並べたところで、私のアナンタの攻撃力を超えることはできないわ!」

 

「…それはどうかな」

 

「…なんですって?」

 

「バトルだ!まずは取り巻きのお前達からだ!ヴォル・ライノとヴォル・ウルフでお前(取り巻きA)!バーン・チーターとバーン・ゴリラでお前(取り巻きB)にダイレクトアタックだ!」

 

「や、やめて!近寄らないで!きゃあっ!」

 

「ごめんなさい!あやまるからやめ・・・きゃあっ!」

 

取り巻きA LP2500→800→-700

取り巻きB LP2500→700→-1200

 

「ちっ、使えないやつら…で、も…結局私のアナンタを倒すことはできなかったようねぇ?」

 

「…」

 

「さぁ、さっさと私にターンを回しなさいな。まずはあなたから…」

 

「手札から『烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント』の効果を発動!私のフィールドの『烈火(れっか)』モンスター1体をリリースして、手札から特殊召喚する!ヴォル・ライノをリリースして特殊召喚!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3000

レッカ 手札3→2枚

 

「ふ、ふん!そんなモンスター1体で何になるのかしら!?」

 

「べリオス・ギガントの効果!このモンスターがバトルフェイズに特殊召喚した場合、自身以外の私のフィールドのモンスターをすべて破壊する!」

 

べリオス・ギガントが腕を振るうと、レッカのフィールドのモンスターが全て燃え上がった

 

「な、なにが…!?」

 

『すごい熱だ…!』

 

「行くぞ!べリオス・ギガントは特殊召喚したターン、『烈火(れっか)』モンスターが攻撃した回数分攻撃できる!」

 

「な、なんですって!?つ、つまり…!?」

 

「べリオス・ギガントはこのターン、4回攻撃できる!バトル!べリオス・ギガントで、アナンタに攻撃!」

 

(・・・かかった!)

 

「あなたは、やっぱり愚かね!アナンタの効果!相手がこのモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時…!」

 

「速攻魔法『(きん)じられた聖杯(せいはい)』をアナンタに発動!攻撃力を400上げて、そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!」

 

「なっ…!?」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK1600→2000

 

「こ、効果が…!でも、これで私はこのターン『ガーディアンの(ちから)』の分を含めて、このターン負けることは…!」

 

「べリオス・ギガントの効果!ダメージステップ開始時、ダメージステップ終了時まで、墓地の『烈火(れっか)』モンスター1体につき200ポイントアップする!」

 

「こ、ここで攻撃力アップ効果ですって!?」

 

「私の墓地には、ヴォル・ウルフ、ヴォル・ライノ、バーン・チーター、バーン・ゴリラの4体!よって、攻撃力800ポイントアップ!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3000→3800

 

「ただしダメージステップ終了時に、私は500のLPをはらわなくちゃならないけどな…さぁ、殴り合いだ!べリオス・ギガントで攻撃!」

 

「が、『ガーディアンの(ちから)』の効果!カウンターを1つ乗せて、攻守を500アップ!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK2000→2500 魔力カウンター 0→1

 

べリオス・ギガントが拳を振りかぶり、アナンタに殴りかかったが、障壁に阻まれた

 

「か、カウンターを1つ取り除いて、アナンタの破壊を無効にする!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK2500→2000 魔力カウンター 1→0

 

「でもダメージは受けてもらう!」

 

インシー LP4000→2700

 

「そしえ攻撃力は元に戻り、私のLPは500減る」

 

レッカ LP4000→3500

 

「2回目!べリオス・ギガントの効果で攻撃力800アップ!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3000→3800

 

「『ガーディアンの(ちから)』の効果!カウンターを1つ乗せて、攻守を500アップ!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK2000→2500 魔力カウンター 0→1

 

「か、カウンターを1つ取り除いてアナンタの破壊を無効!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK2500→2000 魔力カウンター 1→0

 

「ダメージだ!」

 

インシー LP2700→1400

 

「攻撃力は元に戻り、LPが500減る!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3800→3000

レッカ LP3500→3000

 

「3回目!べリオス・ギガントの効果!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3000→3800

 

「『ガーディアンの(ちから)』の効果!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK2000→2500 魔力カウンター 0→1

 

「カウンターを1つ取り除いてアナンタの破壊を無効!」

 

女主人(レディマスター) アナンタ ATK2500→2000 魔力カウンター 1→0

 

「ダメージだ!」

 

インシー LP1400→100

 

「攻撃力は元に戻り、LPが500減る!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3800→3000

レッカ LP3000→2500

 

「さぁ最後だ!4回目!べリオス・ギガントの効果!」

 

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント ATK3000→3800

 

「あ、ああ…が『ガーディアンの」

 

インシーが言い切る前にべリオス・ギガントの拳がアナンタを打ち抜き、爆散した

 

「きゃ・・・きゃあああああああああ!!!!!」

 

インシー LP100→-3700

 

ユナ レッカ win

 

~~~

 

3人を倒したユナとレッカは、気絶する彼女らを放置して帰路についていた

 

「…なぁ、ユナ。本当にあの辺りを散策してたのか?」

 

「う、うん。たまたまね…」

 

(まぁ、本当はダイチさんの話を聞いて、居ても立っても居られなくなって探してたんだけどね…)

 

「そ、そうか…」

 

レッカとユナは互いに恥ずかしくなって顔を逸らした

 

「…なぁ、なんで私を助けてくれたんだよ」

 

「え?なんでって…」

 

「…私達、もう友達でしょ?友達を助けるのは当然じゃない?」

 

「…!?」

 

ユナの言葉にレッカは顔を赤くしながら目を見開いた

 

「と、友達!?お前それ、マジで言ってるのか…?」

 

「え、うん。そうだけど…」

 

「いやでも、私・・・お前に対して、かなりウザ目に引っ付いてたよな・・・それでも、友達って・・・」

 

「…今更?」

 

「う、うるせぇ!思い出して反省してるんだよ!」

 

「あははは…私さ、今まで同年代の友達がいなかったんだ。だから…レッカと友達になりたい」

 

「っ!」

 

「レッカさえよければだけど…いいかな?」

 

「…あーもう、わかったよ!」

 

レッカはユナの手を半ば強引に掴み、握手した

 

「…ほら、これで私とお前は友達だ…」

 

「うん、よろしく、レッカ!」

 

「!お、おう…」

 

ユナは手を離した

 

「それじゃあ私の寮こっちだから!」

 

「あ…」

 

「レッカ!また明日!」

 

「…おう!」

 

ユナは寮に入っていった

 

「…友達、か」

 

〜〜〜

 

次の日

 

「あ、おはようレッカ」

 

「おっ、おはよう…ユナ…」

 

「?」

 

特別クラスでは、やけに塩らしいレッカが少しの間見られたという…




はい、と言うわけで投稿です。
ユナ レッカvsいじめっ子3人集でした
まさか前回(15話)と同じくらい長くなるとは思わなんだ…
そしてモブ(今回のいじめっ子)たちには通常モンスター+装備魔法でなんとかしようと思ったんですが、流石にいつまでもそれでは味気ないと思い、試しに1回オリカを考えて投入しました
そう言えば結局レッカは魔法・罠使ってないなぁ…ま、まぁ?切り札見せれたからいいかな!
と言うわけでそれでは

レッカと友達になったユナ、そして転入早々早速イベントが向こうからやってきて…?
次回、『因縁』
「ど、どうしてこうなった…」

感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
凍河の氷様

オリカ紹介
※名称登場順

守護人(ガードマン)ブレイク
レベル3 光属性 戦士族
ATK1300 DEF1200
このモンスターが表側表示で存在する限り、自分フィールドのモンスターは効果で破壊されない

守護人(ガードマン)ファイター
レベル3 光属性 戦士族
ATK1300 DEF1200
このモンスターが表側表示で存在する限り、自分フィールドのモンスターは戦闘で破壊されない

女主人(レディマスター) アナンタ
レベル4 光属性 魔法使い族
ATK1600 DEF1400
①:このモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合に発動できる。ダメージステップ終了時に、攻撃してきた相手モンスターの効果を無効にして破壊する

双竜(そうりゅう)語部(かたりべ)
レベル2 光属性 魔法使い族
ATK600 DEF1700
①:このカードが墓地に送られた場合に発動できる。デッキから『双竜の語部』以外の『双竜』モンスターを1体墓地に送る。その後、自分の墓地に『双竜』通常モンスターが存在する場合、自分の墓地から『双竜』魔法・罠カード1枚を手札の加えることができる

双竜(そうりゅう)踊子(おどりこ)
レベル2 地属性 魔法使い族
ATK800 DEF1400
①:このカードがデッキから墓地に送られた場合に発動できる。手札から『双竜の踊子』以外の『双竜』モンスター1体を手札から特殊召喚することができる。
②:このカードが儀式モンスターの素材として墓地に送られた場合に発動できる。墓地の『双竜』カード3枚をデッキに戻し、1枚ドローする。

双竜(そうりゅう)のイクサガミ
レベル8 地属性 戦士族 儀式
ATK2800 DEF1700
①:メインフェイズに1度発動できる。このモンスターの素材になったモンスター1体につき、相手フィールドのカード1枚を対象にとって発動できる。そのカードの効果を無効にする
②:このカードは1度のバトルフェイズに2回攻撃できる

烈火(れっか)瞬爪(しゅんそう) バーン・チーター
レベル4 炎属性 獣戦士族
ATK1800 DEF200
①:自分フィールドに『烈火』モンスターが存在する時、手札から特殊召喚することができる。
②:1ターンに1度、このカードが攻撃宣言したダメージステップ開始時に発動できる。相手フィールドの攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊する。

烈火(れっか)重装(じゅうそう) ヴォル・ライノ
レベル4 炎属性 獣族
ATK1500 DEF2200
①:自分フィールドに『烈火』モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる
②:互いのバトルフェイズに、自分フィールドの『烈火』モンスターを対象とするモンスター・魔法・罠カードの方かが発動した場合発動できる。その効果を無効にする

烈火(れっか)憤怒(ふんど) べリオス・ギガント
レベル8 炎属性 獣族
ATK3000 DEF2000
①:自分フィールドの『烈火』モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚した時に発動できる。このカード以外の自分フィールドのモンスターをすべて破壊する。
③:特殊召喚したこのモンスターは、自分フィールドの『烈火』モンスターが攻撃した回数分攻撃することができる。
④:相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。ダメージステップ終了時まで、自身の攻撃力を墓地の『烈火』モンスター1体につき200ポイントアップする。この効果を発動したダメージステップ終了時、自分は500ダメージを受ける。
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