オリキャラの遊戯王伝記~Ritual War~   作:しがなくない

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課外授業

「課外授業?」

 

「はい、ユナさんに説明するのは初めてですね」

 

放課後、ユナと先生は教室で話をしていた

 

「簡単に言うとですね、学園外の施設で訓練しましょうっていうことです」

 

「・・・ずいぶんざっくりとした説明ですね」

 

「あはは…さ、さすがにざっくりしすぎましたかね」

 

先生は頭を搔いた

 

「ええと…詳しく説明するとですね…」

 

先生が話したことを纏めたらこうだった

・2泊3日で行われる

・とある貴族の運営する施設で行われる

・自然の中でデュエルに関する実技授業が行われる

・クラスごとに分かれて行われる

 

「・・・とまぁ、こんな感じです。わかりましたか?」

 

「はい、わかりました」

 

『…なにか大きな力が働かなかったか、今…』

 

~~~

 

課外授業当日、ユナたち特別クラスの面々は、施設の中で授業していた

 

「なぁ先生~、早く外行こうぜ~?施設の中だと体訛って仕方ねぇよ~」

 

「だめですよ、レッカさん。午前中はAからCクラス、私たちとDクラスは午後からって決まっているんですから。午前中は授業です」

 

「ええ~?た~い~く~つ~だ~ぜ~」

 

レッカは机に引っ付いていた

 

「まぁ、せっかく教室以外の場所で授業受けるからね。外に出たくなる気持ちもわかるよ」

 

「カザハ~!お前ならわかってくれると思ってたぜ~!」

 

レッカはカザハに絡みに行った

 

「はぁ…カザハ、あまりレッカを甘やかすのはよくないよ」

 

「お~?なんだダイチ、嫉妬か?」

 

「…そろそろ一度本格的にお灸を入れるべきのようだね…!」

 

ダイチが机から立ち上がった

 

「だ、ダイチさん!ホムラさんもおちょくるような発言は止めてください!」

 

先生はおどおどしながらも注意した

 

「はぁ…まったく、野蛮ですの」

 

「まぁまぁ…いいんじゃない?レッカがテンション上がるのも分かるよ」

 

「まったく、ユナは優しいんですのね。さすが私の生涯のライバルですの!」

 

「あはは…」

 

『…なぁ、オーロリアのはいいのか?』

 

(・・・諦めた)

 

『Oh...』

 

オーロリアはユナの頭を痛め、ユナは半ばあきらめたような形でうなだれた

 

「…」

 

シズクは一人、静かにしていた

 

~~~

 

午後になり、ユナたちは外に出ていた

 

「いやっほ~う!!!やった外だ~!!!」

 

「はい、皆さん集まってください」

 

先生の言葉に、みんな集まった

 

「…さて、ここからは二人一組で行動してもらいます」

 

「二人一組…」

 

「「なら俺(私)がユナと・・・ん(あら)?」」

 

レッカとオーロリアが目を合わせた

 

「…おう新参者がなに調子のいいこといってんだ?ここは先輩である私に譲れよ」

 

「あらあら、野蛮な小娘が何か騒いでいますわね。ささ、ユナ?あんな凶暴な生き物ほっといてあっち行きましょう」

 

「おうちょっとまてやいまなんつった」

 

「あ”あ”ん?」

 

「なんだぁ?」

 

レッカとオーロリアがにらみ合った

 

「はぁ…」

 

「あらら、これはこれは…」

 

『面倒なことになったな…どうするユナ?』

 

「あの2人で組んだらいいんじゃないかな」

 

「「ちょっユナ!?」」

 

「そうですね。ではレッカさんとオーロリアさんはペアで」

 

「「先生ぃ!?」」

 

「さて、私達はどうしようか」

 

「…じゃあ、私はダイチちゃんと組もうかな」

 

「ん、そう?わかった、いいよ」

 

「では、ダイチさんとカザハさんがペアですね」

 

「ということは…私のペアは」

 

ユナはシズクの方を見た

 

「・・・」

 

「ユナさんとシズクさんがペアですね。はい、わかりました」

 

「それで先生、ペアを組んで何をするんですか?」

 

「はい、皆さんにはペアでデュエルをしてもらおうかと思ってます」

 

「ペアでデュエル?」

 

「はい、皆さんにはいっていませんでしたが、この課外授業はレクリエーションも兼ねているんです。互いにデュエルをして仲良くなってください」

 

「仲良くなるぅ!?俺とこいつが!?」

 

「ありえませんわ!こんな野蛮な方と仲良くなんかなれるはずがありません!」

 

「それはこっちのセリフだ!」

 

「なんですの!?」

 

2人が騒いでいると、先生の目から光が失われていった

 

「・・・2人とも」

 

「「なんだ(なんですの)!」

 

「な か よ く し て く だ さ い ね ?」

 

先生の顔は笑っていた。だが目が笑っていなかったのが見てわかった

 

「「・・・は、はい」」

 

レッカとオーロリアはそれを見てすっかりおとなしくなった

 

「・・・わかればいいんです。では皆さん、大自然の中で中を深めましょう!夕方5時までには合宿所に帰ってきてくださいね。それでは解散!」

 

そう言って6人はそれぞれで分かれた

 

〜〜〜

 

ユナとシズクは、川沿いを歩いていた

 

「…」

 

「・・・え〜っと・・・」

 

『おいユナ、お前から話しかけないとダメじゃないか』

 

(でもなぁ…シズクちゃん喋らないしなぁ…)

 

ユナが悩んでいると、シズクが止まった

 

「…こ、ここにするの?」

 

「…」

 

2人がたどり着いたのは、川の流れが急になっているところだった

シズクは少し離れてユナの方を振り向いた

 

「…し、シズク?」

 

「…ユナさん」

 

(しゃ、喋ったぁ!?)

 

「・・・私とは、デュエルしたってことにしておいて」

 

「…え?」

 

シズクは河原に座った

 

「…どういうこと?デュエルしないの?」

 

「…うん。しない」

 

「どうして?」

 

「…」

 

シズクは黙り込んだ

 

『あー…これは、何かあるな?』

 

(かもね…聞く手段がないから、何とも言えないけど…)

 

「…」

 

(…それでも、一人にしてはおけないかな)

 

ユナはシズクの隣に座った

 

「…!」

 

隣に座ったユナをみて、シズクは目を見開いた

 

「…デュエルしないのはわかったよ。でも…隣にいるのはいいでしょ?」

 

「…」

 

シズクは視線を河原に戻して、また黙り込んだ

そのまま2人は夕方頃まで、河原でのんびりとすごした




はい、というわけで投稿です。
デュエル無し回でした。
本当はデュエルシーンも入れようかなと思いましたが、報告したいことがあり、今回は短めの内容になりました。
報告の内容は、以前『襲撃』のあとがきで書いた、デッキテーマの募集についてです。
詳しくは活動報告で詳細を記載していますが、簡単にいうと違反スレスレのことをしていました。
私の無知なせいでご心配をおかけしたことを謝罪いたします。
そして教えてくれた方に感謝いたします。ありがとうございました。

それではまた。

デュエルをしたがらないシズク、その原因は一体何か?
次回、『理由』
「私がデュエルすると、つまらなくなる…」

感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
死人に口無し様、凍河の氷様
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