オリキャラの遊戯王伝記~Ritual War~   作:しがなくない

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勉強会

「そろそろ期末テストが近くなってきましたね」

 

ある日の帰りのホームルーム、先生が突然そのようなことを言い放った

 

「…っ」

 

「…期末テスト?」

 

ユナは頭に?を浮かべた

 

「はい、これまでの授業の内容の総復習です」

 

「成績が悪かったらどうなるんですか?」

 

「知らないのユナ?それはもちろん…」

 

「…その後の夏休み繰り上げで、補修…」

 

「…」

 

(…あれ?レッカがやけに静かだな…?)

 

そのままホームルームは終了した

 

~~~

 

先生が教室を出て行った後、レッカは机に突っ伏して頭を抱えていた

 

「う”~~~………」

 

「…その、レッカ?」

 

「あ”あ”あ”あ”…助けてくれユナ~…」

 

レッカはユナの腰に抱きついた

 

「助けてくれって…」

 

「気にしなくていいよユナ。レッカがこういうのは前見たから」

 

「ダイチぃ!てめぇいつも成績上位だからって調子乗ってんじゃねぇぞあ”あ”ん?」

 

「せめて私より高い順位になってから言いなよ」

 

「この野郎…!」

 

「はーいレッカちゃーん、落ち着いて~」

 

レッカは立ち上がったが、カザハに羽交い締めにされた

 

「こっ、このっ、離せカザハ!?」

 

「はいはい、とりあえずその拳を下ろしちゃって。そうしたら離してあげるからさ」

 

「…ちっ」

 

レッカは抵抗をやめ、カザハは羽交い締めを解いた

 

「はい、いいこいいこ」

 

「撫でんな!」

 

「おーっほっほっほ!テストなんて簡単ですの!ねぇユナ?」

 

「いや、というより…テストなんてこれまで受けたことないんだけど…」

 

「まぁ、授業を素直に聞いていれば補習はないと思うよ。…レッカ以外は」

 

「ダイチぃ!」

 

「はーいおちついてー」

 

カザハは再度レッカに組み付いた

 

「…はぁ、先が思いやられるね」

 

「…だけど不安だなぁ。どんな試験になるんだろう…?」

 

「ああ、ユナは中間試験後に転入してきたから知らないんだね。この学園の試験は筆記試験と実技試験の2つあって、それぞれ1日ずつ分かれて行われるんだ」

 

「筆記試験はこれまでに受けた授業の復習、実技試験はそれぞれ先生とデュエルをするっていう内容ですの!」

 

「へぇ…」

 

「そして筆記試験の中には詰めデュエルもあるんですの!」

 

「自分の持っていないカードの効果等を把握しなくちゃいけないからね…相当大変だよ」

 

「詰めデュエル…」

 

『ユウキとたくさんやったな。そっちなら大丈夫じゃないか?』

 

(いろんなカード使わせてもらったからなぁ…)

 

「そして実技の方は、勝っても負けても問題はない」

 

「え、そうなの?」

 

「うん、CからDクラスにいる人たちの救済措置だね。勝敗ももちろん点数の対象に入るけど、それ以上にプレイスタイルが見られるんだ」

 

「プレイスタイル?」

 

「対戦する教師から見て、プレイングミスを起こしていないかどうかだね。たまに見たのは終了後にいくつか質問されたことかな」

 

「へぇ…」

 

「実技ならいけんだよ…実技なら…なんでこの世には筆記試験なんてのがあんだよクソが…」

 

「…じゃあ、勉強会する?」

 

カザハが思い付いたかのように言った

 

「…は?」

 

~~~

 

放課後、ユナたちは図書室に来ていた

 

「・・・」

 

「ダイチちゃん、ここがちょっとわからないんだけど…」

 

「ああ、カザハ。そこは…」

 

「・・・」

 

「…オーロリア、ここ…」

 

「ふむふむ…ああ、ここですの?ここは…」

 

「・・・うがーっ!!!」

 

「…なんだいホムラ、急に大声を出して」

 

「もーむり!逃げる!明日の夕日へと向かって逃げてやるんだ!」

 

そう言ってレッカは図書室から走って逃げ出した

 

「追えユナ!」

 

「ええっ!?」

 

〜〜〜

 

数分後、ユナはレッカを確保して図書室に帰ってきた

レッカはまだ息切れしていたのに対し、ユナはケロっとした状態で帰ってきたことに、特別クラスのメンバーは驚いた

 

「はぁ、はぁ…あ、足速くねぇかユナ…?」

 

「まぁ昔から山の中歩き回ってたし…」

 

「ああ、だからあんなにスタミナあったんだ。レッカだけ息切れしてるのにユナだけ平気にしてるから変だと思った」

 

「ふっふーん!私とユナは昔から野原や山々を駆け回っていましたものね!」

 

「…本当?」

 

「オーロリアのは知らないかなぁ…」

 

ユナはレッカを椅子に座らせて、自分はその横の椅子に座った

 

「…ねぇレッカ?そんなに勉強が嫌いなの?」

 

「嫌いっていうか…じっとしてんのが性に合わねぇんだよ。そんなことするんだったら外でデュエルしてた方が全然いいね!」

 

「…ねぇダイチちゃん?この時間で赤点取ったらどうなるんだっけ?」

 

「…ああ、そうだね。たしか…」

 

「夏休みの期間の半分は学園で補修だったね」

 

レッカの動きが固まった

そしてギギギギ…という効果音が聞こえそうな動きでダイチの方を向いた

 

「…なん、だと…?」

 

「・・・そうなの?」

 

「ええ、確かそうですわね。まぁ赤点なんて間違ってもとらないですので、話半分で聞いていましたの」

 

「…うん」

 

「…」

 

レッカは顔を青くして絶句していた

 

「そ、そんなこと…今日の放課後の時っ、言って…」

 

「…夏休み繰り上げで、補修…とは、言った」

 

「シズクちゃんがね〜」

 

「だ、そうだよ?」

 

「…」

 

レッカは力尽きたように机に突っ伏した

 

「…私は、もう…だめだぁ…夏休みも、学校…ずーっと、学校・・・」

 

レッカは机に伏しながら虚な目でそう呟いていた

 

「そ、その…レッカ?」

 

「ブツブツブツブツ…ああ?ああ…なんだよユナ…もう私のことは放っておいて、お前たちは夏休みを満喫すればいいじゃねぇか…」

 

「そ、その…じゃあ、一緒に勉強しよっか!」

 

「…一緒に?」

 

「うん。私も初めてのテストだから、どんなのが出てくるかわからないし…一緒に勉強して、一緒に乗り越えよう?」

 

「…うわぁぁぁ!!!」

 

レッカは目に涙を溜めながらユナに抱きついた

 

「ちょっ、レッカ!?」

 

「わかった!わかったよユナ!一緒に勉強して、テストなんて邪悪なもん全部ぶっ飛ばしてやろうじゃねぇか!」

 

「うん、わかった、わかったから!」

 

「…とりあえず、一件落着かな?」

 

「…たぶん…?」

 

「まぁ、私もライバルその2がいないと張り合いがないですわ」

 

「…はぁ」

 

ダイチは頭をかいた

 

「…じゃ、じゃあ。早速やろうか?」

 

「おう!」




はい、というわけで投稿です。
今回はデュエル無し回でした。
というより、若干リハビリみたいな感じはあります。仕事や夏バテ等で気がついたら1ヶ月経ってたってマジ…?いつの間にキングクリムゾン食らったの…?
はい、申し訳ありませんでした。まのさばやってそっちの思いつき小説投稿したりしてました。
今後はせめて1ヶ月は開けずに…遅くても2週間に1話は投稿できたらいいな…と思います終わるまでにどんだけかかるんだろうねほんと…
(※だいぶ大雑把にやりたいことはありますが、それらの感覚が空きすぎているのでその間は100%思いつきでやってます。遅れる原因それだよ…)
多分次回はちゃんとデュエルします。多分…
あ、それとアンケート投票ありがとうございます。締め切らせていただきます。
案外このままでいいって言ってくださっているので、少々肩の荷が降りたような感じがします。今後も頑張っていきますので、温かい目でよろしくお願い致します
というわけでそれでは

ユナ達特別クラスに襲いかかる期末テスト、果たしてユナ達は切り抜けることができるのか?
次回『期末テスト』
「これより、期末テスト実習試験を開始します」

オリカのパワーをどれくらいまで上げたほうがいい?※環境tireは作者の主観です。もっと強いもっと弱い等ありましたらごめんなさい

  • 環境tire1(ライゼオル等)
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  • 環境tire3(白き森等)
  • 環境tire4
  • 今のままでいいよ
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