オリキャラの遊戯王伝記~Ritual War~ 作:しがなくない
遊記達は、村長の家の今に集まっていた
『ほう、ここがユナの住処か…なんと言うか、ボロい』
「ぐはああ!」
ドラクレアの言葉に、村長は崩れ落ちた
「そ、村長ーーー!!!」
「まぁ、否定はしないが…」
「遊記さんまで…!?」
「否定できないくらいボロいからな。居候してもらっている身だから言わなかったが…」
「ぐ、ぐう…」
『さて、とりあえず情報交換といこうか。我とユナが儀式を行っている間、何が行われていたのか…話してみろ』
「はいはい、実はな・・・」
遊記はこの村に再び山賊が現れたこと、3対1でデュエルをして勝ったこと、ルビデーが勧誘してきたので小切手を顔に叩きつけて送り返したことを伝えた
「あのときデュエルしてたのは、ユウキさんだったんですか!」
「ああ、そうだ。あいつらは俺が目的だったからな。軽くのした」
「へ、へぇ…」
遊記の言葉にユナは軽く引いた
「そ、それよりですじゃ。そちらの女性が…その、ドラクレア様だと言うのは、本当ですじゃ?」
「なんだ、疑っているのか?」
「い、いえ。そう言うわけでは…」
『まぁ無理はない、今はユナに合わせて人の姿をとっているからな。どれ、ひとつ…』
「わああああ!!!ドラクレア!!!この場であの姿になっちゃだめ!家が壊れちゃうから!」
『む、そうか…』
「あ、そっちも確認したかったんだが…そいつがユナの…眷属?っていうのはどう言うことだ?」
『そうだな、ならこちらも説明しよう。いいかユナ?』
「あ、うん。大丈夫」
そう言ってドラクレアは、ユナが龍の試練を受けたこと、そしてその試練でドラクレアに勝ち、儀式は成立。ドラクレアはユナの眷属になったことを伝えた
「な、なんと!それは本当ですじゃ!?」
『ああ、本当だとも。わざわざ嘘をつくわけがなかろう?』
「あああ、それは大変なことじゃ…まさかユナがこの村の巫女様になるとは…!」
「…ん?どう言うことだ村長。巫女ってなんだ?」
「ああ、ユウキ様はご存知ないのでしたな。以前、儀式召喚は選ばれたものにしか使えないことを話したと思うのですじゃ」
「そうだな。そのモンスターに相応しい儀式を潜り抜けたら力を借りることができる…って、まさか」
「そのまさかですじゃ。世界のどこかに儀式モンスターが祀られている祭壇が存在し、資格を持った人物がその場所に近づくと、そのモンスターに合った儀式が始まるのじゃ。その儀式を達成したとき、儀式モンスターはその人物に力を貸し、力を貸りた人物を『巫女』として扱うのじゃ」
「巫女…つまりユナは」
『ああ、そうだ。ユナは我の巫女、つまり龍の巫女となったのだ!』
ドラクレアはユナの頭を強く撫でた
「…わ、私が…巫女?」
『ああ、そうじゃ。我の試練を潜り抜ける人物はそういない。我との戦い、見事なものであったぞ!』
「私が…私が?本当に?」
『なんじゃ…さっきから上の空だが、何かあるのか?』
「無理もないですじゃ。ユナはこの村で一番デュエルの腕が無かったんですじゃ」
『何?馬鹿を言うな、こやつの戦いの腕は結構なものであったぞ?』
「ユウキ様が稽古をつけたおかげじゃな。あれがなければ、ユナが巫女になることはついぞ無かったじゃろうて…」
『ユウキ…お前か?』
ドラクレアは遊記の方を見た
「ああ、そうだ」
『ふむ…なるほど。お前がユナの師なのか…なるほど、であればユナの強さにも納得だな』
「どう言うことですじゃ?」
『ユウキとやら、我の質問に答えてもらおう』
「聞くだけ聞こうか」
『貴様、何体の儀式モンスターを仲間に加えている?』
「…え?」
ユナと村長は驚きの表情で遊記を見た
「…なんのことかな?」
『とぼけるでない、我にはわかるぞ?その入れ物から我と同じ儀式モンスターの力を感じる…いや、それだけではないな。我の知らない力が』
「それ以上はよせ。どうなるかは知らんぞ」
ドラクレアの言葉に被せるように遊記は声を上げた
『なんだつまらん。だが…いずれ我と一戦交えて欲しいものだ』
「デュエルか?やるんならいつでもいいが…」
『いや、今ではない。今はユナの成長が先だ。こやつには龍の巫女として色々と教えなければならん』
「えっ?巫女って何か覚えることがあるの?」
『当然だろう。我の力を貸すのだ、それなりに巫女らしくしてもらわねばな。ユウキも手伝え、どうせユナに戦闘の訓練をするのであろう?それはそちらに任せる』
「早速呼び捨てかい…まぁいいが」
『頼んだぞ。…では早速始めるとしよう、先に言っておくが、今から教えることは門外不出のものでな、巫女にしか教えることができん。お前たちはさっさと出ていけ』
「ど、ドラクレア様がそうおっしゃるのであれば…行きますぞユウキ様」
「はいはい…じゃあなユナ、また後で」
「あ、はい」
遊記と村長は家を出た
〜〜〜
遊記と村長が出ていった家の中で、ユナとドラクレアは向かい合っていた
「…それで、ドラクレア?私が覚えることって」
『ああ、無いぞ』
「無いの!?」
ユナはドラクレアの言葉に驚いた
「門外不出って言ってたのに!?」
『あんなのは方便だ。あいつらに出ていって欲しかったのはユナ、お主に警告するためだ』
「…警告?なんの?」
『お主の師のユウキについてだ』
「ユウキさん?どういうこと?」
『…我とユウキのやり取りは覚えているな?』
「うん、お手合わせのことだよね?」
『違う、それより前だ…我がユウキに、何体の儀式モンスターを仲間にしているのか、そう聞いた時だ』
「…ああ、確かに聞いてた…ってちょっと待って、なんでドラクレアはそんなことを聞いたの?」
『…あいつのケースから、複数の儀式モンスターの力を感じてな。1体や2体じゃない。100体を超える儀式モンスターの力を感じた…』
「ひゃっ、ひゃくたい!?」
ユナはドラクレアの言葉に驚愕して叫ばずにはいられなかった
「どどど、どういうこと!?ユウキさんもそ、その。私と同じ巫女なの!?」
『ユナ落ち着け。そういう意味では無い…確かに儀式モンスターの力を感じただけじゃが…それだけじゃない』
「そ、それだけじゃないって…どういうこと?」
『我にもわからん。だが…気をつけろユナ。あいつが敵に回ったら、我らはすぐにでも全滅するぞ』
〜〜〜
「お前が最近ユナと一緒にいるやつか?」
家から出た遊記は、少年に声をかけられた
「…ん?お前は?」
「質問に答えろ」
「…まぁ、そうだが」
「これ、やめんか…」
村長が少年を諌めようとすると、それより先に少年は遊記を指刺した
「お前、俺とデュエルしろ!」
はい、というわけで投稿です
互いの情報交換でした
ドラクレアはカードの力がわかるみたいですね…
それでは
情報交換した遊記達、訓練と称し遊記達を離れさせたドラクレアは、ユナに警告をした。一方村では、何やら因縁づけられて…?
次回、『幼馴染』
「俺のユナをどうする気だ!」
キャラプロフィール
ユナ
身長→157cm
体重→秘密です!
年齢→15歳
キーカード『ラビードラゴン』『龍姫 ドラクレア』
茶髪ロングで黒目の少女。ある日村付近で倒れているのを村長に発見され、そのまま孫娘として成長した。
デュエルの腕は村で最弱だったが、遊記が教えてから数日でメキメキと成長し、龍の試練と突破して龍の巫女となった。
感想、質問、ご指摘等々大変励みになっております!
感謝感激ありがとうございます!
凍河の氷様