音MADでしか呪術廻戦を知らない俺が禪院家にTS転生?!   作:ポ予

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死滅回游の序盤にはこの手のイキった覚醒型のキッズは結構いたと思う。
そしてみんな死んだと思う。


テストプレイ⑤ 我が子達

 火曜、21時。

 桐永会のビルを臨む路地裏で俺たちは最終確認を行っていた。

 

「『帳』は22時きっかりに展開する。それまでは一般の生徒や講師も残っているからな、術式の行使は厳禁だ。だが、一度展開すれば──この中で何が起きても、外には漏れない」

 

 兄の声は驚くほど軽やかだった。昨晩深夜に帰ってきて以来ずっとこの調子だ。あんなに拗ねて飛び出していった人間が一晩で気を持ち直すものだろうか、という引っかかりは正直ある。

 とはいえ今朝の兄は間違いなく前向きだった。洗面所で顔を合わせた時には「昨日は大人げなかった」と自分から謝ってくれたし、朝食の席では直哉に穏やかに話しかけてもいた。直哉はいつも通り素っ気なかったが、兄はそれを気にする様子もなかった。それどころか直哉のそっけない態度に対して微笑みさえ浮かべていた。

 

「お兄様、くれぐれもご無理はなさらないでくださいね。『転傷』の有効範囲内にさえいてくだされば、お兄様が直接戦う必要はありませんから」

 

 そう言うと兄は柔和に微笑み、俺の頭にそっと手を置いた。

 

「ああ。わかっているよ。……2人も、怪我だけはしないでくれ」

 

 兄に頭を撫でられたのは初めてかもしれない。いつもの距離感を思えば不自然と言えなくもないが、仲直りの延長だと思えば──まあ、こんなものか。不器用な兄なりの、精一杯のスキンシップだろう。

 ふと、兄の胸ポケットに目が行った。

 いつも愛用している万年筆がない。 

 忘れたのかな、と思ったが、特に質問しなかった。別に持っていない日だってあるだろう。

 

 さて。作戦はシンプルだ。

 式神を配布されている呪詛師──元は普通の中学生達を一箇所に集め、不意打ちで無力化する。その後に本丸である真岡を叩く。

 過日の報告のような一級相当の呪詛師に成長している子がいるかもしれないが、月見花江への聴取と、直哉がメル友になった男子生徒二人とのやり取りから察するに、生徒たちの戦力は発展途上だ。

 ただ、直哉の返信を添削した際に目にしたその男子のメールの文面には、前世の俺の記憶を著しく刺激するものがあった。

 

『この特別授業を受ければ禪院も【深淵の守護者(アビス・ガード)】の仲間入りだぜ。漆黒の境界を越える覚悟はあるか?』

 

 ……数年後、枕に顔を埋めてのたうち回るタイプのやつだ。

 いわゆる、重度の厨二病。

 直哉は呪術が当たり前な環境で育ったせいか、「何言っとるんやろねこの子」と淡々としていたが、俺は共感性羞恥で死にそうだった。

 しかしこれは笑い事ではない。直哉のメル友2人が語る「異能の設定」は微妙に食い違っていたが、その根底にある呪術的知識の体系そのものは驚くほど正確だったのだ。この子達にはおそらく被害者としての一面もある。

 

 だが、俺達はそんな彼らも行動不能にしなくてはいけない。無知な中学生相手に気は引けるが、相手は呪詛師。そう、既に呪詛師なのだ。

 俺達相手だから被害がなかっただけで、ブスだと言われたことへの報復にあのレベルの式神を送りつけてきた3人衆は明らかに一線を越えている。禪院家や高専がまだ認識できていないだけで、既に殺人すら犯しているかもしれない。「よく知らなかった」で済まされる段階はとっくに過ぎているのだ。

 例外はあるが、大抵の式神は術者が倒れれば引っ込む。だからある程度生徒が集まったら不意打ちで殴る。それしかない。式神の破壊は術者の体に悪影響を与える可能性がわかったので最終手段だが、選択肢からは外していない。

 

 

 21時10分。

 直哉と二人で階段を上がった。203号室。ドアの向こうからは、年相応の騒がしい談笑が漏れ聞こえていた。

 扉を開けると、そこには既に数人の先客がいた。制服を着崩した男子校のグループ数人と、隅で静かに自習をしている共学校の女子。

 どこからどう見ても、塾の空き教室を溜まり場にしている普通の子供たちだ。

 もっと闇の集会みたいなものを想像していた俺は、あまりの平凡さに拍子抜けした。

 

「よっ禪院、結局姉貴連れてきてくれたんだー。教室が華やかになるな!」

 

 眼鏡の男子から放たれた言葉に下卑た色はない。あるのは無邪気な好奇心と同志を迎える高揚。俺は淑やかにお辞儀をして直哉の隣に腰を下ろした。

 

「『特別授業』を受ける方はどれくらいいらっしゃるんですの?」

「MAXで20人だよ。最近は15人かな」

「あー、だけど田中達のグループが『脱落』したから、今は12人じゃね?」

 

 男子生徒の一人が個包装の菓子を口に運びながら答えた。

 

「ダツラク……? 何ですのそれは。彼女たちはどうなりましたの?」

 

 か弱き令嬢のフリをして問いかけると、男子達はクールなポーズを取って意味深なことを言い始めた。

 

「あいつは『資格』を死なせちゃったらしいよ。真岡先生から聞いた」

「ああ、真岡先生の授業を受けるには『資格』がいるんすよ。禪院さん達も後で渡されるんじゃないかな、先生から直々に」

「ま、禪院ならもう薄々気づいてるよな? 俺たちは選ばれた存在なんだってさ」

 

 はいはい、そういうお年頃なのね。

 そんな具合で、彼らは核心をなかなか言わない。自分の「特別な力」に酔っているのか、あるいは深いことを理解していないから言えないのか。

 室内は相も変わらず濃密な残穢で満ちていた。壁紙の下にまで呪力の澱が染み込んで、教室そのものが慢性的な汚染に冒されている。隣に座る直哉の横顔を盗み見ると、少し不機嫌そうに、特に密度の高い一点を睨みつけていた。

 

「禪院も禪院のお姉さんも、霊感あるんだろ?」

 

 眼鏡の男子が探るような目で直哉を覗き込む。

 

「隠さなくてもいいって。最初に会った時から察してたわ。お前、色々苦労してきたんだろ? 俺たちは真岡先生に『見える』ようにしてもらったけど、お前は生まれつきなんだな」

 

 彼の言葉は憐れみと親愛に満ちていた。

 俺は直哉が本気でブチギレるんじゃないかと心配したが、流石に任務中だからか耐えてくれた。直哉はいつもより冷静なくらいの態度で、淡々と返した。

 

「大変なんて思うたことあらへんよ。見えへん方が苦労が多いんちゃう?」

 

 男子達は顔を見合わせて「カッケー」と言った。

 

 それからは雑談が続いた。

 

 雑談合間に直哉がさりげなく情報を収集して、俺がそれを整理するという、当初の想定とは完全に逆の役割分担が成立し始めていた。

 

 「霊感があるんだろ」という彼らの勝手な連帯感を逆手に取り、直哉は「俺のは生まれつきやけど、お前らのはどういう仕組みなん?」と素朴に訊く。男子達は聞けば聞くほど喋った。能力の傾向、「真岡先生」との接触頻度、授業の内容。情報が勝手に集まってくる。

 そこから仮説も組み立てられる。「真岡先生」は呪霊で、術式はおそらく接触した人間の体内の構造をいじるようなもの。式神は何らかの拡張手段で、非術師の脳を改造するために使われている。兄が月見さんをはじめとする三人衆から聞き出した情報を裏付ける形だ。

 

 直哉がこの場に馴染めている理由はなんとなくわかる。

 ──ここにいる男子達はみんな、非術師のコミュニティで将来を嘱望されながら育っている。才能と努力、環境の全部が揃った果ての自負心。その空気は禪院家の上澄みに限りなく近い。直哉は彼らの感覚を自然と理解できるし、彼らも直哉を自分たちの同類として受け入れている。

 

 ただ──非常に残念なことに。

 

「その『あびすがーど』とやらの力、お前らどういう風に使っとるん?」

 

 直哉が軽い調子で尋ねる。

 すると男子の一人が、武勇伝でも披露するような顔で答えた。

 

「この前ちょっといいことしたんだよ。駅のコンコースにずっと寝てるホームレスのおっさんがいてさ。あそこ通るたびに臭くてみんな迷惑してたんだだから、俺らでどかした」

「どかしたって、力使って?」

「うん。ダンボール燃やしてやった」

 

 別の男子が腹を抱えて笑い出す。

 

「あれマジで最高だったよな。ていうか動画撮りたかったわ。携帯のカメラじゃブレブレで全然映んなくてさ」

 

 ──はい、呪詛師確定。

 確かに、突然超常的な力を与えられたイキリ中学生がやりそうなことではあるが──アビス・ガードだなんだとご大層な看板を掲げながら、実際にやっていることがコレ。自分たちの行為を「いいこと」だと本気で信じていそうな声色が、みっともなさすぎる。

 彼らの言葉を聞いた瞬間、直哉のテンションが目に見えて落ちた。

 

「ホームレスって……アレやろ。完全に一般人やろ。下手したら焼け死んでたんやないかと思うけど、それ、真岡先生に指示されたん?」

 

 悦に入っている男子達は直哉の変化に一切気づかない。

 

「全然。先生はいつも『君たちの自由な意思を尊重する』って言ってるし。そもそもさ、努力不足の雑魚だからホームレスなんかになってる訳だろ? 自己責任じゃん。そんなのがいつも使う駅にいたらうざくないか?」

「ていうかさ、あのおっさんだって別のとこ行けばいいだけじゃん。公園とかあるし。俺らが何もしなかったら誰もやんないままだったわけだし、結果おっさんもどっか行って、駅もきれいになった。みんなハッピーじゃね?」

 

 中1にしては賢い子達だから、上手に自己正当化する。本来は普通の子達だろうに、大人のいない所でこういうことを言い合って、自らの呪いを深める。

 そんな彼らのやり取りを聞きながら、さすがの直哉も完全にドン引きしているようだった。禪院家は最悪な一族だが、仮にも呪術師だ。そして呪術師としての本分は「非術師を呪霊から守ること」にある。感じの悪い扇のおじさまでさえ、これが正しいことだとはおそらく言わないだろう。禪院の男の暴力性は常に内側へ向く。

 

 ──だが、直哉が普段言っていることって、究極的にはこのクソガキ共とそこまで変わらないんじゃないのか?

 

 直哉本人も同じように考えたのかもしれない。

 

「……たしかに俺かて、無能の雑魚は首括って死んだらええねんとは常々言っとったけど……」

 

 直哉は俺にはいまいち読み取れない感情をその目に浮かべて呟いた。

 

 可哀想な我が弟。

 やっとの思いで禪院家の外で同世代とメールアドレスを交換したのに、蓋を開けてみればこの有り様だなんて。

 

 しかしそんなことを話している間に、12人全員が揃っていた。各人の式神の能力も半分以上は把握できた。優先して排除すべき相手は確認できている。

 

 21時55分。俺は直哉に目配せする。

 刹那、直哉の輪郭がブレた。

 

 ──そこからは、一方的な「清掃」だった。

 

 直哉の姿が椅子から消えた。

 次の瞬間、ホームレスいじめを武勇伝のごとく語っていた男子の後頭部に、鋭い掌底が吸い込まれる。崩れ落ちる肉体が床を叩く鈍い音が、この閉鎖空間に異変を告げる。だが、周囲がそれに反応するよりも早く、2人目、3人目が沈められていた。

 眼鏡の男子がオリジナルの厨二病な呪文を唱えようと口を開くが、唱え始めで直哉の肘が鳩尾を深く抉った。

 4人目、5人目はほぼ同時だった。椅子を蹴って立ち上がろうとした生徒の顎先を容赦なく掬い上げ、直哉は回転の慣性をそのまま利用して隣の首筋へ手刀を叩き込む。二つの体が時間差で床に落ちる。

 6人目の男の子の影から、歪な甲虫型の式神が這い出しかけた。

 

「……お行儀が悪いですわよ」

 

 俺は術者の襟首を掴んで壁に叩きつけると同時に、這い出した式神の節足を引っ掴んだ。指先に呪力を流し込み、外殻に沿って切断線を走らせる。バリッ、という乾いた音とともに呪力が霧散し、式神は砂のように崩れた。

 少年を壁に押し付けた手の中で、彼の体が痙攣するのを感じた。呻き声と恐怖に見開かれた目には、少し胸が痛んだ。

 

 その間にも弟は7人目、8人目、9人目と気絶させている。一人一人に割く時間は1秒未満。そして残る3人は、見るからに内向的な見た目の女子生徒達。彼女達は恐怖のあまり完全に動けなくなって、涙まで浮かべていた。

 弟はそんな彼女達の前に立った。

 

「ごめんな。寝といて」

 

 その声は驚くほど冷えていた。

 無駄のない最小限の軌道で彼女達の意識が刈られる。

 どんな表情で弟がそれをしたのかを、俺は見なかった。

 

 戦闘の開始から最後の一人が床に伏し、静寂が戻るまで──わずか8秒。

 12人の中学生が折り重なるように床に倒れた教室に、数秒の静寂が訪れた。窓の外、新宿の喧騒が遠くの潮騒のように聞こえる

 自らを特別であると信じた式神遣い達の顛末は想像以上にあっけなかった。

 

「……私の出番、ほぼなかったですわね……」

 

 口をついて出たのは、そんな場違いな呟きだった。

 

 ──というか直哉の奴、もしかして滅茶苦茶張り切ってる?

 

 俺への対抗心か、それともメル友のみんなの醜態への落胆か。

 いつもより動きが鋭かった。

 あるいは、他にも何か思う所があるのかもしれない。

 けれども、弟の本当の気持ちを確認する暇はなかった。

 

 カツン、カツン──と、乾いた足音が廊下から響いてくる。

 深夜の静まり返った雑居ビルにはあまりにも不釣り合いな、軽快で朗らかな足音。まるで春の並木道を散歩でもしているかのようだった。

 

「あーあ。……もっとこう、君たちがボロボロになって息を切らしているような、そんな泥臭い展開を想定していたんだけど。うちの子達ちょっと弱すぎない? さすがに本場・禪院家のエリート相手じゃ、まだ育ちきっていないこの子達じゃ厳しかったか」

 

 ため息とともに、ガラリと無造作に扉が開かれる。

 入ってきたのは20代半ばに見える清潔感のある青年だった。黒縁の眼鏡の奥で穏やかに目を細めるその姿は、昼間のカフェにいても、大学の講義室にいても、誰もが微笑んで受け入れるような好青年そのものだ。

 だが、それは間違いなく呪霊だった。

 呪霊という存在は、どれほど知性を持って見えても、その根源は人間の負の感情の煮凝りだ。醜悪な異形であるか、あるいは人間を模していてもどこか機械的な欠落があるはずだ。

 だが、目の前の呪霊は違った。

 彼の立ち居振る舞い、声の抑揚、視線の配り方──そのすべてが、あまりにも完成された「人間」としてそこに成立している。

 

「……真岡」

 

 俺がその名を呼ぶと、青年は困ったように眉を下げ、いたずらが見つかった大学生のような顔で笑った。

 

「よろしくね、禪院姉弟。……いや、よろしくも何もないか。今まさに、僕の愛する生徒たちを片っ端から叩きのめしたばかりの処刑人相手に」

「殺す? ただ祓いに来ただけや」

 

 直哉は低い声で言い放つ。彼の周りで揺らめく呪力が、真岡という存在を拒絶するように激しく逆立っていた。しかしそれを正面から浴びても、真岡の表情は変わらない。

 真岡は床に転がる生徒たちの間を縫うように歩き、教壇に腰掛けた。まるで楽しいホームルームでも始めるかのような気安さだ。

 

「君達にはまず、先生らしく問題を出そう。第一問。……ここに倒れている12人の生徒たち。君たちは彼らを殺さないように注意を払って制圧した。さて、その理由は?」

「……こちらは呪術師で、向こうは何も知らない子供ですもの」

 

 俺の答えを聞くと、真岡は感極まったように何度も深く頷いた。

 

「素晴らしい。素晴らしいよ、菜緒葉さん! まさに教育の賜物だ。君たちのような選ばれた強者が、弱者に慈悲を与える。……あぁ、これこそが完成されたヒューマニズムだと思わないかい?」

 

 褒めている。心の底から、熱狂的に俺たちを讃えている。呪霊に倫理観を誉められるなんて、経験したことがない。

 こいつの等級はなんだ?

 強そうには見えない。呪力も迫力もそこまでない。けれども、呪霊を見ていてここまで危ないと感じたこともない。隙がないと思ったこともない。

 これまでに遭遇したどの呪霊とも違う。

 まずい。

 まずいまずいまずい。

 

「……じゃあ、第二問。……僕の術式はなぁんだ?」

「……人間の体内構造を任意に組み替える力やね」

 

 直哉が即答した。報告書と聞き込みの結果から導いた推論。

 だが真岡は残念そうに首を振った。

 

「おっと、それでは50点だね。……正解は、『接触によって結びついた我が《子》の魂の内部構造を再配置する』。……内臓の破壊や脳の改造は、その過程で生じる些細なおまけに過ぎない」

 

 その瞬間、倒れている12人の生徒たちの体から、ドロリとした粘り気のある呪力が溢れ出した。

 それは彼らの意思ではなく、強制的に引き抜かれているような、暴力的な抽出。

 溢れた呪力は床を這い、触手のようにうねりながら、父親を求める迷子のように真岡の足元へと吸い込まれていく。12人分の呪力がひとつの器に注ぎ込まれる様は、壮観ですらあった。俺達がわざわざ手加減して気絶させた12人の全てが、最初からこの男の養分だったのだ。

 

「……っ、呪力を……吸い上げているんですの……!?」

「正解っ! 彼らは僕の《子》だ。親が子供の将来のために教育という投資を行い、然るべき時にその配当を受け取る。これは後期資本主義社会では、ごく当たり前に行われている再生産のプロセスだよ。君達が優しい子で助かった。殺されてたらこの子達の呪力は回収できなかったからね」

 

 ドサリ、と窓の外が暗転した。

 22時。

 約束の時間。

 ビルの窓の外、黒い帳が張り巡らされる。

 

 

「改めまして。俺は真男佳(マオカ)。現代における父親への恐怖を司る、生まれたばかりの呪霊だ。──どうか君達が、かわいい娘と息子になってくれますように」

 

 

 ──祈りにも似た呪いの言葉とともに、闘いは始まった。

 

 

 

 

 

 

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