音MADでしか呪術廻戦を知らない俺が禪院家にTS転生?! 作:ポ予
「……これでこちらのビルの澱みは全て解消されましたわ。今後は安心してお客様をお迎えくださいませ」
京都の高級複合ビルの最上階。俺はいつも通り完璧なお嬢様を演じながら、依頼主である不動産グループの会長に優雅に一礼した。
ついさっきまでビルの配管にびっしりとこびり付いていた2級呪霊の群れ。それを術式で文字通り根こそぎ調理し、タッパーに詰めて回収し終えた後だ。
本来、呪術高専を経由した任務であれば、全ての過程について総監部へと詳細な報告書が提出される。だが、こういった直接依頼は話が別だ。記録管理が家の中で完結するのをいいことに、表沙汰にしたくないスキャンダルや資産価値を下げる怪異を抱えた富裕層は、直接ウチに泣きついてくることがある。
そして汚い大人の代表格であるお父様は、こうした直接依頼を積極的に拾い集めている。で、高専への報告時には依頼人に都合の悪いことは適当に隠してあげたり、そもそも報告自体をきちんとしなかったり。
呪術規定7条*1から考えると一見危ういラインだ。だが「前項にかかわらず脅威が切迫している場合には、呪術師は脅威を制圧するため相当な措置を取ることができる」というあまりに都合のいい抜け穴もあるし、その後の報告の形式・内容・タイミングを規定する条文もなし。御三家が規定策定の際にわざと作った抜け穴だと俺は見ている。
腐ってやがるぜ……と思わないでもないが、旨味は計り知れない。公式な階級査定には響かずとも、特別報酬が転がり込んでくるからだ。
「ありがとうございます……! 流石は御三家の方だ。これはお礼と言っては何ですが、当グループが経営するプールとスイートルームの特別招待券です。よろしければリフレッシュにお使いください」
満面の笑みを浮かべた会長から恭しく差し出されたのは、角度を変えるたびにホログラムが虹色に輝く、豪華なプラチナチケットだった。
……そう、こういうのだよ!
今の俺は炳の正規メンバーとして、家業をこなしつつ、禪院家のホワイト化に奔走している。そんな怒涛の改革スケジュールの合間に、まさかの「水着回(プール回)」のフラグが立つなんて。
『マコくん、やりましたわね! これは萌えアニメ、そして現代TS転生ファンタジーにおける避けては通れないお約束。あなたの丹精込めて磨き上げた完璧な美少女ボディを世に知らしめる、絶好の機会ですわよ!』
いや、他人事みたいに言ってるけど君の体だからね???!
でもまあ、俺も当然ワクワクだ。プールなんて前世ぶりだもん。
『私は初めて! わーいわーいわーい! でも溺れたら怖いから体の主導権はマコくんにお任せしますわ! 代わりに水着の最終決定権は私! 私私私!』
期待に胸を膨らませる菜緒葉ちゃんに、俺は心の中で精一杯のツッコミを入れながらも、チケットを大切に着物の懐へとしまい込んだ。
◇
数日後。俺は一人でその高級ホテルの屋上プールを貸し切っていた。
チケットの期限は短かったし、一番天気が良くてかつ空いている日はここしかなかったので、これを期に豪遊することにしたのだ。
ここの設備はまさにラグジュアリーの極致だった。空に浮いているかのような錯覚を覚えるインフィニティ・プール。水面は真昼の太陽を反射して、まるで砕いたダイヤモンドをぶちまけたようにキラキラと輝いている。プールサイドには最高級の撥水シルクが張られた真っ白なカバナが並び、専属のコンシェルジュが冷えたミスト入りのタオルと注文したばかりの完熟マンゴーのノンアルコールカクテルを運んでくる。まさに天空の聖域だ。
ゴキブリ食の代償としての悪夢や精神の摩耗は確実に蓄積している。たまには俗世の苦労を忘れて、ぱーっと羽を伸ばしたい。
ちなみに今回のバカンスは完全な単独行動だ。他の家族に言ったらどうせ『女の子1人でプールはちょっと』『護衛を連れて行け』とか言い出すに決まっているが、菜緒葉ちゃんが「禪院の人間の前で水着になるなんて生理的に受け付けませんわ」と必死に主張した。気持ちはわかる。特に繊細でない俺ですら、親戚の男とプールとか普通に嫌だ。同年代の女の子の術師の身内がいたら、その子と一緒に行ったのだが……まあ、今悩んでも無駄か。そのうち禪院でも、女術師がもっと一般的になってくるだろう。とにかく、今回のお出かけは誰にも内緒だ。
「……ふぅ。……何はともあれ平和ですわね」
カバナに腰掛け、ストローをそっと咥えた。
今日のために俺と菜緒葉ちゃんが数時間に及ぶファッション会議を経て選び抜いたのは、ライトブルーの生地に白い花柄があしらわれたフリルたっぷりのワンピース水着だ。
菜緒葉ちゃんの体は小柄ながらも出るところは出ているという、非常に……なんというか、発育の良い曲線美を誇っている。ぶっちゃけ自己陶酔しそうなレベルなのだが、一方で菜緒葉ちゃんの父親ポジションと兄貴ポジションも担っている俺としては、この子の体を絶対に守護らねばという気持ちもある訳だ。
だからこそ、胸元の大きすぎる膨らみをフリルで可愛らしくカモフラージュし、着痩せして見えるデザインを徹底的に厳選した。
その結果完成したのがあざと可愛さと清潔感の絶妙な黄金比!
よく考えたら、TSという舞台設定は本来こうやってかわいい格好を楽しむのが王道だ。あとは完璧超人な幼馴染の親友が女の子になった俺を意識して甘酸っぱい感じになるとか、お嬢様学校に通ってる俺のかわいさとかっこよさの混合に先輩と風紀委員がメロメロになって、元気っ子系の親友が嫉妬しながら湿度マシマシのアプローチをしてくるとか。
そんな前世で嗜んだ数々のネット小説的展開を妄想してみるが、現実は非情である。そもそも、俺の周りにはそんな期待に応えてくれるような幼馴染なんて気配すらない。
『はぁ。もしかして、いえ、もしかしなくてもマコくんって、幼馴染キャラが好きですわよね。毎回幼馴染キャラから攻略したがりますものね。趣味が分かりやすくて微笑ましいですわ』
菜緒葉ちゃんが頭の中から呆れたように囁いてくる。
いやいや。俺は義理堅いから、男女問わず最初から主人公に好意を寄せてくれる人を優先したいだけだ。
しかもテンプレはあくまでテンプレ。
リアルには理想の幼馴染というのは存在しない。
現実で前世の女幼馴染に告白された時はふつうに断った。今は女だけど、完璧美少女である俺をメス堕ちさせる格を持つ男は現れず、菜緒葉ちゃんも男嫌い。おまけにこの世界での男親友ポジションといえばあの甚爾くんだ。無理を超えた無理。あり得なさすぎるね。
……というか、息子がいるのになんで闇堕ちしやがったんだよ、あのろくでなし。思い出しただけでだんだんムカついてきたな。
住所不定の着拒マンの癖に、仕事(人殺し)だけは精が出るってどういうことだよ。ふざけんなよ。
『とか言って、甚爾くんのために毎日毎日、我が家の改革を頑張ってる癖に。マコくんのツンデレさん♡』
ツンデレじゃなくて、友情と行動への評価を分けてるだけだっての。アイツ個人は好きだけど、やってることはサイテーだからな。
本当は、許せないことが辛くもあるけれど。
菜緒葉ちゃんは『はいはい』と適当に流してきた。……そう言う菜緒葉ちゃんこそ、お姉様みたいな年上女性にめっぽう弱いだろうに。
ただ、実をいえば俺も
このラグジュアリーなロケーションで年上ヒロインとの運命の出会いとかないかなぁ。こう、プールサイドで読書を楽しんでいる知的なお姉さんとか。
俺のTS人生にもそろそろ菜緒葉ちゃんの合意を得てのラブコメ展開があるべきなんだよ!
『そういえばマコくんのリアルでの好みの女性ってあまり知らないですわね。前世の中学の時に付き合ってた桐原先輩とか、あんな感じなのかしら?』
懐かしーー!!
そう、それ!
桐原先輩みたいに雰囲気は柔らかいのに知的な感じで、好奇心旺盛でよく笑うポジティブな女が俺のタイプだ。この際、何故か俺に興味津々な都合のいいフリーの美女が出てきて、俺達の血なまぐさい旅路のテコ入れをすべきだ。
『わっ、マコくん。あそこにまさにソレ系の美人がいますわよ』
菜緒葉ちゃんの言葉に、「どれどれ」と視線を向けた。
こちら側に向かって優雅に歩いてくる一人の女性がいた。女優帽に隠れた前下がり気味のショートボブの黒髪は艶やかで、丁寧に整えられている。柔らかな脂肪が程よく乗った体を包むのは黒いオフショルのビキニ。胸は大きすぎも小さすぎもしないちょうどいいサイズ。腰には大判の白いレースのパレオが巻かれ、真昼の風になびいている。肌は静脈が浮くほど白かった。けれども一番印象的なのは、やや垂れ目気味の、どこか老獪な光を宿した瞳だ。
間違いなく美人だった。
……でも、どっかで会ったことがあるような?
『そのナンパ方法は古すぎですわよ。マコくんってば、おっくれってるー!』
菜緒葉ちゃんが楽しそうに嘲笑する。
だが、緩み切った意識の中でふと疑問が芽生えた。
このプール……そもそも俺達の貸切になってたんじゃなかったか?
そしてその女性が歩み寄り、帽子を少しずらして俺を覗き込んだ瞬間。 隠れていた額の縫い目の痕があらわになった。
「やあ、久しぶり。……その水着、100点満点の可愛らしさだね」
穏やかに笑いかける女に対し、俺は脳内で全身全霊のツッコミを入れた。
いや、求めていたのはオマエじゃねえよ!!!
◇
「……ご無沙汰しております」
一瞬の間を置いた後、俺は感情を完全に殺した丁寧語で返した。前会った時は害意はなさげだったが、信用しきれない。脳内では脱出シミュレーションがBPM180で走り始めている。インフィニティエッジの縁まで何メートル、飛び込んだ場合の水中での術式使用可否、コンシェルジュが死角に消えるタイミング。洗脳系術式行使の可能性も考慮し、脳は呪力で保護する。
『私が出ます。私なら人も斬れるし』
いや、世界斬を持っていて、しかも菜緒葉ちゃんよりタフな俺が表に出ておいた方がいいだろう。
原理は全く不明なのだが俺の魂の核は動く(?)仕様で、菜緒葉ちゃんのダメージの肩代わりが可能だということにも、最近気がついた。
しかし目の前の女が本気を出せば、それすらも数分も保たないという確信がある。
この女は今まで会ったどの呪術師や呪霊よりも強い。相手の実力を過たずに測れる程度には、俺は強くなっていた。
どうすれば周囲の非術師に危害を広げずにこの場に対処できるのか。羂索は俺達のその警戒を知ってか知らずか、問うでもなく隣に腰を下ろしてきた。
白いパレオの裾が椅子のシルクの上に広がる。帽子を戻して、手を一度上げてコンシェルジュを呼んだ。手慣れた動作だ。
そしてフローズンダイキリを注文すると、雑談のトーンで羂索は言う。
「そういえば、呪霊料理を食べてからしばらくは君の夢を沢山見たよ」
──先制を取られた。
この女はおそらくここを戦場として設定していないようだ。けれども緊張は抜けない。余計に高まったと言っていい。
真男佳の話を信じるなら、この女は菜緒葉ちゃんがただの女中として朽ちていく世界線の悪夢を数ヶ月見ていたはずだ。
「……不快な夢だったでしょう。ごめんなさい。あの頃はまだ術式のある呪霊の調理に熟達していなくて」
硬い声でそう言うと、羂索は全然気にしていない様子で肩を竦めた。
「あー、気にしないで。ただ、縛りがなければ殺していたかもね。君の弟を」
えっ??
突如直哉に飛び火したんですけど。
『グッジョブ過去の私!!!!』
弟に手出ししないでくれという縛りを結んでおいて本当に良かったよ……。
夢の中の女中菜緒葉ちゃんに対する直哉の態度はクズの3乗だった。
まあ、恨みも買うか。
「ところで、君は禪院菜緒葉じゃなくて
「……わかるんですの?」
「菜緒葉から絡繰を聞いているから一発だ。君らの呪力は同じだが、菜緒葉が表に出ている時の方が、肉体に染みついた呪霊食の影響らしい残穢の感知をしやすい。君の時は、君自身の呪力ばかりを感じる」
ほえー。
だから甚爾くんや直哉は俺らを絶対に間違えないのかなぁ。
いや、ちょっと違う気もする。わからん。
羂索はすぐに運ばれてきたフローズンダイキリの華奢なグラスを受け取り、こちらを見る。あの教室では妊婦という外形の情報量が強すぎたが、今の彼女はとにかく綺麗な人だ。それだけに額の縫い目が余計に禍々しい。
「さて。私としては、本来の禪院菜緒葉と話をしたいんだが。変わってくれないか? わざわざ訪ねていった先で居候に応対されるのは不快なんだ」
居候!!
現代人の自尊心がフリル水着の下でカッと熱くなる。菜緒葉ちゃんに肉体を貸してもらっている負い目はあるが、ちゃんと家賃は払っているつもりだ。
「ここのチケットは私の働きで入手したモノですし、菜緒葉ちゃんはカナヅチなんですけど」
せめてもの抵抗として言い返す。
すると羂索はシャンパングラスを置き、大きな帽子を少しずらして俺を覗き込んできた。額の縫い目が真昼の太陽の下でおどろおどろしく見える。
「泳げない? ……いいじゃないか。それなら私が教えてあげるよ」
羂索は白く細い指を伸ばし、俺の顎にそっと触れた。その感触は灼熱の太陽の下だというのに、凍りつくほど冷たかった。
菜緒葉ちゃんが頭の中で言う。
『私が出ます、マコくん』
そして次の瞬間、俺の意志では菜緒葉ちゃんの体を動かせなくなった。
「ごめんなさいね、マコくんは私やここにいる人達を心配していたの。あなたは呪霊と組むような人だから。それに、あなたとの再会はもっと後になると私達は思っていたんです」
酷く穏やかに、しかしどこか楽しそうに菜緒葉ちゃんは言った。
心臓だけはまだドキドキしている。不安に? 恐怖に? それとも高揚だろうか。黒沐死と戦ったとき、菜緒葉ちゃんは仲間が死んだのにもかかわらずはしゃいでいた。ゴキブリの味にすら喜んでいた。菜緒葉ちゃんはおそらく、死線をさまようヒリヒリ感が好きなのだ。
「お子さんは元気ですか? 男の子と女の子どっちだった?」
「男の子だよ」
「──で、今日は何故こちらに? まさか偶然ってことはないでしょうけれども」
「黒沐死を倒したと聞いたから、いてもたってもいられなくなってね。君の父上がガチガチに情報をガードしていたから、誘い出すのも一苦労だったよ」
羂索は「ちょっと頑張った」程度のテンションでしれっと言うが、これはかなりまずい。
黒沐死戦のような特級案件の戦闘詳細が外部に漏れる経路は限定されていて、正規ルートは高専経由の総監部への報告だけだ。となると、彼女が総監部の上層部に食い込んで情報を抜いている可能性は非常に高い。
更にはチケットを手に入れる発端となった任務も、依頼人からのお礼の選択も、羂索の差配の中にあったのだろう。
ついでに、接触がなかった2年の月日の間にすっかり警戒心が薄れた俺がここに1人で来るということまで読み切ったプロファイリング能力も大したものだ。
菜緒葉ちゃんも同じことに気づいているはずだ。
「黒沐死は1人でやっつけた訳ではありませんけれど。でも、羂索さんってお耳が早いんですのね。総監部にお友達がいらっしゃるの?」
彼女は俺よりも攻撃的なタイプだ。積極的に情報を取りに行く。
「それとも五条家の関係だったり?」
首を傾げて、そうも付け加える。
──これは俺の中にはなかった見方だ。
御三家は総監部への影響を有している。そして五条家は禪院家を警戒している。その五条家自体に羂索の駒が入り込んでいて、五条家の集めた情報を抜いている。あるいは五条家と羂索が禪院家に対して、それぞれの目的から協力関係に近い情報共有を行っている。どちらもあり得る話だ。
羂索はストローでフローズンダイキリを軽くかき混ぜながら目を細めた。
「うーん。総監部にはたしかに駒を置いてあるよ。五条のほうについては……見立ては悪くないかな。けれども、五条悟がいる限り、直接の駒は置きたくない」
「本当かしら。……そもそも、五条悟ってあなたから見ても脅威なんですの? 一回だけ会ったことはあるけど、ただのクソガキでしたわよ」
呪力にしても存在感にしても格が違うとは思った。でも、中身は普通の子供だ。直哉との格差で自己肯定感をボコボコにされた菜緒葉ちゃんの記憶により「弟より凄い同年代の子なんているんだね、もはや神じゃん……。性格もうちの弟と違って大層素晴らしいんだろうな」と思って対面に臨んだ割には、本当に普通。一度しか会ってなくてもわかる。「ヤンチャめの子が同年代の友達も兄弟もゼロの状態で甘やかされて育てば、当然ああいう感じになるだろうな〜」くらいの印象だった。
つまり、
「羂索さんなら、どうにでもできるのでは?」
菜緒葉ちゃんは言う。
俺もそう思う。
総監部への影響力、1級術師の上澄みを見慣れていてさえ動揺する程の底知れない呪力、他人を呪物にした経験が何度もあるという謎の技術力。そして、おそらく見た目通りの年齢でもない。これ程の傑物である羂索なら、搦手で上手いことやれそうだ。
五条悟はまだ『反転術式』未習得らしいし、無敵のバリアも四六時中張ってる訳じゃないだろう。
「つまり、あなたは嘘をついている。……いや、そうじゃない可能性もあるか。あなたのやりたいことは既存の呪術界の秩序には反しているけれど、実現のために五条悟を早期排除するより、今目立たないことの方が重要……とか? よくわからないですわね」
「……」
「まだ答えたくないみたいなので、やめましょうか、この話は。質問攻めにしちゃってごめんなさい。話を戻しましょう。羂索さんの本日のご用件について、じっくり聞かせてくださいな」
菜緒葉ちゃんはマンゴージュースを飲み終えて、明るく笑った。
演技でも良く笑えるな。
いや、演技でもないな。
この子、普通に羂索との再会にワクワクしていやがる。
「ついでに、泳ぎも手取り足取り教えて、羂索先生。……なぁんてね♡」
そんなジョークまで飛ばす始末。
……君、最悪羂索に溺死させられるかもよ?
羂索は口を大きく開けて笑った。
俺は理解不能なこの女が怖くて仕方ない。
水着回(プール回)のご褒美が、羂索による地獄のスイミングスクールに化けるだなんて。
俺は菜緒葉ちゃんの中で、密かに涙するのであった。
②呪術師は、脅威を発見した場合には、ただちにこれを学長に報告しなければならない。学長は、報告に基づいて脅威の等級を認定し、呪術総監に通知するとともに、これを制圧するために必要な人員および装備を編成し派遣する。
③ 前項にかかわらず脅威が切迫している場合には、呪術師は脅威を制圧するため相当な措置を取ることができる