音MADでしか呪術廻戦を知らない俺が禪院家にTS転生?! 作:ポ予
13~15歳前後の優秀な子を術式有無問わず複数人誘って、月1くらいで開催してる想定。
※原作の独自解釈・本作の独自設定・センシティブな内容が沢山出てきます。無理だと思った場合、飛ばし読みしてもOKです。
第一回勉強会 広島大祓除と総監部設立
【1945 広島大祓除】
特級呪霊と当時の禪院家当主の交戦
※戦闘経過の詳報は直哉さんの持ち出し、内輪に留めておくようにとの指示・縛り
1. 初手:偵察
召喚式神:「玉犬」および「鵺」
•当主は突入直後、即座に「玉犬」および「鵺」を同時展開。███による視界不良と熱線が渦巻く中、呪霊の正確な位置を特定。高空からの「鵺」による電撃を以て先制攻撃を仕掛ける
→呪霊の纏う█████の障壁により、「鵺」は一切の有効打を与えられず完全破壊。
2. 第二手:防御陣形の構築と足止め
召喚式神:「大蛇」および「蝦蟇」
• 戦術: 呪霊からの広範囲熱線攻撃に対し、当主は「大蛇」を盾として召喚。これを肉壁として直撃を回避しつつ、「蝦蟇」の舌を用いて呪霊の肉体の一部を拘束。物理的な質量による制動を試みる。
→呪霊の放つ不変の██(※後に言う███に酷似した呪力特性)により、「大蛇」および「蝦蟇」は一瞬にして完全に融解・消滅した。
3. 第三手:飽和攻撃と呪力特性の解析召喚式神:「脱兎」および「満象」
当主は「脱兎」を数万匹規模で展開し、爆心地の撹乱を試みる。その視覚的死角から「満象」を召喚、最大出力の激流を浴びせることで、呪霊の熱量を奪い弱体化させる一手を打つ。
→激流は一時的に呪霊の表面を冷却せしめたものの、呪霊が有する███の持続性により、水流は瞬時に沸騰・蒸発。同時に肉体的損耗(右半身の重度熱傷)により、式神の顕現が解ける。当主はこの時点で、十種影法術における通常の式神では当該呪霊の██████という特性を相殺不可能と判断。最終手段への移行を決断する。
三、 「八握剣異戒神将魔虚羅」の調伏儀式開始
当主は残された全呪力を絞り、十種影法術における未調伏の最終式神を呼び出す強制調伏儀式を開始した。
→魔虚羅による呪霊の消滅および当主の死亡。
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【戦時中の呪術界と広島大祓除の司令系統】
内務省が窓口となり、軍部(陸軍)が動員を実行し、御三家が呪術師側の代表として実務を統括する体制があった。
8/10に特務機関から白紙委任に近い命令が下り、当主は翌朝8/11に軍用機で広島近郊へ移動。呪霊の異常性を見て当主が補助を下げ、遠見の術式を持つ者が戦闘記録を残す。
軍部に報告を行うも、8/15の終戦により重要な特殊作戦関連の文書は優先的に焼却される。
当該特殊任務は存在しなかったことにされ、国家補償は存在せず。なお、この処理は戦時下動員に関わったほとんどの呪術師の死に対して行われている。
Q.当時の呪術師の主要な役割は?
A. 主に通常の祓除と結界の護持。ただし1945年1月当時の米大統領呪殺作戦には呪術師が動員された。大統領は1945年4月12日、ジョージア州ウォームスプリングスにて脳出血により死亡。彼は1944年の選挙時点から健康問題を抱えており、自然死だったと理解されている。
Q. 戦地への呪術師派遣は何故行われなかったのか。
A.五条悟誕生以前の呪術師は現代とは比較にならない程弱い。一方で呪霊発生率は記録上最高だった。特に1944年以降は本土空襲下の各都市で非戦闘員大量死による呪霊発生が活発化。空爆により戦死した呪術師が呪霊に変じ被害を拡大させたケースも複数の報告が残っている。
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【1947 総監部の成立と呪術高専設置】
1947年3月:教育基本法公布
同年5月:日本国憲法施行
同年12月:内務省解体、
呪術規定(呪術師の義務に関する覚書)締結
御三家は公的な特権を放棄する代わりに呪術師の戦時動員について清算、さらに私的な独占的管理権を獲得することを目指し日本政府(占領下)と密約を結ぶ。
禪院家は広島大祓除で日本を救った英雄なので(!)非常に有利な条件での合意となる。同時に東京と京都に呪術高専が設立され、総監部の指揮下に置かれる。
Q. そういえば覚書って何ですか。
A. 当事者間の合意文書。法的拘束力は当事者の合意の範囲でのみ機能する。
Q.それって第1条第2項*1と矛盾してません?
A. 当事者全員が合意の上で、通常の法体系を発動しないという運用。察せやカス。
←この人口が悪すぎないか?
Q. 覚書という非公開文書の形を取ったのはGHQの追及を避けるためで合っていますか?
A.正解。核となる規定8条*2の起源は対外的な秘匿である。占領終了後も非術師保護のためという名目でこの秘匿体制が継続し、現代に至るまで規定として残っている。
Q. そもそも総監部の仕組みがよくわからない。俺達は雰囲気で従っている。
中立性を重視して御三家の人員は直接は入れないことになっているし、御三家の術師は総監部の命令に従ってはいる。一方で、御三家側から影響を及ぼすことも可能な間柄。具体的には総監・学長ともに実は御三家の指名・推薦が必須条件になっている。(2条第2項*3、3条第3項*4)
現状は保守派(≒加茂派)が最大勢力にして中核。
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【その他質疑応答】
Q:猿(非術師)の歴史についてまでここまで詳細に説明する必要があるでしょうか?
A:議題にする意味は二つある。一つは、我々の任務の対象が呪霊で、呪霊は奴らから生まれる。我々の仕事は奴らの感情の処理係。仕事の根本理解のためには、奴らを理解する必要がある。さらに、呪術師は非術師より上とはいうが、実際には我々の経済・情報・人材すべて非術師の社会に依存している。我々が議論しなくても、彼らの動きが我々に影響を及ぼし続けてる。これを理解せずに方針は立てられない。要するに、興味を持つ持たないの問題ではなく、戦略的に必須の作業ということ。我々の生存と繁栄のために、彼らの世界を理解しなければならない。
Q:先日呪詛師との戦闘になった時疑問に思ったのですが、高専が取りこぼしている呪術師候補が案外多い可能性はありませんか。
A:十分にありうる。
江戸時代までは平安以来の公的呪術関連と地域密着の呪術関連の両立により、複数の救済経路と予防経路があった。しかし明治時代に修験道廃止令、祈祷禁止令の公布によって地域密着経路が公的に禁じられた。現代日本では戦前・戦中の軍部ほどの強引な手は取れないので、高専では手が回らないこともあるかもしれない。
Q:「呪術規定は呪術師のための法ではなく、非術師を呪術師から守るための法である。」とよく言われている。しかし体感とは合わないし、呪術規定の条文を細かく読んでいっても違和感がある。呪術師の本分は呪霊を祓うこと。つまり、非術師を守るのは呪術師の仕事ではない。結果的に守っているだけなのでは?
A:質問者の感覚は概ね正確。第1条に「呪術師は呪術、呪霊および呪物が人類に惨禍をもたらすのを防ぎ、社会の平和と安全を維持することを使命とすることが義務づけられている」と書いてある。ここに「非術師のために」とは書いていない。しかし、そもそも「呪術師」「呪詛師」とは何か。これは面白い話なので、規定を読みながら今後も思いを巡らせてみて欲しい。
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第四回勉強会 A町連続怪死事件に学ぶ
【1975-76 █████県A町・連続怪死事件】
1. 事件の概況
1975年4月から1976年2月にかけて、A町在住の非術師5名が相次いで怪死。
死亡形態に共通項あり:
・削ぎ落とされた顔面を鏡台を埋めるようにして死亡(事例1・3)
・半身を失った状態で姿見にもたれかかり死亡(事例2・4・5)
死亡者5名はいずれもA町の特定家系に属する
各家系には、戦後の混乱期に近隣のS区への加害行為に直接関与した先代がいる(具体的には█████、█████、█████の三件に関与)
そのため事例3以降、A町住民の間で「S区の住民が呪っている」との風説が広がり、糾弾運動・物資の遮断・夜間の襲撃が常態化していった。
2. A町とS区の地理的・歴史的関係
A町:戦前から続く農村集落。戦後は地場産業により一時繁栄、オイルショック以降は急速に衰退。
S区:A町中心部から南東約█km、河川を挟んで隣接。戦前から地域社会から構造的に分離されてきた集落。明治期の祈祷禁止令以降も、家ごとに祓いの口伝が断片的に残っていたとされる。1970年代当時の人口約███人。
両地域の関係は戦前から非対称であり、戦後の混乱期からA町側がS区の土地・水利・配給に関与する形で、加害的な接触が複数回発生していた。夜間襲撃による失明者発生後からは外部の運動団体がS区側に立って介入。糾弾運動が逆方向(S区側からA町・行政への糾弾)に展開。
3. 派遣体制と初期見立て
1975年12月、事例3の発生後A町役場に勤める「窓」経由で正式要請が入り、京都呪専より主任として2級呪術師1名、補助2名が派遣される。
当初仮説:S区側に呪詛師がいる
4. 発生源特定の経過
外部の運動団体・現地住民との衝突の末、事例4の発生を機にS区への立ち入り調査が実施された。住民の同意を得た形式は取られたが、実態としては威圧的な家宅捜索に近い。
一方で補助の祓除師1名がA町住民の集合的罪悪感の蓄積から発生した呪霊が、A町内部の特定の家系を選んで攻撃している、との仮説に転換。主任との口論の末、指示を無視してA町側の調査を開始する。
補助の祓除師は呪霊を発見・交戦、死亡。
5. 祓除
補助の祓除師の死亡、およびその遺体の状況(半身を失った状態で溺死)を確認した主任は、自身の「S区側による呪詛」という初期見立ての誤りを認めざるを得なくなる。
主任は残された1名の補助と共に祓除に臨むも敗退。等級見直しが行われ、翌日1級呪術師により祓除が行われる。
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【ディスカッション】
・「窓」がA町役場勤めであるということが要請経路のバイアスとして無視できない
←当初仮説自体は問題なし。問題は現地に入ってからの修正の遅さでは
・外部運動団体との衝突が担当者の認識を歪めた可能性について
←衝突は不可避だったのか?
←呪霊について説明できない限りは無理
←7条*5に定められた脅威の制圧だと強弁すれば8条違反にはならないはず
← 主任の2級呪術師は非術師家庭出身で後ろ盾なし。運動団体への警戒心との混合で、呪霊について打ち明けるのは不可能。
・主任の2級呪術師が非術師家庭出身だったなら、元々S区への偏見を持っていたのでは?
「禪院にあらずんば人にあらず」とまで言うのはよくないけど、猿の野蛮な価値観を引きずっている意識が低い人は時々いるよね。
◎もしもこれが本当にS区出身の教育を受けていない無知な呪術師の犯行だった場合、呪詛師認定の上で秘匿死刑になっていたのだろうか
byナオハさん
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第七回勉強会【番外】呪胎九相図と呪霊食について
※ナオハさんがメイン講師
いつも通り内輪に留めておくようにとの指示・縛り
【何故呪胎九相図と呪霊食なのか】
今回の講義はヒトと呪霊の境目について考えるためのものになる
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【呪胎九相図からみるヒトと呪霊の境目】
1.加茂憲倫とは?
明治時代に史上最悪の呪術師として名を馳せた加茂家当主。ヨーロッパで最新の生物学を学び、帰国後に家門制度と術式研究に応用。呪胎九相図の製作者。
Q生物学を術式研究に応用したというのは赤血操術のことだろうが、家門制度に応用したというのは?
家系に非術師の祖先が1人でも確認されている人物との婚姻を禁じる掟を作った。アメリカのワンドロップルールのようなもので、加茂家から見れば禪院家さえ猿の集まり。しかし現代日本でそんなことを続けて相伝が途絶えない訳がない。彼らは近いうちに限界を迎えるだろう。
Q.こんな汚点を当主にしておいて、加茂家はどうして御三家から外されなかったのか
A. 彼の研究の多くは呪術文化財に認定されており、その生成物が呪術界内外に広範な損害を与え始める以前の彼への糾弾の声は、そこまで大きくなかった。
非術師の世界でも似たようなことはある。「近代婦人科学の父」 J・マリオン・シムズは1840年代のアラバマで、奴隷の黒人女性アナーカ・ルーシー・ベッツィを麻酔なしで膀胱腟瘻の手術実験に反復して用いた(およそ30回)。当時の医学が黒人女性を「生来的に痛みや恥じらいを感じない存在」とみなしていたからだ。
呪術界にしても、憲倫が単なる非術師の女性1人を強姦して9回妊娠させただけだった場合、彼に「史上最悪」の称号を与えたか?——おそらく否だ。呪胎九相図が宿儺の指と比肩する呪物として認識されて初めて、憲倫は公に批判された。
Q.非術師差別と黒人差別のレトリックは、同じなんでしょうか
A.鋭い意見。(やったー!)
霊長類への類比による脱人間化は、黒人差別を支える最も古典的かつ象徴的な比喩。黒人は数的に巨大な被支配層・労働基盤であり、無知のまま奴隷としてとどめ置かれていた。そもそも教育を受ける機会がないから。
ちなみに、同じ人種差別でも「ユダヤ人を猿と呼ぶ」という蔑称構造は主流ではない。ユダヤ人差別の典型イメージは鼠・蛆・寄生虫・蜘蛛。
そして呪術師の立場はユダヤ人ディアスポラに形態的に似ている。だから、寄る辺のない非術師家庭出身の呪術師は、自分を非術師から迫害されているユダヤ人だと思いながら黒人差別のレトリックを使うことがある。
Q.非術師は本当に弱いですけどね
A.呪霊を祓えないことのみを指して弱いというなら正しい。
2.呪胎九相図について
呪霊と人間の混血児9兄弟。未発達な胎児の状態で母の子宮から取り出され、封印中は破壊できない代わりに周囲に害を及ぼさないという縛りで存在を保っている呪物。
しかし憲倫は危険な呪物を作って社会を混乱の渦に陥れたかった訳ではない。
彼には3つの疑問があった。
①呪霊とは何で構成されているか?
②人間とは何で構成されているか?
③両者の境界は本質的か、量的か?
これは当時ヨーロッパで沸騰していた生命と非生命の境界・人間と動物の境界・霊と物質の境界に関する論争群の呪術版である。
ヘッケルの反復説の前提下で呪霊と人間の進化的分岐の各段階を可視化することにより、系統発生上の呪術的分岐点が、個体発生のどの段階で起きているかを発生学的に同定できるという仮説を憲倫は立てた。
そして父呪霊/憲倫の血/胎齢という3つの変数を変えた実験のもとに産まれる存在の人間度・呪霊度・術式継承度・形態を観察記録することにより、ヒトと呪霊の境目の追求を行った。
その失敗作の標本こそが呪胎九相図である。
Q.ヘッケルの反復説とは
「ある動物の発生の過程はその動物の進化の過程を胎内で繰り返す形で行われる」という考え方。この説によれば通常の人間胎児は、進化的祖先の段階(魚類・両生類・爬虫類)を経て哺乳類・霊長類・人間に至る。
今では否定されている。
Q.呪霊は基本的には繁殖しないのに、どうして母体を妊娠させることができたのか
A.憲倫、あるいは加茂家が資料を破棄したので不明。特殊体質としか言いようがない。
たとえば彼女の卵子そのものが呪霊との接触に反応して単為発生を開始しやすいという、胞状奇胎や卵巣奇形腫の機構に近いメカニズムだと推定される。
憲倫に会う前の最初の子は死産、4番以降も早期に死んでいるので、あくまで「呪霊との子を孕む体質」であって、その後の成長については問題が起きやすかったのかもしれない。
3.呪霊とヒトの境目の不確実性
憲倫はこの呪物について「つまらない」と言い残したという。
とはいえ特級呪物である。そして結局は憲倫の血を入れ、胎齢も他の個体より長い1番が最も強力だったようだ。
しかし、父も母もヒトで、呪霊の影響を受けた形質が発現しているだけの個体なら、それはただ呪われているだけのヒトと大差ない。
だから憲倫は退屈がったのではないか。
未来永劫に封印されている胎児達を相手にそれを確認する術はないけれど。
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【呪霊食のメカニズム】
1.『呪霊食』とは
呪霊を食用化することで摂取者の呪力量を底上げする技術。
現状「触れた物体を切り、切った物体が纏う呪力を『美味しく』操作する」術式に依存。
今後は以下2術式によるスケールを目指す
①呪力を無毒化する術式
②呪霊を拘束・核を停止できる術式←もうある
調理工程:
呪霊を殺さずに進行する。
核を破壊された呪霊は肉体が即座に消滅するため、生かしたまま体表に多数の切れ込みを入れ、そこを起点に内部を巡る呪力の質を書き換える必要がある。
対象等級:
4級の蠅頭から段階的に拡張され、現在は1級呪霊までを安定して調理し得る段階に達している。
2. 呪霊食の作用機序
【『浴』との類似】
『浴』:呪力溶液(外部)→ 器物(受動)
『呪霊料理』:呪霊片(外部)→ 人体(受動)
【『浴』のメカニズム】
蠱毒で厳選された生物を潰し濾すことで得られる呪力の溶液に器物を十月十日漬け込み、呪具化する儀式。
→強い呪力を持つ魂が物質を観測し続けることで、その物質はその呪力を映す鏡となる
【人体への『浴』のリスク】
①肉体の破壊
ex)呪力を受け止めきれずに毒で死ぬ、肉体が変形する
②精神の破壊
ex)呪霊が捕食者の精神を沈める
※②については第6回の呪物摂取事例と類似
【『呪霊食』の安全性の核:魂と魂未満の存在の接触】
調理過程での、魂としての一貫性の解体。
→呪力を持つが、観測者性を弱められた魂の欠片が摂取者の呪力を強める
3.呪霊食の著名な記録
宿儺:
呪霊の核を凍らせ、従者に調理させていた
(宿儺の指が猛毒なのはそのせい?)
Q.宿儺は人も食っていた。これが呪力増強のためだったという仮説は考えられないか。
A.考えられる。
呪霊の人間食:
一般人(呪力漏出)→ 環境(呪力蓄積)→ 呪霊誕生(呪力凝集)→ 人間を捕食 →強化
術師の呪霊食:
呪霊(人間から収奪した呪力の凝集体)→術式を用いた無毒化 → 術師が摂取→強化
※あくまで仮説。先天異常を持って生まれた宿儺は人間社会に居場所を見つけられず、飢えていただけかも。
※更に直哉さんの仮説
宿儺の先天異常の記録は寄生双生児のそれに似ている。これは優秀な呪術師が、同等の才能を持つ呪術師を「食べた」と定義できないか?
←もう片方が「捧げた」のかもしれない
byナオハさん
2人の個人的事情による感傷?
単なる胎内での栄養の不均衡の産物
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【その他質疑応答】
Q.非術師に『呪霊食』をさせた場合どうなるんですか?
A.前提としてまず術式/脳の構造/呪力の三軸の組み合わせで、全ての人間を9通りに分類する必要がある。
A:術式あり+脳が術師+呪力多
1~2級呪術師の主流。
B:術式あり+脳が術師+呪力少
当初の菜緒葉さん、弱い呪術師、補助監督。
C:術式あり+脳が非術師+呪力多
潜在的呪術師。脳のデザインのせいで呪力コントロールができない。呪霊は見える場合が多い。
実質非術師。
D:術式あり+脳が非術師+呪力少
上記と類似だが呪霊を視認できない。
E:術式なし+脳が術師+呪力多
強い術式なし術師。躯倶留隊など。
F:術式なし+脳が術師+呪力少
弱い術式なし術師。脳は呪術を扱える構造だが、呪力量が少ない。呪霊が見えるレベルの呪力量であれば補助監督や「窓」にスカウト?
非術師同然。
G:術式なし+脳が非術師+呪力多
いわゆる霊感のある非術師。呪霊や帷を視認できるが、呪力操作はできない。「窓」。
H:術式なし+脳が非術師+呪力少
俗に言う「非術師」の典型。呪霊が見えず、呪力操作もできない。死に瀕した人間は強い呪力を放つため、その際Gにランクアップすることもある。
I:天与呪縛のフィジカルギフテッド
伏黒甚爾、禪院真希。生まれつきの「縛り」によって呪力がH以下だが、代わりに桁外れの身体能力を得る。
呪霊食の支給は現在禪院家内ABEカテゴリ(=呪術師)の人員にのみ行われている。
非術師に呪霊料理を振る舞った場合、Fは呪術師になる。Gは呪力が増えるだけ。C,D,Hは呪霊の視認が可能になると推定。
非術師カテゴリの内訳%は完全に不明。
脳の構造についても変更可能な術式は歴史上複数確認されているため、呪術の秘匿についての原則を無視して呪霊食との併用を大規模に行えば、呪術師の人数不足は理論上確実に解消される。
Q.分類Iは非術師だと思っていたのですが、違うのでしょうか。
A.呪力を生まれつき何かに捧げているだけで、おそらく脳の仕様は術師だ。そうでなければ己の能力の開示という縛りによる能力向上が可能であることに説明がつかない。
Q.真希に呪霊食を与えることに当主様は否定的だと聞いていますが、仮に食べさせたらどうなるか、予想を聞かせてください。
A. 天与呪縛の仕様はブラックボックス。
可能性は3つ。
①摂取した呪力は更なる身体強化に費やされるか、空転して消える。当主の見解。
②呪力を外部から供給したことにより縛りが破棄される。この場合の真希は、ペナルティによって常人並みの身体能力に戻る。
③後天的に失ったものを取り戻したとしても、それに連動して得たものが消える訳ではない。この場合の真希は、優れた身体能力を更に呪力で強化するAあるいはEの型の優秀な呪術師となる。
真希が15歳になった時、当人に望みを聞いたうえで投与について再検討を提案予定。
②呪術師は、脅威を発見した場合には、ただちにこれを学長に報告しなければならない。学長は、報告に基づいて脅威の等級を認定し、呪術総監に通知するとともに、これを制圧するために必要な人員および装備を編成し派遣する。
③ 前項にかかわらず脅威が切迫している場合には、呪術師は脅威を制圧するため相当な措置を取ることができる
フルで講義シーンを書こうか悩んでましたが、とりあえずサクッと。
お察しでしょうが、人類総術師計画をなるべく合法的に行うため(!)手始めに総監部をどうにかして行こうというプランを菜緒葉ズは構想しております。重要組織の割には原作で意外に描写が薄い分随所で結構踏み込んだ解釈をする必要が出てきて、どう受け取られるかはドキドキしているので、ご感想やご質問あればいただけると嬉しいです!