進撃の巨人好きの少年はキヴォトスでもやっていけるようです。 作:オバマモドキ
トリニティ、ゲヘナ風紀委員会、便利屋68これらの戦力、及びエンジニア部2年生雪風コジマが駆るACナイトフォールによってホシノを奪還することに成功した。
ホシノ先輩奪還作戦から数日後、再び先生がアビドスへやってきた
先生「みんな!久しぶり!」
アヤネ「こんにちは先生、元気そうで何よりです。」
「対策委員会の一日は今日も慌ただしいです。」
「ですが嬉しいお知らせがいくつかあります」
「まず1つ目、対策委員会は先生の公的な承認によって無事アビドス高校の正式な委員会として承認されました。」
「これも先生のおかげです。ありがとうございます!」
「それと生徒会長についてはホシノ先輩にやってほしかったのですが...当の本人が断固拒否したため、今のところ生徒会長はまだ決まってません...」
「そして、柴関ラーメンは屋台という形で営業を再開しました。」
「結果大繁盛しているみたいでセリカちゃんもバイトとして復帰しています。」
「大将も元気みたいで、「引退はまだ先だな」って言ってました。」
「そしてアビドスの借金に着いてですが...チャラになりました!」
先生「え?なんで?え?」
理解しがたかった、9億あった借金が一瞬で無くなってしまったのだ
嬉しいのはそうだが急になくなると逆に怪しく感じてしまう。
先生「え?本当になんで?」
アヤネ「実はあの奪還作戦のあとエンジニア部のコジマさんがカイザーPMCの施設を片っ端から襲撃したらしくて...襲撃をやめるのを条件にアビドス高校の借金をチャラにしてくれたらしいです...」
先生「えー...」
「イレギュラーだな...彼も」
アヤネ「なにか目的があると思ったのですが、当の本人は「やりたくてやった、こいつのデータも取れるからな」って...」
先生「ええ...」
アヤネ「カイザー理事はこの前の作戦で出てきたあの巨大兵器ごと貫かれて生体反応が消えたみたいですがデータベース上ではまだ生きているとされているようでヴァルキューレから指名手配を受けているようです。」
「カイザー本社は関係ないと言わんばかりに理事を解雇、そしてコジマさんが暴れまわった事によりPMCは一時的にキヴォトスから事業を撤退しました。」
「これからの私達の目標は取引で失ったアビドス自治区を再び買い取ること」
「事業を撤退したとはいえ、まだ所有権はカイザーにあります。」
「そしてカイザーはあの土地で何かを企んでいるようです、結局何をしているのかは分かりませんでしたが...」
「それではアビドス対策委員会定例会議を始めます!」
ホシノ「せっかく借金が消えたんだからさぁ、昼寝でもしようよ〜」
アヤネ「そう行きません先輩とヤマトさんに聞かないといけないことがあります」
ヤマト「え?俺?俺なんかしたっけ?」
アヤネ「忘れたんですか?ヴァルキューレに行ったとき外の世界から来たみたいなこと言ってましたよね?あと冤罪で捕まったとか...」
「それについてきちんと説明をお願いします」ゴゴゴゴゴゴ...
ヤマト「うへ~目が怖いよアヤネちゃん」
アヤネ「ホシノ先輩のマネしなくていいですから!」
ヤマト「あーそうだ、外の世界のやつは一応ホシノ先輩も知ってるはずですけど?」
ホシノ「(;・∀・)」
アヤネ「ホシノ先輩?...どうして黙ってるんですか?」
ホシノ「い、いや〜、本当は初日に言おうとしたんだけどね〜ヤマト君の顔が言わないでって言ってたからさ〜」
ヤマト(そうじゃん、柴関ラーメンでなんか言おうとしてたな...)
アヤネの視線がヤマトに向いた。
アヤネ「じゃあヤマトさん?...最初から最後まですべて、嘘偽り無く説明してくださいね」ゴゴゴゴゴゴ...
ヤマトはバンジーで落下死したことから不良とのいざこざで冤罪をかけられたこと、その後なんやかんやありアビドス高校に入学したこと、あったことをすべて話した。
覚えてないやつはまた最初から読み直せな!!!
ヤマト(...なんか今日はやけに幻聴が聞こえるな)
アヤネ「ヤマトさん?ぼーっとしないでくださi」「ザザザ...」
目の前が急に真っ暗になった
ヤマト「...は?」
突然の出来事にヤマトは困惑した。
一度瞬きをする...すると目の前には白い空間が現れその奥には...
???「よおヤマト、早速だがこっちに来てくれよ」
謎の男が立っていた、何故か腕にギプスを付けて、傷だらけだった。
ヤマト「...お前誰だよ?てかそれよりその怪我は大丈夫なのか?」
「あーこれ?ちょっとね、風紀委員に追われ、ゴリラに腕を折られ、警察に追われ、太ももに挟まれたりしてこうなった」
ヤマト「...?スマン、何を言ってるのか何一つわからなかったわ」
「それより名乗れよ、お前は...ここは何だ?ここで何をしている?」
「ここには名前がない、あと私にも、まあ好きに呼んでくれ」
「何をしているか、まあ簡単に言えば
ヤマト「...は?」
「本来キヴォトス、いやブルーアーカイブの世界において、外の世界から来る者は先生やゲマトリア、カイザーとかだ、それであのストーリーが進行している...」
「そのストーリーは最高に面白い、お前にも分かるだろう?」
「しかし...ちょっとスパイスが欲しくならないか?」
「だからお前をこの世界に入れたんだ」
ヤマト「何を言って...?」
「この世界に来たとき、違和感はなかったか?目が覚めるとよくわからない場所に居て、何故か立体機動装置があった、不良との戦闘が終わったあと逃げれたはずなのに何故か逃げずに捕まったこと」
「アビドスに来たばかりなのに速攻で馴染んだこと、本来は先生と同じように怪しまれてもおかしくないのに、そして...」
「まるで新築のような一軒家、テレビやフライパン、立体機動装置、手紙、何故か手紙を読んだ瞬間に住民登録」
「あれはすべて私が上手く手を回したんだ、それで現状が生まれている」
「あんただってわかっているはずだ、本来のストーリーからの脱却、本来存在しないはずの生徒」
ヤマト「じゃあコジマがこの世界に来た理由も...」
「そうだ、私があんたより1年先に送り込んだ」
「...そろそろ時間か、目覚めるときだヤマト」
「ここに来たことも多分忘れる、進撃の巨人の「道」のようにね」
「だがいつかは言えないがまたどこかできっと思い出すだろう、それまではさよならだ」
ヤマト「待て!まだ聞きたいことが!」
「ああごめん言い忘れてた、あんたの神秘は立体機動装置を着けると運動神経が飛躍的に上がるみたいな感じだから、その編よろしくな」
謎の男が指パッチンをした。
???「さん...!...ヤマトさん!」
ヤマト「あれ?ここは?」
目を開けるとそこはアビドス高校だった。
アヤネ「ヤマトさん!起きてください!」
ヤマト「んえ?...俺寝てた?」
セリカ「話してるときに急に寝はじめてびっくりしたわよ」
ヤマト「いや〜...なんかすっごい長い夢を見ていた気がする...」
「えーと?それで、どこまで話しましたっけ?」
シロコ「全部聞いた」
先生「えっとヤマトが急に寝たあと私とホシノで何があったのか話したんだ」
ヤマト「あー、なるほど?」
「「「「「「...」」」」」」
急な沈黙
ヤマト「...えっと?どうしたんですか?みんな急にこっち向いて」
ノノミ「えっと...その...」
どこか言いづらそうな表情をしている。
シロコ「...ちょっと聞きづらい」
アヤネ「その!ヤマトさんは”付いて”るんですか?」
そこにいる全員の頬が赤くなった。どうやら先生かホシノがヤマトの前世が男だったということを話したのだろう。
ヤマト「付いてるって何が?...」
「!!!!?????///////」
ヤマトの顔が赤くなった
「な、なななな!!??なんてこと聞くんですか///!?流石に俺にも羞恥心はあるんですよ///」
アヤネ「で、ですよね...」
ヤマト「...付いてないですよ///キヴォトスに来る前まではあったのに...」
「「「「「「「...」」」」」」」」また沈黙が走った
ホシノ「...よし、この話はもう忘れようか」
「みんなもさ、恥ずかしいこととかあるでしょ?今聞いたことはなかったことに...」
アヤネ「...そうですね、今回のことは聞かなかったことにしておきます」
先生「...あ、そうだ、ちょっと前に水族館に行きたいって言ってたよね?」
「ここにちょうど7人分のチケットがあるんだけど、どう?今から行かない?」
先生がポケットからアクアリウムのチケットを取り出した。
ホシノ「うへ!?アクアリウム!!行こう!今すぐ!!」
めちゃくちゃはしゃいでいた。主にホシノが
ノノミ「ホシノ先輩食いつきすごいですね...」
ヤマト「行きましょうよ!イルカとかみたいです!!」
シロコ「ん、魚食べたい」
セリカ「水族館はそういう所じゃないから!」
先生「じゃあ行こうか」
一同「おー!!」
場所は変わりDU
アクアリウム、入口の建物はドーム状で屋根はガラスで出来ている。
ホシノ「うへ!!ここがアクアリウム!?」
すごくホシノが興奮している。
セリカ「すごい...大きい!」
ヤマト「おお!」
ホシノ「先生!早く中に入ろうよ!」
先生「ちょ、ホシノ!?歩くの速いよ!」
中に入った。
ホシノがはしゃぎながら水槽を覗いている。
アヤネ「...ホシノ先輩があんなにはしゃいでる所...初めて見たかも?」
セリカ「私も」
ホシノ「うへ、みんな見てよ!あれ!大っきい!あれがクジラってやつなの?」
先生「あれはクジラじゃないよ、ジンベエザメっていうサメの一種であんなにデカいけど食べ物はプランクトンで意外とかわいいんだ」
ヤマト「先生詳しいですね」
先生「ふふーん、先生は伊達じゃないってね」
ピンポンパンポーン[まもなくイルカショーが始まります、ご覧になりたい方は...]
セリカ「イルカショーですって」
アヤネ「せっかくだし行ってみませんか?ホシノ先...あれ?いない...」
ホシノ「みんなー!急がないと席が埋まっちゃうよ!」
アヤネ「だからって走らないでください!!」
そう言いながら走って追いかけるアヤネ、セリカ、シロコ、ノノミであった。
ヤマト「ホシノ先輩すごいな...いつもはだらだらしてるのにここに来たら遊園地に来た子どものごとくはしゃぎまくってる...」
先生「人っていうのはそういうものだよ」
ヤマト「...先生もミレニアムのC&Cのカリンさんに踏まれて喜んでたり風紀委員会のイオリさんの足舐めてたり、そういうときの表情すごかったですもんね...」
先生「あはは...あのときは非常事態...」
「なんで知ってるの...?」
ヤマト「え?イオリさんのやつは俺達の目の前でやっていたじゃないですか」
先生「いやそっちじゃなくて...カリンの方...」
ヤマト「あー(口が滑った...)」
「な、内緒です」
先生「誰にも言わないで...オネガイ」
ヤマト「流石に言いませんよ、どっかしらに言うでもしたら先生のメンツ丸つぶれですからね」
「とにかく行きましょう、みんな待ってますよ。」
先生「うん...」
移動中
セリカ「先生たち遅いわよ!」
シロコ「もう始まる」
アヤネ「それにしても周りの皆さんなんでポンチョを着ているんでしょう...?」
ヤマト「あ...やべ」
ザッバーン!!!
イルカが水槽ギリギリのところでジャンプし、水しぶきが客席に向かって飛んだ、案の定めちゃくちゃかかった。
その後もショーは続き、終わる頃にはみんなびしょ濡れだった。
ヤマト「あはは...結構かかりましたね」
ノノミ「私達はまだいいですよ...それよりほぼ先頭に居たホシノ先輩が...」
ホシノ「うへ...すごかったねぇ...おじさんびしょ濡れだよ...」
こんなに濡れるとは思っていなかったのかそれとも楽しみすぎて見えてなかったのか、1番水がかかる席に座っていたホシノであった...
数分後
ホシノ「いや~まさか使うはずがないと思ってた着替えがここで役に立つとはね〜」
何故かヤマト含め全員が着替えを持ってきており事なきを得た。
あっという間に時間が過ぎた、もう夕方だ、駅のホームで帰りの電車を待っている。
アヤネ「今日は楽しかったです、ありがとうございました!」
先生「楽しんでくれたなら良かった」
ホシノ「先生〜、また明日行こうよ〜」
ヤマト「先輩...無茶言わないでくださいよ〜」
ノノミ「先生にお見上げも買ってもらいましたし、しばらくはそれで我慢ですよ〜」
セリカ「みんなでお揃いだわ!」
シロコ「先生、わざわざありがとう、こんなものも買ってもらっちゃって」
先生「いいんだよ」(ちらっと財布を見ていた。)
お揃いで買ったものは一つ3000円の寝室に飾るようなクジラのオブジェだった、先生を含め7人で21000円、安くない出費である...先生も財布を気にするわけだ...
アナウンス「まもなく2番線に電車が参ります。危ないですから、黄色い線の内側にお歩きください。」
先生「あ、来たね」
電車に揺られ、アビドス高校に帰る。
電車はアビドスに向かう頃には席がガラ空きでその車両をほぼ貸し切り状態で使うことが出来た。
一同は一列で並んで座っていた。
先生とヤマト以外はみんな寝てしまっていた、一日中歩き回っていたんだ疲れるのも仕方がないだろう。
ヤマト「...みんな寝てしまいましたね」
先生「そうだね、ヤマトは眠くないの?」
ヤマト「ぶっちゃけピンピンしてます、楽しすぎました。」
「...ちなみになんですけど」
先生「?」
「先生はこれからどうするんですか?アビドス高校の借金は帳消しになりましたし、他に困ってる学校やら部活とかもあるんですよね?」
先生「あーね、実はミレニアムにゲーム開発部ってところから手紙が届いていてね、次はそこに行くんだ」
ヤマト(やっぱりゲームのメインストーリーと同じ進み方なんだな)
「そうなんですね、じゃあしばらくお別れってことですか?」
先生「確かにいつものようにこっちに来れることは減るだろうけど...」
「だけど私は先生だ、なにかあったらいつでも相談に乗るから、いつでも呼んで!」
ヤマト「...分かりました。」
駅に到着し、アビドス高校に帰った。
アヤネ「先生!改めて今日は本当にありがとうございました!」
シロコ「楽しかった」
先生「うん、みんなも学校で頑張るんだよ」
一同「はい!」
そう言いみんなは下校した。
いつもとは少し違う日常、だがその日常にも少しずつ慣れてきたヤマトであった。
そんな日々が続けばいい...しかしそれは叶わない、エデン条約編、最終編、第3章、アビドスが関わる話はこのあとも続いていく、普通ならストーリー通りに進むだろうがヤマトやコジマというイレギュラーがいる限り、どのように未来が変わるか、それをヤマトが知るすべはなかった。
家に帰ってきた、もうこの頃には外はすっかり暗くなっていた。
ヤマト「1日あっという間だったな...」
寝室の窓から夜空を見上げる、星たちが寄り添っている。
勉強机にお土産を置く、お揃いで買ったオブジェを開封し指先で揺らしてみる、クジラの尾びれが優しく揺れた。
対策委員会編これにて一旦終了!第三章はいつかそのうちに書きます。次からは多分パヴァーヌ編に行きます!最後かなり雑になりましたがまあいつも通りですね、書くネタがないんです。