進撃の巨人好きの少年はキヴォトスでもやっていけるようです。 作:オバマモドキ
アビドスに侵攻してきた風紀委員会、便利屋68と協力し抵抗、その後遅れてやってきた風紀委員長空崎ヒナとホシノによって最悪な自体は避けられた。
先程の戦闘を終え、帰路(通学路)についたヤマト
そろそろいい加減に家を探さないとなぁ... そんなことを考えながら歩いていると...
「これで全部です!詰み込み終わりました!」
そんな声が聞こえた。
声がした方向を向くと、そこには便利屋がいた。
ヤマト「おーい便利屋〜どうしたんだ?そんなに大荷物まとめて」
ハルカ「!!」
ムツキ「お、ヤマトじゃーん!さっきぶり!」
アル「なんでここにいるのよ!?」
ヤマト「ここ帰路だからな」
アル「...そう」
ヤマト「どっか行っちゃうのか?」
アル「...えぇ、風紀委員会に居場所を知られてしまったし、クライアントからも任務失敗で狙われるかもしれないから...」
ヤマト「あれ?俺達アビドスが銀行を襲ったときの1億はどうしたんだ?確かお前らがもらっていった気がするんだが?」
アル「な、なんで知ってるのよ!?」
ヤマト「あっはは!勘だよ!勘!その様子じゃ本当にもらっていったみたいだな」
カヨコ「あのお金は全部ラーメン屋の修理代として置いてきた、全く、社長はお人好しなんだから...」
アル「う、うるさい、うるさい!」
ヤマト「まぁとにかく、気が向いたらまたアビドスに来てくれよ、俺は歓迎するぜ?」
アル「もちろんよ、またラーメンを食べにここに来るわ!」
アル「...あれは本当に美味しかった、から」
ヤマト「おう!そんときは約束通り全員分奢ってやるよ!」
アル「えぇ!約束よ!」
グッっと熱い握手をした。
その後便利屋を乗せたトラックは路地の向こうに消えていった...
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そういや...大将大丈夫だったかな?軽症とは言ってたけど...
病院、行ってみるか
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病院にて...
ヤマト「大将、見舞いに来ましたよ」
大将「おぉ!ヤマトじゃないか!無事で何よりだ!」
ヤマト「俺のことはいいですよ...そっちの様態は、大丈夫ですか?」
大将「あぁ大丈夫大丈夫、ちょっと擦りむいただけだ」
ヤマト「だけど、店が...」
大将「いいんだ、本当はカイザーなんとかってとこから退去命令が出ていてな...どの道店は畳むつもりだったんだ...」
ヤマト「そうですか...大将の作るラーメンめちゃくちゃ美味しかったですよ。」
大将「お!ありがたいこと言ってくれるじゃねぇか!」
大将「...そういえばなんだが...店のところに金が入ったでかいカバンがあったんだが、なにか知ってるかい?」
ヤマト「...先生ならきっとこう言うでしょう...『お店の再建のために使ってください』って」
ヤマト「きっと優しくて、あのラーメンに魅了された人が置いていってくれたのでしょうね。」
大将「?」
ヤマト「じゃあ、俺はこれにて失礼します!またいつかラーメン食べられること楽しみにしてますよ!」
ヤマト「あ、そうだ、多分明日くらいには先生とかセリカとか来ると思うので楽しみに待っていてくださ〜い」
ヤマトの後ろ姿を見ながら大将は呟く...
「全く...元気な奴め...」...と
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その後いつも通り学校へ帰ってきた。すると...
コツ、コツ... とほんの僅かに足音が聞こえた。
スマホを開き、時間を見る、時刻は午後8時、部活や寮生の学校ならばこの時間に人が居てもおかしくない...
しかし、この学校には部活はシロコのライディング部しかなく、ましては寮なんて存在しない...
「へべ、この辺をスキャンしてくれない?」
[了解、スキャン中...人と思われる熱源体を1名確認、ここから3つとなりの教室です。]
「わかった、ありがとう」
そう言い、スマホを閉じた。
ヤマトは戦鎚を構え、ゆっくりとその教室に向かった。
ドアを開けて中に入る。教室は暗く、何も見えないがその人影だけははっきり見えた。
ヤマト「動くな!武器を捨てろ!この学校で何をしている!」
???「…うへ~ヤマト君待ってよ〜」
その声はよく聞く声だった。
ヤマト「ホシノ...先輩?」
ホシノ「そうだよ〜どうしたの〜?そんなに警戒して〜」
ヤマト「どうしてこんな時間に学校にいるんですか?」
ホシノ「質問を質問で返すのはご法度だよ〜?、まぁいいけど、おじさんはちょっと忘れ物しちゃってさ、こんな時間だけど取りに来たんだ〜」
ヤマト「...そうですか、ちょうどよかった、ちょっと話したいことがあるのでいいですか?」
ホシノ「いいよー、どうしたの?」
ヤマト「実は...」
ヤマト「実は明日、家を探したくて...休ませてもらってもいいですか?」
ホシノ「なーんだそんなこと?そんなことモモトークで言ってくれても良かったのに」
ヤマト「直接言わないと気がすまなくてですね...」
ホシノ「うーん...まぁいいんじゃない?みんなと先生にも伝えておくよ」
ヤマト「ありがとうございます!」
ホシノ「地図とコンパス、水だけは絶対に忘れないでね」
ホシノ「いや~、お父さんヤマトが出ていって寂しくなるな〜」
ヤマト「あはは、先輩はどちらかと言うとお母さんじゃないですかね?」
ホシノ「うーん?お母さんはどちらかと言えばノノミちゃんじゃないかな~?」
ヤマト「...急に話が変わりますが...ホシノ先輩...無理してません?」
ホシノ「...いや~?そんなことはないよ〜、どうしたの急に」
ヤマト「いや...俺はここに来たばかりですが、ホシノ先輩、なにか抱え込んでいるように見えて」
ホシノ「...」
ヤマト「昔話をしてあげます。それは俺が一度死ぬ前、生まれるずっと前の話です。」
あるところに、とある理由で世界中から差別を受けている種族が居ました、その人達の中にライナーという少年が居ました、ライナーは離れ離れになった両親を再び一緒に暮らすために『戦士』を目指しました。『戦士』になれば差別もされなくなるし、ある程度の自由が保証されました。
努力の末、戦士になり、悪魔の住む島に他3人の少年少女と向かいました。しかし...
兄貴分の少年がその悪魔の島で、巨人に食べられてしまいました
残りの三人は全力で逃げました、もしかしたら助けられたかもしれないのに...
ライナーは一緒に来た少女にボコボコにされました。そこで食べられた少年の変わりに兄貴分を演じることに決めました。
その後、悪魔が住む『三重の壁』に到着しました。第一の壁『ウォール・マリア』を破壊し、壁の中に侵入した3人は2年後その島の壁を巨人から守るための訓練兵団...まぁここで言うところのSRTみたいなところですかね、そんな兵士育成学校に入学しました。
3年間の厳しい訓練を乗り越え、彼らはれっきとした『兵士』になりました。
その後もう一人の少年が第二の壁『ウォール・ローゼ』を破壊、その後仲間の少女が捕らえられたりしました。
詳しいところは飛ばしますが、ライナーは『兵士』と『戦士』を演じすぎてどちらが本当の自分なのかがわからなくなりました。
この話の教訓...といえばいいんでしょうか?演じすぎることは自分が本当は誰なのかをわからなくします。
ヤマト「まぁ要するに無理はしないで、なにか困ったことがあったら俺じゃなくてもいい、セリカやシロコ先輩、先生でもいいので相談してください。」
ホシノ「...うん、ありがとう。でも本当に無理してるわけではないんだ、だから大丈夫...」
ヤマト「...そうですか...分かりました、ですが何度でもいいますが絶対に一人で抱え込んだり、無理だけはしないでください。」
ホシノ「...うん」
ヤマト(この言葉がホシノ先輩の心に届いていればいいのだが...)
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翌朝
ピピピ!ピピピ![おはようございます。只今の時間は午前7時です。]
そうへべが語りかける。
「まだ寝たい...そうだ、今日は家を探そうとしてたな...よし」
顔を洗い、朝食を済ませ、水やコンパス、地図、使い捨てのライターやマルチツールを用意し、立体機動装置を装備した。
「よし、準備完了、行ってきます。」
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場所は元アビドス住宅街、文字通り元は多くの人が住んでいた住宅街であったが、数年前の砂嵐のせいで多くの人が退去した地域である。
ヤマトはそこの上空を飛んでいる。
「へべこの住宅街をスキャンして、人が住んでいるか、いないとして誰かの所有物じゃないか確認したい。」
[了解・データベースに接続・スキャン開始....]
[スキャン完了・この地域一帯の所有権はデータベースによるとほとんど破棄されたいるようです。]
[しかし、いくつかの建物には人が何人か住んでいる家があります。]
「不動産侵奪罪してる奴らがいるってことか...ま、俺もそれをやろうとしてるから人のことは言えないだろうな...
まぁいい、行くか」
地面降り立ちとりあえず気になる家に向かって歩き出す。
「まぁ、一番気になるのはここだよな。」
そう言いその家を見た、その家はこの住宅街の中で1番でかく、1番目立っていた。いわば豪邸であった。
「ひとまず入るか」
中に入ると...
「うわッ!きっっっっったね!!!!!クッサ!!! 放置されてたとはいえ、どうなったらこうなるんだよ...」
家の中は涼しいが薄暗く、ほとんど日光が当たらない、それが仇となったか多くの野生動物が住み着き、糞尿や動物の死体などがゴロゴロ転がっていた。
そして何故か草が生い茂っている。
一匹の死体に目をやる、その死体にはまるで大型動物が噛みちぎったかのような噛み跡があった。
「おいおいでかすぎんだろこの噛み跡...へべ、この噛み跡を残した動物の正体は分かる?」
[スキャン中...]
[スキャン完了、大型のイノシシです。]
「は?イノシシ?」
[はいイノシシです。]
[きっとペットだったものが野生化したのでしょうね、推定3mです。]
「でかすぎん?流石にでかすぎん?」
[はい世界最大のイノシシでも2mちょっとなので明らかに大きすぎます。]
むしゃむしゃ...フゴッ!
そんな鳴き声が聞こえる。聞こえた方を見つめる...
「あ...」
クエッ!クエぇぇぇぇぇぇ!!!!!! ダッ!
「うわぁ!?居たのかよ!?」
[突進してきます。避けてください!]
「避けろっつても!!」
『バシュッッ!ドシュゥゥ!』
アンカーを天井に射出しなんとか突進を回避することが出来た。
「あっぶね!とりあえずここから出たいけど...」
窓なぁぁぁぁぁい!!!窓ねぇぞ!栗原ぁぁぁぁぁ!!!
[落ち着いてください、誰ですか栗原って]
「ただのミームだ気にしないでおいてくれ」
「へべ、どうやればここから抜け出せる?」
[家の一部を破壊し、外に出る、またはあのイノシシをどうにかする必要があります。]
「なるほどねぇ...イノシシの弱点も教えてほしい」
[イノシシの急所は「喉元」、「心臓」、および「鼻先」です。首元は「鎧」と呼ばれるほど硬いので注意してください]
「....要するにそのへんをどうにかすればいいのか。」
スチャ...ズダダ、ズダダ、ズダダ真下にいるイノシシめがけて戦鎚の弾を発射した。
クエェェェェェェェェ!!!!!
まるで効いていない、それどころか余計に興奮させてしまったようだ。
「ヤバいな...散弾も効くかわからないなこりゃ、接近戦に持ち込もうにもこんなこと想定してなかったからブレードなんて持ってきてないからな...マルチツールのナイフもきっと効かないだろうし...」
[私にいい考えがあります。]
[地面に降下し、イノシシの注意を引いてください。そして突進してきた瞬間に私をイノシシに向けて突き出してください。]
「おいおい待てよ!?それで何になるんだよ!?」
[いいから私に任せてください]
「...了解、任せるからな」
床に飛び降りた
フギ!!フギィィィィィ!!!!!
この時を待っていたかのようにイノシシは突進してきた。
「うわぁぁぁぁぁ!!!来たぁぁぁ!!!」
[逃げないでそのまま私をイノシシに向けてください]
「これで何になるんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
[システム起動、電気ショックを開始します]
ビリビリビリ!!! 電気が流れる音がした。
んにぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
イノシシは気絶した...
「やったか!?」
[気絶しただけです、トドメはあなたが刺してください]
「この距離なら...」
スチャ... ズダン!!
ゼロ距離で対人立体機動装置の散弾を発砲した。
[イノシシの死亡を確認]
「これで終わりか...」
[はい、お疲れ様でした。]
「なんだよさっきの電撃は!?説明されてなかったぞ!?」
[あれはEMPを応用したものです。噛み砕いて言えばEMPに使う電力を一箇所に集中させ一気に放出しました。]
「へーそんな事もできるのか...」
ぐぅぅぅぅ...
「...腹減ったな、でも水はともかく、食べ物なんて持ってきて...あ!」
[どうしましたか?]
「へべ...イノシシの調理方法を調べて」
[まさか食べる気ですか]
「あぁそうだ」
[...分かりました、調理法を提示します。]
その後家の中を少し散策する...
「お!これは!」
そうして手に取ったのはさまざまな調味料が保存された調味料セットだった。
「これで味付けには困らないだろう...多分?」
「どうやらここはキッチンだったらしい...広すぎてわかんねぇや」
キッチンをもう少し漁ってみる。
「...まさかこれは!?モン◯ンのハンドル式肉焼き機だー!!!」
イノシシが居た場所へ戻る。
肉焼き機をセットし下処理したイノシシをこれに突き刺す。
そして...回す、そう...均等に火が通るように...
上手に焼けましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
「こちらが!アビドスの巨大なイノシシの丸焼きでーす!うっひょー!!!!侵入時、あまりにも汚い家を見て、大きな声を出したら、このイノシシが怒って私めがけて突進してきてしまいましたぁぁぁ!!!俺の行動次第でお前殺すことだって出来るんだぞってことで、いただきま~す!!まずはバラ肉から、こら〜〜〜〜〜!!!これでもかってくらいの濃厚の肉には肉汁がびっしりと入っておりおいしさのあまり家の外に出て叫んでしましましたぁぁぁ!!すっかり私も態度を改めたところでこの圧倒的存在感のこの豚トロを食す〜!殺すぞ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!コリコリとした食感の中には旨味が凝縮されており、流石のヤマトも旨さのあまり涙を流してしまいました〜!ちなみに私が完食している様子はぜひサブチャンネルを御覧ください」
[...理解不能、私はもうツッコミませんからね]
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完食後、この豪邸(笑)から出て別のちょうど良さそうな家を見つけた。
「ここならへべが言うに人は居ないしなんか住みやすそうだ!」
家の中に入る、中はまるで新築のようにきれいに整えられていた。それどころかついさっきまで誰かが住んでたと錯覚するくらいには生活感が残っていた。
カンッ!
「うわッ!?なに!?」
何かを蹴ってしまったようだ...蹴ってしまったものを拾う、それは飲みかけの缶ジュースだった。
「なんだ...ただの缶か...ちょっとこぼしちゃったな...」
もう少し家の中を散策する...そこには...
「...鍋?」
鍋を開けてみる...その鍋はまだ湯気が立っていた...
は?へべ?この家の所有権は誰にもないんだよな?
[はい、ですが誰かが勝手に住み着いているかもしれないと警告はしていましたよ]
「ヤバいヤバい今のうちに逃げないと!今ならまだ誰にも見られてないだろうし!」
出入り口のドアノブに手をかけようとしたその時...
ガチャッ...
「「...」」
???「だ、誰だお前〜!?」
ヤマト「あ、あのすみません!人が住んでるとは思わなくて!!」
???「姉貴〜!!誰か知らんやつが私達の家に侵入してます!!」
???「ああん?」
ヤマト(あ、終わった...絶対ただじゃ済まない...)
姉貴「誰だぁ?アタイらの家に勝手に入ってきた輩ってのはよ〜...って!?お前は!!」
ヤマト「お前は...?あーあの時の不良か」
不良の姉貴「そうだよ、あの時逃げ遅れたリーダーや先輩たちはお前のせいでヴァルキューレにとっ捕まってしまった...」
不良の姉貴「だからその雪辱をここで果たす!」
ヤマト「おいおい待てよ、俺は戦いたくてここに来たわけじゃないんだよ!」
不良の手下「姉貴〜やっちまいましょうよ〜!何があったか知らないっすけど二対一なら勝てますって〜!」
ヤマト「...こいつ、俺が何してたのか知らないのか?」
不良の姉貴「あぁ、まぁな、そいつはリーダー達が連れて行かれたあとに入ってきた新入りだ」
ヤマト「ふーん、と、とにかく俺は住む家を探してただけで、この家に住んでたは思わなかったんだよだから許してくれ!この通り!」
不良の姉貴(戦ったら絶対に負ける...まぁ敵意はないみたいだし戦わなければこっちも後輩にいいように見てもらえるし...)
不良の姉貴「...わかった今回は見逃したげる。」
ヤマト「ありがてぇ...」
ヤマト(別に戦うのはいいけど今はそういう気分じゃないからな、戦わないに越したことはないな)
ヤマト「じゃ、じゃあ、そういうことで」
ヤマトは歩いて去っていった...
不良の姉貴「...よし、行ったな、じゃあ家に帰ろうか」
不良の手下「は〜い」
不良の手下「ただいま~...え?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
不良の姉貴「な、なんだ!?」
不良の手下「わ、わたしの果肉たっぷりのオレンジジュースがぁ〜!!こぼされてます〜!!」
不良の姉貴「あ、アイツ、許さん」
ダダダダダダッ
家を飛び出しヤマトに向かって全力疾走を始めた姉貴、一方ヤマトは
ヤマト「ふん、ふん、ふーん、マイ・ハウスに〜ちょうどいい場所はどこかな〜?」
鼻歌を歌いながら歩いていた。
その時
ドガッ!!!
横腹に何かが叩きつけられるような衝撃が走った...
銃弾とはまた違う、全身に行き渡るような衝撃...
ヤマト「痛ったぁぁぁぁぁ!!!???」
不良の姉貴「お前...許さん...」
不良の姉貴「お前、さっき家に侵入したとき後輩のジュースこぼしただろ!」
不良の姉貴「あれを買うのにどれだけ苦労したのかわかってるのか!?朝4時から店の前に並んで最後の一個を辛うじて買えたんだぞ!!」
ドガッドガッ もう二回横腹を殴られる。
ヤマト「痛い!痛いから!やめ、やめてくれ!お詫びはするから!あとなんで横腹を集中的に狙ってきてんだよ!」
不良の姉貴「お詫びぃ?例えば何だ?」
ヤマト「お、お菓子とか」
不良の手下「そんなんで許されるわけがないだろ〜!!」
不良の姉貴「そうだそうだ!」
ヤマト「わかった!わかったから!いい加減横腹だけを殴ってくるのは本当に勘弁してくれ!!」
ヤマト「そうだ!カニとか!そういう高級品をお詫びにするから...頼む!」
不良2人「カニ!?✨️」
2人は目を輝かせて反応した。
その後なんだかんだありいつか高級カニを送ることを条件に見逃してもらえた。
「あーマジでひどい目にあった…あんな集中的に横腹だけを狙ってくるのは流石に恐怖を覚えた…てかここキヴォトスだぞ?銃使わないで拳でシバいてくるのは正気の沙汰じゃねぇよ…ああまだ痛い…」
その一方不良2人は…
不良の手下「いや~流石っすよ姉貴~拳だけでよくアイツ撃退できましたね!」
不良の姉貴「あ、ああ、アタイにとっちゃこんなの楽勝よ!(あー怖かった…!怖すぎて手元に銃あるの忘れてたもん…)」
ヤマト 不良の姉貴(あー…二度と戦いたくねぇ…)
そんなことを思う2人であった。
移動中...
たどり着いた家は日本にあるようなごく一般的な二階建ての一軒家だった、壁の塗装は白、まるで新築のようにきれいで傷一つなかった。
「さてと、この辺でめぼしい家はこれで最後かな?ここもダメならいっそ新築ボロアパートにでも住もうかな...」
[なんですか、新築ボロアパートって...矛盾してるじゃないですか...]
「いやまぁ、そういうネタがあってだな...とにかく、この家をスキャンして誰かが住み着いていないか確認してくれないか?またあんな目には会いたくないからな...」
[了解、スキャン開始、データベースに接続中]
[スキャン完了、データによると、この家は数年前に建てられたきり、誰も所有権を保有してないです。]
[それどころかここに誰かが入った形跡すらありません。]
「...なんか怖いな、とりあえず入るか」
ガチャリッ 扉を開けた。
...なにもない、玄関はまさにもぬけの殻だった。
「ほんとに何にもないな...」
更に中へ進む
「ここは...リビングか?」
どうやらリビングに入ったようだそこには日光の光が入るように窓があり、天候が晴れということもあってとても明るかった、そしてリビングの中にはソファーやテレビなど、まるでつい最近誰かが買ってきたかのように...
「な~んで、誰も入っていないはずの家にソファーやら、テレビやらあるんですかね〜?」
更に散策していると、キッチンがあった。
キッチンにはフライパンや鍋、まな板や包丁など、調理器具がほとんど揃っていた。
「...へべ、最近の家ってテレビやら調理器具やらついてくるもんなのか?」
[そんなわけないじゃないですか]
「そうだよな」
階段を見つけた、その階段を上がる。
階段を登ると、ドアが1枚あった。
そのドアを開ける。
そこにはベットやクローゼットなどシンプルながらも、必要性が高いものが置かれていた。
クローゼットの中を覗く、そこには...
立体機動装置や調査兵団のエンブレムが描かれた雨具など進撃の巨人に関連する物が多くあった。
「立体機動装置!?なんでここに...それにガスやブレード、雷槍とかもあるし、何なんだこの家は...」
「ん?なんだコレ?」
一枚の手紙を見つけた。
内容はこうだった。
やぁ、敷島 ヤマト、この手紙を見つけたということは君はこの家にたどり着いたってことだね。
先に行っておくが私は決して君たちに敵対する存在ではないことは伝えておこう。
それと一応言っておくが私はゲマトリアとか、色彩由来の存在ではないことも伝えておく。
そこの立体機動装置とかは自由に使ってもらって構わないよ、まぁそもそも君がこの世界に来たときに獲得した立体機動装置自体私が用意したものだがね。
話したいことは山々だが今回はこれくらいにしようか...そうだ最後にもう2つ
1つ目は今後君は私に合うことになるだろう、そのことは胸に刻んでおいてくれ、たとえ忘れたとしても私のところに来れば確実に思い出すだろうが...
そしてもう1つ、この家は敷島ヤマト、君のものだ。もうそろそろかな住民登録が完了するのは。まぁ私からのささやかなプレゼントだ。
まぁそういうことだ、この世界での青春を楽しんでくれ。
「[...は?]」
[どういうことですか...これは?]
「わからない、へべ、この家の所有権はどうなってる?」
[データベースに接続...]
[今日付けで敷島ヤマト、あなたのものになりました。]
「まじかよ...普通に怖いんだが...」
「...ま、まぁ結果的に家は手に入れたわけだし、ま!いっか!」
[本当にそれでいいんですか?]
「まぁどうにかなるでしょ」
「はぁ...疲れたな...俺寝るわ」
[ちょっと待ってください、もう少し警戒心とかはないんですか!?]
「せっかくベットがあるんだちょっと寝ても文句はないだろ」
「なんかやばいことがあったら起こしてくれ、そんじゃ」(つ∀-)オヤスミー
その時間はもう午後4時を指していた...
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ピピピ、ピピピ スマホのアラームが鳴る、時間を見る午前5時
「え?5時?早くない?へべさん?」
[あれから13時間も寝ていたのですよ、そして昨日お風呂にも入っていないじゃないですか]
「そうじゃん...この家に風呂なんてあったか?」
[1階にあります。]
「OK助かる」
風呂に入って体を清めた、どうやらガスも水も通っているらしい。
学校の準備やこの家はどこに何があるのかを把握しているうちに気がついたら午前7時になっていた。
「やべ、学校行かないと...」
シュゥゥゥゥゥゥ!!
立体機動装置のガスを吹かし学校へ向かった。
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学校に着いたのと同時にシロコを見つけた。
ヤマト「あ、シロコ先輩!おはようございます。」
シロコ「ん、おはよう」
シロコはなにか浮かない表情をしていた。
ヤマト「どうしたんです?浮かない顔して」
シロコ「ん、実は...」
アヤネ「シロコ先輩!ヤマトさん!今すぐ教室に来てください!!」
委員会室の方からアヤネの声が聞こえる。
二人で教室に向かう、教室にはアヤネ、セリカ、ノノミ、そして先生が居た。
みんな浮かない顔をしていた。
ヤマト「ホシノ先輩はどこですか?」
アヤネ「...わからないです、ですがこんな手紙が...」
ヤマト「嘘だろ...」
⇐ to be continued
前回の投稿からほぼ一ヶ月が経ちました、月1ペースで投稿できたらいいんですけどね...学校の昼休みの合間とかに書いてるからそういうわけには行かないんよな...
対策委員会編2章の4〜11話ぐらいまではカットさせていただきました。理由としては。
・下手にこの話に介入すると、ストーリーが破綻するかもしれない。
・会話中にヤマトをねじ込むことが出来ない。
・そもそも書き切れる自信がない
・下手したらハーメルンの利用規約に引っかかる。
・ヤマトを活躍させることが出来ない
などの理由でカットしました。
なんでイノシシの調理法を提示しなかったのかって?わからないから