ソードアート・オンライン〜絶えることのない剣と七夜の願い星〜 作:Hiroto115
いや〜、よく思いつきでここまで書けたなと思います。
その巨体が姿を現す。そしてHPバーが三本表示される。名前は≪the artificial Groudon≫
神々しいはずのそのグラードンの姿は変わり果ていてボロボロであった。
存在がまだ不安定であるのだろう。
「これが…グラードン…」
しかし、不完全とはいえその圧倒的な大きさの差に圧倒される。
「そうだ!ジラーチ!」
倒れていたジラーチへと駆け寄る。
「ゆ…ユウ…キ…」
HPバーは真っ赤で体もボロボロだったがなんとか持ちこたえたようだ。
「よかった…まだ生きてる…。」
とりあえず、一安心し、ポーションを飲ませる。
グラードンの復活により、洞窟の最深部の天井の岩盤は完全に崩れ、美しい夜空が広がっていた。
「おぉ…!これで!!これでこの世界は終わりだ!はっはっはっはっは!!」
シヴァが凄惨な高笑いを上げる。しかし、そのシヴァの笑い声はグラードンによって、踏み潰された。
黒幕にしてはなんともあっけない最後だ。
しかし、状況は絶望的というのは変わらない。グラードンはとてつもなく大きく、その皮膚はダメージを与えても与えても有効な攻撃が出るようには思えない。
「どうすれば……。」
「!?」
策を考えているとグラードンが動き始めた。恐らく、アルンへ向かおうとしているのだろう。
「ぐっ…させない…!」
羽根を出し、夜空へと舞い上がる。
「せめて、せめて足止めだけでも!」
片手剣ソードスキル≪ホリゾンタル・スクエア≫をグラードンに放った。しかし、HPが目にわかるほど減っていない。
「このままじゃ!!」
グラードンがアルンの街は世界樹を焼き尽くす最悪のイメージが浮かぶ。
「まだだ!まだ間に合う!!はぁあっ!」
全力のソードスキルを何度も発動させるがグラードンに目覚ましいHP減少が見られない。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ダメージはそんなになくとも鬱陶しいと思ったのだろう。グラードンがボクめがけてはたくような攻撃をした。
今まで攻撃してこなかったのもあり疲労もあったせいか、少し反応が遅れた。
「っ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
思いっきり地面に叩きつけられる。
ユウキのHPは今の一撃だけでもレッドゾーンに入っていた。
「くっ…」
差がありすぎる。
グラードンが止めを刺そうとブレスの態勢に入る。
「ごめん…みんな…ごめん…ジラーチ…」
「ユウキーーーーーーーーーーーー!!!!」
自分の名前が呼ばれた方向を見る。そこには光を放つジラーチがいた。
「ユウキは!ボクガ助ける!!」
光は一層強くなる。
「くっ…」
グラードンの放ったブレス攻撃がボクを焼き尽くそうと迫ってくる。思わず目を閉じる。
しかし、そのブレス攻撃がボクに届くことはなかった。
目をゆっくり開けるとそのブレス攻撃は片手剣ソードスキル≪スピニング・シールド≫の高速な回転によって霧散されていた。
目の前に立っていたのは上から下まで真っ黒な装備をしていて、背中にはこのALOで最強の剣、『エクスキャリバー』がある。
「大丈夫か?ユウキ」
そこにはここにいるはずのない、不敵に笑う黒の剣士がそこにはいた。
はい、ついに黒の剣士様が出てきてしまいました。
もう名前言わなくてもわかりますよね?w
最近ロストソングの初回限定版を予約しました。
ロストソングやった後にまたストーリーを思いついたら別のを書きたいなと思っています。
それでは次の話を楽しみにしている方のために頑張らせていただきます( ̄^ ̄)ゞ