ソードアート・オンライン〜絶えることのない剣と七夜の願い星〜   作:Hiroto115

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あけましておめでとうございます!
新年早々の投稿です!


歓声

グラードンに攻撃していた1人が、ポリゴンの塵とかす。

それを見て僕たちは驚愕する。なぜなら、今の人は”攻撃を受けていなかったからだ”。

 

「こ、こいつ!近づくだけでHPが減るぞ!?」

 

誰かが叫んだそれを聞きさらに驚愕する。

ボク達にはジラーチが掛けてくれたバフがあるはずだ。しかし、それが意味を成していない。

 

「大丈夫だ!あいつのHPゲージはもうレッドだ!このまま押し切るんだ!」

 

しかし、またグラードンの防御は強固なものに戻ってしまった。バフが掛かっているはずだが、ビクともしない。

 

「ユウキ!ボクのチカラを使って!!」

 

ジラーチがそう叫ぶとボクに掛かっている攻撃力アップのものすごい数のバフがさらに重ね掛けされる。

それを確認するとキリトが大声を出して指示を出す。

 

「みんな!俺の合図でユウキが通る道を作るんだ!!あいつを倒すにはそれしかない!」

 

その指示を聞き、サクヤやユージーン、アリシャ達領主も剣を抜く。

 

グラードンの攻撃を壁役がなんとか受け切ること数秒後。

 

ぐらぐらるぅぅぅぅ!

ぐらぐらぅるぅぅぅぅぁぁあああッ!!!

 

グラードンの大きな咆哮が周りの草木を震わせる。

 

「今だ!!!」

 

キリトの最大の声の合図がみんなに響き渡る。

 

そして、ボクは今できる最高の速さで戦火の中を駆ける。

グラードンが吐く火の玉が飛んでくるがそれをもろともしない。

なぜならそれはみんながいるから。

 

次々とボクに襲いかかる火の玉をサクヤ達領主、そしてアスナ達とスリーピングナイツのみんなが一つずつ5人掛かりで弾き飛ばす。

 

また、思考が加速していく。全てがスローモーションになっていき、周りがはっきりと見える。

 

グラードンまであと少し、そこに最大の威力火の弾丸が襲いかかる。だが恐れることはない。

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

キリトの咆哮が響き渡る。

片手に持つ≪エクスキャリバー≫でその最大の火の弾丸を真っ二つに叩き割る。

 

道はできた。あとは…。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

一気に跳躍しグラードンのど真ん中にボクの持つ最高のオリジナルソードスキル≪マザーズロザリオ≫を自分の最大の力を振り絞って叩き込む。

 

こちらのHPゲージが少しずつも減っていくがそんなことはもう些細なことでしかなかった。

 

右上から左下に向かって突きを5発、そのラインと交差する軌道でさらに5発。一発一発を全力で撃つ。

グラードンのHPはもうほとんど見えなくなった。しかし、グラードンはまだその質量を失うことはない。しかし、このマザーズロザリオにはまだ最後の一発が残っている!

 

 

「やぁーーーーーーっ!」

 

黒曜石の剣が放つソードスキルの光がさらに強い光を放つ。

 

最後の一撃は10発の攻撃によってできたバッテンの交点へ、自分の今出せる、全力を乗せた一撃がグラードンへと吸い込まれた。

ソードスキルの起こした剣圧が周りの木々を揺らす。

 

一瞬だけ時が静止する。

次の瞬間、グラードンの身体に亀裂が走る。

そして、爆発にも似た音を立て。グラードンという伝説のモンスターはポリゴンの欠片と化した。

 

収まることのないポリゴンの欠片の雪の中でボクは夜空を見上げる。

空は雲ひとつなく、広がる星はそれぞれがキラキラと瞬いている。

 

「今日の夜空ってこんなに綺麗だったんだね…。」

 

「ユウキーーーーーー!」

 

ジラーチがボクの胸に飛び込んでくる。

それをしっかりと受け止める。

 

「やったね!ジラーチ!」

 

「ウン!」

 

ポリゴンの欠片の雪が収まり、今までしんと静まり返っていた妖精達が歓声を上げる。

 

うおぉぉおぉぉぉぉぉぉお!!

 

おっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!

 

その歓声はこの夜空に響き渡り続けた。




今回はここまでです。
戦闘シーンしっかり書けたかな?(不安
と、とりあえず次の話をお楽しみに。
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