ソードアート・オンライン〜絶えることのない剣と七夜の願い星〜 作:Hiroto115
3年後
ユウキが亡くなってから3年の月日が流れた。
ユウキはグラードン討伐から2ヶ月後、容態が急変しHIV≪エイズ≫との長い闘いであった人生に幕を閉じた。
私に
結城明日奈ことアスナである私はプレイヤーホームである、ログハウスにいた。
暖炉が焚かれ、中の温度は丁度いい感じの温度になっており、ソファではシリカやリーファ、リズベットの三人が、揺り椅子ではキリトがウトウトと船を漕いでいた。
ユウキ以外のスリーピングナイツのメンバーもユウキと同じく重病にかかっていたがユウキが亡くなってから数ヶ月後にまるでユウキが「まだこっちに来るのは早いよ」と言わんばかりにそれぞれが完治の兆しが見えているらしい、とスリーピングナイツのメンバーの一人であるシウネーさんからユウキの葬儀の際に教えてもらった。
ユウキが私に遺していったものは私に受け継がれたOSS≪マザーズロザリオ≫、そして”もう一つ”ユウキが遺していったユウキが生きた証があった。
そして、私はログハウスにある写真が立てられている棚に目を移す。
そこには一層をスリーピングナイツと私だけでクリアし、黒鉄宮の≪剣士の碑≫で撮られたものとグラードン討伐の打ち上げで大勢で撮られた写真があり、その横にユウキの遺していったもののもう一つがある。
それはまるで結晶でできている蓑のようなものが付いているペンダントだった。
そのペンダントはALOのアイテムとして出なく、私のアミュスフィアのメモリーに直接送られていた。
アイテム名は≪願い星の心≫。
さらにそれと共にユウキからのメッセージが同封されていた。
内容は「このアイテムデータも、ボクのOSSと一緒に受け継いでいってほしい。」
というものだった
キリトくんにこのアイテムについて話すとこれは使い魔が蘇生するために必要なアイテムであるらしい。
なので、ALO内で使い魔の蘇生アイテムを使おうとしたが、なぜか使用不可能でだったので今は写真の横に飾られている。
「本当にあのペンダントなんなのかしら」
棚から視線を外し、ウトウトしていた四人をゆすって起こす。
「みんなー、今寝ちゃうと夜寝れなくなっちゃうわよ〜」
「まだ眠いですぅ…」
「あと少し〜」
「だーめ。早くログアウトしましょ。ほら、キリトくんも」
そうして四人を起こしやっとログアウトさせ、自分もログアウトしようとした時、一瞬飾られていたペンダントが光を放った気がした。
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誰もいなくなったログハウスでペンダントが光を放ち、誰のかわからない声が響く。
ありがとう、ユウキ…
ユウキ視点ではなくアスナ視点の一話でした。
続くかどうかはわかりません(キリッ