ソードアート・オンライン〜絶えることのない剣と七夜の願い星〜 作:Hiroto115
間違って操作して自分の小説をお気に入りにしてしまったり…。
7月2日
午前7時。
「リンクスタート!」
ユウキはもう何度言ったかわからないその言葉を口にする。少しずつ、現実の音が遠くなっていき、全身の感覚が鋭くなっていく。
ゆっくりと目を開ける。場所はアインクラッド22層にあるギルドホームだ。
まず目の前にいたのは昨日出会った新しい仲間だった。
「おはよう、ジラーチ。」
「オハ…ヨウ?あはっ、オハヨウオハヨウオハヨウ!」
ジラーチはまた新しい言葉を覚え、とても嬉しそうだ。
「さてと。」
まずメニューウィンドウを出し、クエストの目標を確認する。
<洞窟で出会ったジラーチについての情報を集めよ。>
「情報?アイテムとかじゃないんだなぁ…それにヒントもないし。」
まぁ、今日はとても早くログインしたから時間はある。いろんなところを周るかな。
「それじゃ、行こうか。ジラーチ」
「ウン!」
背中の肩甲骨を使い羽根を出し、ユウキは空へと舞い上がった。
「さてと、まずどこに行こうか。そうだなぁ…。シルフ領に行ってみようかな。」
今のALOはほとんどの領は領地に入ってくるよそ者にいきなり襲いかかるような事はないらしい。昔はプレイヤーキルが主体のゲームだったらしいが、1人のスプリガンによりそのギスギスした空気は払拭されたらしいのだが、ちなみにそのスプリガンの名前はわからない。
「うーむ…。7日間の願いというクエストは今の所情報はないな…」
シルフ領につき、シルフ領内を彷徨いていると領主にばったりと出くわした。
和風の服に武器は刀、装備のほとんどが緑を主体とし少し緑を含んだ綺麗な長髪をしている。胸はリーファよりありそうだが…。
「それにしても、AIを採用したクエストか。それはまたまずらしいクエストだな」
「そうですよね。クエストの目標も今までやってきたクエストとはなんか違うし…」
相手は領主なので思わず敬語を使う。
「他を当たってみてはどうだろうか?他の領も手を貸してくれるだろう。」
「ありがとう!サクヤさん。そうしてみるよ」
「いやいや、こちらこそ力になれずにすまない」
その後もほとんどの領地を回ってみたが、情報は全くみつからなかった。
不思議なのがどこの領地に行っても滅多に出会わない領主がいたことである。
「ユージーン将軍にあったときは冷や汗が出ちゃったよ…。うーん…あとどんなところがあるかなぁ」
時間はすでに午後3時を過ぎていた。
場所の候補を上げるがどこもピンとこない。
ふと、あの洞窟を思い出した。ジラーチと初めて会った場所。あそこなら何かあるかも。
そうしてユウキはジラーチと出会った場所へと急いだ。
今回はここまでです。
次も早めにあげられるように頑張ります( ̄^ ̄)ゞ