ソードアート・オンライン〜絶えることのない剣と七夜の願い星〜 作:Hiroto115
よかったー。
あとあとから誤字を見つけたり雑ですが、続きをどうぞ。
7月4日
午後1時
「ユウキー♪」
「うわ!?」
ボクがログインすると突然ジラーチが飛びついてきた。思わず態勢を崩して地面に転ぶ
「じ、ジラーチ!?」
びっくりしたこちらの表情を見て、ジラーチはケラケラと笑う。それを見ているとなぜかこちらも笑いたい気持ちになった。
「ふふっ、あははははははは」
きっとこうして一緒に笑うことができるのはきっとないだろう。でも、この一瞬、この一秒はとても微笑ましいものだった。
「ふぅ…」
やっと笑いが落ち着き、今日のクエストを確認する。
しかし、クエスト目標は更新されていなかった。
「あれ?」
今までクエストは毎日のように更新されていたはずだ。だから今日も同じように更新されていると思っていたのだが…。
「うーん…まぁいっか。ジラーチ、今日は色んなところを行ってみようよ!」
「いくいく!」
ジラーチが嬉しそうにはしゃぐ。
「さてと、どこに行こうか?そうだなぁ、アスナ達の家なんてどうかな。」
「アスナたちのいえ?」
「うん!あそこはなんでか落ち着くんだよねぇ。なんか、ずっとあそこに住んでたみたいな。」
「ボク、アスナたちのいえいってみたい!」
「よし、それじゃ早速行ってみようか!」
そうしてボクとジラーチはアインクラッド22層へと向かった。
22層は森林と湖が大半を占めるフィールドであり。小動物や心地よい風が吹いている
。アインクラッドは、彼のデスゲームへと変貌したゲーム、ソードアート・オンライン。又の名をsaoに使われた場所だ。ALOの運営がその精密に作られた浮遊城を消し去ることができず、ALOにそのままコピーしたのだ。とアスナの知り合いのエギルさんに教えてもらった。
その森林と湖にあふれた場所にその目的地がある。
「ほら、見えてきたよジラーチ」
木で作られた、どこか懐かしげのあるログハウス。
あそこではスリーピングナイツのみんなで思い出が作りたいとアスナに協力を頼み層のボスに1パーティで挑み、見事勝利を収め、みんなと打ち上げをした。
アスナたちにだけじゃなくボクやスリーピングナイツみんなにとってのかけがえのない思い出の場所だ。
「アスナー。いる?」
たとえフレンドになっていようとも中にこの家の持ち主であるアスナの同意がないと入ることができない。
扉をノックし、しばらく待ってみたが中から返事が返ってくることはなかった。
「あれ?いないのかな。」
ジラーチが横で残念そうにしょんぼりとしていた。
うーん。ほかにいい場所はないだろうか。
そう考えていると後ろから声が聞こえた。
「アスナならいないわよー。今はキリトとユイちゃんと一緒にダンジョンでレベリングしてるから。」
声の主に顔を向ける。
そこにはレプラコーンの少女が立っていた。
髪はピンク色、顔には少しそばかすがある。服は赤とピンクで揃えてあり。髪の色ととても合っている。
「あ、リズ」
「こんにちわ、ユウキ。今日はアスナにどんな用事?伝えておきたいことがあるなら、あたしが伝えておくけど?」
「いや、今日はクエストの更新がなかったからジラーチとどこか行こうって思って、思い浮かんだのがここだったから来たんだ。そっか、アスナいないんだ。なら仕方ないよね。」
「まだ帰るのは早いわよ?」
リズが嫌らしい笑みを浮かべる。
「え?」
リズの手には銀色の鍵が握られていた。
「いやぁ、前から絶剣様とお話がしたかったのよねぇ。この鍵を使ったらその家に入れるわよ〜。」
この後聞かされたのだが、持ち主から同意を得ることで合鍵が生成できるとのことらしい。
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リズに会ったことはイレギュラーだったがなんとか家に入ることができた。
「ほら、ジラーチ。ここがさっき言ったログハウスだよ」
このログハウスは本当に不思議だ。ここにいるだけでもあったかい気持ちになれる。
とりあえず、リズがソファに座ったので自分も座る。
「で、ユウキは誰が好きなの?」
「へ?」
突然の質問に思わず素っ頓狂な声を上げる
「ボ、ボク好きなの人なんて…」
「冗談よ冗談。」
アスナ共々面白いリアクションを取ってくれるんだから。とボクのリアクションを見てニヤニヤと笑っていた。
「で、この子がジラーチ?」
「うん、願いの洞窟ってところの奥で出会ったんだ。」
「こんにちは、ジラーチ。」
ジラーチは思わずユウキの後ろに隠れる。
「コ、コンニチハ」
後ろに隠れているジラーチとボクを見て、リズは言う。
「あなたたち、なんか似てるわね。なんというか、雰囲気が?。」
雰囲気…。それはきっと、二人とも残された時間が少ないからだろう。ジラーチはあと3日間。ボクはまだわからないけど、残された時間が少しかないのは事実だ。
「あ、そうだった。あたし材料の買い出しに行かなくちゃ。鍵はユウキに預けておくから戸締りよろしくー。」
そう言うと、リズはそそくさとログハウスを出て行った。
ジラーチとボクだけがログハウスの一室に残された。そして、リズの言葉を聞いて気づいたことをジラーチに教える。
「ねぇ、ジラーチ。今リズの話を聞いて気づいたんだ、ボクたちはきっと似た者同士だから出会えたんだって。ジラーチとボク、どちらも残された時間が少ない。それはどうしようもないことなんだ。でもね、この残された時間を最高のものにしたいって思うんだ。君と一緒に。」
「ウン!」
そこまで話すとジラーチは笑顔で頷いてくれた。
そうして、ボクはログハウスの戸締りをしっかりとしログアウトした。
この時ボクはいつの間にかクエストが更新されたことに気づかなかった。
このクエストの更新が、この後にこのALOの世界をも巻き込むものだということをボクはまだ知らない。
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暗闇の中、一つの蝋燭の火がユラユラとゆれる。
紅いマグマのような色のフード付きのマントを羽織る男のフードから見える口元が醜く笑う。
『ジラーチを奪う計画は明日決行する。
必ず。必ずジラーチを手に入れ、自分の願いを叶えるのだ。』
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今回はここまでです。
次もちゃんとあげられるか不安ですが、頑張ってみます
(ー ー;)
誤字があった場合は教えてくださるとありがたいです。