廃人が行く!効率厨の最強ビルド育成論 作:こくとうまんじゅう
まず俺がそのジョブに就くためにやらなければならない事はいくつかある。
1つ、モンスターを1000体、「木の棒の槍」で討伐すること
2つ、村人であること
3つ、男であること
この3つである。うむ、ほとんどの条件が1つ目に集約していることがわかるだろう。
実際のゲームの開始時の年齢は14歳で15歳で学院に入学するため、その間の1年間でジョブの条件を解放できるようになっている
ちなみに「木の棒の槍」は、どこにでも落ちている。ちょっと長めの棒のことである。
【木の棒の槍】
能力値 STR +1
ただの木の棒。そこら辺にいくつも落ちている
俺はそんなほぼ棒と言えるような槍を持って俺は黙々とモンスターを狩っていた。スライム、野ウサギ、時には迷い込んだゴブリン。数を数えながら、前世の知識をフル活用して攻撃、回避練習だ。
実際はもっと簡単にモンスターの討伐数を上げることはできるが、自分に戦闘経験をつけるために、モンスター達と戦っている。モンスターとは言っても、最下級ダンジョンレベルだけどね。
倒すたびに、俺は討伐数を脳内でカウントしていく。小さな体でも、どの部位が弱点なのかをもちろん俺は全て網羅しているので、1000体まではすぐにいくだろう。
森と町での準備を終え、俺は家に戻ると入学状を手に取り、目を輝かせながら思う。
せっかく「パイオニア」の世界に転生できたんだから、この世界を楽しみ尽くしてやるぜ!
それはそうとして早く学院に行きたい!どれだけ敵モンスターを倒したとしても、学院に行って職業につかないとレベル上がらないし、スキルも手に入れられない。
「ぐあぁあああ!待ち遠しい!早く時間よ経ってくれ!モンスター供!俺の八つ当たりを受けやがれ!」
「「「「グギャァ!?」」」
モンスターたちに八つ当たりしながら、俺は条件達成のために、毎日戦闘経験を積んでいく生活を送って行き
いよいよ、学院入学の日が近づいてきたのである
うちの農村は、王都からかなり離れているため、入学式の1週間前には村から出なければいけないのだ。
そして今、まさに王都に行くための馬車の前で家族との別れの会話をしている
「レオンちゃんもこんなに大きくなって、お母さん、嬉しいわ」
「そうだな、父さんもお前が健やかに成長してくれてうれしいぞ。学院では、辛いこともあるだろうが、楽しんでこい」
今世の俺の家族は、前世と同じように俺に優しく、愛を持って育ててくれた。毎日魔物と戦うような変な息子なのに、避けることもなく、逆に褒めてくれたりもした。家族はとても感謝している。
「父さん、母さん。今までありがとう。父さんと母さんを驚かせるぐらい成長して帰ってくるよ」
「ええ、期待してるわ。頑張ってね」
「あぁ、期待している」
「じゃあ行ってくる。またね!父さんお母さん!」
そして、馬車に揺られて丸一週間。特にこれといったハプニングもなく、退屈を我慢して
そしてついに――アレク王都中央学院の門が見えてくる。学院は1つの都市のようになっており、城門のような石造りの大門と、中庭を囲む学舎の壮麗さに、自然と胸が高鳴る。
「行くぞ、レオン・ヴァルディス。この世界、楽しみ尽くしてやろうぜ」
転生当初から何倍も成長した足で石畳を踏みしめながら、俺は笑みを浮かべる。これから始まる学園生活、そして未知の仲間たちとの最強ビルド構築の日々を思うだけで、胸が躍るのだった。
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