転移して最強チート能力者の仲間入りしたけどなんか定期的に時が巻き戻りやがるんだが? 作:如月トッポ
そして今回も短いですが少しだけ真面目に書いてみました、こっからはこのくらいしっかり書いていく感じで行きたいと思っている所存です。
そう言えばどうでも良い話ですが結構前の滅茶苦茶お気に入りが増えたときルーキー二次とルーキー総合の日間でランキングにのっていたんですよね(言っても27位前後で今は全くですが)、何度見もしましたよね…、それにお気に入りも70人超えて本当に嬉しいです!遅れましたが本当にありがとうございます!!
後は感想と評価もっとくれたらまた頻度とクオリティが上がったりぃ……
はい、欲張りました……
話は逸れましたがこんな駄作でも楽しんで頂ければ幸いです!!
第9章 治る傷、治らない傷
トア「……はぁ」
俺は、四度目の白い天井を見てため息をついた。
伸ばした左手は傷一つ無い綺麗な陰キャの手、触れた顔には傷一つないいつも通りの顔。
トア「あ゛~、キツい…」
治っている、あれは最早別の世界の出来事である、そんなことは百も承知だがどうもこの感覚には慣れない
ファーボール「おはよう、目が覚めたようだね」
トア「はいはい、ずっと起きてた感じ?」
ファーボール「いや?寝起き」
トア「そ、」
ファーボール「最近冷たくない?」
トア「目覚めの挨拶がこんな畜生じゃなくて美女だったら良いのだけれどね」
ファーボール「それならもうすぐで美少女双子メイドが来るでしょ」
トア「……聞いて思ったが属性盛りすぎじゃね?」
ファーボール「今更だよ、君もそうだし」
トア「はいはい」
ファーボール「やっぱ冷たいよね!?」
トア「それより考えることがあんだよ!」
このちっちゃい毛玉もどきとの会話を強引に切り上げ軽く錯乱状態の脳を落ち着かせる。
トア「(どういうことだよ……レムさんが、スバルを殺してた……
あの人はヒロインポジションじゃないのかよ……
まずいな、イメージの中のリゼロと実際のリゼロが違いすぎる
いや、俺が介入することで物語が変わってるのか?情報不足が酷すぎる…)」
ガチャ
その時、扉を開く音が無駄に豪華な寝室に虚しく響いた。
はやくも聞き慣れてたはず、はやくもルーティンのようになってたはず。
だが、体はその音とそこに居る人物を連想して咄嗟に、そこには今現在ない刀に手を掛けようとしていた。
俺は扉に目を向けた
レム「おはようございますお客様」
ラム「目覚めたようねお客様」
トア「……おはようございます」
その声は、この世界で、いや、今までの人生で一番不格好で引き攣っていた
トア「(あぁ……これが、トラウマってやつか)」
体の傷は治る、そもそも単純に戦えばきっと自分が勝てる、けれど、確実に心にダメージが言っている
好意的で無かったにしても良くしてくれてた人が裏では自分達に。
いや、スバルに対して殺意を剥き出しにして殺そうとする程の嫌悪感か何かを感じていたことに。
裏切られたような、ループすることよりも圧倒的な、何かを失ったような虚しさ。
殺すほど憎いのかなんなのか分からないが、その感情を完璧に隠していた、あの笑顔への恐怖。
少なくとも、目前に広がっている景色は、到底今までの景色と同じようには見えなかった。
トア「(……ん?、なんか表情が暗い?)」
その笑顔に違和感を覚えた、なにか作ってるようなそんな違和感、いや、多分最初から作ってはいるのだろうが。
トア「(こんなことは初めてだな……ループごとに多少は言動が変わることはあったが……スバルが何かしたのか?)」
ここまであからさま…では無いが、何か変えることが出来るのは今までのことから考えてもスバルだけだろう。
トア「(と言うか、スバルはレムに何をされた?、見つけたときはもう仰向けに寝て、殺されるものだと思ってたが、思えば後半は鎖の音も戦ってる音もなにも聞こえなかった)」
思考が回る、事実を整理していくつかの憶測を立てる。
トア「(何か喋っていた?スバルなら口も回るし、時間を稼いでた可能性もあるな…まぁ、本人に聞けば分かることか……)」
レム「?、お客様?どうかなさいましたか?」
ラム「やっと起きたかと思えば見せつけるように突然考え込む、正直痛いわよ」
トア「あぁ、すみません、最近色々あったので」
どうしても、いつも通りの会話も、笑顔も、行動の何もかもが
ただただ気持ち悪かった。
食卓にて
現在、トア、スバル、ベアトリスの三者が座っている状態。
今までと変わらない並び、ただ、違いがあるとすれば。
スバル「………」
ベアトリス「全く、朝から辛気臭い雰囲気を出すのはやめてくれないかしら」
スバル「………すまん」
スバルの様子が明らかにおかしいことである。
トア「(何というか生気がないな…、心ここにあらずって感じだな……それに手の傷はなんだ?死に戻りで治るはずだが…)」
それでも時は流れ、気づけばロズワールとエミリアが着席し、料理が配膳され、いただきますのよく分からない挨拶を終えた。
トア「…(何もないさ…いつも通りだ)」
スプーンを握る手が震える、手が動かない、食欲が消え失せていく
無いと分かってても考えてしまう、毒は入ってないか?何か細工されてないか?
今まで何も無かった、そう分かってるはずなのに。
いや、ホントに何も無かったのか?今回は入ってるのでは無いか?
いや、関係ない、前のループの出来事は今の皆には関係ない。
本当にそうだと言い切れるか?それに朝スバルが何かしたようだし脅威と思われてれば……
いや、何があろうとスバル程度の力(武力的な意味)では直ぐ殺す程の脅威とは思われないはず。
そんな思考が次から次に堂々巡りをしてまとまらない、論理で、理性で潰しても次々に不安が湧き出てくる。
エミリア「トアさん?大丈夫?」
トア「あっ…あぁ…大丈夫です、ご心配かけてしまい申し訳ありません」
エミリア「あまり無理しちゃダメよ、あなた大怪我負っていたんだし……」
トア「いえ、もう大丈夫ですよ、お気になさらず」
エミリア「なら、良いのだけれど」
ロズワール「それとも、料理が口にあわなかったーかな?」
トア「いえ、そう言う訳では」
レム「ロズワール様、そもそも一口も食べてないので口に合わない以前の問題かと」
ロズワール「ふむ、それもそぉだーね」
トア「考え事が最近多くてですね」
そう言いながら精一杯の笑みを作りスプーンを口に運ぶ。
それからはあまり覚えていない、全てが異様過ぎて、スバル以外は全ていつも通りのはずなのに、
ショットガンについて問い詰められるときも、報酬を聞かれるときも、何気ない雑談も、全ていつも通りなのに、何故か全てが異様に見えて、気持ち悪くて。
いつもならスバルの馬鹿なことで場が和んでるのに、スバルも全く喋らなくて。
一つ思い出せるのは、初めて、料理に味が分からなかった、味が薄いとか、味付けが不思議とかそう言うのでは無くて、ただただ、
味がしなかった
その後廊下にて
トア「(違う、自分がしっかりしなければ、自分は力を持ったんだ……)」
自分に言い聞かせるようにしながらだだっ広い廊下を進む。
トア「(力には責任が伴う、その責任を果たす、それだけだ)」
もうすぐでスバルの部屋につく、何故か歩幅が小さくなり歩くスピードが落ちる。
トア「(悟らせるな、弱味を見せるな、スバルを不安にさせるな、)」
その時、スバルの部屋の扉が開き、一人の人物が出てくる
トア「…エミリアさん、ですか?」
エミリア「トア…さん?」
エミリアは顔を伏せていて普段の姿からは想像のつかないほど、暗い雰囲気である
トア「エミリアさん、どうかしたのですか?」
エミリア「い…いえ、大丈夫よ、トアさんはどうしたの?」
エミリアが少し引き攣った笑みを浮かべトアにそう尋ね返す。
トア「(……まぁ、聞く必要も無い…か)」
トア「いえ、スバルさんの様子を見に行こうかと、朝、元気が無かったですし」
エミリア「そ、そう…なの、彼、疲れてるみたいだから、何かあっても、許してあげてね」
トア「分かりました、」
エミリア「じゃあね、朝も言ったけれど、トアさんも無理しちゃダメよ」
トア「はい、ありがとうございます」
そう言いエミリアは歩いて行った、その後ろ姿は明らかに落ち込んでいて、悲しそうだった。
けれど、今の俺には、それが心からのものなのか、演技なのかは、見当もつかなかった。
トア「(いや、エミリアさんはそんな人じゃ無い、無いはず)」
そんなこんなで歩いているとスバルがいるであろう部屋の前についた。
手が動かない、入りたくないと体が言っている。
トア「(元より、レムやラムに聞けばいいものを、逃げてスバル本人に聞きに来たんだ、これ以上逃げる訳には行かない)」
俺は意を決して扉を開けた
はい!ここまで読んで頂きありがとうございます!
最近少し構想を練り直しました!
まだまだ関係ないですが原作に依存しすぎるような展開にし過ぎないように意識したら結構浮かんできて書けるようになってきたんですよねぇ、はい、どうでもいい話です、すみません、
あと、気づいた方もいるかも知れませんが読みやすいように段落分けして書くようにしてみました。(前書き後書きではやってない)
原作とか他の方のを読んでいると皆様しているので……
自分は改行とかクソ下手くそなので逆に読みづらくならないか……
そのアンケートとらせて頂くので興味がむけば答えて下さると嬉しいです!
後、評価と感そ……、はい、なんでもないです
あ!あと最後に!
トア君ボロクソに言ってるけど自分(筆者)はレムとかのアンチじゃないよ!むしろ好きだよ!けど物語上こうするしかなかった………許して……
段落分けした方が良い?
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今回みたくした方がいい
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今まで通りしなくて良い