マブラヴガールズガーデン ドロテア・カークランドの雪山の流儀 作:マブラマ
吹雪がようやく収まり、視界がゆっくりと戻ってきた。
周囲は一面の銀世界。
岩の影に身を寄せ、三人は息を整えながら互いの顔を見合わせた。
ラウラが肩で息をしながら、雪を払う。
「はぁ、はぁ…風はまだ強いけど、吹雪は収まったみたい」
ジュリーが大きく息を吐き、顔を上げた。
「やっと周囲が見えるわ! もう、さっきは周りが真っ白だったし!」
指揮官は周囲を見渡しながら、内心で冷静に状況を整理する。
「(ジュリー達もはぐれたことにはすぐ気付くだろうが……ここでパニックになる危険が大きい。すぐに合流できる可能性だってまだ残っている……だから、体力を無駄に消費しないように冷静に行動するべきだ)」
ジュリーが首を傾げて辺りを見回す。
「なんとなーく見えるようになったけど、ここ……どこぉ?」
ラウラが不安げに頷いた。
「目印もないような、一面の雪景色だものね。とっても綺麗だけどちょっと不安かも……」
指揮官は風の音を聞きながら、静かに言った。
「そうだな……風よけになりそうな岩はあるが、このまま進んでいくのはちょっと不安になるな」
ラウラの声が少し震える。
「私達……はぐれちゃったのかしら?」
指揮官は一瞬、柊校舎シリウスシュガーの月ヶ瀬ちゆるの顔を思い浮かべた。
「(ここにちゆるがいてたら、どう判断していたか…?)」
そして、すぐに決断を下す。
「と、とりあえずテントを張るぞ」
ジュリーが目を丸くする。
「ここにテントを張るのね!」
指揮官は地面を軽く踏みしめ、首を振った。
「そうだ…いや、待て。テントを張れる状態にはないな。地面もあまり平らじゃない。俺達のテントだと設営は難しいな。Temuで購入した安価なモノだし」
ジュリーが腕を組んで考える。
「むむむ…じゃあ、どうしようかしら?」
指揮官は周囲を見回し、冷静に言った。
「まずは体力の余計な消耗を防ぐのが大切だ。どこか風除けが出来て腰を落ち着けられる場所が必要だな」
ラウラが指を差す。
「ええっと…それなら、あっちにある岩とかどうかしら?」
ジュリーが即座に賛成する。
「そうね! あそこなら風も遮られそうだし、それに腰を据えて休むのにも適しているわ!」
指揮官は頷き、立ち上がった。
「ああ、それじゃあまずはあそこで休憩しよう(通信機は繋がる気配はない、か。参ったな……)」
三人は岩陰に移動し、風を背に座り込んだ。
ジュリーが大きく息を吐き、笑顔を作った。
「ふぅ…一息ついたら、ちょっとだけ安心してきたかも! やっぱり雪山って凄いのね!……あんな吹雪が吹くなんて!」
ラウラが頷き、頰を赤らめて言った。
「そうね……私も飛ばされちゃうかと思っちゃった」
指揮官は苦笑しながら、ジュリーをからかう。
「ジュリーなんて、半分くらい吹き飛ばされて倒れてたようなもんだからな」
ジュリーが頰を膨らませる。
「ぐむむ……だ、だってあんなに風が強かったら無理よ!前だって見えないくらいだし!」
ラウラが優しく微笑んだ。
「そういえば、ジュリーちゃんありがとうね? 私の帽子を取ってくれて」
ジュリーが照れくさそうに手を振る。
「気にしないで! 困ったときはお互い様よ! ラウラだって、倒れてたあたしを助けてくれたじゃない!」
ラウラが頷き、穏やかに返す。
「ううん、指揮官さんに任せてばっかりだったから、でも、そうね。お互い様よね」
指揮官は内心で考える。
「(さて、どうするか。目的もなく、ただ休むというのは精神的に負担が大きい)」
ラウラが心配そうに声をかける。
「指揮官さん?」
指揮官は(それに、俺が通信機を必死に弄っていたら、異常事態だと勘付いて不安にさせてしまう……なら)と判断し、すぐに話題を変えた。
ジュリーが不満げに言う。
「…ねえ、指揮官ってば!」
指揮官がびくりと肩を震わせる。
「うおっ!? な、なんだ?」
ジュリーが頰を膨らませる。
「なんだじゃないわ! さっきから声をかけてたのに、全然気付いてくれないじゃない!」
ラウラが優しく心配する。
「大丈夫? やっぱり、指揮官さんも、吹雪で疲れちゃった?」
指揮官は無理に笑みを浮かべた。
「ああ、いや、大丈夫だ。こうして待つだけじゃなと思って、ちょっとやる事を考えてたんだ」
ジュリーが目を輝かせる。
「やること?」
ラウラも首を傾げる。
「でも、あんまり動いたりしたら危ないのよね?」
指揮官は頷き、落ち着いた声で説明を始めた。
「ああ、だからここで簡単にできること…それは、仲間とはぐれた時に実践できる救助の呼び方だ!」
ジュリーが興味津々に身を乗り出す。
指揮官は少し露骨かもしれないと思いながらも、続ける。
「メイズ内でも仲間とはぐれるような事はあるかもしれない。その時に、こういった知識があると役に立つはずだ」
ジュリーが大きく頷く。
「なるほど! 確かにその通りね! ここでしっかり覚えて帰るわ!」
指揮官は内心で考える。
「(……流石に他人を疑うことを教えた方がいいか?)」
そして、慎重に言葉を選んだ。
「とはいえ、俺も知識が多いわけじゃない。実際に遭難をしたことがあるわけじゃないからな」
ジュリーがふむふむと頷く。指揮官は雪を指差して続ける。
「なんで、仲間内で分かりやすい符号を作って、それを使って連絡し合うっていうのが一つだ」
ジュリーが首を傾げる。
「ふごう……?」
ラウラがすぐに理解する。
「お互いに分かるマークとか、記号のことよね?」
ジュリーの目が輝いた。
「なるほど! それなら、プレ・クラス-Aで使う用の、マークとか考えておかないとね!」
指揮官は頷く。
「ああ、こういう場所に来るときはそれもありだ。そうだな……雪だとしても、地面に書けば良い。すぐに消える事もあるが、深くまで書いておけばすぐには消えない」
ラウラが頷く。
「それを見た誰かが気付いて、やってきてくれるってことよね?」
ジュリーが勢いよく立ち上がる。
「なるほど……なら、あたしは似顔絵を描くわ! そうすれば、ジュリーたちがここにいるってわかるでしょ!」指揮官が釘を刺す。
「あと、上空から見えるくらい大きく書くんだぞ? あんまりこじんまりしても、見えないからな」
ジュリーが胸を張る。
「なるほど……任せて! えーっと、雪に書くような道具は……」
ジュリーがゴソゴソとバッグを漁り始める。
指揮官は見られないように通信機を弄る。
「(……周波数は間違っていない。だが、ノイズが酷すぎて何も聞こえないな)」
ラウラが静かに提案する。
「私は…分かりやすく、SOSって書こうかしら? 伝わりやすい方がいいわよね?」
ジュリーが雪に指を突っ込んで描き始める。
「よーし、ここからここまで…さらにこっちは……! あっ、踏んじゃった!?」
指揮官が笑みを浮かべる。
「おお、目立つように書けてるじゃないか」
ラウラも丁寧にSOSの文字を刻む。
「私も、ちゃんとSOSの文字を書けたわ。これなら、きっと誰にでも、見つけて貰える筈よね!」
指揮官が頷く。
「ああ、そうだな……っと、少しだけ吹雪いたか」
突然、風が強まり、雪が崩れて二人の描いた文字を覆い隠した。
ジュリーが悲鳴を上げる。
「ああああ~~~~!?」
指揮官は苦笑しながら謝る。
「……しっかりと書いていたのに、こうもあっさりも消えるのか。すまん、俺も予想外だった」
ラウラが少し落ち込む。
「指揮官さんも初めてなら仕方ないわ。でも、どうすればいいのかしら……書いても消されちゃうし、目印になるものは……」
ジュリーがぱっと顔を上げる。
「ふふん! いいことを思いついたわ! 雪だるまよ! 雪だるまを作れば、雪で消されたりはしないわ!」
指揮官が頷く。
「雪だるまか……悪くないかもな」
ラウラが少し心配そうに言う。
「でも、分かるように作るんだったら沢山必要にならないかしら?」
ジュリーが勢いよく立ち上がる。
「大丈夫、沢山作ればいいのよ! 待ってて、今から作ってくるわ!」
指揮官が呼び止める。
「おい、ジュリー……って、行っちゃったな」
ジュリーの背中が雪原に消えていく。
ラウラが心配そうに呟く。
「ジュリーちゃん……大丈夫かしら」
指揮官は静かに雪を見つめながら、内心で考える。
「(……これで少しは気を紛らわせられる。だが、本当の目印は……まだ見つからない)」
風が再び強くなり、雪が舞い上がる。
三人は岩陰で体を寄せ合い、仲間たちの無事を祈りながら、静かに待つしかなかった。
雪山は、まだ試練を終わらせていない。
しかし、ジュリー・ステイシー探検隊の絆は、この白い闇の中でも、決して折れなかった。
カークランドハウスの最上階、観測室に設けられた小さなモニタールーム。
ハリエットは椅子に腰を下ろし、複数の小型画面を睨みつけていた。
画面には、雪に埋もれた岩陰で体を寄せ合う指揮官、ジュリー、ラウラの姿が映し出されている。
音声はクリアに拾われ、三人の会話がスピーカーから流れていた。
ハリエットは顎に手を当て、ため息混じりに呟く。
「……ここでテントを張ろうとしてるなんて愚かにも程がありますよ。悪徳指揮官がやろうとしてますね」
画面の中の指揮官が地面を踏みしめ、首を振る。
《そうだ…いや、待て。テントを張れる状態にはないな。地面もあまり平らじゃない。俺達のテントだと設営は難しいな。Temuで購入した安価なモノだし」》
ジュリーが腕を組んで考える。
《むむむ…じゃあ、どうしようかしら?》
ハリエットは小さく鼻で笑った。
「さあ、どうする?」
ラウラが指を差す。
《ええっと…それなら、あっちにある岩とかどうかしら?》
ジュリーが即座に賛成。
《そうね! あそこなら風も遮られそうだし、それに腰を据えて休むのにも適しているわ!》
指揮官が頷き、立ち上がる。
《ああ、それじゃあまずはあそこで休憩しよう》
三人が岩陰に移動し、風を背に座り込む。ジュリーが大きく息を吐き、笑顔を作った。《ふぅ…一息ついたら、ちょっとだけ安心してきたかも! やっぱり雪山って凄いのね!……あんな吹雪が吹くなんて!》
ハリエットは画面を拡大し、冷ややかに呟く。
「当たり前ですよ。雪山を舐めてるにも程があります」
ケイトが隣の椅子に座り、控えめに尋ねる。
「指揮官さん達の様子を見てるの?」
ハリエットは視線を画面から外さず、淡々と答えた。
「監視…いや、観察しないといけませんからね」
画面の中、ラウラが頰を赤らめて言う。
《そうね……私も飛ばされちゃうかと思っちゃった》
指揮官が苦笑しながらジュリーをからかう。
《ジュリーなんて、半分くらい吹き飛ばされて倒れてたようなもんだからな》
ジュリーが頰を膨らませる。
《ぐむむ……だ、だってあんなに風が強かったら無理よ! 前だって見えないくらいだし!》
ハリエットは小さく舌打ちした。
「……ドロテア様は前見えなくても進んでましたよ。全く…」
ケイトが優しくフォローする。
「ジュリーちゃん、初めての雪山だし大目に見てやったらどうかな?」
ハリエットは肩をすくめた。
「まあ、それも想定内ですが」
画面の中、ラウラが優しく微笑む。
《そういえば、ジュリーちゃんありがとうね? 私の帽子を取ってくれて》
ジュリーが照れくさそうに手を振る。
《気にしないで! 困ったときはお互い様よ!ラウラだって、倒れてたあたしを助けてくれたじゃない!》
ラウラが頷き、穏やかに返す。
《ううん、指揮官さんに任せてばっかりだったから、でも、そうね。お互い様よね》
ミリアムが部屋に入ってきて、モニターを覗き込む。
「ボクも見ていいかな?」
ハリエットは無表情で答える。
「ご勝手にどうぞ」
ミリアムが目を輝かせる。
「ええっと……指揮官、何か考え事してるよ!」
ハリエットは冷たく返す。
「どうせ、碌でもないことを考えてるだけでしょう…」
ミリアムが首を傾げる。
「そうかな……?」
画面の中、ラウラが心配そうに声をかける。
《指揮官さん?》
ジュリーが不満げに言う。
《…ねえ、指揮官ってば!》
指揮官がびくりと肩を震わせる。
《うおっ!? な、なんだ?》
ジュリーが頰を膨らませる。
《なんだじゃないわ! さっきから声をかけてたのに、全然気付いてくれないじゃない!》
ラウラが優しく心配する。
《大丈夫? やっぱり、指揮官さんも、吹雪で疲れちゃった?》
指揮官は無理に笑みを浮かべた。
《ああ、いや、大丈夫だ。こうして待つだけじゃなと思って、ちょっとやる事を考えてたんだ》
ジュリーが目を輝かせる。
《やること?》
ラウラも首を傾げる。
《でも、あんまり動いたりしたら危ないのよね?》
指揮官は頷き、落ち着いた声で説明を始めた。
《ああ、だからここで簡単にできること…それは、仲間とはぐれた時に実践できる救助の呼び方だ!》
ジュリーが興味津々に身を乗り出す。
指揮官は少し露骨かもしれないと思いながらも、続ける。
《メイズ内でも仲間とはぐれるような事はあるかもしれない。その時に、こういった知識があると役に立つはずだ》
ジュリーが大きく頷く。
《なるほど! 確かにその通りね! ここでしっかり覚えて帰るわ!》
指揮官は雪を指差して続ける。
《なんで、仲間内で分かりやすい符号を作って、それを使って連絡し合うっていうのが一つだ》
ジュリーが首を傾げる。
《ふごう……?》
ラウラがすぐに理解する。
《お互いに分かるマークとか、記号のことよね?》
ジュリーの目が輝いた。
《なるほど! それなら、プレ・クラス-Aで使う用の、マークとか考えておかないとね!》
指揮官は頷く。
《ああ、こういう場所に来るときはそれもありだ。そうだな……雪だとしても、地面に書けば良い。すぐに消える事もあるが、深くまで書いておけばすぐには消えない》
ハリエットは画面越しに吐き捨てるように言った。
「は?何を言うと思えば無駄な消耗を」
ケイトがそっと声をかける。
「ハリィちゃん」
ハリエットは小さく息を吐く。
「わかっています」
画面の中、ラウラが頷く。
《それを見た誰かが気付いて、やってきてくれるってことよね?》
ジュリーが勢いよく立ち上がる。
《なるほど……なら、あたしは似顔絵を描くわ! そうすれば、ジュリーたちがここにいるってわかるでしょ!》
ハリエットは呆れたように呟く。
「は?」
指揮官が釘を刺す。
《あと、上空から見えるくらい大きく書くんだぞ? あんまりこじんまりしても、見えないからな》
ジュリーが胸を張る。
《なるほど……任せて! えーっと、雪に書くような道具は……》
ジュリーがゴソゴソとバッグを漁り始める。
ハリエットが目を細める。
「?何をやってるのですか…」
ミリアムが画面を覗き込む。
「通信機を弄ってるみたいだね」
ハリエットは小さく舌打ちした。
「……無駄な努力ですね」
画面の中、ラウラが静かに提案する。
《私は…分かりやすく、SOSって書こうかしら? 伝わりやすい方がいいわよね?》
ジュリーが雪に指を突っ込んで描き始める。
《よーし、ここからここまで…さらにこっちは……! あっ、踏んじゃった!?》
ハリエットが思わず吹き出す。
「ぷぷぷ!」
ミリアムが笑う。
「ジュリーちゃん、燥いでるね!」
ハリエットは肩を震わせながら呟く。
「面白い光景です」
画面の中、指揮官が笑みを浮かべる。
《おお、目立つように書けてるじゃないか》
ラウラも丁寧にSOSの文字を刻む。
《私も、ちゃんとSOSの文字を書けたわ。これなら、きっと誰にでも、見つけて貰える筈よね!》
指揮官が頷く。
《ああ、そうだな……っと、少しだけ吹雪いたか》
突然、風が強まり、雪が崩れて二人の描いた文字を覆い隠した。
ジュリーが悲鳴を上げる。
《ああああ~~~~!?》
指揮官は苦笑しながら謝る。
《……しっかりと書いていたのに、こうもあっさりも消えるのか。すまん、俺も予想外だった》
ハリエットはため息をつく。
「だから言ったのに……」
ラウラが少し落ち込む。
《指揮官さんも初めてなら仕方ないわ。でも、どうすればいいのかしら……書いても消されちゃうし、目印になるものは……》
ジュリーがぱっと顔を上げる。
《ふふん! いいことを思いついたわ! 雪だるまよ! 雪だるまを作れば、雪で消されたりはしないわ!》
ハリエットは呆れたように呟く。
「雪だるま……無駄な労力を使いますね」
ミリアムが首を傾げる。
「でも、そうでもないみたいだよ!」
ハリエットは冷たく返す。
「どうだか…」
ジュリーが勢いよく立ち上がる。
《大丈夫、沢山作ればいいのよ! 待ってて、今から作ってくるわ!》
指揮官が呼び止める。
《おい、ジュリー……って、行っちゃったな》
ジュリーの背中が雪原に消えていく。
ハリエットはため息をつき、双眼鏡を置いた。
「……何やってるの?」
ケイトが画面を指差す。
「躓いて自分が雪だるまになったみたいですね」
ハリエットは額を押さえる。
「……ホント、無駄な労力ですね」
ケイトが優しく言う。
「ジュリーちゃん、沢山雪だるま作ってる。それを目印にしようとしてるのかな?」
ハリエットは椅子に深く腰を沈め、静かに言った。
「どうせ、崩れますよ。私は休憩します。ケイ、ミリィ。あとは頼みますよ」
ケイトが頷く。
「うん、わかった」
ミリアムが元気よく答える。
「ちゃんと観察するからね!」
ハリエットは部屋を出る前に、もう一度画面を振り返った。
雪だるまを作り続けるジュリーの小さな姿が、モニターの中で必死に動いている。
「……愚かですね。でも……それが、プレ・クラス-Aの強さなのかもしれません」
彼女は扉を閉め、静かに廊下を歩き去った。
雪山の試練は、まだ終わっていない。
しかし、カークランドハウスの観測室では、ジュリーたちの小さな抵抗が、冷たい画面の中で静かに続いていた。