弱虫ペダル Colorful Dreams   作:サクータ

20 / 20

前作「弱虫ペダル Rainbow Ride 」全話編集が終わりました

多少読みやすくはなっているとは思いますが、是非前作の方もご覧ください



RIDE,20 0グラムの武器

 

 

小野田 「ハァ…ハァ…」

 

悠人 「・・・」

 

悠人 (この人、インハイの時と動きが違う…この短い間に何があった!? さっきの一撃目はふらついた けど2撃目は ロードは前に進む競技だから、普通ロードやってると前進方向への力はつくが 横方向への対応は苦手になりやすい 小野田さんはこのタイプだった けど今の動…縦や横方向にバイクをコントロールする)

 

 

悠人 (MTBのそれに見えた!)

 

 

鏑木・段竹 『っ‼️』

 

鏑木 「チェイサーさんて誰ですか!? カッコいい名前すね!」

 

段竹 (すごい…はねのけた! 小野田さん! 箱根学園が追いついて攻撃してきて、それをものともせずに…)

 

 

段竹 (オレたちはまだ戦えるって背中で言ってくれた‼️

 

 

段竹 (いきましょう! 小野田さん!)

 

 

  段竹

 

 

高田城 (・・・進化…か 悠人の先制は裏目に出たか 1人のプレッシャーがはね上がった…これが虹ヶ咲の…窮地でありながら、あるキッカケで同調してプレッシャーがはね上がる現象)

 

高田城 「・・・一旦下がれ、悠人」

 

悠人 「うす」

 

 

 

(泉田)

(ヤツらはそれが上手いんだよ 気をつけろ)

 

(高田城)(はい)

 

 

 

高田城 (泉田さんが言ってた事象だ 警戒しろと…そしてそれは…)

 

 

 ザアアアア‼️

 

高田城 (小野田‼️ あの男のまわりで起きやすいと‼️

 

 

小野田の右側に並び詰め寄る高田城

 

小野田 「っ‼️」

 

高田城 「・・・」

 

段竹 「また箱学寄せた‼️

 

鏑木 「今度はお前か‼️ もっ回やる気かよ‼️

 

 

 

高田城

「おまえが、真波のライバルか」

 

 

小野田 「えっ?」

 

高田城 「なる程、「資料」通り間近で見ると小柄で華奢(きゃしゃ)だ」

 

小野田 「へ!? え!?」

 

高田城 「小野田坂道」

 

小野田 「え!? し、資料!?」

 

高田城 「聞くかい? 真波からの伝言」

 

小野田 「えっ、伝…」

 

 

段竹 「そこまでだ箱学‼️

 

鏑木 「させねぇぞ箱学メガネ‼️

 

 

鏑木 「離れろ‼️ 小野田さんになにしようとしたぁ‼️

 

高田城 「あ…いや、伝ご……挟まれた…素早い まるで騎士(ナイト)だな」

 

小野田・段竹・鏑木 《っ‼️(っ⁉️)》

 

高田城 「山王だからか? 虹ヶ咲山王は騎士(ナイト)も従えているんだな」

 

小野田 「え? ナ、ナイト?」

 

鏑木 「何を訳の分からんないこと言ってる⁉️ インテリメガネ‼️

 

高田城 「っ?」

 

鏑木 「ナイトだぁ⁉️ バシッと言ってやろうか‼️

 

 

鏑木 「オレは ‘夜’ より昼が好きだ‼️

 

 

高田城 「え?」

 

小野田・段竹 『・・・』(・Д・)

 

段竹 「ナ…」

 

 

段竹 「「ナイト」は中世ヨーロッパの騎士の意味だ一差‼️//

 

 

鏑木 「なにぃ騎士⁉️ 夜にそんな意味があるのか段竹‼️ 夜守るからか⁉️

 

段竹 「夜から離れろ‼️ つづりが違うんだ‼️ 別の言葉で「K」がつくんだ‼️

 

鏑木 「むぅ//」

 

高田城 「勉強不足だな 1年鏑木くん」

 

鏑木 「あ⁉️」

 

高田城 「だがこれでひとつ憶えた 人は知識を得るためには時に恥をかくこともある だが臆せず取り入れればいずれ自分を助ける時が来る キミは今成長したんだよ」

 

 

高田城 「知識は軽い」

 

 

小野田・段竹・鏑木 『っ⁉️』

 

鏑木 「何言ってんだてめぇ」

 

高田城 「山に登る時どんな準備をする? 道具を揃えるか荷物を増やすか? 最もやるべきことは知識を増やすことだ」

 

鏑木 「クイズか⁉️

 

高田城 「必要なものと必要ではないものを仕分けし、備えのレベルを想定すれば荷物は減る 自然と楽になるんだ」

 

鏑木 「ヒルクライム中に山登りの話しすんな! ややこしくなるんだよ!」

 

 

高田城

「ちなみに ‘知識’ の重さは「0グラム」だ」

 

 

高田城 「軽いどころか「重さ」も存在しない」

 

小野田・段竹 『・・・』・_・;

 

段竹 (なんだ…この男)

 

高田城 「知識は人を説得できる 制圧さえできるかもしれないだとすれば…「武器」だ 考えてごらん1年鏑木くん、すごいことだろう 戦うことにおいて知識を獲得するということは…」

 

 

高田城

0グラム(・・・・)で武装できるということだよ‼️

 

 

小野田・鏑木・段竹 『っ‼️』

 

段竹 (こ、こいつの…圧倒的な自信…言葉の重み…こいつ…相当キレるヤツだ‼️

 

 

 

 

 

 

 

一方、ゴールへ向かうバスがあるバス停へ向かう今泉と鳴子と同好会の1・2年組

 

 

歩夢 「な、何を話しているの? この人」

 

せつ菜 「な、なんでしょう…この方からは油断できない雰囲気が漂ってきます」

 

璃奈 「油断は禁物…」

 

侑 「知識…」

 

鳴子 「アカンなぁ こいつ、鏑木(かぶ)を誘いこんどるで」

 

かすみ 「えっ? どういう事ですか章吉先輩」

 

今泉 「この高田城ってヤツ…相当頭のキレるヤツだろうな…こいつの狙いは…」

 

 

 

 

 

 

 

段竹 (まさかこいつ…オレたちの情報も調べ上げてるのか…さっきからペース上げずに走ってるのはその余裕があるせいなのか!…っ‼️ まずい‼️

 

 

段竹 「これは挑発だ‼️ のるな一差‼️

 

鏑木

武器ィ⁉️ゼログラム⁉️ 訳のわからんことを言うな‼️

 

 

段竹 (っ‼️)

 

鏑木 「小難しいことばっか言いやがって賢ぶってんじゃねーぞ箱学‼️ 勝負しに来たのかおしゃべりに来たのかどっちだ‼️

 

 

段竹 「ほるらああああ‼️

 

 

鏑木 「勝負の方なら乗ってやるぜ この鏑木一差様が! このまま先行して この峰ヶ山ヒルクライム優勝してやる!」

 

 

ザアアアア‼️

 

鏑木 「ついてこいよインテリメガネ‼️

 

 

 

高田城 「・・・いいだろう、この峰ヶ山ヒルクライムの攻略第一段階は……」

 

 

高田城

「王の騎士(ナイト)の一角を崩すことたからな」

 

 

ジャッ‼️

 

 

小野田・段竹 『っ⁉️』

 

先行した鏑木を追うため、音もなくダンシングで加速した高田城 気づいた時には、ふたりとの差…3m以上も離れていた

 

 

段竹 (えっ…)ゾクッ

 

 

段竹 「もどれ‼️ 一差ァ‼️

 

 

 

 

鏑木 「ハハッ ついてこいよインテリ‼️

 

 

バッ…バッ…バッ‼️バッ‼️バッ‼️

 

鏑木 「っ‼️」

 

 

高田城 「虹ヶ咲1年鏑木一差‼️ ほら‼️ ついてきてやったぞ(・・・・・・・・・)‼️

 

 

鏑木 「・・・ほう」

 

鏑木 (こいつ…一息でオレの加速に)

 

 

 

 

 

 

しずく 「一差くんが飛び出しました!」

 

鳴子 「アホか鏑木(かぶ)! まんまと挑発に乗りよって!」

 

愛 「ていうか、あっという間に追いつかれちゃったよ!」

 

璃奈 「は、速かった」

 

侑 「ね、ねぇ 駿輔くんが言うこの人の狙いって」

 

今泉 「アシスト潰しだな この高田城って男、最初からそのつもりで小野田に近づいて待ってだろうな」

 

鳴子 「そんで追いついて来た鏑木(かぶ)たちの体力を削って引き下ろすのが狙いやな」

 

せつ菜 「やはり油断出来ませんね 箱根学園」

 

かすみ 「そ、それどころじゃありませんよ!」

 

歩夢 「ど、どうしたのかすみちゃん!?」

 

かすみ 「だって、あの一差が飛び出しちゃったんですよ! 駿輔先輩たちはわかってると思いますけど、一差って…」

 

 

 

 

 

 

鏑木 「やるじゃねえかインテリ! まぁ今の加速が最後の1発じゃないといいがな!」

 

高田城 「安心しろ、その期待は裏切らない 今のはオレのウォーミングアップだ オレは箱根学園2年、高田城…」

 

鏑木 「タカダジョー? フルネームみたいだな!」

 

高田城 「よく言われるよ」

 

鏑木 「ほるらああ‼️

 

高田城 「待て1年鏑木、いいのか?」

 

鏑木 「あ?」

 

 

高田城 「お前の相棒は、後ろで戻れと叫んでるぞ?」

 

 

 

 

段竹 「戻ってこい! 一差ァ!」

 

 

 

 

鏑木 「・・・」

 

高田城 「それでもやる…と?」

 

鏑木 「わかってねぇなタカダ…」

 

 

鏑木 「何も分かってねえ‼️ あれは段竹の…‘頑張れ’ってオレへのエールなんだよ‼️ ほるらあああ‼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

段竹 「バカまた加速した‼️ 何やってんだ一差‼️ 完全に挑発に乗ってる‼️ 聞こえてないのか‼️追いますか小野田さん、ヤツの実力は分からない…だけど多分あいつの頭は相当キレます! 情報は相当入れてます! 俺たちの…」

 

 

段竹 「これまでの情報とか全部‼️

 

小野田 (これまでの…情報‼️

 

 

段竹 「あいつ出る時 ‘ 一角を崩す ’って言ってました 崩す気です一差を! 策略ですよ! 俺たちがまとまってる(・・・・・)のを…バラバラ(・・・・)にするのがアイツの目的なんですよ‼️

 

小野田 「っ!」

 

段竹 「追いましょう小野田さん! 一差が戻って来ないんだったら、こっちが合流すればいいんだ! 追いましょう全りょ…」

 

 

小野田 「待って‼️ 段竹くん‼️

 

 

段竹 「えっ⁉️」

 

小野田 「今は…」

 

 

小野田 「僕たちが ‘全開で追って疲れる(・・・)’ のを待ってる(・・・・)人がいる‼️

 

 

サクッ 補給食を食べる悠人

 

悠人 「へぇ〜、意外に冷静ですね〜」もぐもぐ

 

 

段竹 (新開悠人がはりついてる! いつの間に!?)

 

小野田 「ゆっくりペースを上げます!」

 

段竹 「ゆ、ゆっくり!? けど小野田さん、そんなことをしてたら一差は!」

 

小野田 「今はそうします‼️

 

段竹 「・・・けど…一差は…あいつはいつも自信満々で天才で…だけどあいつは自分でも自覚はない だけどあいつは…」

 

 

 

段竹 「スプリンターなんですよ‼️

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。