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日曜日。約束の為に集合場所である駅前に集合時間三十分前に到着した俺は塔城が来るまで時間を潰していた。駅前はそれなりに人通りが多く、色んな人たちが休日を満喫している。
暫くして集合時間10分前くらいになると、塔城が少し慌てて到着する。
「やっ、塔城」
「………すみません、空閑先輩。待たせましたか?」
「大丈夫、そこまで待ってないから。塔城を待たせる訳にはいかないから少し早く着いただけだよ」
「………そうですか。ありがとうございます」
少し申し訳なさそうに謝る塔城を見て俺は話題を変える事にする。
「塔城のその服良いね。よく似合ってる」
「ほ、本当ですか?」
今日の塔城は淡い緑色のワンピースに白のカーディガンと今の季節である春らしい服装を身に纏っていた。
「うん。優しい色で俺は好きだよ。可愛いと思う」
「……………ありがとうございます」
褒められた事に照れてるのか、塔城は少し顔を赤くして視線を逸らした。普段だとあまり見られない光景だな。
「それじゃあ、ちょっと早いけど行こうか」
「はい」
予定より少し早くなったけど、俺たちは目的地の喫茶店へ向かう事にした。
◾️◾️◾️◾️
「ふむ。俺はこの間言ってたカツカレーにするかな。塔城は何にする?」
「…………すみません。もう少し待って下さい」
「良いよゆっくり考えて。どれも美味しそうで悩むよね」
喫茶店に無事到着した俺たちは早速ランチを頼む事にして、俺はカツカレーに決めたけど塔城はどれにするかメニューと睨めっこ中である。
「………決めました。ハンバーグプレートにします」
「分かった。すみません、注文お願いします」
「かしこまりました」
塔城がメニューを決めたので注文をする。ランチが来るまで俺はコーヒー、塔城はオレンジジュースを飲みながら待つ。
「そう言えば、塔城って部活入ってるんだっけ?」
「はい。オカルト研究部です」
「へぇ、オカ研か。部員に二年の木場が居たよね。俺、一年の時同じクラスだったよ」
「そうなんですか?」
「うん。今もそれなりに話すよ。この間も"可愛い後輩が入部したから先輩として頑張りたい"って言ってたな。良い奴だよね」
「………はい。祐斗先輩は優しい先輩です」
「木場みたいな面倒見の良い先輩が居ると安心するだろ」
一年の時に知り合った爽やかな男前で学校でも人気者である木場は誰にでも分け隔てなく優しい性格をしている。そんな先輩が居るなら塔城も学校生活を謳歌しているだろうな。
「…………空閑先輩もです」
「ん?」
「空閑先輩も、優しい先輩です。面倒見が良くて、私に良くしてくれます」
「そう?悪い気はしないね」
後輩にそう思われてたとは俺自身は思ってなかったけど。まあ、
そうしているうちにカツカレーとハンバーグプレートが来たので二人で美味しく頂いた。評判通りの味で来た甲斐があった。食べてる時に俺がカツを一切れ塔城に上げたらハンバーグを少し分けてくれた。
◾️◾️◾️◾️
「すみません、先輩。お昼ご馳走になったのにお土産まで買ってくれて」
「ううん。別に構わないよ。今日は一緒に居て楽しめたから、そのお礼的なやつだから」
ランチをご馳走した後、ケーキ屋に行ってケーキとプリンをお土産で買って塔城にプレゼントした。まあ、自分が食べる分も買ってるけど。
「今日はありがとな。また機会があったら誘うから」
「………今日、誘ったのは私だと思いますけど。………はい、お願いします」
塔城は細かい事を気にするも次もご飯食べに行く事に承諾する。
「それじゃあ、俺こっちだから。またな、塔城」
「はい」
そう言って俺は塔城と別れて家に帰ろうとする。
「…………空閑先輩!」
「む?」
後ろから塔城に呼び止められたので振り向く。
「…………今日は楽しかったです。また明日」
塔城は顔を赤くしながらも笑って小さく手を振った。笑ってるところ初めて見たな。
「うん。また明日」
俺も手を振る。塔城はハッとした顔すると慌ててお辞儀をして駆け足で走り去った。何だ?恥ずかしかったのかな?
もう付き合っちゃえよ!!(通りすがりの僧侶ザイン)
次回、戦闘回になるかも?
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アーシア・アルジェントの所属先はどうする?
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グレモリー眷属(原作√)
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ボーダー(オリジナル√)