たぶんこの小説を見ている人は誰もいないと思いますが、自分の考えた設定や妄想を書いていきたいと思います。
「う・・・ 意識を失ってたのか?」
気が付くと俺は仰向けに倒れていた。 神社の床が抜けたとき、割と深く感じたが、体にはたいした外傷もなかった。
「暗くてよく見えねえな・・・」
意識が回復したその場所は薄暗く、自分の手元がやっと見える程度の光しか差していなかった。
その上、妙に埃っぽく、指先に土の感触がした。
「そもそも、波音はどこだ?近くにはいないようだし・・・ そもそもここはあの神社の床下なのか? 落ちてきた穴もないし。 とりあえず、ここから出るか。」
俺はそう思って動こうとした。しかし今いるこの場所はとても狭く、立ち上がれもせず、腹ばいになることすらままならない。なので、しかたなく背中をつけたまま進むという、ほふく前進の逆のような姿勢で進んでいった。
そうやって逆ほふく前進で進んでいくと、目の前に穴が開いているところを発見した。その穴は触ると粉状の木くずが落ちてきて、だいぶ腐っているようだった。
「やっぱりこの建物って結構古いんだな・・・ 地震に遭ったら簡単に壊れるんだろうな。」
そう呟きながら、もう一度穴に触ってみた。すると、さっきよりもたくさん木くずがでた。
今度は、穴の表面をなぞるように触ってみた。そうしたら、穴が少し大きくなった
「・・・・・・・・・・」
その穴は触れば触るほど木くずが生み出され、それに伴い穴も広がっていった。
俺は、その感触が少し楽しくて、無言で穴を広げていった
気が付けば、大体頭一つ分ほどの大きさにまで広げることができた。
「そういえば、まだここがどこなのか確認できてないな。」
俺はそう思い、穴から外を見ようと顔を出した。
「和風の建物だな。それで、俺がいるのはやっぱり床下なわけか・・・ ん?」
確認を終えて戻ろうとしたとき、ふと違和感があることに気がついた。 自分の影の頭の部分が、ロングヘアーになりリボンのようなものをしていた。
もちろん俺自身がこんな髪型になっている訳は無い。つまり、後ろの何かの影と重なっているのだ。
俺は警戒心を強めてゆっくり後ろを振り向いた。
そこには赤と白の巫女服? を着た人が立っていた。
「ふふふふふ・・・・ 物音がするから来てみれば、とても大きなネズミが入り込んでたみたいね。」
その巫女服女は棒のようなものを右手で持ち左手にピシピシと当てながら、青筋を立ててこちらを睨んでいた。 そして、何歩か近づいてくるといきなり棒を薪割りのように振り下ろしてきた。
「うわっ!!」
俺は反射的にしゃがんでそれを回避した。
避けた棒は穴の淵に命中し、さっきの二倍以上になっていた。 一瞬その穴から上へ抜けようとも考えたが、すぐ諦めた。 巫女服女が、今度はその棒で床越しに突いてきたのだ。 その突きは、脇近くの地面に小さなクレーターを作った。思わず生唾を飲んでしまう。
さっきの攻撃のせいで動けずにいると、次は首から右横3cmくらいの辺りに棒が刺さった。 どうやら、直感で俺の居場所を予想して突いているようだ。 本当、恐ろしい感だ。
俺がそう思っていると、また突いてきた。そして今度は何回も連続で突いてきた。
この攻撃は、初めの振り下ろしのように攻撃を予知することもできず、黒ひげ危機一髪のようになっていた。攻撃が来るたびに短い悲鳴にも似た情けない声が出たが、そんなことにかっまている暇は無かった。
俺は必死の思いで前進し、命からがらさっきの穴から床上へ這い出ることに成功した。
俺は久しぶりにしっかり両足で立って、巫女服女と正面から向き合った。巫女服女の容姿をもう一度確認する。 顔は整っていて割と可愛く、服は普通の巫女服とは違って脇のところが開いていた。 そしていままでただの棒だとおっもっていたものは、先端に紙をジグザグの雷のような形をしたものが付いていて、お祓いとかに使うやつだった。 そんな神聖なもので人を狙っていいんだろうか?
容姿を見終わった後再び顔を見ると、ちょうど視線が重なった。どうやら巫女服女もこちらの身なりを見ていたらしい。
1度視線が合ってしまうと、視線が反らしずらくなった。俺は、この危険な状況をどうにかするため、話をしてみることにした。
「お前はここの神社の巫女か? とりあえず、何もしなければ帰るからこれ以上攻撃してくるな。わかったか?」
「神社を壊しといてただで逃げられると思ってるの?逃がさないわよ」
「え?確かに少し穴を開けたけど、明らかにお前のほうがたくさん開けただろ!」
「問答無用!!」
話し合いは無駄だったようだ。巫女服女は棒を縦に一直線に振り下ろした。俺は慌ててそれを回避しようとした。しかし不運なことに先ほど脱出した床の穴に踵が引っかかった。そして、そのまま尻餅をついた。
しかし、不運はそこでとどまらなかった。 俺がこけた穴に巫女服女もつまずいたのだ。結果的に巫女服女に俺が押し倒されたような体勢になってしまった。 俺はこの体勢はいろいろまずいと思い後ずさろうとした。
巫女服女もこの体勢には抵抗があったのか、すぐに起き上がろうとした。しかし、それは叶わなかった。 突然近くの障子が開いたのだ。 そこには白黒の魔法使いのような衣装を着た金髪ロングの少女と、山伏が被ってそうな帽子を被った黒髪ショートの少女が立っていた。
「霊夢ー いる、か・・・ 邪魔したな、今度にするぜ。」
「霊夢さんいいネタが無いか伺いに・・・・ 『パシャッ パシャッ』 これはスクープです!!夕刊に間に合わせないと!」
二人は回れ右すると、一人は箒にまたがり、もう一人は羽が生えてきて空を飛んだ。
俺は自分の目を疑った。
俺は家庭の事情で幽霊や妖怪などはいると知っているし、超能力者もいないはずが無いと思っている。だが、いきなり見た目は普通の女の子が飛ぶと、驚きを禁じえなかった。
「ちょっと! 魔理沙、文待ちなさい!! 勘違いなのよー!」
二人が飛んですぐ、巫女服女がそう叫んだ。しかしその声は届いていないのか、二人は鳥居の上まで飛んでいた。
「待てって言ってるでしょ!!」
巫女服女はそう怒鳴り、さっきの棒と白黒の球を全力投球した。
いったいどんな力で投げたのかわからないが、球は魔法使いの背中、棒のほうは山伏帽の後頭部に命中した。
二人は当たった後、そのまま階段に落ちたようで、巫女服女が回収してきた。
そして、俺は戻ってきた巫女に、魔法使いたちが入ってきた砂利の上に正座するよう脅迫された。ついでに魔法使いと山伏帽も両隣で正座していた。
巫女服女は俺たち3人の正面にある縁側に座った。 この配置は、江戸時代の裁判の風景に似ていて、とても良くない感じがした。
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どうでした?
時間が開きすぎたため、以前の設定と違うところが出てくるかも知れませんが、そういうところは少なくするよう心がけます。
あ、それとなんとなくわかってるかも知れないですが次回投稿は未定です。