ダンジョンマスターになりました   作:饅頭怖い

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眷属

 ダンジョンを強化してから3日が経過した。前回の強化でDPは使い切ってしまったので、今の所持DPは10DP×24時間×3日×3人-300DP=1860DPである。

 

 また貯めなおしだ。貯金がなくなった時の喪失感を感じる。いや、4600DPで美少女を購入したと考えたら安いのかもしれない。

 

 そう思いながら今回の金欠の原因であるクドラクを抱きしめて堪能する。

 

 不思議じゃ。実に不思議じゃ。クドラクを抱きしめていると、先ほどまでの喪失感が消えて幸せな気分になってくる。DPがなんだ。また貯めたらいいじゃないか。

 

 

「……パパくすぐったい」

 

「悪い悪い。でもクドが可愛いのが悪い」

 

「……パパ、そういうこと平気で言う。……でも……好き」

 

 

 クドラクが俺の胸元に額をこつんと当ててくる。その仕草がまた可愛いくて尊い。DPなんてどうでもよくなる。

 

 クドの頭をなでていると幸せな気分になってくるな。

 

 このまま昼寝でもしようかと思ってウトウトしていると左右から圧を感じて目が覚める。

 

 

 

「のう主様、クドばかり構うとはどういう了見じゃ?」

 

 

 シャルが腕を組み、不機嫌そうな顔をしている。

 

 

「マスター、私のこと忘れてないよね? ね?」

 

 

 リリスは俺の腕に絡みつき、胸を押しつけてくる。柔らかい。

 

 

「……パパはクドのもの」

 

 

 クドラクが俺の腰にしがみつき、無表情のまま目だけギラリと光らせる。

 

 

「いやいやいや! クドよ、独占欲が強すぎるのじゃ!」

 

「そうよクド、マスターは私のものよ!」

 

「……おぬしもか、小娘」

 

「……やだ」

 

 

 三者三様の主張が飛び交い、俺は両腕を引っ張られ、腰に抱きつかれ、完全に身動きが取れない。

 

 

「お、お前ら……落ち着け……! 俺の身体は一つしかないんだぞ……!」

 

「なら三人で分け合えばよいだけのことじゃ」

 

「そうそう♪ 順番にね、順番に♡」

 

「……パパはクドから」

 

 

 クドにズボンの上から奉仕されながら、さりげなくシャルとリリスの胸を堪能していると、パソコンから緊急のアラームが鳴り響く。どうやら侵入者が来たらしい。

 

 アラーム音が鳴った瞬間、三人の反応が分かれた。

 

 

「む……主様、邪魔が入ったようじゃな。斬り捨ててこよう」

 

シャルは判断が早い。

 

 

「ちょっと! 今いいところだったのに!! 許さない、絶対許さない!」

 

 

 リリスはぷんすか怒りながら、尻尾を激しく動かしている。

 

 

「……パパ、帰ってきたら続きをする」

 

 

クドは淡々としているが、目だけは完全に“やる気”だ。

 

 お楽しみを邪魔されて普通ならブチ切れる場面なんだろうが、リリスのご機嫌とりで童貞を散らされ、シャルとクドとも一夜を過ごした俺に死角はない。落ち着いて冷静に3人を所定の位置に送る。

 

 

 さて、俺のお楽しみを邪魔した奴に地獄を見せてやらないとな!!!

 

 

 パソコンで侵入者たちを見てみると、今回侵入してきたのは全員で15人。全員がガッチガチに武装していて前回のレオン達とは比べ物にならない戦力だと見て分かる。

 

 恐らくは戦闘を生業としている集団だろう。ラノベでいうところの冒険者って感じの奴らだ。

 

 ただの農民であっただろう眷属トリオでさえD-くらいの力があったんだ。こいつらの一人一人がD+……いや、Cランク以上の実力者だとしたらちょっとマズいかもしれない。

 

 緊張しながら侵入者を監視していると休憩部屋で二手に分かれてくれた。

 

 第一関門突破である。流石に15人全員で来られたらクドラクとリリスの戦闘部屋Aでさえ突破されていた可能性がある。

 

 しかも、右側に来ているのは女冒険者が4人だけ。とりあえず戦闘部屋Cを通り過ぎてくれたら勝ちだ。ゴブリンキングに驚いて逃げたところをシャルで待ち伏せして安全に4人倒すことができる。

 

 とりあえず右ルートは何とかなりそうなので左ルートを監視してみるか。

 

 

 左ルートに向かったのは男の冒険者が11人だ。見た感じ男女で別れたってところだな。こいつらは既にそこそこ進んでいて、もうすぐスライムとマタンゴのいる部屋Aに到達しそうだ。

 

 どのくらいの戦闘力なのか是非とも拝見させてもらおうかと思って見ていたのだが、普通に瞬殺されてよく分からなかった。ホンっト使えねー。偵察もできないのかよ!!!

 

 あと前から思っていたがスライムのスキルが全く機能していない。倒されたときに爆発して粘液を拡散させるスキルがあるのだが、範囲が狭くて普通に避けられている。侵入者側もスライムを倒して直ぐに回避しているし結構有名なスキルなのかもしれない。

 

 有用だと思ったスキルでも種が割れていたら意味がないからな。有名そうな魔物や罠は多用しないほうがいいかもしれないな。

 

 二度とFランクの魔物を作成しないことを固く誓っていると、ゴブリンがいる部屋Bに到達された。

 

 スライムとマタンゴ同様にゴブリンも蹂躙されて終わった。

 

 そのまま財宝部屋に到達されたが、ここであることを思い出した。

 

 

 やっべ!三人娘に夢中になりすぎて財宝部屋の宝箱を一回も回収してないじゃん!!

 

 

 財宝部屋の宝箱は一度も開封されてないからか、金色に輝いている。中に財宝が溜まっている合図だ。

  

 頼むワイト。お前たちだけが俺の希望だ。宝箱を死守しろ!

 

 祈りが通じたのか先制で魔法攻撃を放つワイト達。三つの”火球”が侵入者たちに直撃するが、”火球”の範囲外の侵入者にあっさりと倒されてしまった。

 

 ”火球”が直撃した侵入者たちも回復薬で即座に治療されて、宝箱の中身もしっかりと回収されてしまった……チクショー。

 

 だが、多少はコイツらの分析ができた。ワイトの”火球”を回避できなかった時点でCランクはない。ゴブリンキング、リリス、クドラクがワイト如きの”火球”に当たるわけがないからだ。これなら何人いようがシャルを突破することはあり得ないので多少は安心した。

 

 

 

 財宝を手に入れて猿のように喜ぶ侵入者を見ていると気分が悪くなるので、右側のルートに視点を戻すとゴブリンキングが爆発していた。

 

 

 ん?????????

 

 

 あまりの衝撃に一瞬意識が飛んでいた。宇宙猫が見えたぜ。

 

 どうやらゴブリンキングが率いるゴブリン軍団は、たった4人のか弱い女侵入者たちに蹂躙されてしまったらしい。

 

 男より女が強いとか詐欺だろ!!!!こんなかわいい見た目なのに化け物じゃねーか!だから11人と4人で分かれたんですね。(納得

 

 まさかのイレギュラーな事態が起きてしまったが、流石にクドラクは突破できまい。……できませんよね?

 

 侵入者たちはまだまだ余力があるようで、少し休憩したらそのまま戦闘部屋Aの方に進んできたので監視を続ける。

 

 かつてないほどの緊張感に襲われているが、どうやら向こうも警戒しているみたいだ。非常にゆっくりとした歩みで戦闘部屋Aに近づいてきている。

 

 やがて瘴気部屋を通り過ぎて、戦闘部屋Aの近くまで到達したのだが、一人だけ先行して戦闘部屋Aの入口で様子を伺い始めた。

 

 どうやら戦力分析をしているみたいだ。勝てそうなら乗り込んでくるといったところか。だがそんな悠長なことはさせない。急いでクドラクに思念を飛ばそうとしたが……どうやら不要だったみたいだな。クドラクは侵入者の存在に気が付いていたみたいだ。

 

 なんかぶっとい闇の斬撃を放って侵入者を追い返した。

 

 チャンス到来。クドラクに気圧されて逃げたということはあのゴブリンキングを爆殺した少女の強さは高く見積もってもゴブリンキング以上、クドラクと互角程度ということだ。

 

 そしてあの4人の中で一番強いのは今までの行動からあの少女だということが分かる。

 

 つまりシャルなら4人相手でも完封できるだろう。戦闘部屋Aの面々よりシャル一人の方が強いからな。

 

 

 急いでシャルをゴブリンキングのいた戦闘部屋Bに転移させる準備をする。不意をつけるようにギリギリまで引き付けて……今だ!!

 

 成功!!なんとかシャルと侵入者4人を、シャルが有利な状態で対面させることができた。狙い通りに3人は不意を突かれて戸惑っている。

 

 だが、リーダー格の少女だけはすぐに対応してきた。即座に戦闘態勢に入って剣を抜いて……なんか凄くチャージしてる。

 

 

 いや、マジなんだって!剣が凄いカラフルにピカピカしてるから。……ゲーミングライトセイバーかよ。

 

 

 チャージが終わったのか少女が剣を振りかぶって……そのまま瞬間移動した。少女の剣は何もない空を切っただけだ。

 

 何が起こったかは分からないが、恐らくはシャルロットが何かをしたのだろう。そのまま何やら会話をしているようだったがシャルによって蹂躙が開始された。あのゴブリンキングを殺した少女達が何もできずに一方的に痛めつけられている。やがてシャルロットの手で全員捕らえられた。

 

 

 ……青髪の魔法使いには正直言って興奮した。クールな女の無様な姿からしか接種できない栄養がある。

 

 

 ひとまず防衛に成功したので一安心だな。捕らえた侵入者はクドラクの眷属化スキルで眷属にしてしまおうか。可愛い女の子は監禁部屋に捕らえて、レオンのように魔人にしたいが……今は戦力の拡大を急ぎたいからな。そういう遊びは周辺の勢力より強くなったと断言できるまでお預けだ。……出会うのが早すぎた……。

 

 それにとびっきり可愛い女の子が三人もいるんだからそんなにがっつく必要もない。

 

 とりあえずクドラクに4人を殺害させた。これで4000DP獲得だ。

 

 さらに、眷属の枠を空けるために小悪魔を二体とも消滅させた。これにより眷属の枠が不死者が一枠、悪魔が三枠空いているので四人全員を眷属にできる。

 

 【眷属作成:不死者】 のスキルが中級で、より上位の魔物になりそうだしリーダー格の少女を不死者に、あとの三人を悪魔の枠で眷属にした。

 

 

 これが各自のステータスだ。

 

 

ステータス

B-ランク

名前 クドラク

種族名 吸血鬼

戦闘力 6264 (6414)

固有スキル 【血の系譜】

種族スキル 【即死】 【形態変化:毒霧】 

      【超速再生】 【呪い】 【吸血】

      【魅了】 【飛行】

技能スキル 【統率】 【眷属作成:不死者(中級)】 

      【眷属作成:悪魔(下級)】

      【武術:総合(上級)】 【闘気】

      【隠密】 【魔力撃】 【魔力障壁】

      【魔力操作】 【魔力開放】 【影操作】

      【並列詠唱】 【物理耐性】 

      【刺突耐性】 【斬撃耐性】

魔法 【攻撃魔法:火 闇(上級)】

   【攻撃魔法:風 水 光(中級)】

   【攻撃魔法:土(下級)】

   【回復魔法:光(中級)】

 

 

ステータス

Cランク

名前 アリア

種族名 低級吸血鬼

戦闘力 4100

固有スキル 【限界突破】 【精密制御】

種族スキル 【形態変化:霧】 【超再生】 

      【吸血】 【魅了】 【飛行】 

技能スキル 【武術:剣(上級)】

      【武術:体術(上級)】 【闘気】

      【索敵】 【隠密】 【縮地】

魔法 【攻撃魔法:火 水 風 土(中級)】 

 

 

ステータス

C-ランク

名前 メリッサ

種族名 水の低級悪魔

戦闘力 2500

固有スキル 【水精加護】

種族スキル 【飛行】 【魔力撃】 【魔力障壁】

技能スキル 【武術:体術(中級)】 【並列詠唱】

      【魔力操作】 【魔力感知】 

魔法 【攻撃魔法:水(上級)】 

   【攻撃魔法:風(中級)】

 

 

ステータス

C-ランク

名前 シャナ

種族名 影の低級悪魔

戦闘力 2200

固有スキル 【影操作】

種族スキル 【飛行】 【魔力撃】 【魔力障壁】

技能スキル 【武術:短剣(中級)】 

      【武術:体術(下級)】 

      【索敵】 【超隠密】 

      【形態変化:影】 【毒作成】

魔法 【攻撃魔法:風 土(中級)】

 

 

ステータス

C-ランク

名前 ジャンヌ

種族名 光の低級悪魔

戦闘力 2400

固有スキル 【回復強化】

種族スキル 【飛行】 【魔力撃】 【魔力障壁】

技能スキル 【武術:杖(上級)】 

      【武術:体術(下級)】 

      【魔力操作】 【魔力感知】 

魔法 【攻撃魔法:光(上級)】 

   【回復魔法:光(上級)】

 

 

ステータス

C-ランク

名前 アル

種族名 リッチ

戦闘力 2800(2950)

固有スキル 【魔力開放】

種族スキル 【霧生成】 【再生】 【呪い】

技能スキル 【武術:杖(中級)】 【魔力操作】 

      【魔力感知】 【魔力障壁】 

      【統率】

魔法 【攻撃魔法:火(上級)】 

   【攻撃魔法:闇(中級)】

 

 

ステータス

C-ランク

名前 カイル

種族名 デス・ウォーリア

戦闘力 2040(2190)

種族スキル 【再生】 【物理耐性】 

      【刺突耐性】 【斬撃耐性】

技能スキル 【武術:剣術(中級)】 

      【武術:体術(中級)】 

 

 

ステータス

C-ランク

名前 レックス

種族名 デス・ハンター

戦闘力 2140(2290)

種族スキル 【再生】 【物理耐性】 

      【刺突耐性】 【斬撃耐性】

技能スキル 【武術:剣術(中級)】

      【武術:体術(中級)】 

      【武術:弓術(中級)】 【索敵】

 

 

 

 ついに二人目のBランク誕生である。とんでもないことになってしまったな……。やっぱりクドラクの【血の系譜】が強すぎる。眷属を増やして自分も強くなるのは反則なんだよなあ。

 

 最強の個はシャルロットだけど、ダンジョン内の防衛戦力的に最適なのはクドラクかもしれないな。

 

 そしてリリスより強い眷属が二人も生まれてしまった。今度こそリリスの強化をしてあげないとだな。

 

 ちょうど手に入った4000DPと、【侵入者を10人撃破】するという実績を達成した報酬に10000DPが振り込まれたから、リリスに5000DPを突っ込んでみる。

 

 

ステータス

Cランク

名前 リリス

種族名 淫魔

戦闘力 3760(3910)

固有スキル 【淫紋】 

種族スキル 【飛行】 【魅了】 【催眠】 

      【淫夢】 【妖香】 【吸精】

      【誘惑】

技能スキル 【武術:体術(中級)】 【愛撫】

      【搾精】 【魔力操作】

      【魔力感知】 【魔力障壁】

魔法 【攻撃魔法:火 風 闇(中級)】 

   【強化魔法:身体強化(中級)】

 

 

 

 低級淫魔から淫魔に進化したことで大人の女性の見た目に成長した。服は変わらず下着姿だが、滅茶苦茶発育の良い体つきになったので魅力が倍増している。今夜が楽しみだ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 戦闘力はクドラクと比べるともう少し強化してやりたいが、監禁部屋の増設のために階層を増やしたいから、今回はこれでストップだな。収入が増えてDPに余裕が出てきたらクドラクと同じくらいに強くしてやるからちょっと待っててくれ。

 

 あとリリスの眷属のレオンのステータスも一応見ておくか。

 

 

 

ステータス

D+ランク

名前 レオン

種族名 魔人

戦闘力 1300(1450)

固有スキル 【直感】 

種族スキル 【魔力撃】 【魔力障壁】 

      【状態異常耐性:毒 猛毒 麻痺】 

      【同化:未使用】

技能スキル 【武術:剣術(中級)】 

      【武術:体術(下級)】

 

 

 

 信じられるか?コイツさっきまでダンジョン内の主要戦力の一人だったんだぜ?これがインフレの波に乗り遅れた奴の末路だ。

 

 まあ、ダンジョン内の平均戦力が上がっただけで、こいつが弱くなったわけではないのと、リリスの唯一の眷属だから捨てるような真似はしないけどな。

 

 リリスが新しく獲得した強化魔法次第ではまだ現役かもしれないしな。お前のご主人様の魔法を信じろ!

 

 

 

 

 

 

 

 アリアは目を開けると、すぐに自分の手を見つめた。

 

 

 「……身体が軽い。これが……吸血鬼……?」

 

 

 身体から力が、魔力が溢れる。今すぐに身体を動かして自分の限界を知りたい気分だった。

 

 メリッサは髪を触りながらため息をつく。

 

 

 「はぁ……最悪の気分。けど……魔力が溢れてる……」

 

 

 メリッサは覚えていた。意識を失う前のことを。身体の中から水が逆流し、汚物に塗れたことを。それでも、魔法を探求することが生きがいの彼女にとって、魔力の扱いに長けた悪魔に転生したのは望外の喜びだった。……他の三人が一緒なのも嬉しかった。

 

 シャナは影に溶けながら、主人公をじっと見つめる。

 

 

 「……お館様。あなたの命令なら、何でもする」

 

  

 シャナは忍びの里で育った忍者の見習いだった。仕えたい主人に巡り合わず、里を出て旅をしていた。アリアに拾われて、絶剣と旅して楽しいことをたくさん学んだ。絶剣を更なる高みに押し上げてくれたクドラクと、その主である主人公を仕えるべき主人と認めた。

 

 ジャンヌは胸に手を当て、静かに微笑んだ。

 

 

 「救われたのですね……私たち。これからは……あなたのために。……ただ、この格好は何とかなりませんか…………」

 

 

 そう言ってジャンヌは赤面した。彼女の修道服は露出の多い服に改造されていた。下乳とお腹を露出し、スカートは立っているだけで下着がチラチラ見えるほど短い。清楚な修道女にエロコスをさせたい主人公の願望が暴走した結果であった。今もジャンヌのことを視姦している。

 

 その時、部屋の隅で控えていたアル、カイル、レックスが、揃ってそっぽを向きながら小声で話していた。

 

 

 「……ジャンヌさん凄すぎないですか?」

 

 「僕はアリアちゃんとシャナちゃんが……」

 

 「俺はメリッサさん……」

 

 

 この三人も男だということか。まあ……活躍したら褒美をやることにしよう。情報提供や監禁部屋の検証で役に立ってくれたしな。

 

 

 自分の眷属の様子を見ていたクドラクが、俺の腕に絡みつく。

 

 

 「……パパ。クドの眷属、強い?」

 

 「強いどころじゃない。お前の【血の系譜】、チートすぎる」

 

 「……えへへ。褒められた」

 

 

 リリスが横から割り込む。レオンを後ろに控えさせている。

 

 

 「マスター、私の眷属のレオンも褒めてよ?」

 

 「……俺は……その……がんばります……」

 

 

 レオンはクドの眷属に圧倒されているのか縮こまっている。うーむ、魔人のサンプルはレオンだけだ。DPでちょっと強化してみるか?

 

 

 俺が悩んでいるとシャルが鼻で笑う。

 

 

 「ふん、弱いのう。鍛え直してやろうか?」

 

 「お許しください、シャルロット様!!」

 

 

 流石にシャルの相手はしたくないだろう。レオンは全力で五体投地している。主であるリリスは尻尾を鞭にしてレオンの尻をペシペシしている。

 

 シャルとリリスに虐められているレオンを見て、眷属トリオが何とも言えない顔をしている。

 

 

 「……レオンおじさん」

 

 「あんなに頼りになる人だったのに……」

 

 「親父ぃ……」

 

 

 さて、現在のダンジョン内の戦力の確認があらかた終わったところで新しく階層を増やそうかな。シャル、リリス、クドラク、アリア、メリッサ、シャナ、ジャンヌを侍らせながらダンジョンの増築を開始したのであった。

 

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