???「『曽良』く〜ん・・・『未来』ちゃ〜ん・・・まって〜・・・」
曽良「何ですか?まさかもう疲れたとでも?」
???「ちょっ、もうって・・・歩きはじめてもう40分は、経ってるよ‼
もう少し、私に気を遣ってよ!」
未来「えっ?気を遣う必要がありましたか?」
???「ちょっ、2人とも弟子なのに、私のこと敬わないの⁉」
曽良・未来『敬う必要がありません!』
???「あんまりドゥ・・・」
ところは変わってここは、江戸の中心。
ヒューン
町中に突如白い光が出てきた。
鬼男「よっと、さぁ。着きましたよ。」
妹子「すごい・・・ほんとに移動できてる・・・」
小雪「信じてなかったんですか?」
勇来「そんな、いきなり空間移動できると言われても、そう簡単に信じられませんよ。」
小雪「まっ、そうなりますね。」
妹子「ところでここは何処なんですか?」
鬼男「妹子たちのいた頃の飛鳥時代より遥か先の江戸時代だ。」
妹子「『えど・・・』」
勇来「僕たちが知らない世界・・・」
小雪「ここに閻魔さんと太子さんが?」
鬼男「恐らく間違いなく。」
勇来「それにしても、見たことのない格好してる人ばかりですね。」
妹子「それになんか、僕たちのこと見てるし・・・」
鬼男「そりゃあ、こんな時代にジャージ姿の人間がいること自体、おかしな事だしな。」
言い忘れてたが、二人ともジャージ。
妹子は、何時もの袖なし赤ジャージで、勇来は、妹子と同じ袖なしジャージの白。
小雪「さっ、そんなことより。太子さんたちを探しましょう!」
勇来「あっ、はい。そうですね。」
一方、江戸の片割れ。
???「曽良君、未来ちゃん。そろそろ休憩しない?」
未来「ん〜・・・どうする?曽良くん?」
曽良「まっ、足も疲れてきたことですし、そろそろ休憩しますか。」
???「わ〜い!」
未来・曽良『五月蝿い!!』
???「松尾バションボリ・・・」
妹子「いませんね。太子たち。」
鬼男「あぁ。ここまで探していないていうのもおかしい・・・」
小雪「閻魔さんたち、もしかして別の場所にいるのでは?」
鬼男「いや、それはあり得ない。大王の気配は、ここで止まってる。」
勇来「そうですか。」
ドンッ
ふと、小雪が誰かにぶつかってしまった。
小雪「あっ、ごめんなさい。」
???「いえ・・・って・・・」
小雪「未来⁉」
未来「小雪⁉」
小雪「わぁ〜久しぶり〜‼」
未来「うん!ほんと!何年ぶりだろう!」
小雪「天使の世界から消えたって、言われて心配してたけど、よかった、元気そうで!」
???「はひ〜・・・待ってよ・・・未来ちゃん。」
曽良「『芭蕉』さん。全ては貴方のせいです。もっと早く歩いて下さい。」
芭蕉「無理言わんといて!」
曽良「あっ、いましたよ。」
芭蕉「あっ、ほんとだ!お〜い!未来ちゃ〜ん‼」
未来「あっ、芭蕉さんと曽良君。」
小雪「誰?」
未来「私の友達と師匠(一応)だよ。」
小雪「へぇー。」
芭蕉「未来ちゃん。探したよ。
あれ?そちらの方々は?」
未来「友達の小雪と、その知り合い。」
芭蕉「へぇ〜そうなんだ。こんにちは、私は、松尾芭蕉だよ。」
曽良「弟子の河合曽良です。」
小雪「はじめまして。小雪です。」
鬼男「小雪と一緒に閻魔大王の秘書をしてる鬼男です。」
妹子「聖徳太子の部下の小野妹子です。」
勇来「妹子さんと同じく、太子さんの部下の西田勇来です。」
未来「あっ、私紹介してなかった。
小雪の友達で、芭蕉さんの弟子の西田未来です。」
鬼男「話は、変わりますが、お三人方、頭に『大王』という帽子を被った変態と、青いジャージを着てるカレー野郎を見ませんでしたか?」
勇来(2人とも最後の言葉がひどい・・・)
芭蕉「いや〜私は、そんな人見てないけど・・・2人は?」
曽良「僕も見ていません。」
未来「私もです。」
鬼男「そっか。」
未来「誰か探してるの?」
小雪「うん。私の上司と妹子さんと勇来さんの上司の人をね。」
未来「そうなんだ。じゃあ、私も探すの手伝うよ!」
小雪「ほんと⁉ありがとう!」
芭蕉「私たちも手伝うよ!」
鬼男「本当ですか!」
曽良「どうせ暇ですし。」
妹子「ありがとうございます!」
江戸の町の端
???「むぅ・・・この国の者たちは、インパクトないなぁ〜・・・」
???「江戸の人にインパクトを求めないで下さい。」
???「むぅ・・・よし、では今から、全裸で踊るか。」
???「訳のわからないこと言い出さないでください!」
???「あの〜。」
???「むぅ。なんだこの女の子は?」
???「迷子でしょうか?」
小雪「私は、小雪です。」
???「お〜小雪か。私は『ハリス』だ!よろしくな!」
???「僕は、『ヒュースケン』です。よろしく。小雪さん。」
小雪「よろしくお願いします。」
ハリス「それより、私たちに何の用だ?」
小雪「あっ、あの。人を見かけませんでしたか?」
ヒュースケン←長いのでこれからは、「ヒュー」と表します。
ヒュー「どんな人ですか?」
小雪「頭に『大王』と書かれている帽子を被った男性と青いジャージを着てる男性です。」
ハリス「むぅ。私は見てないな・・・ヒュースケン君は、どうだ?」
ヒュー「僕も見ていません。」
小雪「そうですか・・・」
ハリス「よし!ヒュースケン君、私たちも探すの手伝うぞ!」
小雪「えっ⁉」
ヒュー「そうですね。急ぎの用事があるわけでもないですし。」
小雪「お二方に迷惑じゃありませんか?」
ハリス「もちろんだ!」
ヒュー「はい。」
小雪「ありがとうございます!」
・・・暫くして・・・
小雪「みなさ〜ん!」
鬼男「小雪!」
妹子「2人は、見つかった?」
小雪「いいえ。ですが、協力してくださる方々なら、見つけました!」
勇来「本当ですか⁉」
小雪「はい。あの2人です。」
ヒュースケン「はじめまして。皆さん。僕は、ヒュースケンです。よろしくお願いします。」
ハリス「私は、ハリスだ!」
鬼男「はじめまして。僕は、閻魔大王の秘書をしている鬼男です。」
小雪「鬼男さんと同じ仕事をしている小雪です。」
妹子「はじめまして。僕は、聖徳太子の部下の小野妹子です。」
勇来「妹子さんと同じ仕事をしている西田勇来です。」
芭蕉「私は、俳句詩人の松尾芭蕉です。」
曽良「僕は、その弟子の河合曽良です。」
未来「曽良君と同じ芭蕉さんの弟子の西田未来です。」