日和novel   作:saya

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江戸の町で情報集め

小雪「あの。」

未来「どうしたの?小雪。」

小雪「その。ここからは、手分けして探してほうがいいなぁ〜と思って。」

鬼男「確かに。こんな大人数で、探すより、手分けして探したほうが効率良いかもしれないな。」

勇来「では、手分けして探しましょう!」

 

 

チームは以下の通りになった。

Aチーム

小雪・鬼男・未来・勇来

Bチーム

妹子・芭蕉・曽良・ハリス・ヒュースケン

 

 

 

 

 

Aチームside

小雪「いませんね。閻魔さんたち。」

鬼男「あぁ。ほんとにどこ行っちゃったんだか・・・」

勇来「きっとすぐに見つかりますよ!」

未来「そうだよ!そんな気を落とさないで!2人とも!」

小雪「・・・うん。

ありがとう未来・・・。」

鬼男「勇来もありがとな。」

勇来「いえいえ。」

未来「この位当然!」

勇来は、微笑みながら、未来は、Vサインを出しながら、小雪と鬼男に言った。

 

 

 

 

 

Bチームside

芭蕉「特徴は、教えてもらったけど、どんな人かわからないのに探すのは、難しい気がするなぁ〜。」

曽良「確かに、聞いた情報では、探しにくいですが、少なくとも太子さんという方は、探しやすいですね。」

妹子「はい。ジャージ姿の男を探せばいいだけですしね。」

ハリス「ジャージか・・・なんだかすごいインパクトがありそうだな・・・!」

ヒュー「何事にもインパクトがなければいけないんですか?貴方は。」

ハリス「インパクトこそ、世界の中心!」

ヒュー「なわけないでしょ!わけのわからないこと言い出さないでください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くして、Aチーム・Bチームは、合流した。

小雪「そちらは何か情報がありましたか?」

妹子「いえ、なんにも・・・」

曽良「そちらは?」

未来は、黙って首を横に振った。

鬼男「なんの収穫もなしか・・・」

勇来「まだ、諦めるのは早いです!」

ハリス「そうだ!諦めるのは早いぞ!」

ヒュー「まだ聞いてない人が居るかもしれないし、もしかしたら有力な情報を持っている人がまだ居るかもしれません!」

芭蕉「だから、もうちょっと頑張ってみよう!」

曽良「ボソッ弱ジジイの分際で・・・」

小雪「ありがとうございます!皆さん!」

未来「そうだね!まだ諦めちゃいけない!」

勇来「はい!」

鬼男「さっさとあの大王イカにも、仕事してもらわなきゃいけないしな!」

妹子「太子にもたまりに溜まった仕事もありますし!」

小雪「では、皆さん!もう一度町の人に聞いてみましょう‼」

 

 

 

聞き込み開始!

ヒュー「すいません。」

町人①「はい?」

ヒュー「この辺で青いジャージを着た男性と『大王』と書かれた帽子を被った男性を見かけませんでしたか?」

町人①「いえ、私は見ていませんが。」

ハリス「そうか。」

ヒュー「ありがとうございます。」

町人①「いえ、では。」

ヒュー「はぁ〜空振りか・・・」

ハリス「ん〜。」

ヒュー「さっ、ハリスさん次の人に聞いてみましょう。」

ハリス「オ〜ケ〜!」

 

 

 

 

 

芭蕉「あの〜。ちょっとそこのお方。」

町人②「はい?なんですか?」

曽良「この辺で青いジャージを男性と『大王』と書かれた帽子を被った男性を見かけませんでしたか?」

町人②「あぁ〜・・・私は見ていませんね・・・」

曽良「そうですか。」

芭蕉「ありがとうございます。」

町人②「いえ、では。」

曽良「あの人も外れでしたね。」

芭蕉「そうだね。さっ、次の人に聞きに行こう。」

曽良「はい。」

 

 

 

 

 

勇来「すいません。」

町人③「はい?僕に何か用ですか?」

妹子「この辺で青いジャージを着た男性と『大王』と書かれた帽子を被った男性を見かけませんでしたか?」

町人③「ん〜・・・あっ、青いジャージの男性だったら見たよ!」

勇来「本当ですか⁉」

町人③「うん。場所は・・・」

 

 

 

数時間後・・・

ヒュー「どうでした?皆さん。」

曽良「僕たちは、何の情報もキャッチ出来ませんでした。」

芭蕉「みんなは、どうだった?」

ハリス「こっちも芭蕉と同んなじだ!

情報は、キャッチできなかった・・・」

ヒュー「妹子君たちは?」

妹子「僕たちは、太子だけを見たという人なら見つけました。」

芭蕉「本当⁉」

勇来「はい。」

 

数十分前・・・

勇来「本当ですか⁉」

町人③「はい。あの山の向こうに大きな寺があります。貴方たちの探している人は、その山の中に入って行きました。」

妹子「ありがとうございます!」

町人③「いえ、では。」

勇来「山の中ですか・・・」

妹子「でも、良い情報が手に入ったよ!

少なくとも太子がそこにいる可能性は、高い‼」

勇来「はい!」

妹子「さっ、みんなのところに戻ろう。」

勇来は、黙って頷いた。

 

 

ハリス「ほう。そんなことがあったのか。」

妹子「はい。」

ヒュー「でも、有力な情報ですよ!」

勇来「はい!」

芭蕉「鬼男君たちの方はどうだったの?」

鬼男「僕たちは、大王だけ見たという方に話を聞いてきました。」

 

 

 

数十分前・・・

小雪「あの・・・」

町人④「な〜に〜?」

未来「この辺で青いジャージを着た男の人と『大王』と書かれた帽子を被った男の人、見なかった?」

町人④「う〜ん・・・」

「見たよ!その人!」

小雪・未来『えっ⁉』

鬼男「どこでその人を見たのか詳しく教えてくれるかな?」

鬼男は、しゃがんでその子どもと一緒の目線で話した。

町人④「うん。帽子被った男の人、この先の大きな館に消えちゃった。」

未来「大きな館?」

鬼男「それはどんな館だった?」

町人④「あのね、この町では見たことのない館だった!」

小雪「そっか。ありがとうね。教えてくれて。」

町人④「ううん。あっ、そうだお兄ちゃんたち。」

未来「どうしたの?」

町人④「館に入るんだったら、気をつけた方が良いよ。」

鬼・小・未『!!!』

小雪「どうしてかな?」

町人④「嫌な予感がする。あんまり近づいちゃいけない場所だけど、近づくんだったら、細心の注意を祓うことね。」

鬼・小・未『!!!』

町人④「じゃあね!お兄ちゃんたち。バイバ〜イ!」

タタタ

鬼男「細心の注意を祓えか・・・」

未来「とにかく!みんなのところに戻ろう!」

小雪「うん。」

 

 

 

勇来「そんなことがあったんですか。」

妹子「『細心の注意を祓え』あまり喜ばしい言葉ではないですね。」

小雪「はい。それでこれからどうしますか?」

芭蕉「う〜ん。そうだね・・・」

曽良「取り敢えずまずその寺と館に行ってみましょう。」

ヒュー「そうですね。まずは、そこからですね。」

ハリス「むう。だが、どうゆうふうに探すんだ?」

曽良「ここは安全に全員で行ったほうが良いでしょう。」

妹子「なるほど。」

芭蕉「さすが、曽良君!」

ヒュー「では、どちらを先に探しに行きますか?」

鬼男「太子から探しに行きましょう。」

妹子「えっ⁉」

勇来「何でですか?」

小雪「閻魔さんなら大丈夫です。」

全員『えっ⁉』

鬼男「太子さんは、普通の人間だから腹を貫通されたりしたら、死んでしまいます。

けど、大王はどんなことがあっても死んだりはしません。」

小雪「それに太子さんは、普通の人間ですから何の能力もありません。

けど、閻魔さんは、何らかの能力を持っています。だから、まず死ぬ可能性は減ります。」

ハリス「なるほど・・・」

妹子「わかりました。では、太子から探しに行きましょう。」

ヒュー「そうですね。」

 

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