太子「よしっ!今日は、この時代の名前を考えよう!」
妹子「何わけのわからないことを言ってるんですか?今日こそは、ちゃんと仕事してもらいますよ!」
太子「えぇ〜!めんどい!」
妹子「めんどいじゃねぇ!」
太子「めんどいもんは、めんどいんだ!」
妹子「はぁ〜・・・勇来さんからも何か言ってくださいよ!」
勇来「えぇ!僕ですか⁉」
太子「ちょっ、妹子!ずるいぞ!私も勇来を味方につけたかったのに・・・」
妹子「じゃあ、さっさと仕事して下さい!」
太子「うっ・・・」
こんにちは、僕は西田勇来と申します。
さっきから口喧嘩をしてるのは、僕の、同僚(冠位五位)の「小野妹子」さん。もう一人は、僕と妹子さんの上司の「聖徳太子」さん。
僕は彼等に命を助けてもらったと言っても過言ではない。
それに僕は通常人間界にいるべきではない存在・・・
天界の天使族だからだ。
天界
???「???!」
???「???ちゃん!」
ガシッ
???・???『わぁぁぁぁぁぁぁあ!!』
???「???!???君!」
下界の途中
???「???ちゃん!」
僕は???ちゃんの手をしっかりとつないでいたと思った。
でも・・・
???「わぁぁぁああ!」
繋ぎが甘かった。
???ちゃんは、風に飛ばされて何処かへ飛んで行ってしまった。
???「???ちゃん!」
僕は何とか???ちゃんの手をもう一度繋ごうと思った。
けど・・・
???「わぁぁぁぁぁあ!」
僕も風に飛ばされてしまった。
ここからの記憶はまったくない。
飛鳥時代
???「お〜い!妹子!」
妹子「何ですか?太子。」
太子「こっち来い、こっち!」
妹子「?なんですか?」
ズボッ
妹子「わぁ!」
ズドン
妹子は、落とし穴に落ちた。
太子「や〜い!引っかかった!引っかかった!」
妹子「太子、貴方はまたこんな子どもじみたことを・・・」
妹子は、穴から登ってきた。
太子「それに引っかかる妹子もまだまだだな!」
妹子「まったく、こんな子どもじみたことをやってるんだったら仕事して下さい!」
妹子は、服(ジャージ)の泥を払いながら、太子に言った。
太子「しかし、残念だったな!妹子には落とし穴をもう一つ設置してあるんだ!」
妹子「人の話し聞けよ!」
ズボッ
何かが穴に落ちる音がした。
太子「へっ?」
太子が振り向くとそこには
太子「あぁ〜!妹子用に作った落とし穴に誰かはまってる!」
妹子「僕用って・・・」
「それよりはまった人を助けないと!
太子も手伝って下さいよ!」
太子「ほ〜い!」
朝廷
太子「妹子!さっきの奴、目覚ましたか⁉」
妹子「太子!静かにして下さい!今、眠ってるところなんですから!」
太子「えっ?あぁ。」
???「まぁ、あとは寝かせておけば大丈夫だよ。」
妹子「ありがとうございます。竹中さん。」
竹中「じゃあ、私はこれで。」
妹子「はい。さようなら。」
太子「バイバ〜イ!竹中さん!」
妹子はお辞儀をしながら、太子は、手を振りながら、竹中さんを見送った。
数時間後・・・
???「んっ?」
僕は、目を覚ました。
???「!!!」
目を覚ました途端、自分がいつもいるべき場所ではないところにいることに気づいた。
太子「お〜!起きた!」
???「わあ!」
僕は、いきなり目の前に現れた青いジャージ姿の男性に驚いた。
???「いも〜こ!落とし穴にはまった奴!起きたぞ!」
落とし穴?
僕は落とし穴に落ちたのか・・・
妹子「なんですか太子?あぁ、その人起きたんですね。」
妹子と呼ばれた人は、僕を安堵の息を下ろした。
???「あの〜・・・僕は一体・・・」
???「あっ、お前の名前教えるでおまっ!」
人の話し、遮った!
妹子「自分から名乗るべきではないですか?」
???「お〜!それもそうだな!」
太子「私は、聖徳太子だ!」
妹子「僕は冠位五位の小野妹子です。」
勇来「僕は西田勇来です。」
太子「勇来か。よろしくな勇来!」
妹子「あの、勇来さんの背中に生えてるそれは?」
勇来「天使の羽根です。」
太子「天使の羽根⁉」
「妹子!私たちは、天使と出会ったようだぞ!」
妹子「はい。そのようですね。」
勇来「あの、なんで僕の体に包帯とか傷の治療の跡があるんですか?」
妹子「あぁ、それはね、このアホ太子が仕掛けた落とし穴に落ちちゃったんだ。」
勇来「えっ⁉そうだったんですか。」
妹子「ほんとごめんね!ほら、太子も!」
太子「あぁ〜、すまなかった・・・」
勇来「あっ、いえ。」
「それより!怪我の治療ありがとうございます!」
妹子「いえ。それは、竹中さんという方がやってくださいました。」
勇来「そうですか。竹中さんという方には、ぜひお礼を申し上げたいです。」
太子「だったら、今から一緒に行くでおまっ!」
勇来「えっ、いえ。僕は天界に帰らなければいけないので、戻らせていただきます。」
妹子「戻るって、一体どうやって⁉」
勇来「どんな手段を使ってでも帰りますよ!僕には帰らなければいけない理由があるので!」
太子「なぁ。勇来!帰る方法がわかるまでここにいないか⁉」
勇来・妹子『えっ⁉』
太子「いや、ここにいろ!」
妹子「太子!何を勝手に!」
勇来「いいえ。僕も賛成です。」
妹子「勇来さん!」
勇来「先程は、取り乱してしまいましたが、冷静に考えれば、ここに留まり、帰る方法を見つけたほうがよろしいと思います。」
太子「お〜!じゃあ、これからは私たちと仲間だな!」
妹子「そうですね!」
勇来「はい!今日からよろしくお願いします!」
太子「じゃあ、勇来は妹子と同じ冠位五位だな!」
妹子「わかりました。よろしく勇来さん!」
勇来「こちらこそ、よろしくお願いします!」