私は、一人孤独に育った。
辛いことは、笑ってごまかして来た。
だから、みんな私に愛想を尽かし、捨てたのだと思う。
気にしなかった。
だから、私は旅に出た。
辛い気持ちを吹っ飛ばしたくて・・・
???「わっ⁉」
でも、それとは裏腹にもっと辛くなった。
???「きゃ〜⁉」
崖から落ちた。
高さは、5メートル。
きっと、救われない。
私は、目を閉じて、人生が終わるのを待った。
???「んっ?」
目が覚めたらそこは、知らない天井だった。
近くで誰かが口げんかしてる声がする。
あぁ・・・なんとなく思い出した。
私は、崖から落ちたんだ。
でも、なぜ地獄じゃないのだろう・・・
私は、自殺したも同然・・・
地獄に行っても良い気がするが・・・
???「君は、地獄じゃないよ・・・」
誰? なんだか、とっても優しい声・・・
???「貴方みたいな人が地獄だったら、この冥界でルールは、狂ってしまいますからね。」
???「あの・・・誰ですか?」
私は、目を覚ました。と、同時に私の目の前にいる人たちに、名前を聞いた。
閻魔「あ〜、ごめん。俺は、閻魔!よろしく☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」
鬼男「僕は、この人の秘書をしている鬼男です。」
采「私は、采です。」
閻魔「えへへ!采ちゃん?どうして自分がどうしてここにいるのか、気になるでしょう?」
采「はい。すごく気になります。」
閻魔「では、説明しよう!
実は、采ちゃん。君はもうね死んでるんだ。」
えっ・・・
采「えっ・・・本当ですか?」
鬼男「はい。本当です。」
采「じゃあ、なんで私は、地獄にいないんですか?」
閻魔「さっきも言ったよね。君は、地獄みたいな辛いところにいちゃいけないんだ。」
采「どうして・・・」
鬼男「貴方は、過去に辛い経験をしている・・・そんな貴方が地獄にいてはいけません。」
閻魔「だから俺が、君を死者リストから外して、ここにいさせてるんだ!」
采「どうして、天国にも行ってないんですか?」
閻魔「最近、天国は可笑しくなってるんだ。人のことを仲間外れにしたり。」
鬼男「今も現に天国から地獄に落とされた人がいるんです。」
閻魔「俺たちは、今からその子を助けに行こうとしてるんだ。采ちゃんは、ここで待っててくれる?」
采「いいえ!私も行きます!連れてって下さい!」
鬼男「地獄は、辛くて危険なところですよ⁉それでも行くんですか?」
采「はい!私、以外に辛い思いをしてる人がいるなら、私は、その人たちを助けたいです!」
閻魔「わかった。じゃあ、采ちゃんも一緒に行こう!」
采「はい!ありがとうございます!」
鬼男「では、行きましょうか。」
閻魔「うん。」
采も力強く頷いた。
二人の了解を確認したあと、鬼男は、力強く扉を開けた。
地獄へと続いている、扉を・・・