「うぅ……死ぬぅ」
アビドス自治区にある場所……そこには、あるアホ男が野垂れ死にそうになっていた。
「喉が……か、わぃ……たぁ」
アビドス、完全に舐めてた。
2時間前
「外に出たのは、いいものの」
ケンは少し歩きながら辺りを見回す。
「うん、ここやっぱりアビドスだな」
「なーんにもねぇ!」
多分、此処は住宅街なのだろう、目の前にあるのは、誰も住んでいない空き家、倒れかけの電柱、そして積もりに積もった砂だけだった。
「うーん、砂漠化が結構進んでるってことは、此処はアビドス自治区の中でも外側の方なのかな?」
いつか、住む場所を変えなきゃいけない時がくるかもな~
「とりあえず!今の俺の目標は昼食をとること!」
此処がアビドスだと確定した今、近くに
家に水筒がなかったから途中で水は飲めないけど……ま、中心部に行ったらコンビニとかあるっしょ
「スマホの地図アプリを開いてと」
それじゃあ
「行くぞ!」
20分後
「あれ、おかしいな、こっちに道があるハズなんだけど……あ、一つ手前ね」
45分後
「あ、この地図アプリめ!北って刺してる方向南じゃねぇか!」
60分後
「このやろ!そこをどくんだクソ砂!通れないやないか!」
90分後
「うぅ……あちぃ……途中で大声出しすぎた、喉も乾いてきたな。よし、一回、日陰で休憩するか……日陰が無ぇ」
現在
「ざっけんなや……!!」
……(もう)足が動かん!!
「
「本当に死にそう。あかん。俺って、ちゃんとヘイローあるんだよな?何でこんなに貧弱なんだよぉ……」
そして今、ケンは太陽に背を向け、顔に砂を擦り付けながらうつ伏せで倒れていた。
何処に行っても"砂" "砂" "砂"地図アプリはなんか役に立たないし、とりあえず大きな建物を目指して歩いてたら、途中で力が尽きてしまってこの有様。息をしようとすると、乾いた口に砂が入ってくるし……
神様ありがとう。短い間だったけれど、ブルアカの世界で第二の人生が歩めて楽しかったわけないよね。どうすんねん、こ、れ……ぁ……
(あぁ……だんだん意識が遠のいていくのがわかる……これが死……)
先程まで懸命に動かしていた手も、もう動かなくなり、砂が上から覆いかぶさろうとする。
「…………!ちょ……!!……丈…?!」
(んぁ?誰か……居るのかな……)
「…………服……?!……アビ…………ド……生徒?!」
(そんな分けないか……アビドスだ、ぞ……こ……こ……)
「………………!!!」
「んぁ、ここは……」
ケンが目を覚ますと、見覚えのない部屋のベッドの上で寝かされていた。
あ、これ……あれだな。
「知らない天井だ」
よっしゃ、言いたかったんだよなこれ。
「ふぅ、それで、此処は何処なんだ?」
ケンは上半身を起こし、自分が寝かされている部屋を見回す。
ケンが寝ていた部屋には、他にも幾つかベッドがあり、ベッド達は淡いピンク色のカーテンを挟んで均等に並べられていた。
病院?いや、でもアビドスに病院なんてあるのか?ヤブ医者が居るかどうかも怪しそうな場所なのに?
ケンがそんな事を考えていると
「あっ起きてる!だ、大丈夫?気分はどう?」
部屋の扉がゆっくりと開き女性が入ってくる。
「うぇっ!だ、大丈夫、で……スゥー」
入ってきたのは、緑がかった水色の髪を膝の辺りをまで伸ばし、頭の上には太陽を模したマークが入っている金色のヘイローを浮かべた、その……まぁ、色々と大きい女性だった。
あれぇ〜なんか見た事あるぞぉ〜
今、俺の目の前に居るのは、さっきの説明のとおり個性の強いかた、いわゆるネームドキャラだ。しかし、俺がブルアカをやっていたときは
まぁ、ここまで引き伸ばさなくても、皆さんはお気づきでしょう。
アビドス高等学校所属、
ユメたちのエミュが難しいし、話の展開も納得できずに難航しいるので、次回がでるのが遅くなります。悔しい~
ケンに合わせたりしたい生徒さん候補
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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聖園ミカ
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調月リオ
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美甘ネル
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黒館ハルナ
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阿慈谷ヒフミ
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尾刃カンナ