n番煎じの歯車!   作:窓辺の花

4 / 8
「次の更新は早い」なんてい言ったバカは私です。
いや~相変わらず、エミュが難しくって、難しくって。こういうのって、上手くなれるコツとかってあるんでしょうか。
まぁ、ヤクソギを守れなかった奴の言い訳は置いておいて。本文をどうぞ…


質問(尋問)

梔子と一緒に部屋に入ってきたのは小鳥遊ホシノ、「ブルーアーカイブ」の一番最初のストーリーに出てくる、凄い人。流石の俺でも知っている。昔の小鳥遊は髪が短いってのもな!それ以外は知らんけど。

あ、目が合った……オッドアイってあんな感じなんだ……

 

 

 

そんなことを考えたケンに対して、ホシノはケンと目が合うとため息をつき、梔子の顔を見る。

 

 

 

「はぁ〜ユメ先輩……何度も言いますけど。怪しい奴だから、目を覚ましたら私をすぐに呼んでくださいって言いましたよね」

 

「ひぃん、ごめんねホシノちゃん」

 

「そもそも、見ず知らずの男を持ち帰って、それを事後報告した事もですね──」

 

 

 

2人は扉の近くで、ケン関係の事で言い合って……いや、小鳥遊が一方的に文句を言っていた。

 

 

 

 

「………………え?怪しい奴?」

 

「ぁ…こんにちは、義生さん。ユメ先輩から話は聞きました。アビドスに転入すると……」

 

(あ、無視なんすね)

「えっと、はい」

 

「理由を聞いてもいいですか?面接風に言えば志願理由、ですかね?」

 

 

 

り、理由ぅ????どうしよう……そんなの無いぞ!

 

 

 

「今のアビドスがどうなっているか、義生さんも知ってるはずです。まさか、そんなアビドスに何の理由もなく、転校しに来た訳…ないですよね?」

 

「ぅげげげげ」

 

 

 

小鳥遊がニコッと笑う

 

 

 

「最近、何かと物騒じゃないですか。ついこの間も、この校舎を占拠する為に、ヘルメット団が攻め込んで来たんですよ?」

 

 

 

小鳥遊はケンに近く、笑顔のまま

 

 

 

「それなら。昔は栄えていたアビドスを完全に堕とそうと、他の学園が、外側からではなく内側から……攻めてきても、おかしくは……ないですよね?」

 

「ンググググ……」

 

「ちょっと、ホシノちゃん……」

 

 

 

ホ、ホシノさん、圧が、圧が凄いです……!

何この圧!俺こんなホシノ知らない!いや、知ってるって言っても画面越しだけどさ!、言葉にするときもいな…ていうか、これは完全に警戒されてるってことだよなぁ。理由は……少し考えるだけでゴロゴロと……

そんで、志願理由ねぇ……答え方を間違えたら、多分、体に風穴が空くだろうから、慎重に答えないといけないやつだな。でも大丈夫!俺は嘘をつくのは昔から得意だから!*1

 

 

 

「理由か、そうですね……いやぁ、どこから話したらいいものか……まず、僕はアビドスに()()する訳では無いんですよ」

 

「うぇっ!違うの?!」

 

「……」

 

 

 

あっ!やめて!銃を持ってる手に力を込めないで!

 

 

 

「いや、アビドスに入学はするんですけど、転校ではなくて……入学するのが遅れてる?と言いますか……その理由は後ほど……」

「コホンっ、僕がアビドスに入学する理由は、小さい頃からの夢だからです」

 

「夢?」

 

「夢……」

 

「はい、実は昔、僕はアビドス自治区に来たことがあって、その時にアビドスの生徒が……確か……そう!転んだ僕を助けてくれたんです。それで、憧れて……『アビドスに通いたい』て思って……思っていたよりも、しょうもない理由でしょう?小さい頃だったので、もう記憶も曖昧ですし……」

 

「ううん、素敵な理由だよ!小さい頃の憧れが、夢に変わるなんて、少しロマンティックだし!」

 

「そ、そうですかね?ありがとうございます」

(よっしゃ、いい感じに解釈してくれた!)

 

「……入学が遅れた理由は?」

 

 

 

うぐぅ〜やっぱり、そこ突かれるよなぁ。というか俺が、『理由は後ほど』て言ったのか……ふぅ、落ち着けぇ。嘘をつく時はバレにくくする為に、すこ〜しだけ真実を入れてぇ〜

 

 

 

「その、お恥ずかしい話なんですが、私お金がなかったんです。親と、【アビドスに入学するなら高校から】【引っ越す為のお金は出すけど、その他は自分で稼ぐ】て条件を付けたんですけど……思っていたより、入学金とか制服って高いし、今後の食事代、ガス代、電気代 etcdie()……それらを集めるために、アビドス自治区に引っ越してからも、バイトとかでお金を稼いでたら遅くなってしまって……」

 

 

 

梔子とホシノが眉を顰める。それもそうだ、梔子は約2年間、ホシノはまだ約1ヶ月間だが、お金が無い苦しさは、理解できるだろう。そう、この男、ただ嘘をつくだけでなく、その嘘で情を誘おうとしているのである。クズである。

 

 

 

よし、いい塩梅の嘘がつけたぞ。お金が無いのは真実だしな!うん、本当に……どうしよ……

 

 

 

「えっと、これが理由なんですけど……」

 

「そうですか……」

 

 

 

ホシノはケンに近づいていく

 

 

 

え?は?!な、何を間違えた?ちょ、ちょっと待って!暴力はいけませんぞ!ここは穏便に話し合いで!!

 

 

 

 

 

 

「これからよろしくお願いします。ケンさん」

 

 

 

「あえ……?」

 

 

 

ホシノはケンに手を差し出していた。

 

 

「え?ホシノちゃん……?」

 

「はぁ、ユメ先輩……そもそも、私もそんなに疑ってませんでしたよ?」

 

「え!?」

 

「そ、そうだったんですか?」

 

「私が荷物を漁ったときに、財布の中で学生証を見つけましたし。風前の灯火のアビドスに、わざわざ他の学園がスパイを送るなんて事、有り得ませんから」

 

「た、確かに……え、財布の中?」

 

「一応で志願理由なんて言って、少し探りを入れてみたりもしましたけど……すみません、試すような真似をして」

 

「いえいえ、ホシノさんが謝る事は何も……僕だってこんな奴が来たら疑いますし……」

 

 

 

ケンは、ホシノから差し出された手を握る

 

 

 

「こちらこそ、よろしくお願いします。ホシノさん」

 

 

 

よかった……撃たれるのかと思ったぁ。これで、ホシノの入学面接も無事(?)合格出来たかのな?

 

 

 

「あ!ずるい!」

 

「え?あぁ……梔子先輩もよろしくお願いします」

 

 

 

ケンはホシノと握手している手を離し、梔子に差し出s、梔子がケンの手を握る。

 

 

 

「うん、よろしくね!」

 

 

 

なるほど。これが、梔子ユメという生物か……何故だか分からないが、この先、手を焼きそうな気がする。あ、ホシノがため息ついてる……

 

 

 

「あ!それじゃあ、皆で改めて自己紹介しようよ」

 

「自己紹介ですか。そういえば、私()やっていませんでしたね」

 

 

 

あれ……?俺もやってないのに……何でやったみたいな雰囲気なんだろう。*2

 

 

 

梔子はケンの方に向き直る

 

 

 

「私は梔子(くちなし)ユメ。アビドス高等学校の3年生でアビドス生徒会長だよ!」

 

「私は小鳥遊(たかなし)ホシノです。アビドス高等学校の1年生で、ついこの間に副生徒会長になりました」

 

 

 

おぉ、何か良いなこういうの。俺もしっかりしなきゃな。改まって、しかし、かしこまりすぎず~……よしっ!

 

 

 

すぅ〜

 

 

 

「俺は、今日からアビドス高等学校の1年生になります!義生(ぎあい)ケンです。これからよろしくお願いします!」

 

「「俺?」」

 

「あ、やべ……」

 

 

 

こうして、ケンのアビドスでの学校生活が始まるのであった!

*1
最低

*2
手帳と学生証のせい

ケンに合わせたりしたい生徒さん候補

  • 空崎ヒナ
  • 陸八魔アル
  • 聖園ミカ
  • 調月リオ
  • 美甘ネル
  • 黒館ハルナ
  • 阿慈谷ヒフミ
  • 尾刃カンナ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。