n番煎じの歯車!   作:窓辺の花

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いやあ~迷った迷った。
今回過去一迷走しました。私の無敵時間はとっくに切れていたみたいです。
さて、言い訳もここまでにして、それでは本文を、と行く前に

なんと、ありがたいことにUAが約1600に、お気に入り数が20件以上になりまして。一応、自己満で書き始めたお話なんですけれど、いや~やっぱり嬉しいものは嬉しいですね。これからも暇な時の寄り道感覚でもいいので、読んでくれたらな~と思っております。

感謝を伝えたいがために書いたけど、落ちがない……えっと、本文どうぞ!


家に帰るまでが遭難ってね

ケンside

 

 

 

それは少し前のこと。5分くらい前。

 

 

 

ん?あれって……

 

 

 

ケンはコネコネするのを()め、ホシノがいる場所よりも少し奥のほうを見る。

 

 

 

ホシノの神秘に気を取られて気づかなかったけど、奥に俺の神秘がある……しかも、遠くからでもはっきり見えるぐらい濃い……ん?俺の神秘って俺と味方(ホシノ)にしか無いはずじゃ……?いや、まだそうと確定してた訳でもないんだけど……あれ?味方?……まさかあれって……

 

 

 

「梔子?!」

 

 

 

ダンッ!!!

 

 

 

クッコノ……ふぅ、とりあえず。あれが梔子なら早くホシノに伝えなければ!あ、でもなぁ、あれが梔子だって確信出来てる訳じゃないしなぁ、間違えて逆にホシノの邪魔をしてしまうかも……いやぁ……でも…………んんぁ!えぇい!ままよ!

 

 

 

「ホシノッ!!!!!さんッ」

「いた!居ましたよ!!ユッ、梔子先輩!!!ホシノさんの左の砂山に!」

 

 

 

おし、こっち向いた……あの反応的に梔子だったのかな?ふぅ、働いた働いた。これでホシノが梔子を見つけて、本調子でガリガリ団達を全員倒してくれるって訳だ。勝ったな、家食ってくる。

 

 

 

「これが私の秘密兵器!ロケットランチャー!!──」

 

 

 

ん、は?ロケラン?!あの、爆発する?!ウッソだろ、そんなのホシノでも……あ、大丈夫そうな顔してる……

 

 

 

「に、撃っても効果なさそうだな……緑髪が隠れてる場所に向けて、発射!!」

 

 

 

バシュン!!

 

 

 

う、うわぁ……アイツら変な所で勘が働くなぁ、俺みたいだ。まぁ、ホシノさんなら止められ──

 

 

 

「勝つためなら、私は4週間だって草を食って生きれるんだ!!発射!!」

 

 

 

バシュン!!

 

 

 

やっばそうですねぇ!!ちょ、どうする。あの軌道だと、ホシノ2つとも顔面アウトになるぞ!何か!ホシノを助ける方法は!

 

 

 

ドォーーーン!!

 

 

 

やばいやばい!爆風で見えないけど、絶対にやばいよあれ!《語彙力》えぇぇぇぇと……ナニカァナニカァナニカァァ……!!あっ「操作」!!もしかしたら……!!

 

 

 

ケンは錆び神秘(梔子)に手を向けて、掴む。

 

 

 

「よし!これを!」

 

 

 

そのまま、手をホシノに向け、離す。

 

歯車が回る。

 

 

 

ドォーーーン!!

 

 

 

「………………、…………、……。」

 

 

 

ケンの目には……爆風の中、両足で立ちながら困惑しているホシノが映る。

 

 

 

「おっしゃ!!出来た!!」

 

 

 

梔子に付いてた、俺の神秘をホシノに移す……理屈とか色々よくわかんないけど、ホシノが無傷そうで、よかったよかった。あれ、そういや一発目は素で受けてたよな……怖

 

 

 

「あっ、ちょっ、ケンさん!!」

 

「ん?」

 

 

 

ダンッ!!!

 

 

 

「ホゲッ!!」

 

 

 

─────────

──────

────

 

 

 

「……ん、ん"〜……ハッ!?」

 

「あ、起きた」

 

 

 

ケンが目を覚ますとそこは、

 

 

 

「保健室か……1日で2回もこの天井を見ることになろうとは……」

 

「おはようございます。頭大丈夫ですか?」

 

「頭?……あ、あぁ……そうだった」

 

 

 

そうだった、ガリガリ団と戦って、ホシノを助けたって思ったら、撃たれたんだよな……頭を……うっ、思い出したら頭が……痛くないな、流石キヴォトス人

 

 

 

「とりあえず、ケンさんが撃たれた後の事、話しておきますね」

 

「あ、はい」

 

 

 

 

 

 

な、なるほど……あの後、ホシノ1人でガリガリ団ボコし、銃弾1発で気絶したフナムシ()を運んだのが30分前。梔子は既に回復してたから、ホシノと一緒にガリガリ団の後片付けをしたのが25分前。俺が目覚めた時に何しでかすか分からないから、梔子は生徒会室で待機してホシノが俺を見守り始めたのが20分前……20分……

 

 

 

「あれぇ?俺ものすごく迷惑掛けてない?」

 

「……ぁ、ですけど、ケンさんのおかげでユメ先輩の場所がわかって、どうやったか知りませんけど私を助けてくれた訳ですし……その……感謝してますよ」

 

「えぇ……でも、僕が調子乗って遮蔽物から出なければ……」

 

「……はぁもう、こういう感謝は素直に受け取るものですよ」

 

「う、はい……」

(なんで怒られてんだ……)

 

「それでいいです。じゃあユメ先輩呼んできますね」

 

 

 

ホシノはドアノブに手をかける

 

 

 

「あ、あと覚悟の準備をしておいてくださいね」

 

 

「え」

 

 

 

きぃぃぃ……バタッ……

 

 

 

か、覚悟?どういうこと?一応身構えとくか?ベッドの上で身構えるとか何も無いか……

 

 

 

バタバダバタバダ!!

 

 

 

「ふぇっ!なんの音!」

 

 

 

バタバダバタバダ!!!

 

 

 

なんか段々こっちに近づいてる気がする……ぁ……そういや梔子がここにいない理由って……なるほど……

さて、ここで問題です。あそこのドアが開いた時、俺はどうなってしまうでしょうか!正解者には〜今すぐ俺の身代わりになれる券を与え─

 

 

 

バンッ!!!

 

 

 

「ケンくーーーーーーーーん」

 

「マ゛ッ!!」

 

 

 

梔子はケンに飛び込み、抱き締める。

 

 

 

「よかったよ〜〜〜!!!ケンく〜ん!!」

 

「シヌシヌシヌシヌシヌシヌシヌシヌ……!!!!」

 

 

 

この人無駄に色々な所が大きい&力が強いせいで息ができない!!ホ、ホシノ!

 

 

 

「……こうなるから、私が見守り係になったんですよ」

 

「フンガホホ!ボフベホヒヒハハ!!ハハフハフヘヘ!!!」

(そんな事!どうでもいいから!!はやく助けて!!!)

 

「…………ふっw」

 

「フーーー!!!」

 

「はいはい、わかりましたよ。ユメ先輩、ケンさんが死にかけてます」

 

「え?わっ!ごめんね!ケンくん!」

 

 

 

ケンは梔子の乳縛から解放される

 

 

 

「ハァ…ハァ…ハァ…スゥゥゥゥ……ハァァァァ⤵……あ、危うく第2の梔子先輩になるところだった……」

 

「ご、ごめんねケンくん!大丈夫?」

 

「あ、はい。全然平気です」

 

「ごめんねぇ〜」

 

 

 

うぉ……また、抱きつかれた……梔子、その……苦しくないけどさ、ホシノからの視線がさ……ん?これ殺意じゃね?うっそだろ。なんでや!俺から抱きついたわけじゃないだろ!

え?なになに……「鼻の下が伸びてる。ギルティー」?伸びてない!あと、殺意で意思疎通を図るな!心読むな!

ぅあ~~、なにこれ……ホシノからの威圧感と、梔子の抱擁がバランス取って、急に頭が冷静になってきたぞ……

なんで俺は、家出て遭難して、頭打たれて、抱きつかれてんだ……あれ、俺なんで家出たんだっけ……

 

 

 

グゥゥゥゥゥゥゥ……

 

 

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

 

 

説明しなくてもわかるだろう。ケンの腹の虫だ*1

 

 

 

「ァ、あー私、お腹空いて来ちゃったー。け、ケンくん一緒に何か食べに行く?」

 

「やめてくだい、梔子先輩、逆に痛いです」

 

「はぁ、どれだけご飯食べなかったらその音が出るんですか……」

 

「も、もしかして、ケンくん何日も……」

 

「あ、いや……違くて、今日の昼、ちゃんと食べに行こうとしたんですよ……」

 

「ん?行こうと?」

 

「あっ……それで遭難しちゃったんだね……」

 

「……」

 

「バカなんですか?」

 

 

 

う、うるせぇやい!俺だって遭難したくてした訳じゃないし?狂った地図アプリと、謎に辺境にある初期スポーン位置が悪い!

 

 

 

「じゃあさ!ケンくんの入学のお祝いに何か食べに行こうよ!私の奢りで!」

 

「ユメ先輩?」

 

「あ、安心してね。ホシノちゃんの分も奢るから!」

 

「いや、そういうことじゃなくて……」

 

「い、いいんですか?」

 

 

 

まじか、神だ……女神だ……

 

 

 

「勿論条件があるけどね?」

 

「な、何なりと!」

 

「ふっふっふっ……条件はただ1つ!私とホシノちゃんと一緒に入学記念写真を撮ること!」

 

 

 

にゅ、入学記念写真?それだけでいいのか?そんなの2枚でも3枚でも145枚でも撮ってやりますけど……

 

 

 

「あ、ユメ先輩、私は用事思い出したので帰ります。また明日」

 

「ダメでーす。帰しませーん!」

 

「なっ!離してください!」

 

「ケンくん!ホシノちゃん抑えておくから「入学式」て書いてある板を持ってきてくれないかな」

 

「わかりました。えっと場所は?」

 

「えっとね─

 

 

 

 

 

 

んでんで、荷物も持って校門に持って来てって言われた訳なんですけど……あ、居た

 

 

 

「あ、ケンくんありがとう」

 

「いえいえ、これも全て夕飯のため……で、ホシノさんは何故そこに……」

 

 

 

梔子の胸を頭に乗せて、赤面しているホシノがそこに居た。

 

 

 

…………

 

 

 

「ホシノさん、鼻の下伸びてますよ」

 

「な、あ……う、うるさいです」

 

(……おっ〇い星人ホシノ)

 

「(はっ倒しますよ?)」*2

 

 

 

すいませんでした

 

 

 

「よし、今から準備するね!」

 

「あ、はい」

 

 

 

そう言って梔子は、ケンから板を受け取り門に立て掛けて、三脚をセットする。

 

 

 

「おぉ、凄いですねそれ……」

 

「でしょ〜?あとはここのボタンを押すだけ!新入生(ホシノちゃん)が来るって知った時に、貯金切り崩して買ったんだよ。よし出来た。じゃあ2人とも寄って寄って」

 

 

 

寄ってと言われましても、俺も男なんでねぇ*3……こんぐらいなら画角に入るだろ。んで、適当にピースでも。

 

 

 

立ち位置は、真ん中に梔子、梔子から見て右にケン、左にホシノという形

 

 

 

「それじゃあいくよ……3、2、1……!」

 

「マ゛ッ!」

 

「ムッ……」

 

 

 

カシャッ!

 

 

 

 

 

 

「うん、よく撮れてる!」

 

「ユメ先輩、それ本気で言ってます?」

 

 

 

ま、まさか手で引き寄せられるとは、しかも胸まで……おかげで俺の顔ブレブレだけど……

 

 

 

「まぁ、いい写真じゃないですか」

 

「ダメだこの人達…早く何とかしないと…」

 

「じゃあ私、戸締まりして来るから少し待っててね」

 

 

 

走って行っちゃった……夕飯何頼もう……

 

 

 

「まぁ、でも……」

 

(ん?)

 

「いい写真って言うのは私も同意ですかね……」

 

「……ホシノさん…………梔子先輩の胸、当たってましたもんね」

 

「殴ります」

 

「すいませんでした」

 

「あ、そういえば、ユメ先輩の財布カスカスなので、あまり良いものは頼まないであげてくださいね」

 

「おす……」

 

 

 

先輩のお財布事情を知っているホシノ……梔子は女神でも、ホシノはお母さんだったか……

 

 

 

 

 

 

「ただいまぁー」

 

 

 

ケンはリュックを置く。

制服を脱ぎ、お風呂に入り、歯を磨く。

そしてベッドに仰向けになる。

 

 

 

……色々あったなぁ、遭難して……尋問されて……銃撃戦やって……撃たれて……写真撮って……ご飯食べて……転生初日濃すぎて時間が1ヶ月ぐらいに感じたなぁ……

さてと、1番最初の目標だったご飯を食べる事は、達成された。あのお店じゃなかったけど……まぁそれはよくて。

1つ目的が達成したならば、新しい目標を作る。今度の目標は、近すぎず遠すぎずの奴がいいなぁ……漫画ではこういう時、おじいちゃんとか、大切な人の言葉から目標もってきたりするよなぁ……うーん……

 

『お前は──────────になれよ』

 

……これ言ったの、おじいちゃんじゃないけど……大切な人だったと思うからこれでいいか。

よぉし!俺の次の目標は「人を助ける」だ!ここはキヴォトス!銃撃戦、大人からの搾取、取り巻く陰謀、転売、etc…そんな悪から俺は人を助けよう!できる限り?手が届く範囲で?チッチッチッ全部だ、全ての人を助ける!助けたい!それが俺の目標!

くぅ〜いいねぇ、やっと俺も転生者ぽくなってきたんじゃないの〜?でも、人を助けるには「力」が必要だ。物理的にも、政治的にも、色々な力が。だから、

 

「明日からホシノに、稽古付けてもらうか」

 

 

 

こうして、ケンのキヴォトスの初日は幕を閉じるのだった。

 

 

 

「寝る前にトイレ行こ」

*1
一応説明する

*2
殺意

*3
今更




ケンの長い長い一日が終わりまして、なんと!ここから先を一ミリも考えておりません!
なので、どんな生徒に合わせようかアンケートを取らせていただこうかなと思っております。まあ、アンケートっていう機能を使ってみたいだけなんですけど。とりあえず、今この場で思いつく限りの生徒を置いておきますが「〇〇ちゃんいないじゃんかんか!」という方は、活動報告まで……傲慢ですかね?でも、一票でも票が入ったら私の勝ちなので、その、よろしくお願いします!

ケンに合わせたりしたい生徒さん候補

  • 空崎ヒナ
  • 陸八魔アル
  • 聖園ミカ
  • 調月リオ
  • 美甘ネル
  • 黒館ハルナ
  • 阿慈谷ヒフミ
  • 尾刃カンナ
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