夢の終わる、青春の始まり   作:道歌師

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時系列的には7章から8章をイメージしてますが、9章を入れるかは未定、と言うかわからないですね!
でも、人差し指ドンキホーテ使いたいなぁ...
レッドウィンターに黒獣のもこもこの服を着ていくドンキホーテ見たい...見たく無い?
俺は見たい!
髪の毛ボサボサになって、世話焼きの生徒に髪を整えられて、笑う人差し指のドンキホーテが見たい...見たく無い?
俺は見たい!





青春の始まり

 

 

 

 

「ドンキ〜、こっち来てみて〜」

 

「む?ロージャ君、当人を呼んだでありまするか」

 

「そそ、見てこれ」

 

「ほほ〜、これは亀裂でありまするな!!」

 

バスの後方....廊下の方を見てみると、ドンキホーテとロージャがしゃがんで何かを眺めている。私は2人が何を眺めているのか気になって、2人のそばまで歩いていった

 

〈2人とも、何してるの?〉

 

「管理人殿!!先ほどロージャ君が廊下に亀裂を見つけたのでありまする!!」

 

「ダンテ、この亀裂に見覚えとかある?」

 

〈いや....ないかな?ファウストに聞いた方が早いかも〉

 

「ん〜、なにか物でも入れてみちゃう?」

 

「・・・では、このフィクサーのバッジを入れてみるのでありまする!!」

 

私がファウストを呼ぼうとすると、ドンキホーテが亀裂にフィクサーのバッジを放り込んだ。すると高い音を出しながらバッジが下の方へと落ちていく音が聞こえた

 

〈あ......。〉

 

「なっ!!!!?し、下に落ちたでありまするかぁぁぁっ!!?」

 

ドンキホーテは大きな声を出しながら頭を抱えた。ドンキホーテにとっても大事なものだろうし、声を出すのもわかるけど....

 

「おい!!!さっきから五月蝿ぇぞ!!!何やってんだ!!」

 

「ドンキホーテさん....悲痛な叫びでしたけど、何かあったんですか....?」

 

〈ヒースクリフ....シンクレア....〉

 

ドンキホーテの声を聞きつけて、ヒースクリフとシンクレアも廊下にやってきた。2人に言ったらドンキホーテのバッジもとれるかな?

 

〈ドンキホーテが亀裂にバッジを投げ入れちゃって....2人のどっちか取れそう?〉

 

「あぁ?お前バッジ投げ入れたのか?何でそんな事してんだよ」

 

「うぅ....ぐすっ、当人は少しの心違いだったのでありまする....どうせ少しの隙間だと思ったでありまする....だが、この亀裂はとても長い亀裂だったのだ!!これは当人の責任でありまする....」

 

「ごめんね....ドンキ....私が変に物入れちゃおうなんて言っちゃったから....」

 

「ロージャ君は何も悪くないでありまする!!これは当人の問題でありまするがゆえ!!当人はこの亀裂に入ってバッジをとってくるのでありまする!!」

 

〈えっ!!?〉

 

ドンキホーテはそういうと亀裂に体を捩じ込んで無理矢理にでも亀裂の中に入ろうとする。ロージャ達も止めようとしたけど、その言葉すら聞き入れずにドンキホーテは声を上げながら亀裂の奥深くへと落ちていった。

 

〈ちょっ!!?ドンキホーテ!?ファウスト!!ファウスト!!来て!!〉

 

「ダンテ....どうしたんですか、そんなに慌てて」

 

〈ドンキホーテが亀裂に入ってっちゃった!!!〉

 

ファウストは亀裂の中にいるであろうドンキホーテに向けて言葉を何度か投げかける。でもドンキホーテは何も応答しなかったし、声すらも聞こえなかった。

 

「これは緊急事態です。各囚人達の部屋でもないため、私でもこの亀裂がどこに繋がっているかわかりません。リンバスカンパニーの方に連絡します、他の囚人とダンテ、この亀裂には触れない様にお願いします。」

 

〈え、どこかに繋がってるの、この亀裂が?〉

 

「ここはメフィストフェレスの廊下の部分です。何故この亀裂ができたのかはわかりませんが、廊下の扉の様に何処かへ繋がる作用を持ち合わせている可能性が高いです」

 

〈でも、ドンキホーテが....〉

 

「今はまず情報を収集しなければなりません。闇雲にまた誰かが入っていき、事態が悪化してはいけません、もう少し待ってください」

 

そう言ってファウストは急いでバスの前方部分の方へと足を進ませた。私はファウストに言われた通り、囚人達に亀裂に触れない様に呼びかける。ドンキホーテが無事だったら良いんだけど....

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・はっ!!!当人のバッジ!!!ん?」

 

ここは....どこでありまするか?何処か....部屋の様に見えるが、管理人殿はどこでありまするか!?・・・・おぉ!この椅子はとてもフカフカであるな!!おぉぉぉ!!!触るほどに沈み込んでいくのでありまする!!む?

 

「何か、この椅子の奥に....はっ!後もう少しで、取れそうであるな!!ふんぬっ!!ぐぐぐぐぐ.....!!」

 

 

「失礼しま・・・先生?」

 

 

「あぁぁ〜っ!!後ちょっとでありまするのに!!」

 

 

「先生?聞いてますか、先生!」

 

 

 

「お!!!指先が届いたでありまする!!後少し───」

 

 

「先生!!!」

 

 

「うおおお!!!??」

 

 

「あ、申し訳ありません、先生....肩を叩いた方が良かったですね....」

 

「う...うぉっほん、だ、大丈夫でありまする....この程度、フィクサーならば....。そなた、誰でありまするか?当人の知る人ではありませぬな」

 

「あぁ、私は七神リン、学園都市キヴォトスの連邦生徒会所属の幹部です。」

 

「うむ、当人はドンキホーテ!!フィクサーであり、夢へと至れるまで何度でも走り続ける者である!!!」

 

当人がそう言うと、当人の前にいるこの....リン君は髪を耳にかける動作をしてから、もう一度当人に向き直したのでありまする

 

「貴方は私たちがここに呼び出した先生...のようですが。」

 

「む??当人は先生などではありませぬ、何か勘違いしているのではないだろうか」

 

「そう...ですね、先生と言っても、このキヴォトスの様々な問題を解決して頂くつもりでしたので...」

 

「先ほどから聞きたい事があるのでありまする!!!そのキヴォトスとは何でありましょうか!!!」

 

当人がそう言うと、リン君は少〜し、ほんの少〜し、眉間に皺を寄せたのでありまする。特色殿がいつもしている様な表情だったのだ...

 

「まず、キヴォトスとは、数千の学園からなる巨大な学園都市です。ドンキホーテ先生にはこれから、キヴォトスの命運を賭けた大事なことをしてもらう必要があります」

 

「おお!!!そう言う事なら当人にお任せあれ!!!華麗にその問題をパパッ!!と解決して見せようぞ!!!」

 

「とても頼もしいですね。ではこちらについてきてください」

 

「もち、ろん!!!!」

 

当人はリン君の後ろについて行ったのだ。リン君はそのままエレベーターで下の階降りて行くと説明してくれたのだ!!どうやらここは当人がいた世界とは違うと言われたのだが...いつ管理人殿には会えるのだろうか?

 

そして当人は“連邦生徒会長”という者に選ばれたのだという、リン君に聞くと凄い方だったらしいのだ。一級フィクサーと同じくらい?もしくは...特色...その様な方に選ばれると言う事は当人の名がここまで広まっていると言う事でありましょうか!!?

 

 

(チン)

 

「着きましたね。どうぞ、ドンキホーテ先生」

 

「ん?リン君、少し騒がしいではありませぬか?」

 

エレベーターの扉が開くと、その先にはたくさんの少女達がひしめき合っていたのでありまする。混乱しているのだろうか、叱責、憂鬱、憤怒、様々な感情が入り乱れている様ではないか

 

「ちょっと待って!代行!見つけたわよ、連邦生徒会長を呼んできて!」

 

「主席行政官、お待ちしておりました。連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が、今の状況についての納得のいく回答を要求しています。」

 

「リン君、この方々は一体...」

 

「面倒な人達に捕まってしまいましたね」

「こんにちは、各学園からわざわざここまで訪問してくださった生徒会長、風紀委員会、そしてその他時間を持て余している皆さん」

 

「何か偉い人達なのでありますか?」

 

ドンキホーテ先生、後で説明致しますから。こんな暇そ.......大事な方々がここを訪ねてきた理由は概ねわかります。」

 

 

どうやらリン君によると、このキヴォトスは現在混乱状態にあるらしいのだ!!そして、その発端は連邦生徒会長の失踪.....つまり、ここでのハナ協会のフィクサーが何処かへ消えてしまったのだ!!

それにより、”サンクトゥムタワー”の管理者がいなくなったことで、連邦生徒会が行政管理権を失ってしまった、と言う事らしいのでありまする!!

システムは強固で、認証を回避する方法は発見されていなかったらしいが...

 

 

「この、ドンキホーテ先生がフィクサーとなってくれます」

 

「うむ!!!当人は元からフィクサーでありまする!!!」

 

「こちらの方は?」

「キヴォトスでは見ない様な服装ですね。ここでは無いところから来られたのですか?」

「銃も所持されていないようですね」

 

「ドンキホーテ先生、自己紹介をお願いできますか?」

 

リン君はそう言って、当人の方を向いたのだ。今までとは違い、ちゃんと当人の事を見据えてくれているのでありまする。

 

「当人はドンキホーテ!!フィクサーであり、夢へと至れるまで何度でも走り続ける者である!!!其方らの好きなフィクサーは何でありましょうか!?当人は...うぅぅむ、やはり選べないでありまする!!」

 

「は、はぁ...えっと。よ、よろしくお願いしますね...?」

「元気な方ですね」

 

「こちらのドンキホーテ先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が直々に指名された方です。」

 

「そうなのでありまするか?」

「はい。」

 

その後の話を聞くと、当人は連邦捜査部「シャーレ」?と言う所での担当顧問?となったらしいのだ!!うむ!当人に任せればどんな問題すらも簡単に解決できるであろう!

だが、その部室となる場所が悪に占拠されてしまったのだとか!

 

「うむ!当人に任せれば、かの特色フィクサー達の様に素早く解決して見せようぞ!!」

 

「頼もしい事です。それでは近くまでお送りしますね」

 

 

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「これは...、酷い有様ですね」

「何処もかしこも不良だらけじゃない!って、痛たたた!なんで私までここにいるのよ!!」

「ドンキホーテ先生をサポートする為ですよ。」

 

「うむ!頼りにしているのだ!!」

 

しかし...、この不良という者...、銃を使用しているのだ...。ホンル君とヒースクリフ君が、よく人格を被った際に使用していたのだ。その際にも弾丸は高いと言っていたな...。たくさん乱射しているが大丈夫なのでありましょうか?

 

「ちょっ!!ドンキホーテ先生!!?危ないですよ!!」

 

「む?ああ!この程度何も問題ありませぬ!このランスで弾いて見せよう...ぞ...?」

「ランスなんてないですけど」

「忘れたのでありまする」

 

「丸腰ですね。」

「もう!!何やってるんですか!!普通忘れるなんてあります!?あなたが持っていた唯一の武器なんですよね!?」

 

「ユウカ君...そんなに怒らないでくれたまえ...、眉間に皺がよってるのでありまする!」

「誰のせいだと───!!」

 

「ユウカ、ここで道草を食う時間はありませんよ」

「ってそうじゃないの!早く終わらせるんですから早く行きますよ!」

 

「そ、そんなに引っ張るでない!!当人の靴が脱げるのでありまする!歩けるのでありまする!」

 

なんて事を!!ロシナンテに傷がついたらどうすると言うのだ!ユウカ君は荒っぽいのでありまする!!

 

だが、ランスも無ければ、管理人殿の力も姿もなく...。当人は何もできないのでありまするな...。靴を脱げば....、いや、これは駄目である。ユウカ君達が傷つくのはフィクサーとして、本望では無い!

 

なんとか自らの力のみでここを突破して見せようぞ!!

 

 

 

 

 






細かい事は気にするな!
何?ランスを忘れる訳あるかって?
ドンキホーテも、忘れることくらいあるよ!

人格は使わせようと思いますよ!ええ!
なんたってスーパーアロナちゃんがいるからね!

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