夢の終わる、青春の始まり   作:道歌師

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時間が空いた。すまないですね。
感想などありがとうございます。

残香良秀は手に入れましたか?コノカは?
私は良秀は引けました。ムルソーとコノカは無理でした。

『ムルソー、課金できる?』
「できる。」




“先生”の始まり

 

 

 

「それで...、どうするんですか?丸腰の先生を抱えながら戦えないんですけど...」

 

「う、うむ!ここは仕方がないので、当人が指揮をするのでありまする!」

 

「指揮?ドンキホーテ先生が?正直な所、指揮ができるイメージは無いんですけど」

 

 

ユウカ君は真顔でそんな事を言ってきたのだ。なんて事を!当人だって、管理人殿の指揮をちゃんと覚えているのでありまする!だから出来るはずなのだ!

例えばでありまする!弱っている敵がいるのならその敵を全員で囲い込むのでありまする!*1

 

 

「兎に角、先生が指揮をされるのならば、それに従いましょう。」

 

「わかったわよ!先生!指揮をするのならちゃんとしてくださいね!?」

 

「うむ!当人に任せれば全てがうまく行くのである!」

 

 

にしても、本当に酷い有様であるな!瓦礫があちらこちらに落ちているし、ここは早くシャーレに向かった方が良さそうである!

当人が先生として、皆を導くとしよう!

 

 

「おや?」

 

 

当人が前へ出た矢先に、遠くの方から不良達が顔を出していることに気づいたのだ!ここからは距離があるが冷静に対処すれば簡単に鎮圧できそうに見える!

 

 

さあ、ユウカ君、ハスミ君、スズミ君、チナツ君!姿勢を正し、あの者たちを迎え撃とうぞ!我らを阻むあの試練を打ち破り、終わりなき冒険へ向けて!

 

ちょっ!大声で何叫んでるんですか!

 

「ユウカの方が大きいですよ」

 

「皆さん、戦闘体制についてください!ドンキホーテ先生!指揮をお願いします!」

 

「けほん!幸いにも奴等との距離は遠い!不良ならばそこらの雑魚と変わらぬであろう!チナツ君とスズミ君は出来るだけ、バレないようにあそこに停まっている車の後ろに隠れて欲しい!」

 

当人は素晴らしい指示でチナツ君たちを正しい位置に誘導し、相手よりも有利になるように動かせる。敵は待ち伏せをしているのだろうか、あまり動きがない。何かで誘導出来れば良いのだが。

 

「ユウカ君!よろしいかな?」

 

「何ですか、早くしないと何も...」

 

「囮になって欲しい」

 

「はいはい、わかりま────は?」

 

ユウカ君は真顔で銃を突きつけてきたのだ!なんと!壁に穴を開けるようなもので撃たれれば確実に死ぬではないか!

 

「待つのだ!当人はよく考えた上で!」

 

「2人ともふざけている場合では...」

 

「そ、そうなのでありまする!ハスミ君はここから出来るだけ敵を狙撃して欲しい!ユウカ君にはバリアを張ってもらい、相手の気を引くだけで良いのである!」

 

「──はぁ、わかりましたよ。後で覚えておいてくださいね」

 

 

そう言ってユウカ君は敵達の気を引きに入ってくれる。口ではああ言うが優しい心の持ち主のようだ。

 

ユウカ君が敵の気を引くと、敵達は待ってたかのように攻撃を開始する。だが、当人の計画どおり、スズミ君とチナツ君が車の裏から奇襲を仕掛けることに成功したのだ!

そして、奇襲に驚き、動きが鈍くなったところを、ハスミ君が華麗に狙撃したのである!

 

 

「思ってたよりも簡単に行きましたね。」

 

「先生の指揮が的確でした!」

 

「ええ、見直しましたよ先生──って、何してるんですか?」

 

「うむ!当人は先ほどの偉大な一撃を記録中である。後ほど振り返らねばなるまい!ウォンドフォゥなタイミングであったぞ、ハスミ君!」

 

「ありがとうございます」

 

 

当人達はそれからも道中の不良達を難なく倒していったのだ!途中、大きな機械も出てきたが、何とか鎮圧することに成功したのである!

 

これは実に…くっ、感動せずにはおれませぬな!フィクサー英雄記にこのような一節がありましたな!っと、後で確認するとして...。

 

 

───────────────────────

 

 

「ここがシャーレと呼ばれるところでありまするな!」

 

 

とても綺麗な場所でありまする。ユウカ君達は少しの間、防衛に回るとのこと。当人はこのうちにシャーレの中を捜査中である!

 

「にしても、分からないものだらけである。このじむ?と呼ばれるところには同じような置物が多く並べられている...、これを一体何に使うと言うのだ」

 

当人がシャーレの中を探索──けほん、捜査していると、ある部屋で一人の少女と出会ったのだ。

顔にはお面をつけており、お尻にはふわふわな尻尾がついている。そういえば、ハスミ君にも大きな翼がついていたな、後で触らせてもらうとしよう!

 

 

「あーあー!そこの者、何をしているのでありまするか!?君も外の不良と同じでありまするか!?それなら早く出ていく事をオススメするのである!」

 

「おや──?」

 

その少女はぬるりと当人の方を見つめたのだ!何とも形容し難い視線ではないか!獲物を狙うかのような、特色殿ほどではないが背筋がピンとなるのではないか!

 

 

「──っ!あ、あなたっ!」

 

「む、な、何なのだ!ま、まさか当人の事を知っているのか?それは何と言う奇跡!当人を知っているのならば他のフィクサー達も知っているのではないか!」

 

 

当人はそう言いながら近づいたのである。それなのに、その少女は跳ね飛ぶように後ろに後退した後、逃げるように部屋から出て行ったのだ!フィクサーと話すのに時間がいるものなのだろうか?

当人ならばすぐにでもサインを貰いにいくのだがな...。

 

 

「あ、ドンキホーテ先生、探しましたよ」

 

「ああ!リン君!聞いてくれたまえよ!先ほどお面をつけた少女がだな!当人から逃げていったのだ!まったく!挨拶はしたらどうなのだ!」

 

「お面を...?失礼ですが特徴を聞いても?」

 

「ん?うむ。頭に動物の耳を生やしてだな、ふわふわの尻尾がついていたのだ!それに、銃に剣が付いていてだな!と〜っても背筋がピンとなる視線を持ち合わせていたのだ!」

 

「──災難でしたね、ですがお怪我がなくて良かったです。おそらく先生が遭遇したのは“災厄の狐 ワカモ”キヴォトスでも危険とされている生徒です。」

 

「む!そうだったのか...。だが、フィクサーとして悪は許せぬな!次に会った時は決闘を申し込むとしよう!」

 

「決闘...、こほん。ドンキホーテ先生、今は目的のものを探しましょう。多分この部屋の...、ああ、すぐ近くにありましたね」

 

リン君はそう言って薄い板を当人に渡してきたのだ。見てくれは管理人殿のPDAに似ているが、さらに大きいのである。

 

「それは連邦生徒会長が先生に残した物...シッテムの箱です。普通のタブレットに見えますが、その製造元も、仕組みも...すべてが不明。」

 

「これが目的のものと?」

 

「はい、こちらを使えば今の現状を覆せるはずです。」

 

「うむ!では当人が確認をだな、どれどれ...。これかな?」

 

 

─────────────────────

─────────────────────

 

 

 

『...Connecting To Crate of Shittim...』

 

『システム起動パスワードをご入力ください。』

 

 

(──脳裏に浮かぶ言葉を入力する)

 

 

 

─我々は望む、数々の冒険を。

 

─我々は覚えている、数多の  を。

 

 

 

飢え。私の身体から湧き出る飢え。

そして、全ての眷属の飢えを。

 

私は感じた。

 

 

 

 

 

─────────────────────

─────────────────────

 

 

「先生?大丈夫ですか?体調が優れないならお休みを──」

 

「ああ、心配する程ではありませ──心配はしなくても良い!だが、少し休ませて欲しいのでありまする。」

 

「わかりました。私は部屋の整理をしているので、また声をかけてくださいね。」

 

リン君が心配そうな目をしながら部屋の整理に動く。気を使わせてしまったかな。

でも、その前に、これ。シッテムの箱と言ったか。これと向き合わなければならないようだ。正直、嫌だが。

 

私は、シッテムの箱を机の上に置き、私自身もその瞳を閉じた。

 

 

 

 

 

『シッテムの箱にようこそ、先生。』

『生体認証及び認証書作成のため、メインオペレータシステムを“A.R.O.N.A”に変換します。』

 

 

そう言う声がしてから、私は明るい場所に来た。壁と屋根は大きく吹き抜けており、そこには机と椅子がたくさん。

 

そして、水が床に敷き詰められていた。

 

そう、水だ。

血鬼にとっては恐怖の根幹。本能から拒絶するもの

 

 

「ッ!!!!」

 

 

私は咄嗟に近くにあった机に飛び乗った。まさかこんなものが仕向けられるとは!

 

「これは当人に対しての敵対として見ても良いのか?」

 

机に飛び乗ってから、周りを見渡す。先ほどと同じく沢山の机と椅子。そして椅子に座りながら机に突っ伏す一人の少女。

私は机と机を飛び乗り続け、その少女のすぐ隣の机の上に立った。

 

 

「君、起きたまえ。」

 

「むにゃむにゃ...Zzz...。」

 

「ではフィクサー英雄記の朗読を始めよう。まずは、特色フィクサーである赤い霧から──」

 

「わ、わぁぁ!!」

 

「起きているではないか」

 

「あ、あれ、せ、先生!!来てたのなら言ってくださいよー!」

 

「君が寝ていたのだ。」

 

「えへへ...、ってあれ、どうして机の上に乗ってるんですか!!駄目ですよ!」

 

「下を見るが良い、水が敷き詰められているだろう!私はあれがダメなのだ!」

 

「あ、あれれ、水...。あ、そ、そうでしたか!すみません、先生!次に来る時までに流しときます!!」

 

「すまないが頼むぞ。けほん。そして、君は誰なのだ。」

 

「あ、はい!私はアロナ!シッテムの箱に常駐しているシステム管理者でもあり、メインOSでもあり、先生を支える秘書でもあります!」

 

「うむ。当人は...。うむ。ドンキホーテで良い。キホーテに“高貴な”と言う意味のドンをつけて、ドン・キホーテだ。」

 

「よろしくお願いしますね!ドンキホーテ先生!」

 

 

そこから、アロナと生体認証などの手続きを行い、雑談も交わしながら時間を潰していると。ふとアロナが思い出したように、話を切り替えた。

 

 

「えっと、シッテムの箱に新しいシステムを導入する予定でして、その説明をしておきます!」

 

「うむ!では頼もうではないか!」

 

「はい!その名も人格システムとE.G.Oシステムです!ドンキホーテ先生がご存知の技術を少し改良を施したものになります!」

 

「ふぅぅむ。」

 

「確認してもらった方が早いですね!こちらをどうぞ!」

 

 

アロナは私の前に何かの一覧を出してきた。そこには見覚えのある名前や文字が並んでおり、それを一つずつ読んでいく。

 

そこにはW社やシ協会、センク協会などから、中指などまで、ドンキホーテが都市で管理人と共に抽出した人格などが並んでいた。

 

 

それとは別に

 

 

「これは何なのだ?『ゲヘナ学園 風紀委員会:顧問』とあるが?」

 

「すみません、私にも分からないんです!なので先生と一緒に学んでいけたらなって!」

 

「うむ、それなら共に学んで行こうではないか!」

 

「はい!!」

 

アロナはそう言って満面の笑みを浮かべる。その笑顔は都市ではあり得ないような。かの遊園地ではあり得ない様な笑顔だった。

 

すると、またアロナは思い出したように、机の引き出しの中から何かを取り出した。

 

 

「これも先生に紹介しなければ行けません!」

 

アロナはそう言って、三つの小さな人形の様なものを見せてきた。それはそれぞれが特徴を持つもので、一つは紫色が基調のドレスを着た人形(・・・・・・・・・・)で他の二つはそれぞれ赤いドレスを着た人形(・・・・・・・・・・)神父服を着た人形(・・・・・・・・)だった。

 

 

そして、それらの人形は一人でにこちらを向いたのだ。

 

 

 

 

*1
うちの囚人達がそう。よく混乱した敵に向かって「ハンジョンマンノリンダ」とか「クェットゥルリョラ!」とか「ウワァァァァッ!!」って叩きに行く






ユウカってイシュメールに似てる気がする。
似てないかな。
イッシュッシュ...

風紀委員会の顧問をするドンキホーテはいても良い気がする。
いても良いだろ!
アコにごちゃごちゃ言われるのかなぁ。悲しいねぇ、フィクサー話で返り討ちにしてしまいましょう。

暇があったら、人格ストーリー的な書いちゃおっかなぁー!!

『ムルソー、人格ストーリー書ける?』
「狂ったようだな」

\\ボーーーーン!!//

オリジナル人格のストーリーはいる?

  • いるだろ!!寄り道OK!
  • いーや!寄り道せず本編を進めろ!
  • 更新頻度増やして♡
  • 閲覧用(ガチャ運が悪くなる)
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