ロックマンエグゼ Orchestra   作:そじゅ

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諦めちゃダメだよまりこ先生!(作者)
傍から見たらヤバい大人よ!?(まりこ)
それはそう(作者)


1-14 内緒の話

 

「ぎぬぬぬぬ……」

「ほら!やっぱりあんたの考えは間違ってる!」

  

 バトルの勝敗だけで考えを否定するのはいかがなものか?

 

「ぬぬぬぬ……」

「そんなんじゃせっかくのレアチップが可哀想じゃん!」

 

 今回1回もレアチップなんて使わせてませんが?

 

「ぬぬ……」

『熱斗君、ちょっと言い過ぎだよ』

 

 そんなことないと思うが?

 

「だってそうだろ?」

「……でマス!熱斗君の言う通りでマス!これからは真面目にウイルスバスティングをしてチップを集めるでマス!」

 

 ……うむ、やはり根は真面目だったか。悪いやつの雰囲気は感じなかったからなんか違和感はあったんだよ。

 

「心を入れ替えるでマスから、熱斗君もまたチップを交換してくださいでマス!」

「いいよ!もちろん!ただし……みんなを困らせたんだから、その償いはしなきゃ」

 

 そうだな。ちゃんと自首して……

 

「だからこれからは、なにかみんなの役に立つようなことをしなよ」

 

 ……熱斗お前……俺より大人だな……

 

 ――――――――――――――――――――

 

 その後、無事サーバーは再起動され、WWW演説プログラムとやらは止まった。

 それにしても俺はずっと閉じ込められていたので、今回はあまり助けになれなかったな。

 

「おめえもなかなかやるじゃねえか」

「まったくデカオ君は……『なかなか』じゃなくて『かなり』でしょ?」

「ま、まぁなー」

「いいよ、どっちだって。ロックマンおつかれ!」

『うん!でも疲れてちゃダメだよ!まだ授業があるんだから!』

「げぇ〜……サーバー直すんじゃなかった〜」

「ハハハ、でも本当に頑張ったな熱斗、ロックマン」

「……へへ、なんか永愛に褒められるとくすぐったいぜ」

 

 そんなこんなで解決解決っと!

 授業も順調に進み、放課後となった。

 

「さて俺らも帰るか」

『ああ。そういえば今日はメトロラインの開通とかで路挑先生が一時帰宅できるそうだぞ』

「マジか。じゃあ夕飯少し豪華にした方がいいかな?シューねぇに連絡しておこう」

『了解だ。メールを送っておく』

 

 下駄箱の方まで歩きながらそんな話をオケストラとしていたところ。

 

「永愛君!」

「ん?まりこ先生?」

「ま、まりこって……もう永愛君ったら!」

 

 いや、嬉しそうですね。

 

「今日のお礼をちゃんと言えてなかったと思って」

「お礼ったって、今日は俺あんまり役に立ってませんよ?」

「そんなことないわ!一緒にいてくれて……すごく安心したんだから」

 

 まぁ、確かにあんなところに一人で縛られて閉じ込められるって、相当怖いとは思う。それにまりこ先生は女性だしな、何をされるかわかったもんじゃない。

 

「だから、ありがとう」

「……いえ、まりこ先生が無事なことが1番嬉しいですよ」

「……で、そのね?こんなこと生徒に言うのは良くないことだってわかってるんだけど……」

『永愛、学校の前に舟子がきたぞ』

「え?」

 

 オケストラに言われて学校の出入口の方へ顔を向けるとシューねぇがこちらに走ってきていた。

 

「永愛!」

「わぷっ」

 

 そして急に抱きつかれた。なんだなんだ?

 

「永愛!無事!?何も怪我はない!?」

「何もないが?どした?」

「オケストラが今日小学校であったこと教えてくれたの!」

 

 おいおい……解決したんだから余計なこと言って心配かけるなよなオケストラ。

 

『PETが奪われた時に連絡したんだ』

「お前はナチュラルに俺の心を読むなよ」

「でも無事ならよかったぁ……」

「とりあえず離そうか、シューねぇ」

「あっ……ごめんなさい!」

 

 急に恥ずかしくなったのかシュバッと音がなりそうなほど素早く離れるシューねぇ。危ないなぁもう。

 

「ほら今日は父さんが帰ってくるらしいから、夕飯をちょっと豪華にしよう」

「うんうん!オケストラから聞いたよ!じゃあ一緒に買い物行きましょ!先に外行って待ってるね!」

「はいはい……ごめんなさいまりこ先生、会話遮っちゃって」

「……いえ、いいのよ。ちなみにさっきの子は?」

「ああ、ウチに一緒に住んでる城戸舟子さん。父さんが身寄りのなかったシューねぇをうちに住まわせてるんだ。ったく、自分はあまり家にいないくせに」

「……そ、そう」

 

 ん?まりこ先生、なんか俯いちゃったけど……

 

「で、さっきなんて言おうとしてたんですか?」

「い、いいのよ!本当にありがとうって言いたかっただけだから!」

「え?なんか言いづらそうにしてたみたいですけど」

「そんなことないわ!……ホントよ」

 

 ふむ……

 

「まりこ先生」

「なにかしら?」

「俺には立場的に偉そうなこと言えないけど。大人としてとか、教師としてとか、考えないといけないことがいっぱいあるかもしれない。それ引っ括めて全部まりこ先生なんだから、時には吐き出しちゃっていいんです、特に俺には」

「永愛君……」

「今日なんてまりこ先生の……いろんなとこ見ちゃったし、今更ですよ!」

「ちょ!忘れてって言ったじゃない!」

「あっやべ。じゃ先生さようなら!」

「待ちなさい!」

 

 いやいや、中身大人ですから。美人のあんな格好忘れられません!

 

『なにがあったんだ?』

「内緒!」

 

(まったくもう、永愛君ったら……舟子ちゃんを見て萎縮したけど、そんなこと言うなら遠慮しないわよ!)

 




こんな感じでどうでしょう?
まりこ先生は大人の女性枠として書こうとしたらこうなっちゃいました。
教師という立場でもこんなんなら、他の大人枠の人達……どーなっちゃうん?

次回メトロライン編
ゆっくり書いていきます。これから(((

アンケートのご回答ありがとうございました。
集計完了とし、先生たちふたりの運命が決定しました。
早速反映されていきます。

また、評価・感想とても嬉しいです!
「この人は登場しますか?」「こんな展開だったら面白そう!」「これってどういう風になるんだろう?」等等、感想・質問を書いてくださるととても励みになるので、余裕があればよろしくお願いしますm(__)m
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