1-1 感動の再会?
キーンコーンカーンコーン♪
入院してた頃は病院で、退院した後も自宅に教師を呼んでもらっていたので、チャイムの音なんて久々に聞いた。
というか、アメロッパの学校ってチャイムあったのかな?あっても違う音だったりして
「はぁい、じゃあ転校生君入ってきてくださーい」
妙に間延びした声で教室に入るように促された。
今日から担任教師として授業をしてくださる
しかし若い先生だったなぁ、大人だが可愛い系というか、ここまで案内してくれた時もフレンドリーに接してくれた。会ってまだ数分だがとても良い先生だと思う。
「永愛、どうした?入らないのか?」
「おっと…ありがとうオケストラ。人付き合いは初対面が肝心だからな」
頬を両手でバチンッと叩いて気合いを入れ直す。
よし!いざっ!
「こ、こんばんわ〜……あ」
今は午前9時である。
(し、しまったぁ!なんちゅうテンプレ的ミスを!)
「こんばんはだってよ!アメロッパ式ってやつか!?」
「やめなさいよデカオ君、きっと緊張してるのよ」
デカオと呼ばれた図体の大きい生徒にすぐさま弄られてしまった。
ただ、少し茶化しただけで、陥れるとかそんな空気感は感じない。おデコが広く、他の生徒と比べると一回り小さな生徒に宥められすぐに弄るのをやめてくれた。温かいクラスのようで安心した。
ふと教壇の目の前の席を見ると、目を丸くして涙を浮かべている女の子がいた。とても見覚えがある。
「……メイル、か?」
「……うん!そうだよ永愛!本当にまた会えてよかった!」
急に立ち上がり勢いよく飛びついてきた幼なじみ『
意識が戻ったあとはインターネットを通じてよく通話はしていたが、実際に会うのは4年ぶりだ。
「うお!?メイルちゃん!?おいてめぇ!メイルちゃんのなんなんだよ!?」
思春期だねぇデカオ君。
さて、たしかに自己紹介もせず急に現れた男が白昼堂々みんなの前で可愛い女の子に抱きつかれている……なんて、結構ヤバい
「メイル。自己紹介するから積もる話は後でな」
「うん!」
よし、さっきは失敗したが今度こそ!
「今日からここでみんなと一緒にお世話になるあんd「やべー!!遅刻したぁ!!!」……あんどぅ……」
……厄日か?
「光くん!遅刻もそうですが、今転校生の紹介をしているところですよ!静かに入ってきなさい!」
「うへ!?転校生?それは……え?」
「……うん、まぁ、その、久しぶりだな熱斗」
遅刻して教室に飛び込んできたのはもう1人の幼なじみ
うん、とりあえずちゃんと自己紹介させて?他の生徒はみんな目が点になってるから。いやメイルは何故かニコニコしてるし、デカオ君はプンスカしてるけど。
――――――――――――――――――――
あの後、無事(?)自己紹介を終えた。
本来は1個上の6年生になるはずだったが、1年間意識が戻らず入院してたせいで5年生として通うことになった。小学校で留年とか、特例とはいえ少し落ち込むぜ。
「永愛!なんで秋原町に帰ってくること黙ってたんだよ!」
「そりゃあ熱斗を驚かせるために決まってるじゃないか」
「もう!変わらず悪趣味なんだからっ!」
「悪い悪い」
「メイルも知ってたなら教えてくれよ!」
「ごめんごめん、熱斗も知ってるんだと思って」
まぁ、わざとメイルだけに知らせといたからな。
「でも、本当にまた会えてよかった」
「何回同じ話するんだよー。大丈夫だって。これからはまた一緒に遊べるさ」
「「うん!」」
「……おや?たしかデカオ君だったかな?」
幼なじみとの懐かしトークをしていると、いかにもガキ大将ですと言わんばかりの図体なデカオ君が近寄ってきた。
これはあれか?転校生あるあるの質問攻めってやつか!?よっし、ばっちこいっ!
「安堂って言ったな!メイルちゃんとそんな親しくしやがって……勝負だ!」
……おいおい、歓迎ってそっちの意味でやったらダメじゃん
基本シナリオはゲーム軸です。
物語が進むまで少しお待ちください。
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