ロックマンエグゼ Orchestra   作:そじゅ

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ガッツマンが1番苦手なタイプまである(永愛)


1-4 クラスの仲間入りできたかな?

 

 

「くそぅ……俺様とガッツマンが負けるなんて……」

「いや、正直危ない場面はたくさんあったよ。特にガッツハンマーだったかな?こっちの移動を制限させられたのはヒヤッとした」

「安堂……あんなに突っかかった俺にそんな優しく……あ、兄貴と呼ばせてくれ!」

「う、うん?なんかチョロくないか?デカオ君」

「デカオ君なんて他人行儀じゃなくて、デカオって呼び捨てで呼んでくれ!」

「お、おう……おぅ?」

 

 なんかわからんが弟分ができてしまった。大丈夫なんだろうか?

 

「まぁデカオは前からこんなヤツだから、気にすんなよ永愛!」

「そ、そうか。まぁなんでもいいんだけどさ」

「それより永愛強いんだな!俺ともネットバトルしてくれよ!」

「ちょっと熱斗!今バトル終わったばっかなんだから永愛も疲れてるでしょ!?」

「え?でも相手はデカオだぜ?」

「どういう意味だ熱斗コラ」

 

 なんかデカオ君、もといデカオは割と周りから過小評価気味なのかな?

 

「いやいや、熱斗。デカオは強かったよ。特に俺とオケストラは設置系の戦術が多めだし、オーバーチュアのせいで動ける場所も少なくなる。そんな中ブレイク性能を持った攻撃やパネル破壊なんかは弱点になりやすいから、マジな話でガッツマンは天敵だったかもな」

「「「え?」」」

 

 え?

 熱斗はわからんでもないけど、メイルとやいとちゃんまで驚く?

 

「うおおおおお!兄貴いいいい!そんな褒められたら俺えええええ」

「そ、そっか……そういう見方があるのか」

「勉強になるね」

「視野が広いのか、心が広いのか」

 

 褒められ慣れてなさそうなデカオはともかく。

 要は使いようだからな、この攻撃方法はこうすれば強い!みたいなのなんていくらでもあるさ。

 

「おっと、プラグアウトしなきゃな」

 

 プラグアウトっと

 

「お疲れ様、オケストラ」

「ああ、永愛もお疲れ様。指示も的確だった」

 

「お疲れ様だぜ、ガッツマン」

「うぅぅ……デカオ様……負けたでガス……ごめんでガス……」

「いいんだ。今回は負けたがお前が強いことをみんなに見せれた!1歩ずつ前進だ!」

「……頑張るでガッツ!」

 

 なんか急に大人になったなぁデカオ。

 でもまぁこれで、クラスの一員として認められたかな?

 

「で、なんでデカオ君は永愛君に喧嘩売ってたんだっけ?」

「「「あ」」」

「……兄貴!メイルちゃんとどういう関係なんだよ!」

 

 戻ってくるんかいっ!やいとちゃんも掘り返さないでよ!

 

 ――――――――――――――――――――

 

 転校初日の学校はなんとか終了した。

 なかなかにハードというか、小学生は元気だねぇ〜……俺も今は小学生なんだから頑張ってついて行こう。

 

「ただいまー」

「おかえり永愛!ご飯できてるよ!」

「ありがとうシューねえ、でもまだ早くないか?」

「「おかえりとあにー!」」

「おー、ただいまあつほ、たいち」

 

 わかる、わかるぞ読者諸君。なんでここにこの人がいるのか、だろう?

 俺が一番びっくりだよ、なんで年頃の女の子と一緒に暮らせてるんだこの世界、誰に話しかけてるんだ俺は。

 

 秋原町に戻った頃まで話は遡る。

 なんてことはない。いや、本人にとっては一大事なんだが……

 家具をそろえるためにデンサンシティまで父さんと買い物に行って、あらかた買い物は終わったので夕食を~って時に絡まれてた女の子がいたわけだ。

 見過ごせないと思い間に入ったんだが……これがナンパとかならまだよかったんだけど、どうやら顔色が悪くて心配した人が声をかけてただけだったらしい。

 うん、それならいいんだ。でもそれじゃ終わらない。どうもネガティブ志向が強すぎてこっちの話をまともに聞けないっていう、よくわからん状況で~……

 

「どうしたの永愛?私の顔になんかついてる?」

「いや、初めて会った時のこと思い出して」

「あ、いや、あの時は、本当に!ごめん!忘れて!」

 

 結局声をかけてくれていた優しいお兄さんたちは用事で離れなきゃいけないってことで、巻き込まれた俺たちが面倒を見ることになった。

 そんでもって顔色が悪い理由もいろいろとね……親はいないらしいし、双子の弟たちを育てるためにバイトしながら家計をやりくり……年齢は13歳らしい、どうなってんだこの世界!

 結局人のいい父さんがウチに来るように言ったと。いや、父さん?ここに年頃の男の子がいますよ?あ、小学生だから大丈夫?そうですか。

 というわけで、なぜか家にいる城戸舟子(きど しゅうこ)さんです。俺含め年下組はシューねえとかシューねえさんとかって呼ぶ。

 

「父さんは?」

「まだ帰ってきてないよ。今日は遅くなるって言ってたから先に寝ちゃってもいいって」

「りょーかい」

 

 俺がこっちに帰ってこれた理由でもあるのだが、父さんはアメロッパで仕事を終えて日本の科学省に戻ることになった。

 どんな仕事をしてるのかは実はいまいちよくわかっていないのだが、日本に帰って祐一朗さんとまた一緒に研究できることが嬉しそうだった。

 

 弟分ができたり、姉ができたり、この世界はいろいろ現実味のないことがいっぱいあるなぁ。

 みんなが幸せならいいんだけどさ。




デカオはチョロい
シューねぇはなぜいる?

ヒロイン化するならどっち?

  • まりこ先生との禁断の恋…!
  • ゆりこ先生とのいちゃらぶでしょ
  • まりこ・ゆりこの双子セットで!
  • 先生たちとの恋愛はちょっと…
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