今回は約3000字ほどあります。そして二部構成です。
最初は『パンティー』っていうコメディです。倉本さん書きやすいんですよ。はい。今度は白浜さんを書きたいものです。
で、二つ目が『その後の二人』っていう題名です。これがいい話にしております。この話を書いてるとここまで頑張ってよかったぁって思いますね。
試合が終わり、体育館にいた人たちが次々と出て行く。予想以上の人が見に来てくれた。それが俺は一番嬉しい。
試合が終わると白浜と倉本が俺の所に来た。
「柚子木くん!勝ちましたね!かっこよかったです!あのダンク」
「そうだろ?頑張ったんだよ、お前らに見せるために!どうだった?倉本」
「……ちっ、調子に乗りおって、愚民なのに無駄にかっこよくて悔しい」
ぬははははっ!これが勝者の悦びだ!ざまぁみろ!倉本が何も言い返せないゾォ〜。
すると、倉本はよほど悔しかったらしく、俺の胸の所にドロップキックをかました。
「痛い!せめてやるなら上履き脱いでからやってよ!」
そういえばよくよく考えてみると俺はよく倉本に蹴られる。しかも、一回ごとに当たる所が上がっているような気が……。
最初は俺の男として大事な所で、二回目でみぞおち、今回で胸元。
次は顔か?
とすると、これは最高だな!
そう、パンツが見えるからだ!
アイラブパンティー!
俺は下心ある目で倉本を見た。
「何だ?まさか、もう一度蹴られたいとでも?」
俺はコクコクとうなづく。すると、倉本はドン引きであった。
「さすがにそれは引く。ネタで言ったのだが」
そうだよね。そうなるよね。いきなり言われたら嫌だよね。でも、俺は顔面蹴られたいんだよ!読者のみなさんにサービスシーンをお見せしたいんだよ!
という目的が本来の目的ではなく、本当は俺の目の保養のため。現役JKのパンティーを見れるなら本望です!
「出来れば顔面蹴って」
「は?」
「いや、顔面を蹴って」
すると、倉本はあっさりと答えた。
「無理だ」
何でぇぇぇ?何でなのぉぉぉぉ?何で俺だけいつもこうなの?せめてパンティー見せてよ!もうR-18とか諦めたから!せめてパンティー見せてよ!
「だって、届かないだろう。私背が小さいからお前の顔面に届かない」
あっ、そうか。そうだよね。普通に考えればね。
俺はそれを聞くと、今までの俺の言動が急に恥ずかしくなった。
うわぁ〜、俺って醜い!非常に醜すぎて恥ずかしい!かぁ、耳の先まで赤くなりそう。
が、俺はまだ諦めてない。醜いと知りつつもやる!それが柚子木光牙だ!
俺は膝を曲げた。もちろん顔はスカートの中を覗く事が出来るように。
そして、俺は晴れ晴れしい気持ちでこう言った。
「さぁ、踏みたまえ。僕の顔面を」
「ほう、それなら踏ませてもらおうか!」
倉本は力一杯俺を踏んだ。俺はその時、色々な意味で目覚めそうだった。
そして、目の前にはあるものを見た。それはとても
パパパパパパンティー!パンティーだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!俺の目の前にパンティーがある!現役JKのパンティーがあるぞぉぉっ!
嘘かもしれない。夢かもしれないと思った俺は自分のほっぺを引きちぎれる限界まで引っ張った。
が、そこにはパンティーがある!
パパパパパパンティー!嘘じゃない!夢じゃない!パンティーだ!
そのパンティーは可愛らしいピンク色をしていた。
あの倉本がピンク色のパンティー。さいこぉぉぉぉぉぉうっ!生きててよかったぁぁぁ!
俺は踏まれたせいと、もう一つの理由のせいで鼻血がブハッと吹き出した。
すると、倉本は驚いた。
「なっ、こいつ鼻血をこんなに……まさか!」
ああ、やべぇよ。バレちゃったよ。第二段階の『触る』にはいけなかったよ。
でも、まぁ、見れたしいいか。うん。死ねる。
「そうか、愚民よ。私のを見たと」
「おう、見たさ。お前のピンク色のパンティーを」
「ほう、最後に言い残す言葉は?」
「最高でした。可愛かったです。出来れば今度は白色をリクエストしとくよ」
「そうか、じゃぁ、その時までに生きている事が出来れば見せてやろう。その前にまず、お前をピンク、いや、赤色にしてやるから」
そして、俺は倉本にコテンパンにされた。結局、俺の一日目は保健室にずっといました。もちろん、白浜の介護付き。
やべぇ、文化祭。最高!
俺が悲鳴をあげてから少し経って
多田森は教室に戻ろうとした轟を呼び止めた。
「轟くん!」
轟は足を止めた。
多田森は俺たちの力を借りて試合に勝つ事が出来た。でも、今は、俺たちの力を借りてはならない。自分一人でどうにかしなければならない。それは彼自身の問題。轟を引き離そうが、引き戻そうが本人の意思。それを自分の力で実現する事が多田森の新たな力となる。
「轟あのね、聞いて欲しい事があるんだ!」
「何だよ。今さら、俺は止め」
「止めないでよ!バスケを!」
「何言ってんだよ。俺はもうバスケをやってねぇから」
「違う!バスケを好きになるのを止めないでよ!」
「……」
「だって轟くんは言ってくれたよね、僕と二人だけの時、頑張って部員増やそうって。それはやりたいとかそういう問題の前に、好きだからでしょ?もっと他の人にバスケをやってほしいからでしょ?バスケの楽しさを実感してほしいから言ったんでしょ?」
「俺は、バスケなんか好きじゃ」
「嘘だ!だって轟くんがバスケしてる時、すごい楽しそうだったもん!それを見てる僕はすごい嬉しかった!久しぶりにバスケしてるんだ、轟くんがバスケで笑ってるって思えたのが嬉しかった!いや、僕だけじゃない!観客の人たちも、僕たちのバスケを楽しそうに見てた。他の人たちがそう思えるって事は轟くんがバスケ好きだからだよ!」
すると、轟は何かが吹っ切れたように言いたい事を全部言い出した。
「多田森!お前は、何も分かってねぇ!」
「えっ?」
「お前は将来ぜってぇ大きくなる!バスケの選手としてすげぇ存在になる!だから、俺はお前をこのままじゃいけないって思った!俺だってバスケしてぇよ!でも、お前は俺の大切な友達なんだよ!だから、将来のために」
「そんなの絶対に嫌だ!」
「嫌って……」
「僕はGHBの人たちに、柚子木くんに教えてもらったんだ!『今楽しむ』って!だって僕たちの最初で最後の高校だよ?楽しまないでどうするんだよ!僕みたいな奴でも青春したいよ!」
「馬鹿野郎!将来を無くす気かよ!そんなん絶対、後悔するぞ!」
「やらずに後悔するよりやって後悔するんだ‼︎僕は轟くんとバスケがしたいんだ!それが僕にとって一番楽しい事なんだ!」
轟はもう、何も言わなかった。何故言わなかったのだろうか。でも、轟は歯をくいしばって我慢していた。
嬉しかった、友に、そして自分が裏切った人にそんな事を言われるなんて。
轟は振り返った。もう、多田森は見なかった。
「アホらしいんだよ。わざわざ試合までしてさ、本当にてめぇはバカだな」
「……ごめん」
「明後日朝、体育館来いよ。文化祭の特別休みだろ?ここまで言っといて来ないとかマジで殺すぞ」
「えっ?それって」
「うるせぇなぁ。バスケやるんだろ?」
「うん!」
こうして、1日目はいい感じで終わりました。
ちなみに、明日は2日目で、ココを連れてくるのか。なんか、ありそうで嫌だなぁ。大丈夫かなぁ。