今回はお家でぬくぬくとしている様を書いてます。
「ただいマンモスるめいカンチョー」
家に帰って来た。ココが奥の方から出てくる。うん。いつ見ても獣耳の女の子のエプロン姿は目の保養になるな。サイッコウッ‼︎
「お帰りなさいですぅ〜。お風呂沸いてますよ。お夕食もできてます」
すると、リビングの方からある人がひょこっと顔を出した。光である。
「それともワ・タ・シ♡?」
「あっ、ババァ」
その瞬間、光は俺に全力のドロップキックをした。……超、イテェ。
光は怒り気味に「なんか言った?」と俺に聞いた。
「いや、何でもない」
そんな光景を間近で見ていたココの顎は驚きすぎて外れそうである。
まぁ、実家ではよくある光景だよ。
「まぁ、風呂にするわ」
俺は階段を上がり自室に入った。そこで寝巻きに着替えて風呂場に行く。そこで服を脱いだ。
シャワーを浴びて体を洗い、風呂に入る。
風呂に浸かり、疲れた体を癒す。湯気が風呂場に充満し、窓では秋の空気に触れた湯気が結露する。
「もう、出よっかな」
俺は風呂を出た。そして服を着てリビングに行く。
光はテレビの前でくつろいでいた。会社で疲れたのだろうか。でも、息子の家に来てくつろぐのはやめてほしいものだが。
すると、ココがテーブルに鍋を出してきた。
「光牙様〜、光様〜お鍋が出来ましたよ〜」
鍋の
そう、ココが得意とする料理は『サラダ』『寄せ鍋』『目玉焼き』などほぼ初心者でも出来るようなものである。
まぁ、それほど下手くそと思っていただけたらいいだろう。
光は鍋から好きなだけ具材取り皿に入れてポン酢をかけた。
俺とココもポン酢派である。
「みんなポン酢派なんですね」
「俺はもともとポン酢派」
「私は気分」
「じゃぁ、目玉焼きは何派ですか?」
ココがそう聞くと俺と光は揃ってこう言った。
「醤油だろ」
「醤油よね」
「あっ、私も醤油です」
……何なんだ?何か妙に気があうぞ。
「夏に行きたいのは山?海?」
「山ですね」
「山でしょ」
「試合観戦。見るなら野球?サッカー?」
「サッカーですね」
「サッカー」
「犬派?猫派?」
「犬ですね」
「犬よ」
……めちゃめちゃ気が合うんですけど。俺も今んとこ全部一緒だわ。
……ってそうじゃなぁぁぁぁいッ‼︎‼︎
俺は光を指差した。
「何でいるんだよ!」
「何でって愛する我が子を見に来たの」
「じゃぁ、飯食わずに帰れぃ‼︎」
「嫌よ。お腹すいたんだもん」
「俺の飯が無くなるだろうが!ファックッ!」
「こんな美味しいそうなご飯があるんだから食べたくなるわよ。食べさせないとかひどいわよ。ヨダレ出すぎて死んじゃうわよ」
光がそう言うとココは感涙に
「ううっ、私のご飯を美味しいと言ってくれるなんてっ。嬉しいです。もう何も残す事はありません。死ねます。もう死んでますけど」
そう、光の凄い所。それは彼女は
彼女の会社はこの方法で成り立った。人心掌握術で彼女の右に出るものはいない。
「光牙様。今日ぐらいは光様がいてもいいじゃありませんか。こんないい人がお母様だなんて光牙様はお幸せですね!」
「んまぁ、別にいいけど。飯は多めに作ってね」
光は「やったー」と言いながら喜んだ。
彼女の人心掌握術の事を彼女自身は気づいていない。無意識にしているのだ。だから、怖い。
そんな事もありながら楽しく夕食を食べた。
「ああ、めっちゃ食ったわ」
お腹いっぱいになった俺はソファに寝そべる。すると、テレビにある人が出ていた。
「はい、では次のニュースです。桜木コーポレーションが主催の『少年少女理化学研究コンテスト』。このコンテストは今では世界に名を轟かしている若手科学者が
あっ、桜木コーポレーションって、光の会社じゃねぇか。こんなんもやってたんだな。
「で、このコンテストで、今、期待を一気に集めている人がいます。その名が『蕗見弥生』さんです」
あれ?こいつって確か幼乃の姉で三竦みの一人の弥生じゃねぇか。
……このコンテスト出るんだ。