こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

明日から木曜ぐらいまで更新できないかもしれません!


俺にも色々な事情がある

俺にとって白浜は俺の高校生活の中での最高のヒロインである。笑顔絶やさない子で、自分の意見を率直に言う。だから、誰も彼女を疑わない。みんな彼女を信用する。

 

そんな彼女の周りには当然のように人が集まる。俺はそんな彼女を何処かで羨ましいのかもしれない。

 

中学の頃はほぼ一匹狼だった俺にも手を差し伸べてくれた奴がいた。そいつはもう病気で死んでこの世にはいない。

 

そいつは生徒会長だった。みんなから人気のある生徒会長。彼女もまた何か人を引き寄せる所があったのかもしれない。俺は彼女に惹かれた。

 

でも、彼女は重い病を患っていた。みんな、気づかなかった。そして、彼女は亡くなってしまった。

 

俺はそんな彼女が初恋の人だった。でも、今考えてみれば違うのかもしれない。

 

ラブではなくライクなのではないか?

 

俺は引き寄せられたただの雑魚。そんな俺が主役と同じ立場に立つのは望ましくない。

 

一匹狼が群れに属せばみんなからは奇怪な目で見られる。それが俺には苦痛に感じられた。

 

だから、それを和らげるためにそんな感情をもっていたのかもしれない。

 

俺が『考える人』のようにジッと固まって考えていると、北瀬が机の下で足を蹴ってきた。

 

「おい、お前どうした?さっきから黙って」

 

「ん?いや、少し考えてただけ」

 

「まさか、白浜ちゃんのエッチなシーンを脳内に浮かばせてウヘウヘと妄想してただなんて事は……」

 

「んなわけねぇだろ。それより、お前ははよ話を進めろ。それか湯島の妄想でもしてろ」

 

「断然、湯島の妄想の方が利益ある」

 

「うん。言うと思った。ごめん。やっぱ話せ」

 

「……いや、俺話したよ。お前に」

 

「いや、嘘つけ。俺一言も聞いてないぞ」

 

「聞いてないのが悪いだろ。まぁ、いいや。とにかく話してほしい事は?」

 

「全部。幼乃の事全部」

 

「えっ?知ってる事と言ったらエロい事ばっかだぞ?いいのか?バストのサイズ言っちゃうぞ。AAだぞ」

 

「言っちゃってるじゃねぇか。ってかよく分かったな」

 

「ああ、俺の特技が『女の子のバストのサイズを当てる』事だから。ちなみに今まで後書きに書いてた人物紹介の女の子のバストは俺の推測だぞ」

 

「えっ?当たってるの?」

 

「成功率99%だから。俺の目に狂いはない。だから、俺に感謝しろ。俺がいなかったらバストのサイズ分からなかったんだぞ!」

 

……うわ、キモいわ。結構引いた。

 

俺と北瀬が下心満載の話を展開してたら北瀬は俺の背後に目を向けて「あっ」と声を上げた。俺は後ろを振り返る。そこにいたのは弥生である。弥生は俺たちの話を聞いていた。そして笑いながら俺の席の隣に座った。

 

弥生が通ると多くの人が弥生を見る。弥生は学園屈指の美女で、新聞部が一年に一回出す『学園美女美男ランキング』堂々のトップ10入り。

 

と北瀬から聞いた。

 

弥生は「一緒してもいい?」と優しい声で聞いた。北瀬はにやけながら「いいですよ」と返答する。

 

俺と北瀬は弥生に聞こえないように小声で話し合った。

 

「なんで弥生を居させるんだよ」

 

「いや、直接本人に聞いた方がいいだろ」

 

「馬鹿か?俺はそんな勇気ない。ってか、どうせそんな事言っておきながら本当は目の保養のためだろ?」

 

北瀬はコクッと頷いた。

 

「お前、後で締める」

 

「えっ?マジで?」

 

「マジで。どうにかしたかったらこの場を切り抜けろ。んでもって、幼乃の事を聞け。さりげなく」

 

「俺が?柚子木、お前がやれよ」

 

「やだよ。なんで俺が?お前が引きつけたんだろ?」

 

「え?俺無理無理。弥生ちゃん身体エロすぎて鼻血吹く」

 

「俺が血反吐(ちへど)吐かせてやろうか?」

 

「オッケー、やる気出た」

 

……そう、弥生を(あなど)ってはいけない。彼女はあくまでも三竦みのうちの一人。

 

つまり、俺らは生徒最強トップ3の一人を相手にしないといけない。

 

……エネルギーめちゃくちゃ削れそう。

 

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