こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!

驚き、豆の木、山椒の木〜のGヘッドです。えー、いつもぶっちゃけ本番で何も考えずに書いているのでたまに予想とぶれぶれになる時があります。無計画で行っております。



三竦みと犬猿の仲

 柚子木と門川VS生徒会

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

 ……ヤバい。この雰囲気凄くピリピリしてる。電撃走ってるよ。部費の交渉だけでこんなにピリピリするものなの?なんかここにいるだけで空気に押し潰されそう。息苦しい。

 

 俺は門川が駄々をこねてあそこまで嫌と言うのも分かる気がした。この雰囲気は誰も耐えられない。

 

 

 

 ーー遡ることほんのちょっと。だけどそんなちょっとじゃない。例えば鉛筆の長さ以上、ビルの高さ以下。とかまぁそんな感じ。でももうちょっと詳しく°$+々#÷☆*|^:………………ーー

 

「やあ、門川春之……いや、ガリレオくん。久しいね。いつぶりだろう?」

 

「ほざけ。さっさとそこに座れ、清戸」

 

「呼び捨てとは、随分馴れ馴れしいね。ん?君は確か柚子木くん、だっけ?」

 

「はい。そうっすけど」

 

「ああ君がこの前、事件を起こした生徒だね。いや〜あの時は驚いたよ。このガリレオくんが生徒会室に来て、力をかしてくれっていうからね」

 

 先輩が?てっきり俺は先輩の大人力で助けられたとばかり思っていたが。どういうことなのであろうか。

 

「あのね。ガリレオくん一人じゃ先生達の説得は流石に無理だったんだろうね。だから三竦みの僕にお願いに来たんだよ」

 

 三竦み?何であろうか。

 

「ああ、まだ知らないのか。この学校には代々三竦みがいるんだよ。この学校を束ねて導く三竦みがね。条件は高三である事だけ。あと、指名制なんだよ。前の三竦みの人が指名したらその人がなるんだ。しかも強制でね。ちなみに僕とそこのガリレオくんも三竦みだよ」

 

「おい、喋りすぎだ。本題に入るぞ」

 

「そう怒らなくてもいいじゃないか。法前。資料を」

 

 清戸はそう言うと後ろの男子生徒から資料らしきものを貰う。

 

「う〜ん。やっぱり考えてみたけどあれぐらいが最大だから、もう増やせないよ?」

 

「ふざけんな。去年余った分を今年に入れる約束だろ?」

 

「入れたいのは山々なんだけど、こっちもお金がなくてね」

 

「それはお前らの責任だろう」

 

「痛い所つくね〜。やっぱりガリレオくんは苦手だなぁ」

 

「それは俺も同感だ」

 

 二人の間に火花が飛びまくる。

 ……怖ぇぇぇ。何これ?こんなヤバいの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とにかく、生徒会はもうGHBには部費を出せない。そう決めた。失礼するよ」

 

 そう言うと清戸達生徒会の人達は部室から出た。

 

 空気が一気に軽くなり、緊張が解ける。

 

「……うや……」

 

「え?何すか?」

 

 俺は聞こえなかったので耳を近づける。

 

「もう嫌ダァァァァァ〜。あいつとはもう絶対に合わない。ぜぇったい!ぜぇったい!ぜぇったいニィィィ‼︎」

 

 門川は縛られていた鎖が切れたかのように叫びだした!ってかうるさいな!

 

「もう、いやダァ。だ〜いきらい!」

 

「ちょっ、先輩!聞こえますって」

 

 俺がそういうとはっ!と我に返ったかのように静かになる。

 

「すまん。少々ストレスが……」

 

 いや〜、少々どころじゃありませんでしたよ。相当、心に負担がかかってたんでしょう。

 

「先輩ってなんか以外に凄かったんすね。三竦みでしたっけ?見直しました」

 

「当たりめぇだ!」

 

 あんな赤ちゃんみたいな駄々を見たら、そんなこと言われてもカッコイイって思えない。

 

「それよりどうするんですか?部費」

 

「ああ、忘れてたわ」

 

 せい、せいせいせい!本題ですよ?忘れちゃいけない!

 

「ってか、何に使うんですか?」

 

「まあ、俺の漫画代」

 

 死ね!部費を私用で使う奴は死ね!

 

「嘘だ、嘘。まぁ、バッチとかに大体は消えるな」

 

「え?このバッチですか?」

 

「ああ、それオーダーメイドだから。ちなみに一個、五万はするな」

 

 え?五万?この小ちゃいバッチで五万?そこらの駄菓子屋で売ってそうなのに?ボッタクリだよ!……大事にしよう。

 

「どうしようか、部費。もう俺、交渉やだよ」

 

「いや、部長が責任放棄するな」

 

「現実逃避です!」

 

「いい感じにその言葉使うなよ‼︎」

 

 クソヒモ人間め!交渉とか言っててカッケェ〜と思ったけど今ので一気にカッコイイメーターガタ落ちだぞ!

 

「そうだ!お前が行ってこい!まだ今なら間に合うぞ!」

 

「いや、俺耐えられないッス。あの空気」

 

「お前なら大丈夫だ。うん!」

 

「他人事で言うなよ!」

 

「まあ、とにかく俺はヤダからもう帰るね。後は任せた!」

 

 門川はそう言うと本当に帰った!

 

 

 

 

 えっ?本気であの人帰っちゃったよ。俺しかいないじゃん。交渉する人。

 

 

 

 …………おいおい、まじかよ。俺が交渉?やっぱり俺がやる羽目になるの?(はい!そうです!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は!ヒステリックな清戸娯楽さんです〜


清戸 娯楽 高三/生徒会長
きよど ごらく

身体/身長は176と普通。体重60と筋肉質。
身体能力が非常にいい。

性格/ヤラシイ人。門川と似ていてズル賢い。門川がガリレオなら、彼はカエサル。

悩み/この学校をもっとよくしたい!という一番解決が難しい悩み。

過去/柚子木くんと過去に何かあったらしい。柚子木本人はまだ分かっていない。
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