今回は急展開ですね。
墓石には神様がいた。この神様は神社で
神様は俺たち三人を見るとまたため息を吐いた。面倒クセェとでも言いたげな目でこっちを見る。
「なんじゃ?この儂を呼び出すのならもっとちゃんとした格好をしてから呼び出せ。儂は寝ていたんじゃ」
「す、すいません……」
「まぁ、いい。それより何故儂を呼び出した?」
神様は超上から目線で質問をする。もちろんイラッときたが、ここで怒るとココの事を聞く事が出来ないかもしれない。
神様は豪華な扇子を仰ぐ。ギラギラとした光が目に入る。見せつけているかのようであった。
「その、ココって奴を知っていますか?」
「ココ?誰じゃ?」
「えっと……き、狐耳をしていて狐の尻尾もついた豊乳の女の子です」
「ああ、佳代の事か?」
「そうっす」
神様は俺をジロッと見た。足元から頭の先まで見調べるように俺を見た。
「ほう、じゃぁ、佳代の言っておった柚子木光牙か?」
「そうですけど、コ……佳代さんが言ってたんですか?俺の事をあなたに?」
「ああ、そうじゃ。夏に佳代に会いに行った時にお前の話を聞いたぞ。それに出雲の時、佳代はずっとお前の事を心配していた」
「えっ?出雲?どういう事ですか?」
「ん?なんじゃ、知らぬのか?佳代は儂の部下じゃ。役割は儂が
……えっ?どういう事?今、俺にはある言葉が聞こえてきたんだが……。
記憶を消した?ココの記憶を消しただと?出雲に神様が行く時にお供として連れてって、その時にココを佳代に変えてしまったのか?
俺はふつふつと怒りがこみ上げてきた。何故、ココの記憶を消さなければならないのか。ココが悩んで、泣いて、嘘をついた全ての原因が神様にあるのではないか?
「……何で記憶を消す必要があったんですか?」
「なんじゃ?怒っているのか?」
「怒ってますよ。あんたのせいでココが変になっちまったからな」
神様は俺の一言を聞いて首をかしげた。
「儂のせい?何故じゃ?」
「は?だってあんたがココの記憶を消したんだろ?」
「でも、その原因も他にある」
「記憶を消す必要があったっていうのか?」
「そうじゃ」
神様はそう言うと微笑みながら俺を指差した。その微笑みはとても不気味でニヤリとした笑みは自分の事しか考えていないような非道さも感じられた。
「お前がその原因じゃよ。この地を穢す侵略者め」
「俺が侵略者⁉︎」