こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

今日は二回投稿します。二回目は14時6分です。


村を歩く

村を歩く。村人は俺を怪しがる。見たことのない顔、ぎこちなさ、元々の顔のいかつさ。怪しい人の三大条件全て満たしている。

 

村人は俺をじいっと見る。その視線が凄く痛い。できるのならそこから全力疾走で逃げたかったが、そうすると怪しまれてしまうので一応我慢して歩いてます。

 

まぁ、別に記憶の中だから逃げてもいいのだけれど、これは試験だから点稼ぎをしておかないと。

 

履きなれない草履。足の親指と他の指で挟むと何か異物が指の間に挟まっているようで違和感がある。しかも、神様、地味に(ふんどし)まで用意しやがった。初めての褌が神様の記憶の中でやらないといけないのは気にくわない。

 

にしても、褌はとても気持ちの良いものだ。パンツを履いていると蒸れてしまった時は地獄だが、褌は蒸れても外気との交換をしやすい。

 

けれども日常でしているとすごく恥ずかしいからやらない。

 

しばらく歩いていると俺は村人に声をかけられた。その村人は白い髭を生やしたおじいちゃんだった。

 

「あなたはどちらの方ですか?」

 

……あっ、ヤベェ。何も言えない。俺はどこの人って言えばいいの?

 

俺が返答に困っていると神様がポンポンと俺の肩を叩いた。

 

「神社に参拝しに来たと言え。武士の息子で兄の子が無事産まれるように神様にお願いしに来たと言うのじゃ」

 

いや〜、さすがに無理があるでしょ〜。だって、俺が武士の息子だったら普通、刀を持っているでしょ。

 

が、とりあえず神様の言われた通りに言ってみた。すると、そのおじいちゃんは納得してしまった。

 

「おお、そうでしたか。それは失礼した。儂はここの村長をしておるのじゃ。この村はその神社以外、特に誇れるものがないからお主のようなイカツイ男は何者かと警戒してしまうのじゃ。許してくれんか」

 

「は、はぁ」

 

「すまんのぅ。そういえば稲荷神社に寄るのだろう?あそこへの行き方は知っておるか?」

 

「いや、知らないです」

 

「そうか。では教えてやろう」

 

村長は俺を神社の所へと案内してくれた。そして、神社に着くと村長と別れた。

 

神社は現代と全然変わんない。もちろん、文明的な違いはあるが、元は変わっていない。ただ、一つ違う所があるとすればそれは周りの環境である。

 

現代では林の入り口っぽい所に神社があるが、この時代は森の中にある。多分、現代までの過程で木は伐採されてしまったのだろう。

 

俺は神社の境内へと足を踏み入れる。境内も現代と同じであった。何百年も生きている大木の場所も、鳥居の場所も一緒。時というもの以外は何も変わらない。

 

俺はそんな境内を歩いていると向かい側から巫女さんが歩いてきた。巫女さんは黒髪で、後ろで髪を(たば)ねて、(ほうき)を持って歩いている。胸はDぐらいで少し大きいぐらい。

 

俺は巫女姿だった彼女をココかと思ったが、髪の色と胸から考えて違うと思った。

 

俺と彼女が通り過ぎる時、軽く会釈(えしゃく)をした。

 

そして、俺は巫女とすれ違う。……やっぱり、巫女さんの服はエロいな。地味に胸が強調されているし、見せないエロさというものもある。

 

俺が下劣(げれつ)な妄想をしていると神様が「何をしておるっ⁉︎」と声をかけた。

 

「えっ?どうかしたんですか?」

 

「どうもこうも、さっきのが佳代じゃ!」

 

「……えっ?マジで?髪の色とか胸の大きさとか違うよ?」

 

「そうじゃ。それでもあれが佳代なんじゃ!」

 

えっ!マジで?あれがココ?

 

ココは現代とこの時代とでは大違いであった。

 

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