こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

いや〜ヤバイですね。これが終わったら新しく書く小説の設定を決めているんですけど、ヤバイんですよ。

Gヘッド.学園系から抜け出せない症‼︎何ですよ。次に書くのは学園系とラブコメと、超能力バトルモノなんです。

あっ、でも、二次創作も一つ作りますけど、二つとも設定が大変で……。


最後の笑顔

四日目の朝、悲しい知らせが届いた。男衆が捕まったという。任務地へ移動していた所、待ち伏せの敵と遭遇したらしい。男衆の何人かは抵抗して殺され、他の人たちは捕らえられたらしい。

 

この時代で捕らえられた場合、拷問や監禁を受ける。そして、処刑という可能性もありえる。というより、敵が残忍らしい。

 

斎正は争い事が嫌いな人である。だから、多分抵抗はしていないと思う。けれども、気にくわない事を喋ったり、変な行動をすれば即死といっても過言ではない。

 

その知らせは村をまた不安で包み込んだ。しかも、この不安は昨日の不安よりもはるかに分厚い。さすがにココもその不安を壊す事なんて出来なかった。

 

村の人たちの頭の中にはある言葉しかなかった。

 

『敵が攻めてくる。確実にこの村を襲ってくる。そうなれば死ぬ。皆、もろとも死ぬ』

 

その言葉は村人たちを非情にした。男も女も老人も子供も武器を持つ。土まみれの(くわ)や、全然使われていない刀、山から採ってきた丸太を使おうとした。

 

もちろん、「降伏したらどうだ?」という意見も出た。でも、その意見は簡単に蹴られてしまう。

 

相手は残忍である。その噂が村人たちの不安感を(あお)らせた。もし、降伏したら、老人と男は死ぬまで働かされて、女は蹂躙(じゅうりん)されて恥辱(ちじょく)を受け、子はそんな奴らの(いしずえ)となってしまう。そんな想像を皆、してしまう。すると、狂気はふつふつと湧いてくる。

 

ただ、ココだけは違った。皆の意見に反対した。

 

「ダメです!そんな事、殺されに行くようなものと一緒じゃないですか!逃げましょうよ」

 

そう、ココの言っている事は正しい。ろくに刀や弓を扱ったことの無いものたちが手練(てだれ)相手に勝てるわけがない。それに、戦なんてした事のない者ばかりである。その者たちが果たして、人を殺せるのだろうか。殺すとしても数コンマの遅れが出てしまうのではなかろうか。

 

その数コンマの間に自分の首はさっぱりも落とされているだろう。作戦も、罠も何もない状態で勝つ事はほぼ無理である。富士山噴火ぐらいの可能性。

 

ココの言っている事は正しい。みんな理解した。多分ココの『戦わずに逃げる』という方法の方がいい。でも、やっぱりそのココの助言はみんなの心の中には届かなかった。

 

老人はそんなココにこう言った。

 

「佳代ちゃんは逃げなさい。あなたはまだ死んではならない。愛する人とまた会うんだろう?花嫁が血まみれなんてゴメンだよ。儂等(わしら)は空から佳代ちゃんの事を見守っていてあげるから」

 

その姿だけは、ココへの顔だけは元の村人のままだった。老人がそう言うと他の人たちも「そうだそうだ」「花嫁衣装見たいからね」と野次を入れる。

 

みんなはココをからかいながら笑った。ココも「やめてくださいよぉ〜」なんて言いながら笑った。その時だけ温かい雰囲気になった。

 

でも、みんなで笑いあったのはそれが最後であった。

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