今回は寝落ちしそうな時に作りましたのでグダグダです。あとでちゃんと直します。
俺は多分、自分のために動いているんだと思う。確かに、ココが消えてしまうのはかわいそうとも思うし、助けてあげたいとも思う。
でも、それ以前に自己満足なんだ。ココがいなくなることを俺が承認しない。許さない。認めない。だから、今ここにいるんだ。俺がどうせ嫌な思いをしてしまうから、そうならないためにココを連れ戻しに来た。
俺は後悔したくない。『あの時〜だったなら』が一番嫌いだ。自分の無能さをつくづく感じさせられてしまうからである。
俺はココがなぜ戻る事を拒むのかが分からなかった。考えても考えても分からない。そして時間は淡々と経っていく。
ココは俺にある質問を投げかけた。
「光牙様は私が嫌じゃないんですか?」
その口調はとても自信がなさそうな感じで、常に伺っているようである。
「そりゃ、嫌じゃない」
俺の返答はひどく普通であった。凡人がいかにも答えそうな返答。そういう簡単な言葉はとても薄っぺらい。
「じゃぁ、なんで光牙様はそんなにも私を連れ戻したいのですか?」
俺は簡単に答えた。
「そりゃ、ココは俺の家族だから」
その回答は多分嘘みたいなほど馬鹿正直だろう。でも、それでいいんだ。そいつらは下を向きながら歩いてる。だから、誰もつまづかない。転ばない。そんなんだから、みんなは列になってくれる。
「なぁ、ココ。じゃぁ、お前はなんで俺のためになろうとしてんだよ。なんでそうまでして俺の前から消えようとするんだ?」
ココは俺をこの牢屋から出してあげたいと思っているだろう。しかし、その時に俺が覚えているココの事を必ず消しに来る。俺の記憶の中にいるココをさらって行くだろう。そうすれば俺は『ココ』という霊の存在をキレイに忘れてしまうから。
でも、俺はそんな事してほしくない。それにココの事も絶対に忘れることはできない。
ココはボソッと
「光牙様は明るすぎるんです。私にはその光がとても強くて前を向いて歩く事なんてできない。そしてその光に焼き焦がされてしまいそうなんです。光牙様は確かに光ですけど、私と光牙様は会わない」
その言葉を聞いた俺は自分の胸にズシリと重しを置かれたような感じがした。ココがそう思っていたとは気づかなかった。今まで家族のように明るく振舞ってきたココがそんな事を思っていたのに気づかない。俺は自分の無能さを感じてしまった。
俺はその時、弱くなった。もしかしたら自分のやっていた事が間違っていたのでは?と思った。ココの言う通りにしておけば……と思いたくなかったが、それでも考えた。自分の考えを改めるかのように。
その時、俺の手にかかっていた鎖が切れた。