ついに鎖が切れます。そして、次回からはポンポンと話が進む……予定です。
その言葉はどっちの意味であろうか。本当にこの世におさらばなのか、まだ何か俺に言えない事があるのか。そんな事は分からない。でも、ココはココなりに考えている事も確かである。
「では、なんでそう思うんだ?」
俺を折るにはそれなりの理由が必要だ。俺だってなんの理由もなしに引き下がれない。俺にはココといたいという思いがある。今まで一緒に暮らしてきた家族を失いたくないという理由がある。
「光牙様に迷惑をかけたくない……からです」
その時である。ココの鎖がプツンと切れたのを俺は見てしまった。何も触れてないのに、自動的に鎖が切れた。
俺はその事をココに教えた。
「……あっ、本当だ。私のも切れてる」
鎖が切れた。その時、ココは告白していた。自分が抱いている思いを。
「あっ、何となくだけどわかった気がするわ」
「分かったんですか?」
「いや、何となくだけど。ほらっ、ここって神様の心の中だろ?だから多分この鎖は心に関係してると思うんだ」
「心に関係しているんですか?」
「そうそう。鎖っていうのは『縛る』とか『不自由にさせる』とかの意味があるだろ?で、この鎖は心のリミッターなんだよ」
心のリミッター。抑圧である。多くの感情を無意識に抑圧して、それを本人は知らない、または知らんぷりしているのである。つまり、この鎖が切れる時はその抑えられていた心の感情をあらわにすることなのではないのか?
ということなのでまず実験である。前々からココに思っていた事を言ってみた。
「ココの胸めちゃくちゃデカい。弾力ありそう。ってか、何?誘ってんの?すげー揉みたい。モミモミしてパフパフしたい。ピュアな所がまたエロい。お前で何回オナ◯た事があるだろうか。数えられないわ」
すると、どうであろうか。俺の左足についていた鎖が切れたではないか。
「あっ、切れた!やっぱり!」
俺は嬉しそうにココの方を見ると、ココは赤顔していた。
「光牙様がそんな風に見てたなんて。もう、お嫁に行けない……」
「いや、お前幽霊だから」
「それは言わないでください。その一言でなんでも言いくるめることができちゃいますから」
「あっ、うん。ゴメン☆」
とまぁ、こんな感じで鎖が切れるのは証明できたが、多分全部の鎖を切り終わったら二人とも心がズタボロになるだろうな。
でも、多分今の状況は結構いいんだと思う。互いに相手への不満を言いまくって改善すればまた二人で暮らせるだろうから。それに、ココから俺の嫌な所を聞き取れそうだし。
まぁ、ズタボロになる覚悟はしておかないといけないんだけどね。