こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

今回は結構下ネタが出ますね。


嘘をつく

さぁ、という事で日々(つの)る不満をぶちまけるのだが、何を言えば言えばこの鎖は切れるのだろうか。あまりココに不満を言いたくないんだよなぁ〜。俺には道徳的良心が欠けているってばれちゃうからなぁ。

 

どうしよう。どのネタをココに言おうか。ソファに無防備な状態で寝る事かなぁ。あれは俺の理性が頑張ってくれてるからいいけど、理性があと少しでも欠けてたらあんな事やこんな事してるよ。R-18ぐらい。

 

他にも色々あるんだよなぁ。ダメだ。ありすぎて迷うなぁ。

 

俺が何を言おうか迷っているとココが先に俺への不満を言った。

 

「光牙様はいつも私を見る目がいやらしいです。じっくりと舐め回すように見るのがちょっと怖いです……」

 

うわぁぁぁぁっ!そ、それは言っちゃダメなやつじゃん!それ言ったら読者の皆さんからの評価ガタ落ちになるだろ!と思った俺は必死である。なるべく被害を最小限にとどめなければ!

 

「いや、あれはお風呂からあがった時だけだって。しょうがないだろ?お風呂からあがった女体は体温が高くて、寝巻きで、無防備で、めちゃめちゃエロいんだから」

 

「でも、私がエプロンしている時も変な目で見てるじゃないですか」

 

「ぐっ‼︎そ、それは……」

 

言えない。絶対に言えない。エプロンをしているココが、もし裸だったらという事を妄想しながら見ているなんて言えない。読者の皆さんには言えてもココには言えない。一緒に帰れなくなる‼︎

 

「それに、私がトイレから出た時だって……」

 

それは違う‼︎それは思い違い‼︎被害妄想‼︎やめて、もう本当でも嘘でもいいから言わないで‼︎俺はスカト◯とか好きじゃないから‼︎そんな上級者じゃないし、高度なプレイとか好きじゃないから‼︎これ以上俺にそういう印象を与えないで‼︎俺の存在意義がわからなくなる‼︎

 

しかし、ここまで言ってもココの鎖は切れない。ガッチリと手足に繋がっている。

 

そして、俺はもうズタボロである。鎖が一本も切れてないのにもう再起不能。

 

……ん?待てよ?まだ鎖は切れてないんだろ?じゃぁ、もしかしたら……。

 

「おい、ココ」

 

「はい?なんですか?」

 

「お前さ、これだけ言って鎖が一本も切れてないって事は、お前って実は隠れ痴女なの?どすけべなの?むしろエロカモン!ってパターン⁉︎」

 

「ち、違います。こ、これは何かの間違いです。私、そんなエッチな事好きじゃないです。それに、そんな光牙様も好きじゃないです……」

 

その時、外れていた鎖がいきなりココの足にまた繋がれた。

 

「えっ⁉︎何で⁉︎」

 

鎖は抑え込んでいる思いを吐き出せば外れる。しかし、逆のパターンもあったのだ。思いを抑え込んでしまうと鎖に繋がれる。

 

……とすると。……あらら?

 

「ココ、お前ってまさかビッチだったんだな」

 

「そ、そんな事ないですよぉ〜。私はエッチな人なんかじゃありません!こ、これは何かの間違いですよぉ〜」

 

大丈夫。知ってる。だって、『エッチ』って言葉はエロい人はそうそう言わない。エロい人はもっと『セッ◯ス』とか『オ◯ニー』とか普通に言えるから。

 

が、しかし間違いではないはず。心を騙す事なんて簡単に出来ることじゃない。

 

俺は試しにわざと嘘をついてみた。

 

「ココなんて大っ嫌い‼︎マジ嫌い!きもいし、ウザいし、胸小さいし!何なの?狐耳となありえない!」

 

すると、俺の予想どおり、鎖が俺の体を縛る。

 

「あっ、やっぱり。これ、本当の事言えば外れて、嘘言うとまた繋がれるわ」

 

俺はココの方を向いた。すると、ココは満面の笑みで俺の方を見ていた。

 

「どうした?ニヤニヤ笑って。キモいぞ」

 

「いや、なんでもないです。ほら、それより次は光牙様の番ですよ」

 

ココがなぜ笑顔になったのかは知らないが、俺はそんなココの笑顔を見ているだけで嬉しかった。

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