この頃ブルーな感じなんで、今回はユルい感じに仕上げたつもりです。
これは神様の心の中という場所だからだろうか。心の奥底にある怒りや、悔しみが無性にこみ上げてきた。ムカムカとした感情が湧き出てきた。今までそんなこと全然感じてなかったのに。
あろうことか、俺はその感情を神様にぶつけてしまった。どこかへぶつけたい感情を神様へと向けた。ここから出るためには神様自身が改心しないといけないのに、俺はそんな神様を脅してしまった。
「光牙様‼︎なんてことを……」
ココは俺を非難した。俺も、なぜそんなことをしてしまったのだと後悔した。そんなことをするつもりではなかった。でも、つい声に出してしまった。
負のオーラが充満する神様の心の中の影響なのだろうか。
俺は神様に今さっきの俺の失態を訂正しようとした。その時、神様は俺の顔の前に手のひらを向けた。それ以上言うなということらしい。
「いや、いいんだ。分かっている。お前はこの儂の心のせいでそうなってしまったんだろう?別に、お前のせいではない」
神様の言葉はやっぱり重みがある。引きこもりであったとしても、神様である。そんな神様は気持ちが
「怒ってなどおらん。それより、続けろ」
……続けろ?え?何を?
「ん?いや、さっきのやつじゃ。儂に
…………え?罵声を浴びせろ?
…………ん?
…………ごめん、ちょっと待って。え?何?そういう
ってか、普通この状況でそんなこと言う?何なの?空気読めないの?何?
俺が神様を何言っているんだと言わんばかりに軽蔑の目で見ていると神様もその意味を分かったご様子。
「あっ、こ、これはそっそ、そう意味ではない!決してそういう趣味などではないぞ‼︎」
俺はココの方を向いた。ココは口をポカンと開けて
「これは、その、儂への
神様は必死に言葉の誤りを訂正しようとしている。しかし、俺とココは「まさか、神様がそのような人だったとは‼︎」と驚きを隠せない。
意外と可愛い一面があるじゃねぇか。まさかのギャップに萌える俺。自分の主人がそんな人だったとはと失望するココ。精神的ダメージだったら俺以上にやらかしてしまった神様。
すごく気まずい雰囲気になってしまった。
その後、少し沈黙の時間が続いた。その沈黙を俺が破った。俺は神様の恥ずかし〜い失敗を見ぬふりをして話を続けた。
「そ、そういやさ、お前さっき、自分への戒めとか言ってたけどあれってどういう意味なの?」
「そ、それは言葉通りの意味じゃよ」
「そ、そうですよねぇ〜」
「あはははは……」
「あはははは……」
「あはははは……」
……いやいや、分からないから。何なんだよ、この空気。めちゃくちゃ話ずらい‼︎
あまり話したくないので、
神様は自分への戒めと言った。つまり、神様は悪いことをした、その罰を欲しているのではないのか?
では、何をしたのか。そこが重要である。そして、神様は罰を欲している。そう、罰を…………。
やっぱり神様ってドMじゃね?と言ってはいけない禁句を考えつつ、俺は神様に聞いてみた。
「あんたは何をしでかしたんだ?」
俺がそう聞くと神様は「は?」と首を
「いや、言わなくても分かるだろう?」
いや、分かんねぇから聞いているんですけど‼︎ごめんなさいね、僕バカなんです‼︎
「儂がみんなにかけた迷惑じゃ」
えっ?迷惑?
それだけッ⁉︎