すいません。投稿に間が空いてしまいました。私、インフルってました。ちなみに、今も絶賛インフルってます。
俺が北瀬の話を持ち出したが、弥生はその話にはあまり興味がないようである。まぁ、彼女は学校で話題になっている奴とかに興味を持つようなタイプではないし、第一スポーツが嫌いそう。
「まぁ、そんなことは置いといてさ、柚子木くんに頼みたいことがあるんだけど」
大体予想していたが、やはり彼女の方から話を変えてきた。だって、彼女が俺をこの化学研究室に連れてくるのなら、何か理由があるに決まっている。そして、今しようとしているのは、連れてきた理由、つまり本題の話のことだろう。
GHBの俺にとって、頼まれ事は多々あるため、何と無くだが頼まれる内容の予想が出来る。だが、彼女の頼まれる内容は、何とも危険な香りしかしないのだが……。
弥生はそんな俺の考えなど知らずに、机の上にドンとあるものを置いた。それは何か変な色の液体の入った瓶であった。見るからにして怪しいその瓶にはラベルが貼られてあり、そこにはこう書いてあった。
『試作品第一號ミエナイミエ〜ナイ』
そのラベルの文字を見て、すぐさまこの部屋から退出しようとした。だが、もう遅かった。見てはならないものを見てしまった。
「柚子木くんにお願い!この薬を飲んで!」
でしょうね‼︎どうせそんなんだと思ってたわ!GHBの部員だからって、流石にそんなことはしねーよ!死んでしまうわ!
予想がどストレートに的中したはずなのに、全然嬉しくない。というよりも、身の危険を感じる。そのため、さすがに今回は断るつもり。
「無理ッス!」
俺が潔く彼女のお願いを蹴ると、彼女は驚嘆した。
「ええっ⁉︎あの、柚子木くんが仕事を断るの⁉︎」
「いやいや、あの柚子木って何ですか?っていうか、その薬、どう見たってやばいじゃないですか。死にません?死にますよね?絶対に死にますよね?」
「そんなことない!私が作ったんだから、大丈夫!そりゃぁ、多少はそういうこともあるかもだけど……。まぁ、手足の一本ぐらいで済むことだから」
「手足の一本も無くなっちゃうの⁉︎なおさら無理だわ!ダメ!絶対に無理!」
「ええ〜、ケチ〜」
「ケチって何ですか!それだったら、自分で飲めばいいじゃないですか!」
「いや、それは無理だわ。流石に怖いし」
オオオオオオオォイイッ‼︎自分が嫌だと思うほど危ないものを人に勧めるなよ!
俺はとにかくその頼み事だけは受けたくないので、自分の鞄を手に取り帰ろうとした時、彼女はこんなことを話した。
「これを飲めば、姿が見えなくなるのよ!」
「それが何ですか?そんなんは出来たって意味ないし、命を落としかねないんじゃ……」
「ノンノンノン。君は分かっていないね。この薬を飲んで、体を透明化させることによって、エロ漫画みたいなことが出来るのよ!」
なっ、何ィッ⁉︎そ、それは⁉︎
「柚子木くん、君はこのままでいいの?エロ漫画要素が何もないままのストーリーで君は満足出来るの⁉︎主人公なのに、エロいこと出来ないんでしょ⁉︎したくないの⁉︎」
「したいです!エロいこと、バンバンしたいです!」
俺がそう答えると、彼女は俺の前に薬を差し出す。
「じゃぁ、これを飲むのよ!」