字数が少ないのは許してください。
episode3はもうすぐで終わりです。まあ、あと2.3.4回ぐらいです。
倉本はその後号泣した。
その重い涙は下へとポトン、ポトンと落ちていく。
彼女は泣きながら本当の事を語ってくれた。
「わたし、本当は、本当はとっても怖くて、怖くて。死ぬのが怖くて。みんなに忘れられるんじゃないかって思って。わたしなんか暗いし、冷たいし、クラスで浮いてるし。わたしは、わたしは……」
すると彼女はまた大粒の雨を降らした。まるでその雨は氷から溶けているように。
しかし、やっぱりわんわんと泣かれるとイラついてくる。
俺は倉本の前に立つと倉本の顔無理やり上げた。
「おい、お前さっきから何を言っているんだ?」
「……え?」
「だって、暗いだの、冷たいだの。そんなんだったらあの男の子にしてあげた優しさはなんだ?嘘か?騙したのか?」
俺がそう聞くと倉本は首を横に振る。
「それに、忘れられられる?ざっけんな!誰が忘れるかよ。お前みたいな奴は忘れたくても忘れられねぇ。しかも、お前がいなくなったら張り合いがねぇしな」
「そうですよ、倉本さん!私たちは忘れません!だって友達じゃないですか!」
「とも……だち……」
彼女の表情が少し緩む。
「それにな、死ぬのが怖いなんて言っているけどなそれが普通だよ。それに、お前が死んだらさぞ悲しむだろうな。あの男の子は」
「でも……」
「でもじゃねぇよ!男の子はお前が幸せになる事を望んでんだよ。お前にはもう生きる意味があるんだ。それに答えてやらねぇでどうするんだ?そんな面であの男の子に会うのか?」
彼女はまた首を横に振る。
「だったら生きろよ。他にも生きる意味を見つけてさ。今まで不幸だったならそれ以上に幸せになればいいじゃねえか。お前の未来を決められるのはお前だけなんだから」
アメとムチ。そして最後は自立する力。いつまでも人に頼っているようじゃダメだ。自分の力で立たないと。
「そうだ!」
白浜はいきなりこんな事を言い出した。
「GHBに入りませんか?倉本さん」
「えっ?」
「だって、GHBは現実逃避したい人のための部活です。青春するための部活です。そこに入ればいいんですよ。だって自殺なんて楽しい青春をやめちゃうって事ですよ。だから、GHBに入るんです。そこで3年間の高校生活を過ごすんです」
確かに、それはいい案である。最初聞いた時は驚いたが、そこなら倉本は人として大事な事に気づくかもしれない。
俺たちの活動理念は”青春をする”である。自殺は青春を断ち切る事になる。だからさせないためにはGHBに入部させる。
「そうだな。倉本!お前、こいよ。GHBに」
俺はそう言うと倉本の前に手を差し出す。
「わ、わたしは……」
「ああ‼︎もう、グジグジしてないで!」
俺は倉本の手を取った。そして、俺と倉本の小指で”指切りげんまん”をする。
「約束な、倉本」
「うん!」
倉本は泣きながらもそう言った。
「もう、泣くなよ。お前のそばには俺たちがいるんだから」
もうepisode3のうちはないと思います。感想とかでわからないってこない限り。