決してゴキではありません!
やっとepisode3が終わりましたね。
いや!長かった!
今は6月の15日ぐらいなので、7月の終業式までは日常回を書きましょうか。
まあ、episode3.5という事で。
もう失敗はしない!(フラグは立ってます!)
彼女は全てを話した。
自分が受けた、体験した全てを俺たち二人に話した。
つまり覚悟をしたのだ。一人でその悩みを抱えないと覚悟した。
自分じゃない誰かに話すだけでどれだけ自分自身が救われるのかは俺も分かっている。
一緒に悩みを考えてくれる人はいい友である。
そして今の倉本はそれを知っている。
しかし俺と白浜は倉本の言っている事が理解出来ない所もあった。
彼女は涙ながらに話していた。嗚咽をしていた。
もちろん俺と白浜はわからない所は聞かなかった。
倉本は話し終わるとこんな事を言った。
「ああ、スッキリした」
そう言うと彼女は背を伸ばしはじめた。
「さっきまで涙流してた奴が何を言ってんだよ。なあ、白浜?」
俺は白浜の方を向いた。
「グスッ‼︎グスッ‼︎倉本さん、かわいそうですっ!」
大泣きやないかい!何でお前はもらい泣きしとるんじゃい!こういう時は本当に女子のダルさがつくづく感じるよ‼︎
「お前だけだな!泣いてないの。非情な奴め」
倉本はそう言うと俺に向いて指を指した。
お前らが何故泣く?倉本はいいとして、何故白浜まで?お前は聞く側だろ?しかも非情な奴?お前だろっ‼︎あと、指を指スナァァ‼︎
「はぁ、ダルい!でも、つまんなかったな。お前の話」
「は?」
「いや、だってそうだろう。お前の体験談は負の事しかないじゃん!」
俺がそう言うと倉本はポカンとしている。
「つまんなすぎ!もっと楽しくて面白いのないの?」
「は?な、無いけど……」
「あ〜、そう。じゃあ、作ってよ」
「えっ?」
「いや、だから作れって」
「作る⁉︎」
「うん。そう。……あっ‼︎そうだ!こうしよう!この高校生活三年間分で楽しい話を作ってよ」
「私が?」
「そう!お前が」
「いや、でも、私は」
「だってもう友達いるんだろ?」
「友……達……」
「そう!まあ、少なくとも二人以上はいるよ。俺と白浜がな」
「はい!そうですよ!私たちがいます!」
倉本は俺たち二人の目を見た。そしてこう言った。
「そうだったな。私には白浜さんと愚民がいるもんな」
「はい!お友達です!」
「いや、愚民じゃない」
「黙れ!人間のクズが!」
え?さっきとはあからさまに態度が違うような気がするよ。酷くない?
「あと、愚民よ!立て!」
倉本は俺にそう言った。俺はそれに従って倉本の前に立つ。
すると倉本は右足を俺の股間部分に振り上げた。
キーン‼︎‼︎
この効果音がなる。
「おっ、おま!なに、する!」
俺は悶絶している。
「何って?そりゃ金的だよ。だってさっきから何でも知ってますよズラでうざかったから」
「だっ!大丈夫ですか?柚子木くん!」
白浜はそう言いながら駆け寄ってきた。
ああ、マジ天使!白浜エンジェル!
「あっ!白浜さん!もういいよ。そんな奴!ほっといて授業始まっちゃうよ」
ほっといて?酷くない?この子⁉︎何?反抗期?
「あっ!でも……」
「いいのいいの、あんな奴どうせすぐ復活するよ」
「そうですね」
いやいや!納得しないで!一人にしないで!俺も連れてって!
俺は立とうと頑張るが立てない。
だめだ!金的があまりにも痛い!悶絶中でございます‼︎
俺の悶絶中にも二人は荷物を持って教室へ行こうとしていた!
「んじゃ!ばいばぁーい」
「では、待ってますので!お先に」
二人はそう言うと去ってしまった。
…………えっ?まじで?泣いちゃうよ!
と思っていたら倉本がひょこっと顔出した。
「あっ、そうだ。言い忘れてたわ」
「んだよ」
「ありがとっ‼︎」
彼女は満面の笑みで俺に笑いかけた。
まるで氷の殻から出てきたのは太陽のように暖かい笑顔。
最初っからそうしろっての!金的すんなよ!いいもん台無しだぞ!
「あと、もう一つ」
「あ?何だよ‼︎」
「次に遅刻したら反省文じゃね?」
……あっ。ああああああ‼︎そうだったぁぁぁぁ!忘れてた!
「まあ、いいや!先行くね。ちなみにあと一分」
無理だろぉぉぉ‼︎流石にそれは無理!だって悶絶中で今立てない状態だもん!
結局柚子木くんは開き直りましたとさ。
もちろん柚子木くんは反省文をいっぱい書きました。
「もう、絶対に女の笑顔に騙されない」
女の笑顔は怖い!
えー、今回は何もないです。
次のepisode4からは新しいキャラが出てきますので